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泣きたい午後のご褒美どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が、私たちを癒してくれる。いま最注目の作家陣が、お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ、心をやさしく潤す短編集。憧れのカフェでバイトをはじめた僕。店員として足りないものがあるのでは、と悩む僕に先輩は言う。「カフェっていうのはね、恋にあふれたファンタジーワ―ルドなんだよ」――青山美智子「サロンエプロン」仕事に疲弊する私のもとに届いた、高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。思い出のルノア
『リボン』小川糸/著「すみれちゃん」「ひばりさん」と互いを呼び合う二人。祖母と孫という歳の離れた関係だけれど、二人はとても深い絆で結ばれていた。ある日、隣家の大木にある巣箱に小さな卵を発見し、孵化を試みる二人。そして、片時も離れず大切に温めた卵から孵ったのは、一羽のオカメインコだった。「永遠に二人の魂を結ぶ」という意味を込めて「リボン」と名付けらられたヒナは、ある日飛び立ち、二人の前から姿を消した――。二人の前から飛びったリボンの、その後の出会いと別れ、そして、リボンに出会った
こんにちは、まいたけです読書記録です。TheMagicRhondaByrneThesecretに引き続き『TheSecret』こんにちは、まいたけです在英のマブダチ(古)が勧めてくれたロンダ・バーンのTheSecret図書館で取り扱っていたので早速予約をして、取りに行ってきました。…ameblo.jpロンダ・バーン著、TheMagic。こちらは28日のコースワークになっていて取り組みやすかったです。図書館で借りた本だったため私の後に予約が入っていて返却日が迫って
すっかり冬ですが、この秋読んだ本の備忘録です印象的な順に並べています。存在の耐えられない軽さミラン・クンデラずっと家に置いてあって気になってたけど、やっと着手。タイトルがとにかくかっこいい。映画も見たことなく、内容は全く知らないまま読み始めた。冷戦下のチェコを舞台に、1968年に起こったプラハの春を題材にした恋愛小説。主人公のトマーシュ、押しかけ女房のテレザ、奔放な愛人の画家サビナが主な登場人物。この時代のこの舞台の小説を読んだことないので、一行目こそ、ん?ちょっととっ
ライオンのおやつ小川糸出版社ポプラ社(2019/10/9)発売日2019/10/9言語日本語単行本255ページ本の概要人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。――食べて、生きて、この世から旅立つ。す
今年も早いもので師走今日TVでもアナウンサーが「もうすぐ新しい年を迎えますが...」とまだそんな感覚になれずにいますが...そして今年1年で読む本の目標は30冊でしたが...なんと今現在で40冊!その10月~12月までの10冊をここに残します今年の31冊目は「花咲家の休日」村山早紀さんの作品花咲家の人たちの出来事を語るファンタジー花咲家シリーズの2作目物語に出てくる風早の街は不思
食堂かたつむり小川糸ヤブノナカ読了でかなり精神を削ったので次は心温まるハートフルなものを読もう!と思い立って読んだ。恋人にぬか床以外のものを全て持って夜逃げされた主人公は、声まで失い出身地の田舎へ帰る。そこで、おかんの飼っている豚を世話しながら「食堂かたつむり」をオープンさせる。人は、いつも澄んだ気持ちでなんかいられない、と思う。みんな、濁り具合の程度の差こそあれ、心の中を満たしているのは泥水だ。中略だから私はその泥水をきれいに保つため、なるべく静かにしていようと
おはようございます。一木ヨーガスタジオの布施です。従姉妹から母に会いたいと連絡がありました母は春に体調を崩し、覚悟を決めた時期もありましたが、今は落ち着いています。日によって、体調も良かったり悪かったりで、寝ている時間が増えています。来てくれた時も寝ていましたが、声をかけたら薄目を開けて、従姉妹が分かった様子でホットしました私はいつもご飯の介助をするのですが、その日のお昼ご飯はデザートまで完食でき、母の食欲に驚いていました私達は近くのモスバーガーでランチ、アボガドバーガーを食べ
こんばんは。今日は朝から娘を学校に送っていきました。修学旅行でしばらく静かな我が家です🏠さて、先日こちらを読みました。小鳥とリムジン小川糸さんの作品です。糸さんの作品は初めてなのかな。題名にも意味があります。雰囲気としては、吉本ばななと似てるかも。淡々と、進んでいきます。だから、好きです。小鳥とリムジン(一般書471)[小川糸]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}今年一年の目標20冊まで、あと一冊!
ポプラ社2019年10月刊255ページ最近の流行なのか「食べることによる癒し」をテーマとした小説が増えたように思うんだけど、その先駆けとなっているのが小川糸作品ではないかと私は思っている。この『ライオンのおやつ』も食べること、食べ物が癒しを与えてくれる物語。男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、ひとりで暮らしていた雫は病と闘っていたが、ある日医師から余命を告げられる。最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピス『ライオンの家』を選んだ雫は、穏やかな島の景色の中で本当にし
今日からまた新しい1週間が始まりましたッ!金沢編まだ続くのですがちょっと寄り道~忘れてはいけないので、、、昨日の夜から寝るまでの時間に一気に読み上げました。図書館で見つけた本。ずっとブックカバーつけて読んでいたのでこんな表紙のイラストだったんだ、、、豚のエルメスがちゃんと描かれてる読んだと思っていた『食堂かたつむり』小川糸さんのエッセイで元旦那さんのペンギンの話、『ツバキ文具店』(奥鎌倉舞台)はドラマと原作、インコ
こんにちは『小鳥とリムジン』『食堂かたつむり』に続けて読みましたこれにて生の三部作読破です『【BOOK】小鳥とリムジン/小川糸』こんにちは最近、予約を入れたきっかけが思い出せなくなってきました本屋大賞ノミネート作品の中で気になったからだったかなぁ…?とにかくかなり待って順番がまわ…ameblo.jp『【BOOK】食堂かたつむり/小川糸』こんにちは少し前に読んだ『小鳥とリムジン』とともに生の三部作と知り『【BOOK】小鳥とリムジン/小川糸』こんにちは最近、予
過酷な過去にも負けず、必死に生きる「とわさん」が大好きになりました。盲目で、25歳まで家から一歩も出ずに暮らした、とわさんの足には「土踏まず」がありません。母親に捨てられて、家に1人取り残され、ゴミを漁って生き延び、やっとの想いで抜け出せた地獄から、後半には施設での暮らし、勉強を経て、自立へと歩みだす「とわ」さん。1人暮らした元の家に戻り、盲導犬のジョイと共に新しい生活をひとつひとつ、丁寧に紡ぐ「とわ」さん。彼女の大切な庭には、季節によって咲き誇る様々な植物があり、とわさんの季節の移ろいは
著者小川糸ポプラ社2024.10家族に恵まれず生きる術も住む場所もなかった女性・小鳥18歳の時から介護していた父親と名乗る「コジマさん」が亡くなった日ずっと心惹かれていたお弁当屋さんのドアを開けて・・心と体を取り戻すいとおしい物語小鳥(ことり)と理夢人(リムジン)のホカホカしたお話しですコジマさんがいい人でホント良かったわ〜
海へ、山へ、森へ、町へ小川糸小川糸(ogawagto)作家。デビュー作『食堂かたつむり』が大ベストセラーとなる。その他に『蝶々喃々』『虹色ガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。あらすじ天然水で作る地球味のかき氷(埼玉・長瀞)。ホームスティ先の羊肉たっぷり手作り餃子(モンゴル)。地元の山菜を使った一日一組の贅沢なレストラン(滋賀・米原)西表島で真夜中に潮干狩り
「眠れぬ夜のご褒美」に続く「〜ご褒美」の第2弾。喫茶店を舞台にした「喫茶」にまつわる6つのアンソロジー。【目次】「サロンエプロン」青山美智子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」朱野帰子「究極のホットケーキと紅茶占い」斎藤千輪「不純喫茶まぁぶる」竹岡葉月「彼と彼女の秘密と彼」織守きょうや「浮島イルフロッタント」小川糸【感想】どの作品も、まさにアフタヌーンティーに相応しいサラッと読めてしまうライトテイストな作品でした。(ただし、記憶に残りづらいかも)「究極のホットケーキと紅
317日目:『小鳥とリムジン』――やさしさに気づく旅のような物語今日は、小川糸さんの『小鳥とリムジン』を読んだ。読み終えた瞬間、心の表面にふわりと風が吹いたような、不思議な静けさが残る作品だった。小川糸さんと言えば、“日常の中にひっそり潜む温度”をすくい上げるのが本当に上手い作家さん。この作品も、その魅力がぎゅっと詰まっていた。■1.小鳥とリムジン──軽やかさと重厚さの対比がすてきタイトルからして「軽やか」×「ラグジュアリー」という、ちょっと異色の組み合わせ。作中で
こんばんはご訪問いただきありがとうございます少し前に話題になっていた本何となくテーマが重そうに感じて手に取るのが遅くなりましたが舞台となる瀬戸内海の美しさ太陽の光がキラキラと反射する様子が映像として浮かび上がってくる美しいお話でした「ライオンのおやつ」小川糸若くして余命宣告を受けた雫が瀬戸内海のホスピスで人生の最後を過ごすお話ホスピスでは毎週日曜日入居者誰かのリクエストに応えたおやつが提供されます残り少ない時間の中でリクエストされるおやつはどれも誰かの思い出
早いもので12月になったので11月に読んだ本の記録です。映画を見に行った時に番宣でやってた映画の元が小説だったので借りてみた!作者は「蛇にピアス」の人なんだね〜。映画で見たけど私には縁のない世界の話で全くわからなかった・・・というのが正直な感想。でも今回は小説だから大丈夫?と思いながら読みました。死にたいキャバ嬢×推したい腐女子の話。焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里と「私はこの世から消えなきゃいけない」と語るキャバ嬢のライ。出てくる登場人物がど
『伊予市立図書館』に行ってきました。●仕掛島東川篤哉●三人屋原田ひ香●娘の結婚小路幸也●レジまでの推理本屋さんの名探偵似鳥鶏●喋々喃々小川糸本を開くと帯かな、張り付けてあります。『仕掛島』瀬戸内の孤島(斜島)「御影荘」での殺人事件。犯人を見つけるべく、私立探偵の隆生と弁護士(探偵助手)の沙耶香とのあれやこれやが面白かったです。意外と隆生がおちゃらけているようでも、沙耶香の何気ないつぶやきから、なかなか鋭い考察をして、事件解決へと導きます。次々と予想だに
こんにちは少し前に読んだ『小鳥とリムジン』とともに生の三部作と知り『【BOOK】小鳥とリムジン/小川糸』こんにちは最近、予約を入れたきっかけが思い出せなくなってきました本屋大賞ノミネート作品の中で気になったからだったかなぁ…?とにかくかなり待って順番がまわ…ameblo.jp読み終えてすぐ予約入れて読みました結構衝撃的な始まりですが自然豊かな山深い村で営まれる「食堂かたつむり」お料理の描写は流石ですがなんとなく大人向けの絵本を読んでるような…
ツバキ文具店の続編と続々編雨宮鳩子は結婚して、守景鳩子になったQPちゃんの母親になったことを喜ぶポッポちゃん夫となったミツローさんの亡くなった奥さんをリスペクトするポッポちゃん代書屋の仕事も忙しそう伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。その人の気持ちになって、手紙を書くその人の形となって書体を描くキラキラ、キラキラ。ポッポちゃんのまわりはキラキラ光る美しい光に包まれている椿ノ恋文では先代の秘密が…そして、ポッポちゃんはQPちゃん含め3人の子
こんにちは今日は、優しい物語を紹介します食堂かたつむり食堂かたつむり(ポプラ文庫日本文学)Amazon(アマゾン)恋人に逃げられて一人になってしまった女性が、実家に帰り食堂を始めますその食堂は、とても個性的な食堂で、あらかじめお客さんとメニューなどを相談して決めて、当日を迎えますそれぞれのお客さんの事情や気持ちが繊細に描かれていて、時には胸が苦しくなることもありますが、とてもハートフルな内容になっていますまた、主人公の女性は、母親と仲が悪いのです
こんにちはいちごレトロです🍓先月末、海外から一時帰国していた、大学時代の友達と、寺家ふるさと村というところに行きました。その時、私はちょっと元気がなく、いつものゲラがあまりでなかったかもですが、本音で向き合える友達と会って、少し癒されました。毎日目まぐるしく過ぎていく日々、新聞はまったく目を通さず、古紙回収ボックスへ。それでも寺家ふるさと村の、ナチュラルなお店の古本コーナーで、思いつくままに買ってきました。(どんだけナチュラルな生活がしたいの?😅)そこで一番に手に取ったのは、小川糸
表紙の写真が素敵だったので購入読みやすい心地よいクロワッサンという雑誌が一冊の本になったような感じ昨日美容院帰りに歩いていたら車がせわしなく行きかう通りの街路樹でアカゲラが夢中に虫を探していたそして今は何かがさえずっているヒヨドリ?つぐみ?私もなかなかくつろぐ暮らしをしているではないかしあわせはひとそれぞれ小さなしあわせ×たくさんちょっと寝て白菜と豚肉の鍋ビールと安い白鶴ちょっと飲みましょう
こんばんは#15冊目小川糸さんのライオンのおやつ【あらすじ】人生最後に食べたいおやつは何ですかーーー若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にしたかった事を考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる『おやつの時間』があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。2020年本屋大賞第2位。小川糸さ
こんばんはご訪問いただきありがとうございます小川糸さんの日記エッセイです「今夜はジビエ」小川糸2022年の日記で長野に建てた山小屋での生活を綴ったものです自然豊かな生活といえば聞こえはいいですが不便なこと、大変なこと、怖いこともたくさんでもその全てを受け入れて楽しむという小川糸さんの姿勢というか生き様に静かな感動を覚え人生を丁寧に楽しみたいと思える1冊です地のものを食べ季節のものを食べ時間割で動くのではなく天候や太陽に合わせてスケジュールを調節していく結局はそれが
『伊予市立図書館』に行ってきました。●図書館のお夜食原田ひ香●キャント・バイ・ミー・ラブ⑲~東京バンドワゴン~小路幸也●ファミリーツリー小川糸●目を見て話せない似鳥鶏本を開くと帯かな、張り付けてあります。『図書館のお夜食』小説に登場するお料理が、カバー裏に収録されてるってぇ~見てみたかったです。そして、職場にそんなカフェがあったら最高です。図書館だから尚更、素敵ジブリ映画に出てくるお料理とか、見ているだけで、食べたくなります。美味しそぅ。図書館のお仕事、色
みらんのブログにようこそ!遊びに来ていただき、ありがとうございますこのブログでは、日々の暮らしの中の、【こころのひとこま】を、ゆるっとお届けします図書館に通うようになって、何だかんだ欠かさず借りている、小川糸さんの作品。今回は、これを借りました小川糸著『ツバキ文具店』ツバキ文具店(幻冬舎文庫)[小川糸]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}私が最初に読んだ小川糸さんの作品は、『リボン』。だから、最初に抱いた小川糸さん
椿の恋文小川糸「椿文具店」「キラキラ共和国」の続編三作目が出ていたのを知らなかったので嬉しいワクワクしてページを開くと、、主人公の鳩子さんには子供が2人生まれ3人の子どもを育てる母として椿文具店の主人として暮らしています。ある時、先代(祖母)には付き合っていた男性がいる事を手紙で知ることになる。先代が愛していた人とは、、?祖母の恋愛相手の謎、反抗期が始まった継子QPちゃんとの関係、そして椿文具店に訪れる人々とのお話し。たくさんのエピソードの中で、それぞれに成長