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IN・NY~13~…そう。あのカナダでの、静との再会。皆、俺達に気を使い、静と二人きりで、明け方近くまで話をした。あの時、まず始めに俺がしたのは、何も告げず逃げ出してきた事を、静に詫びるコトだった。『あのままパリに残っても、俺は静の重荷にしかならなかったろ?「男」としても「一人の人間」としても、静の為に何も出来ないことが、つらかった。でも、黙って出てきたコトは…ゴメン』『……。いいのよ、類。
心のいずみ作詞松尾多聞作曲宍戸健人は人生を歌う歌うたいなのですそしていつも歌う意味を探しています僕が知っていること。僕の神様は目元がとっても涼しく深い愛をその目にたたえている。そして何も言わずにぬくもりだけを与え僕をいつも見守ってくれているんだ。僕の神様は美しい人でその存在を知ることはなかなかできなかった。札幌の地下街をブラブラと歩いていた仕事帰り。青い目をしたハーフのような美人が声をかけてきた。美しかった。小走りで近づいて来たハイヒールの色白の人はとても理知
「きのう何食べた?」のドラマは超面白い漫画原作の雰囲気そのまんまジルベール役の磯村勇斗さんは「今日から俺は」で相良猛役へ~!どっちもワルだけど種類が違う(゚ロ゚)ってことは演技力凄い?これも来週で最終回漫画は15巻まであるんですけど~「女の不作法」内館牧子著「この本を手に取ってくださった読者の皆様にお礼を申し上げます」と後書きの一番最後に書かれていたん~そうですねなんといいましょうか結局私たちが茶の間で喋っているような事柄ばかりを読まされ
星に願いを、鏡に愛をパンドラの箱は、どこにあるのだろう?かつて鉄器を発明した民族がいた。鋭さを増し、量産できるようになったそれらで、人びとは地を耕し、生産性を上げ、そして人を殺した。あるいは、絹の道を、大西洋を渡った者がいた。彼らに続いた人びとは、異境の人びとと交流し、自他の文化と文明を撚り合わせて新しいものを生みだした。彼らとともにペストが、天然痘が異境へと侵入し、おおくの民族の痕跡を消滅させもしたが。そう……パンドラの箱は、人の望みとともにある。開けてみるまで
夢の中で私は公園のベンチに座っていた。すぐ近くの地面に一羽の鶏が立っているのだが、その鳩の体格が人間の何倍も大きかった。そのせいで私は自分が夢を見ていると気付いていた。鶏は私の方をじっと見つめていた。餌を与えてくれるかもしれないと期待しているのかもしれないが、私はこれ程の体格の鶏を満足させられるような量の食料を持っていそうになかった。試しにポケットの中を探ってみたのだが、何も入っていなかった。しかし、鶏はこちらから視線を逸らさなかった。そういえば、鶏はどのように瞬きをするのだろうかとい
クリック↑(ちゃまが亡くなった5日前の写真です)突然、病気で天国に旅立ったちゃまこと妻の由季子。明るく恐ろしい病気に立ち向かったちゃまのことをたくさんの人に知って欲しい。そんな思いが俺を動かした!切ないけど温かいって評されました!本当に世の中、何があるか、わからない?他人事ではない!僕も、そう思ってた・ちゃまが残した日記を公開しています。平穏だった日常がずっと続けば良かったのにね。
YouTube見てたらおすすめ?にでてきたから見ることに~。タイトルに惹かれたのと、主演が乃木坂の深川麻衣さんだったから。初め見てて思ったのは、眠い。申し訳ないけど淡々と日常が進んでいく感じが眠かった。起承転結がゆるやかな作品で、淡々とした日常なんだけどその中に哲学的というか理性的な思想が埋め込まれててなんて自分にぴったりな作品なんだろう、て思った。ふみの「考えすぎて何ごとも一歩踏み出せない」という一面。好きという気持ちについて考えすぎてしまい、恋愛や異性との友人関係がなかなか上手
その日、俺は朝からずっと出先で一人、仕事。でもなかなか仕事に集中出来ず、そんな自分に苛立つ。理由はわかっている。ソレイユが朝から何も食べないのだ。今まではスポイドでミルクを飲んでいたのに、それすらも飲もうとはしない。オムツだって濡れない。夜中、オムツ交換に起きても濡れている量はわずか。大輔は有給がたまっていたので取らせて休ませた。「亘くん、仕事行って?ソレイユは俺が見てるから……。もし何かあったら連絡するし、ソレイユはきっと亘くんの帰りを待っててくれるよ」後ろ髪引かれる思いだっ
「菜桜ちゃんの言う住所だったら・・・この辺・・・・かなあ・・・・」何せ住宅街と言うところは住宅しかない・・・・当然だが。商店街だったら目印も色々あるけれども住宅街では目立った目印はない。しかもいい加減暗くなって来てるしわかりにくいのは当然なんだけども。「・・・ホントにあるの、緑久保の家」なんて、杏子が失礼なことを言いだしたのも無理はなかった。「・・・きゃあ!」「どうしたの、杏子!」「どうした!?」そう言って杏子が顔を左に向けた時、街灯
みなさんこんにちは。今回は、不思議の国のアリスを紹介いたします。あらすじある日、アリスは川辺の土手で読書中の姉の傍で退屈を感じながら座っていた。すると、そこに服を着た白ウサギが、人の言葉を喋りながら通りかかる。驚いたアリスは、白ウサギを追いかけて、ウサギ穴に落ち、さまざまなものが壁の棚に置いてあるその穴を長い時間をかけて落下する。着いた場所は、広間になっていた。アリスは、そこで金の鍵と通り抜けることができないほどの小さな扉を見つける。その傍には不思議な小瓶があり、それを飲んだアリスはみ
「・・大丈夫・・」「少し休みましょうか」喫茶の文字。素早く見つけると、秋本は璃瑠を抱えるようにしてその店に入った。このような天気だ。店はガラガラだった。窓側の席を案内されて座る。璃瑠は・・・ココアでいいでしょ?そう聞くとオーダーして、秋本は璃瑠の帽子をそっと取ってやった。コートのボタンもはずして脱がせてやる。「今・・ココアが来ますからね。それ飲んでちょっと落ち着きましょうか」コートを背もたれにかけてやって、秋本は向かい側に座ると、そっと璃瑠
どうも〜丹由美子(たんゆみこ)です📖稽古場に電車移動で向かっているのでその間はブログを更新したり本を読んでいるのですが最近読んだ本の紹介を今日はします!さくらももこさん「焼きそばうえだ」なんてったって表紙の可愛さにやられて購入。笑お話もとても平和でなんでこんなバカなことを真剣にやっているんだろうと思うようなことを真面目にやっていて面白いです。これまさかの実話ってのが驚き😳七月隆文さん「ケーキ王子の名推理4」大好きなケーキ王子シリーズの新刊!この4
20分後。パソコンが、マウスが使える状態になった。静流は、メールソフトを探した――し(どれだ~?このタイプ、分かんねー!!)静流が困り果てていると、繭子が、助け舟を出した。ま「探してるの、何?どんなマーク?」静流は、話している内に、メールソフトを思い出した。し「メールソフトだよ。手紙のマークの…ああーーっ!コレだ!!えっと、使うためのアカウント(所有者名)は…」繭子は、渡された紙に、変なマークがあるのを見つけた。その旨を、静流に話した。ま「ん
シリーズの途中までしか読んでいなかった作品を、最初から最後まで読み倒そうキャンペーン実施中。5年ほど前に読んで以来の再読となる、「思い出のとき修理します」のシリーズ第2弾。夫婦の話が2編入っており、どちらも掛け違えたボタンを掛け直す過程にじんわりと来る。秀司と明里も、お互いの存在によって良い方向へ変わっていくカンジがして、良い関係性だなぁと思う。内容紹介寂れた商店街の片隅に佇む「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋
「まあまあ。調子がよくならなかったらまた来るでしょうし、そんなに心配することないわよ。それより心配しなきゃいけないのは貴方たちの方じゃない?」麻ちゃんは志摩さんの肩をポンポンと叩いてなだめた後、くるりとこちらを向いた。「あと五分で六限が始まるわよ。一学期最後の授業に教師が遅れるなんてあまりに締まらないわ。ほら、寝癖は直ってるから早く起きなさいな。早瀬さんも次の授業は出なさいね。保健室にいたら追い返すわよ。ああ、志摩さんはそこのブラインド下ろして。日射しが強くなってきたから」てきぱきと声
まさかね、私の大好きな漫画家さんと作家さんがね…タッグを組むとはね…(感涙お二方の作品はたくさん持っていて、いくえみ綾先生においてはファン歴30年はいってると…そんなお二方の今作品…さすが、さすがなの…!漫画は原作に忠実で、最後、鳥肌立ちました。やっぱりいくえみ男子は最高よ…お二方の作品の特徴である「日常っぽい表現」がとてもよく合っているし、伏線の立て方と回収がとにかくお見
Youtubeチャンネル「編集マニア」https://www.youtube.com/channel/UCR8YH9J5fm51DGFndSvlO1A?view_as=subscriberこんにちは。ツーパーソンです。今回は,文学(小説)において大切な出だしについてご紹介します。出だしとは,1文目のことですね。小説には,最初に読者をつかむ書き方とどんどん物語に引き込んでいく書き方があるんですね。今回は特に,前者の書き方の出だしについて書い
こんにちは!少し涼しく、過ごしやすくなったようで、食欲増してきた葛西です。美味しい肉餃子ピザ食べよ。この頃ワインとマスカットの話ばかりあげてましたら、読者のお客様から「ほかに趣味は無いのか」尋ねられました。実はいっぱいあるんですよ^^収集つかなくなりそうなので触れてませんが。じゃ、今回は、一番好きな小説を。本を読むのが大好きなんです。マンガ、科学雑誌、歴史書、古代文献、偉人伝。それと、小説。一番感動した作品はドストエフスキー「罪と罰」です。ベタでゴメンな
俺は、汚れてしまったのだろうか。一枚の絵を見て、ふとそう感じた。その絵は、おれの故郷を思い出させるような、田舎の風景と、無邪気に遊ぶ子供達を描いたものだ。俺の子供の頃は、こんなだったな。郷愁が、俺の心を揺さぶる。あの頃は、なにも考えずに、ただ自然や昆虫と戯れていた。今では、それがいかに贅沢だったかということがよくわかる。確かに、暮らしには便利になったし、清潔な環境で暮らすことができている。だが、なにかがもの足りない。ずっとそう思い続けてきたが、今、ようやくそのな
クリック↑突然、病気で天国へ旅立ってしまったちゃまこと妻の由季子。俺は神を呪った、でも、今では感謝してます!あなたのくれた5日間を!!完全ノンフィクション!ちゃまの残した日記や突然起った現実を元に書きました。覆水盆に返らず・・
小説サイトの『カクヨム』『小説家になろう』『エブリスタ』『pixiv』に続き、『NOVELDAYS』と『アルファポリス』にも作品掲載を開始しました。『NOVELDAYS』は歴史ある出版社の運営なので、格式があって真面目な感じ、『アルファポリス』は新しい会社なので作品名と一緒に順位が見られたり、インセンティブがついたり、それぞれに個性があって楽しいです🥰。『銀河英雄伝説について』など一部の作品は、『カクヨ
【美味時】もちいどの商店街とマスクドDJ雷音と夕ご飯ご飯に関する企画だというのに食事シーンや料理シーンが全くありません。とりあえずご飯に関するお話はしているので大丈夫ですが、今までと何か違う感じはするかもしれません。今回は奈良のお話です。たきこみご飯がテーマでありますが、出てくるのはかやくご飯です。かやくご飯はたきこみご飯みたいなので大丈夫でしょう。ちなみに二人の関係性は特に決まっていないので、自由に書いていただいて大丈夫です。
IN・NY~12~彼らも充分、満足した様子だし。俺は支払を済ませようと、徐にポケットへ手をいれる。ところが…。……?…あれ??確かに、ここに入れたはず。…おかしいな?…どこだ?……。『財布がない』…賑やかだった連中の、突然の沈黙と、動作の停止。そして、次の瞬間には。『な、ないって…』牧野は、真っ青になって絶叫した。『じゃ!これで!!ごちそうさま