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宮部みゆき『さよならの儀式』です。私の好きさレベル5段階評価の『4.5』です。親子の救済、老人の覚醒、30年前の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ、無差別殺傷事件の真相、別の人生の模索……淡く美しい希望が灯る。宮部みゆきの新境地、心ふるえる作品集。『さよならの儀式』刊行によせて〈10年前、新しく始まるSFアンソロジー『NOVA』(大森望責任編集、河出文庫)に参加しませんか----と誘っていただいたとき、これまでのような「なんとなくSF」ではなく、「ちゃん
いつも読んでくださりありがとうございます。また蒸し暑くなりました。知らず知らずのうちに、夏の疲れもたまってます。先日、新座の『朗読を楽しむ』というグループの方々とお会いしてきました。私の朗読の生徒さんだったMさんが、地元の新座市で社会福祉シルバーの役員をやられていて、そこで知り合った方々と立ち上げた会だそうです。もう7年目6月の私の『たけくらべ』朗読会には、こちらの会に所属するほとんどの方が来てくださいましたその後、「朗読についてたくさん聞きたい
皆さま、おはようございます。昨日の晩御飯は、この前作成したシチューです。今回もシチューとパンで頂きます。塩辛が苦手な奥さまがささやきました。「塩辛をパンに載せてみたら」なるほどそれは面白いアイデアです。少し試してみます。以外にアイマス。心のささやきが聞こえます。「現状に満足するな!常に新しいことに挑戦して行こう!」奥さま気づきをありがとうございます。では魔術はささやく(新潮文庫)767円Amazon
内容(「BOOK」データベースより)おまえは後悔する―。度重なる守護戦士の忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する三島孝太郎。なぜ、惨劇は起きたのか。どうして、憎しみは消えないのか。犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。そうした中、妹の友人・園井美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こす。都築の、ユーリの制止を振り切り、孝太郎が辿りついた場所。“悲嘆の門”が、いま開く。う〜ん…想像力が乏しい私には何だか物足りない結末でした。連続切断魔のくだりは、上・中・下通して
27冊目、宮部みゆきの『誰かSomebody』読み終わりました。やっぱり宮部作品、大好きです。宮部みゆきの作品を読み始めたのは、オーストラリアに住んでいたときでした。実は、本を読む習慣がまったくなかった私は、海外生活で時間を持て余していたんです。オーストラリアの大都市ではなく、田舎に住んでいたので…。有り余る時間を使って読み始めたのが宮部みゆきでした。ホームスティをしながら仕事をしていました。もう、夢中になって読みました。仕事は楽しかっ
2019.8.25に宮部みゆき「三島屋変調百物語四之続三鬼」を読了しました(*´∇`*)「三之続泣き童子」から結構空いての新刊で、あっという間に読了してしまいました。「迷いの旅籠」と「三鬼」は読んでいてかなり辛いお話でした。一方、「食客ひだる神」はちょっとユーモラスな感じ。「おくらさま」は何とも言えないお話でした…。解説を読んで、そうか、彼女も徐々に大人になってきているのねと。ということは、これから先も結構ヘビーなお話が出てくるのかも…
こんにちは♪女将です読書の夏ですよね(真顔この夏は(というか毎年夏は笑)、読みたい本を見つけて買って、でもバタバタしてなかなか進まなくて、でもまた次に読みたい本も見つけて買ってしまって(←笑)たまってる状態です(((^-^)))だいぶ夏休みも落ち着いて来ましたので、少しずつまとめて読めるのがとーっても嬉しいです!!😆💕やっぱり読書の秋なんじゃないかとか言わないでくださーい😁そして女将の感想や好みも勝手に語らせていただこうと思います←久しぶりに結構な長文日記の予言(笑)これは
妖とはどの様な姿形をしているのでしょうか。ご存知ですか?私は知っています。私の中にもおりますから。悲しいけれどこれは現実。均整が崩れれば…あなたも。覗き見てみませんか?妖と出会う夜。ご予約はコチラ↓https://cocoshiba.com/Facebookでは、イベントページからhttps://www.facebook.com/events/370939623599566/?ti=iclご予約お待ち致しております‼️
2019年7月に単行本化された宮部みゆき氏の短編集を読み終えました。親子の救済、老人の覚醒、無差別殺傷事件の真相、別の人生の模索…淡く美しい希望が灯る。宮部みゆきの新境地、心震える作品集。(「BOOK」データベースより)収録作品は8編で、以下のとおりです。「母の法律」虐待を受ける子供とその親を救済する奇蹟の法律「マザー法」。でも、救いきれないものはある。「戦闘員」孤独な老人の日常に迫る侵略者の影。覚醒の時が来た。「わたしとワタシ」45歳のわたしの前に、中学
昨日お隣のベッドの方が退院してしまいまたいつもの退屈な入院生活に戻ってしまいました。朝から夜までお喋りしっぱなしで、安静時も酸素有りになったけれど今朝からは酸素無しになりました(*´艸`)キヤッ。今日は2人入院されて満室です。人口密度が一気に上がり、部屋が暑い…。大部屋には私みたいな暑がりさんと寒がりさんがいるからここはじっとガマン。扇子でパタパタして凌いでいます。家では24時間毛皮を着ているお方と一緒なのでその方最優先で常に温度設定は25℃。この病室の温度に馴れるか
7月27日-349お秋が屋敷から逃げ出したあとの話。二葉屋の旦那様もおかみさんも、あれこれ詮索せず、お秋が言いたがらないのを察し「こういうことは、早く忘れる方がおまえのためだ」。質屋の世間知で大騒ぎしないでやり過ごすのがいいと思った、と。ほほぅ。7月28日-350富次郎はお秋に言う。「これからも、変わらずに忠勤なさい。甚さんのことは忘れっこないよね。だが、それ以外のことは忘れていい。この三島屋の変わり百物語が、まるごと聞き捨てにしてしまうからさ。あの印半天のことも忘れていいよ。二葉屋さ
昨日のようなスッキリ晴れではない朝幾分涼しいような気がします先日の精神科受診でストラテラを増やしイフェクサーを無しにしたのですが何だか、頭の中が"し〜ん"としていてさらに涙が出てくる……全体的には気分が落ちているようです……これが薬を変更したせいなのか〜よくわからないので様子をみようと思っています去年の今頃のこと仕事を休み始めてから書いている"生活の記録"はほとんど記入が無くてどうも落ち込みが酷かったようです当時に比べれば活動ができているのですしかし、自分
ヨーグルトとよく食べているミューズリーはフルーツやナッツがあらかじめ含まれています。その点オートミールは、オーツだけなのでアレンジがしやすいです。暑いときは、ミューズリーの朝ごはんもいいのですが、寒くなるとオートミールの方が食べやすいです。オートミールは同じブランドを繰り返し買っています。温かくして食べることが多いのですが、今回は、ヨーグルトに入れて一晩冷蔵庫で置いておきました…オーバーナイトオーツです。レーズンを一番下に入れて、ベリーのヨーグルト、チアシー
そう言う力が、当たり前のように身近にあると、現実として受け入れるしかなくなる。このセリフ、私も感じてる。
計算されつくした文章。と私は思う。これだけの長編ならば、矛盾とか無駄に思える流れが出て来そうなものだけれど、一行たりともそれを感じない。完璧。模倣犯の完全犯罪より、宮部みゆきの完全な文章構成に驚き。と思うくらい、すごい本。映画より原作を読むべし!
少女架刑▼しょうじょかけいかじょうしょけい▼過剰処刑■吉村昭『少女架刑』■
大好きな宮部みゆきさんの『さよならの儀式』を読みました。今回は短編集で、8作品が収録されています。宮部作品の中にはSF作品が既にあると思いますが、今回は「ちゃんとSFを書こう」と思って書いた作品だそうです。へえ~楽しみ~とわくわくしてページを開くと、そこはやっぱり、いつもの宮部ワールドでした。日常に潜んでいる異世界の話では、きっと、右に出る人はいませんね~いつもとは舞台こそ違えど、そこというような独特の視点
もうすぐ8月も終わりあっという間です今年こそは自分の時間をたっぷりとって好きな読書をしようと、思ったのに毎日毎日時間に追われて過去最低の読書量だと思います9月からは大掃除()も始まるので益々難しいでしょうひろみさんも川口のライブのMCで読書は大好きで毎日夜読むけど読むと眠くなって5行しか進まない…。って8月の残りはたくさん読もう(希望)表紙も良いし宮部みゆきさんはファンタジー系も面白いデス
MerciMadameY.お久の宮部みゆき本を読みました。ほんとに、まったく、読める読める。時代ものもミステリも、女性の切なさも…。どんな分野を書いても…すごいな、宮部みゆき。今日の本は少年少女主人公で冒険ファンタジです。大人はオタクっぽい誠実な男性がひとり登場。塔に幼いお姫さまが幽閉されてる??ふっふっです。読んでみてください。妄想から生まれた…、でもでも人間の力ってすごいのですから。そんなこんな?おしまい。
FC2にゃ~ごの本棚◎。山本博文教授の江戸学講座山本博文・逢坂剛・宮部みゆき◎。宝島真藤順丈〇。ボダ子赤松利市⇑クリックお願いいたします~<(__*)>
宮部みゆきさんの「杉村三郎シリーズ」しばし間が空いてしまっていたので、本当はもう一度読み直してから、この作品に進みたかったな・・しかも、この前作「希望荘」はおそらく読んでいなかった!・・だろう??ということも、判明(笑)・・記憶、曖昧です・・・(^◇^;)そんな状態ではありましたが、やはり面白かったです。杉村三郎vs.“ちょっと困った”女たち。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザー。『希望荘』以来2年ぶりの杉村シリ
本日も何とか夕飯づくり終了~。ノンビリと、子供達とテレビの「東大王」を観ています。夕方に、中2長男とジョギングして、買い出しに行って来まして。やはり私は、走らないとなんだか一日がスッキリしないですね。今日はゆっくりゆっくり、気温も低かったので、あまり汗もかきませんでした。小学生組は、明日からラジオ体操が始まります。張り切っている小3次男。友人に会えるか少し心配している小6長女。早起きはいいことだ。夏休み中は、ずいぶんノンビリさせてもらったので、夏が終
過ぎ去りし王国の城(角川文庫)734円Amazon
内容(「BOOK」データベースより)失踪した同僚の森永を探す三島孝太郎は、西新宿セントラルラウンドビルで元捜査一課の刑事・都築に出会う。だが、そこで二人を待ち受けていたのは、まさに“怪物”と呼ぶべき存在だった…。“狼”を名乗る謎の美少女・森崎友理子との遭遇。クマー社長・山科鮎子を襲う悲劇。悪意による“物語”が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年は、ある決断を下す。上巻の手応えはよくて、サクサクだったのですが、中巻は途中からファンタジー?要素?みたいな感じが出で来て
こんにちは。うつ病の中学校教員、はなはなです。闘病中に、大好きな読書が全くできなくなっていた哀しさと、また楽しめるようになった喜びを忘れないように、読書記録を書いています。【ネタバレ無し】『希望荘』著者・宮部みゆき読書期間・2019年7月31日(水)~8月7日(水)あらすじ私立探偵になった杉村三郎の新しい生活を描く短編集。「ペテロの葬列」後、どこで何をしていたのか。本当に私立探偵になった経緯。初めて依頼。東日本大震災に絡む依頼。感想この本を読んでいた最中
計画から遅れること1週間。本日やっと読了した。前知識ほとんどなく読み始めたのだけど、思いもかけず最終法廷の舞台が、8月15日からの6日間だったので、え、今日?的にリアル感がすごかった。そして時代もまさにアタシが学生だった頃。これ、アタシのための本なの??ふふ。***学校という独特の閉塞感思春期特有の刹那的虚無感生きる意味の追求遠い昔に抱えてたそんなようなことをじんわり思い出していた。そしていろんなキャラクターの子が登場して、自分はこの子タイプだなというのはあ
宮部みゆき過ぎ去りし王国の城出版はKADOKAWA。作者宮部みゆきは、ソロモンの偽証、ブレイブ・ストーリー、他、テレビドラマ化されたステップファザーステップ等多くの作品を書いている。僕は暇になったり、無意識で歩いていたりすると、つい古本屋に脚を運んでしまう。で、きづくと両手一杯に本を抱えて会計を済ませていたりする。この本は、そういうときに買ったものだった。宮部みゆきの本は、それまでブレイブ・ストーリーしか読んだことがなかったが、それが面白かったのと、タイトルで面白そうだということでほぼ衝