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第480話「年月」(通算第690回目)放映日:1981/10/23ストーリー山村は、懲役3年6ヶ月の刑を受けた高村冴子(水原ゆう紀さん)という女性が今日に半年早く仮出所で釈放されるため、女子刑務所の鹿沼刑務所を訪れていた。高村は山村と顔を合わせたが、山村に一礼すると、その場を立ち去った。宮下志郎(矢田稔さん)という男が高村を尾行していた。3年前(1978年頃)、高村は北陽商事の秘書課勤務だったが、上司で秘書課長の上杉良一(山西道広さん)と無理心中を起こそうとして失敗していた。
第438話「取調室」(通算第648回目)放映日:1980/12/26ストーリー12月22日、江原杏子(26歳)(風祭ゆきさん)は謎の男により、湯の入った浴槽に頭を沈められていた。一係室に、矢追コーポ107号室の江原宅にて、江原が殺害されているという通報が入り、捜査員が急行した。江原は自宅の浴槽に、服を着たまま沈められて死亡しており、発見時には水道から湯が出ている状態だった。江原は先月まで芝の法律事務所に勤務していた。山村は江原の遺体を引き上げた際、首に絞められた跡があるのを
第206話「刑事の妻が死んだ日」放映日:1976/6/25ストーリー山村は自宅にて、高子(町田祥子さん)と静かな時間を過ごしていた。常東銀行新宿支店のロビーにて、城東建設経理課長の大島光男(45歳)という男が大金を引き出していた。銀行内にいた若者(高橋英三郎さん)は曽根隆(21歳)(高木門さん)と仲間(福井友信さん)の車に入り、大島を尾行した。曽根達は大島が細い路地に入ったところで、車を降りて大島をスパナで殴り殺した。曽根達は現金を強奪して車に乗る直前、宮田佳子(新海百合子
第301話「銀河鉄道」(通算第511回目)放映日:1978/5/5ストーリー夕陽の河原にて、小学生の森脇健一は「先に行って待っている」と言い残し、友人の斎藤威(12歳)(水野哲さん)と別れた。山村は河原を歩いていたとき、健一とすれ違い、自転車の無灯火を注意した。健一は山村に、母親に会いに行くと言い残し、山村のもとを立ち去った。翌日、河原にて小学生の水死体が発見されたが、その身元は健一だった。発見現場の300m先で、健一の自転車が発見された。健一は自転車が発見された地点で川
第90話「非情の一発」放映日:1974/4/5ストーリー刑務所では、囚人の河野(船戸順さん)が、もう1人の囚人の坂田(内田良平さん)に3倍の報酬をつけて殺人を依頼していた。しかし坂田は殺しをやらない主義として断っていた。坂田は山村と面会した。坂田は模範囚なのであと1週間で出所できることになっていた。山村は出所後の坂田の動向を気にしていたが、坂田はマイホームが欲しいために江島マリという女性と結婚することを告げた。山村は坂田の結婚式に喜んで出席することを言って去った。江島(
第147話「追跡!拳銃市場」放映日:1975/5/9ストーリー街を歩いている3人組の暴力団構成員が、1人の男(戸塚孝さん)に拳銃で撃たれる事件が発生した。男は逃走し、資材置き場に籠城した。警官と山村、野崎、石塚、三上が到着した。男は発砲して抵抗したが、山村に接近されて追い詰められ、野崎と三上により逮捕された。拳銃は改造モデルガンで、よほど接近しないと命中しないようになっていた。男は取調べ中、目つきが気に入らないから撃ったと供述し、モデルガンを改造して拳銃を自作したと断固
第188話「切札」放映日:1976/2/20ストーリー歩行中の糸崎公一(三田村賢二さん)は、乗用車がライトを点灯したことで、背後から乗用車が近づいていることに気が付いた。糸崎は車に猛スピードで追跡され、全速力で靴を落としながらも疾走したが、轢かれて即死してしまった。運転手の大町昇(山本聰さん)は糸崎の遺体を確認した後、乗用車を置いて走り、通行中の乗用車の運転手に救急車の手配を依頼した。糸崎の殺害現場に山村が駆けつけた。昇は既にパトカーの後部座席に座らされていた。山村は現場
第29話「奪われたマイホーム」放映日:1973/2/2ストーリー山村は高子(町田祥子さん)の買い物の付き添いをしていた。山村は途中で「男(福野茂夫)を捕まえてください!」と叫ぶ、寺川君江(本山可久子さん)を目撃した。山村が福野(38歳)を追跡したところ、福野は葉村ビルに逃げ込んだ。山村は葉村商事に強引に侵入したが、誰もいなかった。葉村社長(高品格さん)は誰も来ていない、正当な商売をしていると述べた。山村は引き上げた。君江は心臓発作で中央病院に入院した。君江の娘の寺川悦子
第471話「山さんに任せろ!」(通算第681回目)放映日:1981/8/21ストーリー川上商事の川上社長(久遠利三さん)は倉山クレー射撃場でクレー射撃をした後、乗用車「品川56て42-13」で帰宅しようとしたが、乗用車の後部座席にクレー射撃用の散弾銃と実弾1ケースを置いた直後、電話で呼び出された。電話は川上が出た直後、一言も話さずに切れてしまった。川上が電話に出ている隙に、謎の男が川上の乗用車を運転し、逃走した。事件は電話をかけた者と乗用車を強奪した者の2人以上の計画的犯
第119話「厳しさの蔭に」放映日:1974/10/25ストーリー山村と三上は戸川組組長の福島(藤岡重慶さん)と数人の戸川組組員と会った。福島は左腕を撃たれていたが、健康保険に入っていなかったため、モグリの医師に治療してもらっていた。三上はモグリの医師を強引に連れ出し、福島から摘出された銃弾を山村に提出した。山村は福島を取り調べたが、尊大な態度を取り続けており、福島も加害者を知らなかった。藤堂が一係室に出勤し、捜査第二係の内定により、戸川組が配下の組員に総動員をかけたという情
第139話「墓穴を掘る」放映日:1975/3/14ストーリー犯人はマンションの一室にて、吉田和子という女の首を絞めて気絶させた後、シーツを被せ、その上から包丁を刺して殺害した。野崎と三上は暴走族の取締りに出動した。野崎は暴走族の高校生の少年を追跡中、一人の男と遭遇した。野崎と三上は暴走族の一員を逮捕した。野崎は腹に重傷を負っている高校生を発見したが、警官は救急車の手配をしていた。野崎は近隣に成木外科があるのを発見し、若者を搬送しようとしたが、成木外科は救急病院でないということ
第41話「ある日、女が燃えた」放映日:1973/4/27ストーリー深夜、山村と石塚は車を走らせていた。山村は不審な炎を発見し、消火した。燃えているのは山下梨絵という女性であった。山下の焼死体の近くに、遺書のようなものや300万円が入った通帳が発見された。山下のマンションの管理人は何も知らなかった。野崎は船で暮らしている山下の兄(森本景武さん)に遺体の確認を要請した。山村は遺書が山下の筆跡かどうか確認したが、その通りであった。山下の兄によると、山下は最近生活が狂ってしま
第11話「愛すればこそ」放映日:1972/9/29ストーリー山村は小柴刑務所を訪れていた。小池邦夫(39歳)(郷瑛治さん)が出所してきた。小池は夫人の小池由起子(26歳)と不倫した男をナイフで刺していた。山村は小池を尾行した。小池は山村が喫煙している間に逃走したが、山村に再び見つけられた。小池は自分の靴がすり減っていたため、靴屋で新しい革靴を購入した。石塚は山村の、「自分が逮捕した前科者を出所後に尾行する」という性分について語っていた。山村の性分について、早見は物好
第250話「民芸店の女」放映日:1977/5/6ストーリー広瀬道夫(38歳)という男は泥酔して道を歩いている最中、車に轢き逃げされた。田口が石橋本町のバス停で待ち合わせしている山村と会った直後、野間美保(29歳)(上村香子さん)という和服の美女が山村を訪ねてきた。野間は約5年前(1972年頃)、高子と料理教室で一緒だった。野間は高子が病死していたことを知らず、10日前に料理学校の元生徒と会い、高子の病死のことを知っていた。野間は今夜、山村宅を訪問することとしていた。もうす
第144話「タレ込み屋」放映日:1975/4/18ストーリー山村は釣り堀で情報屋の六(日野道夫さん)と会い、殺し屋の宇田川修治(34歳)(当銀長太郎さん)が舞い戻り、ホテル玉川に潜伏中という情報を得た。山村は石塚と合流してホテル玉川に直行し、女将から一昨日の午後11時頃に宇田川は一晩だけ、20歳そこそこの、近辺では見かけない女性と宿泊していたという情報を掴んだ。宇田川は殺し専門のプロで指名手配されていたため、山村は何かがあると推測された。六が射殺され、遺体となって発見された。
第179話「親と子の条件」放映日:1975/12/19ストーリー一係室では、事件のスピード解決を祝って飲み会が催されていた。一係室に山村宛に高子から電話が入り、帰宅した。三上は山村宅に判例集を返しに訪れていた。高子(町田祥子さん)の遠縁の妻が病死し、山村夫妻は5日前からその子供を一時的に引き取っていた。高子は子供に情が移っていた。山村と三上はコーヒーを飲みに行こうと外出していたが、突然銃声が聞こえた。旭町の時計店から強盗犯人の沼田慶三(41歳)(小瀬格さん)が飛び出し、
第195話「ある殺人」放映日:1976/4/9ストーリー山村は週刊知識社に入り、編集長の三田村宏一(56歳)(下元勉さん)のもとを尋ねた。三田村は発行部数65万部、業界でも5紙に入る週刊誌の陣頭指揮を執っていた。三田村は編集の締め切りが差し掛かっていたため、部下にやり直しを命じていた。三田村は山村を応接室に案内した。山村は三田村に、三田村の娘の三田村広子(柴田美保子さん)と関口誠一(山下勝也さん)の写真を見せた。弘子はかつて七曲署捜査一係を訪れたことがあった。関口は週刊
第517話「落書き」[終](通算第730回目)放映日:1982/7/30ストーリー午後10時、横田一郎(45歳)(門脇三郎さん)は帰宅途中、謎の男にガソリンをかけられてライターで火をつけられ、焼死した。七曲署捜査一係が現場に急行した。野崎はガソリンのポリバケツに横田の指紋が付着していないことから、自殺ではないと断言した。ガソリンは発電機用のもので、現場付近の工事現場から強奪されたものだった。焼死体の身元は、24時間営業のミニスーパーマーケットチェーン「スーパー・丸幸」の紙袋
第241話「脅迫」放映日:1977/3/4ストーリー午後12時35分頃、鑑識主任の松本治平(生井健夫さん)が、藤堂に本を返却するために一係室を訪れた。松本は半月後に定年退職することとなっており、山村に相談のために、午後7時に「酒亭じゅらく」で会う約束をした。山村は「じゅらく」に行ったが、松本が急用で帰宅していた。翌朝、松本は公園の池で溺死体となって発見された。松本の死亡推定時刻は昨日の午後9時前後であり、自殺と推定された。鑑識課員は松本がノイローゼ気味で、一人で何か考え込
第65話「マカロニを殺したやつ」放映日:1973/10/12ストーリー当直の石塚は早見が殺害された夢を見ていた。石塚は早見を殺害した犯人が逮捕されていないことを気にしていた。山村はかつて早見が死亡した空き地が変化したビルの工事現場を訪れていた。山村は本庁の捜査一課に栄転が決定したということで、署長室に呼ばれた。西山署長(平田昭彦さん)は山村を手放したくなかったが、本庁の一課長に口説かれたうえ、藤堂も承諾したために決断していた。藤堂は本庁勤務を高子へのプレゼントとして励まし、山
第542話「芝浜」(通算第457回目)放映日:1983/2/4ストーリー午後10時、山村と春日部は殺人事件の捜査を終え、新宿駅付近で帰途に就いていたが、竹本から殺人事件発生の連絡が入った。事件は矢追1丁目の三沢秀之という外科医の自宅にて、三沢夫人の三沢紀子が殺害されたというもので、帰宅した三沢から110番通報が入っていた。山村と春日部は三沢宅に直行し、三沢(鹿内孝さん)と会い、紀子の遺体と対面した。三沢は一目見て紀子が死亡したと確信しており、遺体に全く手を触れていなかった。
第678話「山村刑事の報酬なき戦い」(SP)前編(通算第372回目)放映日:1986/1/3ストーリー八崎市にて、八崎署捜査一課刑事の門馬恭平(23歳)(四禮正明さん)は大石由紀夫(34歳)(武岡淳一さん)を追跡していた。大石は八崎駅から河川敷に逃走し、小屋に入り、大石に散弾銃を発砲しようとしていた。門馬は小屋に向けて発砲したが、小屋が大爆発を起こした。藤堂と山村は警察庁に招集され、警視監(西田昭市さん)から、門馬と大石の事件についての説明を受けた。大石はルポライターだ
第529話「山さんの危険な賭け」(通算第444回目)放映日:1982/10/29ストーリー東亜医科大学研究所の研究室に3人組の強盗が侵入し、冷蔵庫からマールブルグ菌というウイルスを強奪した。強盗は、異変に気付いて研究室に入った守衛(中島元さん)を殴り倒して逃走した。出勤した研究員の通報により、七曲署捜査一係が出動した。山村は助教授の深町敬之助(小野武彦さん)から、マールブルグ病についての説明を受けた。マールブルグ病は発見されてから15年しか経過していないが、致死率24%の、
第453話「俺を撃て!山さん」(通算第663回目)放映日:1981/4/17ストーリー山村は寺田安男(河原崎建三さん)に隆(小椋基広さん)と住人を人質にされ、藤堂を射殺するように強要された。山村は自分が藤堂を射殺するという要求を飲まなければ、隆が殺害されるため、この事態を打破する方法に困惑していた。石塚と滝と西條と岩城と五代は寺田の捜索に全力を注いでいた。五代はシティーマンションに寺田と隆らしき子連れを見たという情報を入手した。石塚は捜査員に、寺田に発見されないよう、シテ
第405話「時効」(通算第615回目)放映日:1980/5/9ストーリー上原文彦(石田太郎さん)という男が山村と会うために七曲署を訪れ、直子しかいない一係室に入った。山村と野崎と石塚と岩城と五代が一係室に戻って来た。山村は上原を、小料理屋「仙海」に連れ出した。野崎は上原の顔に見覚えがあった。「仙海」はカウンターの席が満員で、座敷席にも予約が入っていたが、その客が断っていた。「仙海」の女将(藤江リカさん)は山村と上原を、座敷席に案内した。野崎は石塚と岩城と五代とおでん屋で
第564話「夏の別れ」(通算第258回目)放映日:1983/7/29ストーリー山村は自宅に春日部と澤村を招待し、帰宅する2人を見送った。春日部は澤村に、加代子(千野弘美さん)の父親が、山村がかつて逮捕した高田の父親であることを教えた。春日部は加代子に好意を持っていたが、加代子には山村家の近所にある三浦病院の次男坊の三浦正弘という恋人がいた。三浦は金儲けに熱心な医師ではなかった。横断歩道の前で待機していた西野佑子という若い女性が、突然車道に突き飛ばされ、車に轢かれる事件が発生
第133話「沈黙」放映日:1975/1/31ストーリー野沢玩具の野沢社長は自動車のブレーキに細工をされ、殺害された。岩田玩具社長の岩田孝太郎(佐竹明夫さん)は、野沢玩具の社長を殺害した容疑で山村に取り調べられていた。野沢は岩田の新製品のアイディアを盗んだことで岩田に恨まれていた。岩田の会社の裏預金から事故発生の1週間前に100万円、事故発生の翌日に200万円が引き出されていた。岩田は黙秘を通したが、山村に隠し通せる自信があるのかと尋ねられ、自白した。山村と三上は岩田が常連
第212話「情報」放映日:1976/8/6ストーリー午後3時、閉店直後の矢追信用金庫南支店に、通用口から強盗3人組が侵入してきた。主犯格の森岡(阿藤海さん)は店員の1人を射殺し、店員を威圧した。店員の1人は森岡の威圧から、非常ベルを押すのを止めた。森岡達は金庫から大金を強奪し、信用金庫の脇に停車させていた車で逃走した。行員が逃走した車のナンバー「品川55め45-26」を覚えていた。一係室に信用金庫の強盗事件のことが通報され、捜査員が信用金庫に急行した。支店長(福岡正
第691話「さらば!山村刑事」(SP)後編(通算第385回目)ストーリー山村は井川達から、大使館側がトーマス・ベルナルドの本庁への出頭要請を拒否したこと、4日後の4月6日、ベルナルドが公用で帰国することが決定したことを告げられた。ベルナルドは半月後に再来日となっているが、一度帰国すれば二度と来日しないことも推測された。藤堂が警察庁で交渉していたが、どうにもならなかった。ベルナルドを逮捕する手段は現行犯逮捕しか残されていなかった。ベルナルドが先月、本国のバルジ共和国に帰
第321話「朝顔」(通算第531回目)放映日:1978/9/22ストーリー早朝、加代子(千野弘美さん)と隆(小椋基広さん)は庭に咲いている朝顔に水を与えていたが、近所の主婦(町田博子さん)に夫が山村家の朝顔を褒めていたことを伝えた。近所の主婦は休暇の山村に、2つ向こうの通りに一人で住んでいる、滝沢トキという老婆の話題を出した。近所の主婦は、天涯孤独の滝沢に、同郷の啓子(牧野真理子さん)という若い女性を家政婦として紹介していた。啓子は山崩れで両親ときょうだいを亡くしていた。山