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第517話「落書き」[終](通算第730回目)放映日:1982/7/30ストーリー午後10時、横田一郎(45歳)(門脇三郎さん)は帰宅途中、謎の男にガソリンをかけられてライターで火をつけられ、焼死した。七曲署捜査一係が現場に急行した。野崎はガソリンのポリバケツに横田の指紋が付着していないことから、自殺ではないと断言した。ガソリンは発電機用のもので、現場付近の工事現場から強奪されたものだった。焼死体の身元は、24時間営業のミニスーパーマーケットチェーン「スーパー・丸幸」の紙袋
第503話「山さんとラガー」(通算第713回目)放映日:1982/4/9ストーリー矢追ストアーにて強盗殺人事件が発生し、七曲署捜査一係が現場に急行した。被害者は店長の後藤浩一で、店内に一人残って明日の給料の用意をしていたところを襲撃され、ナイフで腹部を刺され、殺害されていた。被害金額は給料の約2000万円だった。犯人は警備員が定時巡回した時には、既に逃走した後だった。目撃者、遺留品は共に皆無だった。山村と竹本は巡回中、黒田正己(38歳)(辻萬長さん)という男が挙動不審な行
第480話「年月」(通算第690回目)放映日:1981/10/23ストーリー山村は、懲役3年6ヶ月の刑を受けた高村冴子(水原ゆう紀さん)という女性が今日に半年早く仮出所で釈放されるため、女子刑務所の鹿沼刑務所を訪れていた。高村は山村と顔を合わせたが、山村に一礼すると、その場を立ち去った。宮下志郎(矢田稔さん)という男が高村を尾行していた。3年前(1978年頃)、高村は北陽商事の秘書課勤務だったが、上司で秘書課長の上杉良一(山西道広さん)と無理心中を起こそうとして失敗していた。
第471話「山さんに任せろ!」(通算第681回目)放映日:1981/8/21ストーリー川上商事の川上社長(久遠利三さん)は倉山クレー射撃場でクレー射撃をした後、乗用車「品川56て42-13」で帰宅しようとしたが、乗用車の後部座席にクレー射撃用の散弾銃と実弾1ケースを置いた直後、電話で呼び出された。電話は川上が出た直後、一言も話さずに切れてしまった。川上が電話に出ている隙に、謎の男が川上の乗用車を運転し、逃走した。事件は電話をかけた者と乗用車を強奪した者の2人以上の計画的犯
第453話「俺を撃て!山さん」(通算第663回目)放映日:1981/4/17ストーリー山村は寺田安男(河原崎建三さん)に隆(小椋基広さん)と住人を人質にされ、藤堂を射殺するように強要された。山村は自分が藤堂を射殺するという要求を飲まなければ、隆が殺害されるため、この事態を打破する方法に困惑していた。石塚と滝と西條と岩城と五代は寺田の捜索に全力を注いでいた。五代はシティーマンションに寺田と隆らしき子連れを見たという情報を入手した。石塚は捜査員に、寺田に発見されないよう、シテ
第452話「山さんがボスを撃つ!?」(通算第662回目)放映日:1981/4/10ストーリー午後0時50分、藤堂は矢追1丁目の交差点の横断歩道にて、信号を待っていた。寺田安男(38歳)(河原崎建三さん)は偶然、藤堂を発見した。藤堂は背中から、青い上着を着た男に車道に突き飛ばされ、走行中の乗用車と衝突した。午後1時、直子は外出中の藤堂が一係室に帰らないことを心配していた。一係室に寺田から、藤堂が乗用車に跳ね飛ばされ、救急車で搬送されたという内容の電話を入れた。寺田は藤堂が死
第446話「光る紙幣」(通算第656回目)放映日:1981/2/27ストーリー山村と五代は違法カジノの会場を張り込んでいた。西條はカジノの会場に、ディーラーに扮して潜入していた。山村は西條が懐中電灯を振り回して合図をしたことで、野崎と岩城と五代と一緒にカジノの会場に突入し、強制捜査を敢行した。捜査員はカジノのディーラーを逮捕し、カメラでカジノの客を撮影した。山村はカジノの会場を調査中、ディーラーが携えていたアタッシェケースから零れ落ちた札束の中に、1枚だけ、左上の端が黄緑色
第438話「取調室」(通算第648回目)放映日:1980/12/26ストーリー12月22日、江原杏子(26歳)(風祭ゆきさん)は謎の男により、湯の入った浴槽に頭を沈められていた。一係室に、矢追コーポ107号室の江原宅にて、江原が殺害されているという通報が入り、捜査員が急行した。江原は自宅の浴槽に、服を着たまま沈められて死亡しており、発見時には水道から湯が出ている状態だった。江原は先月まで芝の法律事務所に勤務していた。山村は江原の遺体を引き上げた際、首に絞められた跡があるのを
第413話「エーデルワイス」(通算第623回目)放映日:1980/7/4ストーリー6月29日、岩田勉(平泉征さん)は夫人の岩田真理子(五十嵐五十鈴さん)と一緒に乗用車を走らせていた。真理子は自分が勝手なことをしたため、岩田が怒っていると思っていた。岩田が港に入ったところで、スピードを急速に上げたため、岩田夫妻の乗用車が海中に転落した。七曲署捜査一係が現場に急行した。岸壁から落ちた水面までの距離、高さから、乗用車のスピードが時速約80kmと判断され、ブレーキ痕が発見されなかっ
第405話「時効」(通算第615回目)放映日:1980/5/9ストーリー上原文彦(石田太郎さん)という男が山村と会うために七曲署を訪れ、直子しかいない一係室に入った。山村と野崎と石塚と岩城と五代が一係室に戻って来た。山村は上原を、小料理屋「仙海」に連れ出した。野崎は上原の顔に見覚えがあった。「仙海」はカウンターの席が満員で、座敷席にも予約が入っていたが、その客が断っていた。「仙海」の女将(藤江リカさん)は山村と上原を、座敷席に案内した。野崎は石塚と岩城と五代とおでん屋で
第393話「密偵」(通算第603回目)放映日:1980/2/8ストーリー本庁と花園署の捜査員は合同して、響組の手入れを敢行した。その結果、猟銃1丁、改造拳銃3丁、日本刀2折り、短刀及びナイフ類12本が押収され、9名が逮捕されていた。藤堂と山村は本庁に召集され、岡島警視(稲葉義男さん)から響組の手入れの件について、話を聞いていた。今回の手入れは響組が大量の麻薬を隠匿しているという情報を得て実施していたが、その麻薬が全く発見されていなかった。岡島は内通者がいると断定し、藤堂と山
第380話「見込捜査」(通算第590回目)放映日:1979/11/9ストーリー山村は東京地方裁判所を訪れ、白石守(22歳)(野瀬哲男さん)の殺人事件の裁判に出廷しようとしていた。山村は立川検事(早川保さん)と対面した。山村が白石の裁判の証人として出廷するのは2日目の公判の予定だったが、時間が許す限り、自分の関わった事件の公判にはいつも出廷しているという信念のもとに出廷していた。立川は山村に、今度の事件には何も問題がないため、安心して傍聴していいと励ました。被告の白石の弁護士
第371話「愛するもののために」(通算第581回目)放映日:1979/9/7ストーリー雨の夜、山村は玩具屋で玩具を買い、乗用車で帰路に就いていた。山村は運転中、直井朝子(26歳)(松本留美さん)という女性が雨に打たれ、ずぶ濡れのまま道をふらふら歩いているのを発見した。山村は停車し、直井に声をかけた。直井は山村を見て、「雨」と2回言った直後、倒れてしまった。直井は病院に搬送された。山村は医師(大矢兼臣さん)から、直井が大量の睡眠薬を服用し、その上に急性肺炎を起こしていること
第349話「見知らぬ乗客」(通算第559回目)放映日:1979/4/6ストーリー午後10時、塚本隆三は矢追3丁目の裏通りの徐行路でタクシーを降りた直後、前方から猛スピードで激走するセダンに轢かれ、死亡した。セダンの運転手は塚本の遺体を確認した後、塚本の遺体のそばに、塚本が轢かれた際に吹き飛んだ塚本の鞄を置き、セダンで走り去った。翌朝、塚本の轢き逃げ事件が通報され、七曲署捜査一係が現場に駆けつけた。塚本は東都貿易営業部長だった。山田鑑識課員(三上剛さん)は現場の塗料痕について
第345話「告発」(通算第555回目)放映日:1979/3/9ストーリー1ヶ月以上前、土砂降りの雨の夜に、伊藤という男が轢き逃げされる事件が発生した。当時、山村は入院中の伊藤に、医師(高杉哲平さん)から許可を得て、事情聴取を試みた。伊藤は赤い自動車に轢き逃げされたことを伝え、前頭部骨折で息を引き取った。未だに事件の手掛かりは赤い自動車のみだった。田口と岩城は昼食から七曲署に戻る途中、七曲署の駐車場に待機していた鳥飼和子(秋野暢子さん)から声を掛けられた。和子は田口に、姉の
第333話「刑事の約束」(通算第543回目)放映日:1978/12/15ストーリー今朝、山村は武蔵野刑務所の前で、今日に出所した吉井武春(椎谷建治さん)を出迎えた。吉井は、自分の出所を祝福する山村に冷酷な態度をとり、約束を破ったと糾弾した。吉井は山村に、5年間の懲役の中で何を考えながら生きてきたかを思い知らせると宣言した。吉井は5年前(1973年頃)、自分の会社の金庫を破り、逮捕されていた。吉井は山村宅の前に現れ、加代子(千野弘美さん)と隆(小椋基広さん)を威圧し、無言で立
第321話「朝顔」(通算第531回目)放映日:1978/9/22ストーリー早朝、加代子(千野弘美さん)と隆(小椋基広さん)は庭に咲いている朝顔に水を与えていたが、近所の主婦(町田博子さん)に夫が山村家の朝顔を褒めていたことを伝えた。近所の主婦は休暇の山村に、2つ向こうの通りに一人で住んでいる、滝沢トキという老婆の話題を出した。近所の主婦は、天涯孤独の滝沢に、同郷の啓子(牧野真理子さん)という若い女性を家政婦として紹介していた。啓子は山崩れで両親ときょうだいを亡くしていた。山
第317話「殺人者に時効はない」(通算第527回目)放映日:1978/8/25ストーリー15年前(1963年頃)、午後8時30分に東西建設社長の矢野源作(当時58歳)が社長室にて殺害され、金庫内を荒らされるという事件が発生した。事件から2週間後、安川宏(38歳?)(井上博一さん)という男が逮捕され、強盗を働くつもりで社長室に侵入したところを矢野に発見され、格闘の末にナイフで刺殺したと、犯行を自供していた。安川は当時、既に強盗の前科3犯、出所後すぐにまた2件の強盗事件を犯し、指名
第308話「新しき家族」(通算第518回目)放映日:1978/6/23ストーリー6月17日、金庫破りの牧野亮介(33歳)(阿藤海さん)は矢追町2丁目の宮田宝石店に侵入し、聴診器を利用し、大金庫をこじ開け、中身の宝石を確認した。牧野は、宝石の前に防犯装置直結の赤外線が張られているのを発見し、細い鉄の棒を使い、宝石を次々と強奪した。隆(小椋基広さん)が高知に移転して2年が経過し、来月に満4歳となった。高子の母親の栗林キヨの死後、隆の叔母(立花房子さん)が隆の面倒を見ていた。叔母
第301話「銀河鉄道」(通算第511回目)放映日:1978/5/5ストーリー夕陽の河原にて、小学生の森脇健一は「先に行って待っている」と言い残し、友人の斎藤威(12歳)(水野哲さん)と別れた。山村は河原を歩いていたとき、健一とすれ違い、自転車の無灯火を注意した。健一は山村に、母親に会いに行くと言い残し、山村のもとを立ち去った。翌日、河原にて小学生の水死体が発見されたが、その身元は健一だった。発見現場の300m先で、健一の自転車が発見された。健一は自転車が発見された地点で川
第296話「ミスプリント」(通算第506回目)放映日:1978/3/31ストーリー松浦綾子(松木聖さん)は息子の松浦秀夫(3歳)を、矢追公園で遊ばせていた。綾子が砂場で泣いている子供を介抱して、秀夫から目を放している一瞬の隙に、秀夫が姿を消していた。綾子は公園で、秀夫の片方の靴を発見し、七曲署捜査一係に通報した。山村と田口は新宿区矢追町3-2の松浦宅を訪れ、松浦省三(宗近晴見さん)と綾子と対面した。山村は非常事態を想定し、電話の録音と逆探知の装置を設置した。秀夫が消息不明
第290話「執念」(通算第500回目)放映日:1978/2/17ストーリー山村は以前に検挙した拳銃密売事件のため、警視庁を訪れ、捜査二課刑事の吉沢虎男(垂水悟郎さん)と会った。服役中の脇田正之という男が、成績の良さから、刑期15年から10年に短縮され、仮釈放されることになった。吉沢は、脇田が必ず10年前(1968年頃)の事件の依頼者と接触すると見込んでいた。殺し屋の脇田(山本昌平さん)が津田刑務所から仮釈放されたが、吉沢に尾行されていた。10年前、脇田は何者かに依頼され、無
第277話「身代り」(通算第487回目)放映日:1977/11/18ストーリー3年前(1974年頃)のある日の午前11時頃、渋谷区美鈴町商店街から出火し、店舗12軒が全焼する火事が発生した。この火事で、ベーカリー経営者の川本恵一の夫人の川本道代(当時30歳)、川本夫妻の長女の川本洋子(当時6歳)、火元の横田金融社長の横田千造(52歳)が焼死体となって発見されていた。その後の調査で、横田は出火前に既に殺害されていることが判明し、放火の疑いがあることから、凶悪な殺人放火事件として、
第268話「偶然」(通算第478回目)放映日:1977/9/16ストーリー佐竹文男(村井国夫さん)は非常階段を登り、4階の興東物産経理課に侵入した。佐竹はガスバーナーで金庫を焼いていたが、午後8時45分に友人から来た電話に出た。佐竹は麻雀に誘われたが、残業で出席できないと誤魔化し、電話を切った。佐竹は金庫の扉を焼き切り、中身を取り出そうとした際、指を負傷した。佐竹は金庫の中身の大金を強奪した後、わざと非常ベルを押してから階段を降り、立ち去った。守衛(町田幸夫さん他)は警報
第263話「罠」(通算第473回目)放映日:1977/8/5ストーリー山村宛に差出人不明の小包が届いた。藤堂と山村は小包から時計の音を聞き、プラスチック爆弾の可能性を仮定し、爆発物処理班を出動させた。爆発物処理班は山村の立ち合いのもと、小包を開けた。中身は使い古しの腕時計だったが、時計バンド全体に血痕が付着しており、殺人事件があったことを示唆していた。腕時計は製造番号がかなり古く、持ち主の特定が困難だった。山村は腕時計について、殺人犯への自分、もしくは警察に対する挑戦では
第258話「愛の追憶」(通算第468回目)放映日:1977/7/1ストーリー深夜、香西隆之(23歳)(角野卓造さん)は夜の道を歩いていたが、三好京子(18歳)(村地弘美さん)に尾行されていた。京子は地下鉄の富士見駅の階段で香西を突き飛ばした。山村は自宅にいたが、石塚からの連絡で現場に急行した。香西は司法研修所の修習生(司法試験の合格者が検事や弁護士になる前に研修する期間)であり、軽傷で済み、矢追救急病院で治療していた。香西が突き落とされる瞬間を目撃した者はいなかったが、第一
第542話「芝浜」(通算第457回目)放映日:1983/2/4ストーリー午後10時、山村と春日部は殺人事件の捜査を終え、新宿駅付近で帰途に就いていたが、竹本から殺人事件発生の連絡が入った。事件は矢追1丁目の三沢秀之という外科医の自宅にて、三沢夫人の三沢紀子が殺害されたというもので、帰宅した三沢から110番通報が入っていた。山村と春日部は三沢宅に直行し、三沢(鹿内孝さん)と会い、紀子の遺体と対面した。三沢は一目見て紀子が死亡したと確信しており、遺体に全く手を触れていなかった。
第529話「山さんの危険な賭け」(通算第444回目)放映日:1982/10/29ストーリー東亜医科大学研究所の研究室に3人組の強盗が侵入し、冷蔵庫からマールブルグ菌というウイルスを強奪した。強盗は、異変に気付いて研究室に入った守衛(中島元さん)を殴り倒して逃走した。出勤した研究員の通報により、七曲署捜査一係が出動した。山村は助教授の深町敬之助(小野武彦さん)から、マールブルグ病についての説明を受けた。マールブルグ病は発見されてから15年しか経過していないが、致死率24%の、
第552話「或る誤解」(通算第431回目)放映日:1983/4/15ストーリー山村は加代子(千野弘美さん)と一緒に隆(小椋基広さん)を送迎する際、授業参観に行くことを約束した。春日部は竹本に誘われ、食堂「みよし」で食事をしていた。常連客のタクシー運転手(稲吉靖司さん)は店員の三善和枝(24歳)(東啓子さん)に、和恵の恋人のことを聞いていた。山村は藤堂に、明日に執り行われる隆の授業参観のことを話し、休暇を申請した。西條は山村に、隆の担任教諭と、隆の将来設計についてじっくり話し
第691話「さらば!山村刑事」(SP)(通算第385回目)メモ*「太陽」スペシャル編第7弾で、2時間スペシャルとしては第5弾。*スペシャルは地方局再放送では飛ばされることが多い。しかし、TVHの「太陽」再放送にて、スぺシャルで唯一再放送された。*番組放送開始から約13年と半年間、1話も欠場することなく出演し続けた山さんの殉職編。そして、山さんと隆の総決算となった。*結果的に、「太陽」最後の殉職編。夜に殉職したのはマカロニと山さんのみ。*「さらば!~」というサブタイトルの作品