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高層タワーマンションで起きた殺人事件をドキュメンタリー的な描写で追う長編推理小説。著者は宮部みゆき、1996年に連載開始。直木賞受賞作。東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起ったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る最高傑作…。強い雷雨の深夜に発生した「荒川の一家四人殺し」の被害者は当初マンション所有者の一家と目されたが、
ちくま文庫2014年6月第1刷発行446頁人生の悲哀がつまった話から、先の読めない衝撃の話まで、北村薫と宮部みゆきを魅了した13の名短篇アルバート・ペイスン・ターヒューン「青い手紙」訳・各務三郎蜂飼耳「人間でないことがばれて出ていく女の置手紙」角田光代「親しくしていただいている(と自分が思っている)編集者に宛てた、借金申し込みの手紙」若竹七海「手紙嫌い」アントン・パヴロヴィチ・チェーホフ「カルタ遊び」訳・松下裕プロスペル・メリメ「すごろく将棋の勝負」訳・杉捷夫
『泣き童子三島屋変調百物語参之続』宮部みゆき(著)¥836角川文庫(「BOOK」データベースより)三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちかの心の傷も癒えつつあった。ある日、三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。男が語り始めたのは、ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。童
11月も11日になっていましたぁ11月の宝塚観劇は24日の花組千秋楽ライブビューイングのみです。10月に読んだ本のアップもやっと今頃54)米澤穂信著『遠まわりする雛』<古典部>シリーズ第4弾折木奉太郎、高校に入学してから過ぎゆく1年の出来事を綴った短編7編。やるべきことなら手短に:高校入学後の4月の終わり。学校の掲示板に妖しい勧誘ポスターが?大罪を犯す:梅雨時の6月。千反田えるが数学教師に怒った?正体見たり:夏休み中の8月。古典部4名は温泉旅行に。そこで首つり事件?心あたり
娘が引っ越すまであと二週間を切りました。仕事も読書も料理も普通にしていますが、やっぱり気持ちがざわざわ。本、めちゃくちゃ面白かったけど、感想書く気力なし…段ボール箱が足りないと言われてまた持っていきました。あー、だめ。こんなの見るとジワジワと涙が。少しだけ手伝いましたが、結局大半の時間は関ジャニ∞見てました。そんな時間ももう終わるんだなあ…
宮部みゆきさん作品。★★★★★続きが気になって、気になって。序盤でいきなり「ピース」の正体が!(上巻ブログをご参照)。読者だけが真犯人を知っている中で、時にハラハラ時に胸を締め付けられ、苛立ち、緊張、歯痒さといった色んな感情を移入しながら物語の世界にどっぷり沈んでゆく。点と点がパズルのピースのように一つ一つはまってゆく。作者の紡ぐ世界観が存分に繰り広げられ、これほど圧倒された作品は久しぶり。昔、映像で見たことがあり、遠い記憶を思い起こさせてくれたけれど、何倍も何十倍も活字の持つ迫力に身
前作「日本怪奇小説傑作集」(全3刊)の続編。明治~昭和までの作品を集めた前作に続き、今回は平成時代の作品をピックアップ。前作に劣らない傑作揃いで、読み応えは充分。特に女性作家の作品には目を見張るものがある。以下、印象に残った作品の簡単なレビュー(ネタバレ注意)。●「ある体験」/吉本ばななもう二度と会うことのできない恋敵の思い出―女性同士の不思議な友情を描く。読後感が爽快。●「光堂」/赤江瀑前作に引き続きこの作家。読者の心をグイグイと引きつ
息子からのラインで知り、TVの洋画「IT」の最後の方だけを観られましたこれを読んでからピエロが怖くなったっけなぁ🤡キングやクーンツに嵌まりまくって、(そしてそれは少なからず表紙絵が藤田新策であるところから始まっているのだけれど)(宮部みゆきもそうだわそういえばww)彼等の本は全て読み漁ったなぁキングは「IT」も怖かったけどやっぱり1番は「シャイニング」だなぁ私的には…(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル確か以前この映画、TVで観たと思われます❗️シャイニングも…朝
こんにちは!りょうです。またトークショーですよ!やっぱり今年はすごいですね。でも私は行けない日です…12/14三省堂書店池袋店有栖川有栖×北村薫×宮部みゆきトークイベントこちらをどうぞ。三省堂のページです。
さっきテレビに向かってありがとうヽ(*´∀`)ノって叫んじゃった『G線上のあなたと私』ってドラマ毎週ボーッと観てるんだけど思わずほっぺがポッ(⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝)♡︎♡︎忘れてたトキメキ感じて嬉しくなったフフ枕元で毎日少しずつ読む本も寝る前の私を違う場所に連れていってくれるのホンマにありがとうって思うの(*^^*)そして仕事の行き帰りにWALKMANで聴く音楽たち私の気持ちを代弁してくれたり荒んだ心を癒してくれたりほんとにほんとにありがとうって思っちゃ
BOOKデータベースより「三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちかの心の傷も癒えつつあった。ある日、三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。男が語り始めたのは、ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。童子に隠された恐ろしき秘密とは―三島屋シリーズ第三弾!」遅れてきたファンです。第3弾まで来ました。私自身、シリー
宮部みゆきさん作品。★★★★★ドキドキが止まらない。700ページを超える。未だ上巻。2つのストーリーが巧みに紡がれ、未だ上巻、ということに素直に驚き。月曜日に手にして丸々一週間掛かったのも初めて。合間合間に読み進め、ドキドキ感、高揚感は高まるばかり。一気読み・・の気持ちばかり募るものの読み終えるのが勿体ないような。上巻では、犯人の一人が死んでしまう。衝撃の事件。マスコミとのやりとり。劇場型犯罪の先駆けともいえる作品。真犯人の名は「ピース」ピースとは何者なのか?読者も未だ分からない。
【あらすじ】当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子(西田尚美)が訪ねてくる。敏子は、12歳の息子・等(黒澤宏貴)に“他人の記憶が見える"特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。
僕ってひとつのことをやり出すとそればっかりになってしまいます。この10日間くらいは、ずっと「宮部みゆき」さんの本を読んでました。風邪もひいていたのもありますが、ベッドの中でずっと読書。そして、先週の土曜日からはテレビゲームに明け暮れています。「龍が如く6命の詩。」を30数時間ぶっ通しでやりました。30日にはツーリングに行ったのですが、31日に新しくPS4から「ペルソナ5ザ・ロイヤル」が発売されました。4月に予約していたものです。これもやり出す
先月の特薦は山本周五郎のさぶ。井上夢人のラバーソウルも良かった。10月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2985ナイス数:442さぶ(新潮文庫)の感想経師職人の修行をするさぶと栄二。二人三脚で長年勤めるも、誰が栄二の道具入れに得意先主人の大切な金蘭の切を忍ばせたのか、栄二は無実の罪で勤め先から暇を出され、弁明に行った得意先からはボロボロにされ、町役人からは袋叩きにあい、遂には石川島の人足寄場へ送られることになる。そして人足寄場で、この仕打ちに関わった全ての者への怨みつ
昨日がなければ明日もない1,815円Amazonシリーズ第5弾( ̄▽ ̄)自殺未遂をし消息を絶った主婦訳あり家庭の訳あり新婦自己中のシングルマザー杉村三郎VS‘ちょっと困った‘女たちようやく借りれたぜ*ねこまま図書館利用の予約しないヤツなんでねって事ででは早速ねこまま宮部作品は大好物・・・なのにこのシリーズ1回挫折しておるのですよでねこれ↓を見て宮部みゆき全一冊2,420円Amazon*全作品の紹介
BOOKデータベースよりある地方都市で起きた放火事件を通して、自意識過剰な人間の滑稽さを見つめた「石蕗南地区の放火」~辻村深月過食に走った美人の姉と、姉に歪んだ優越感を覚える妹の姿が鬼気迫る「贅肉」~小池真理子「エトワール」~沼田まほかる「実家」~新津きよみ「祝辞」~乃南アサ事故死したはずの兄が生きているのではないかと疑いを抱いた妹の葛藤を描く「おたすけぶち」~宮部みゆき読んで心がざわつく、後味が悪いミステリー。人気の女性作家六人の、結末が衝撃的な作品を収録したアンソロジー
ごはんでもおやつでもないのですが💦ただ今読書週間ということで、10月27日〜11月9日は、読書週間らしいです今の私の愛読書です今更かもしれませんが宮部みゆきの三島屋変調百物語シリーズ『事始おそろし』、『事続あんじゅう』、『参之続泣き童子』の終盤まできました。四之続へ突入しようか、はたまた参之続までを少し振り返ってみようかワクワク迷い中ですはまっている本がある時、とっても幸せです。なんだか安定剤みたいな
朗読いろは第9回朗読会「おとなの朗読会」本日予定通り小山市立中央図書館にて午前10時から開催いたします。(開場9時30分)※入場無料・申込不要です。直接会場にお越しください尚、開演10分前頃から受付が混み合いますので、少し早めにお越しいただけますと幸いです。開演までは、館内の本や新聞、雑誌、CD、ビデオ、DVDなどをお楽しみください。会場の視聴覚ホールは2階です。1階の貸出カウンターに向かって右側に2階への階段があります。東側正面入
いやいや面白かったぁー宮部みゆきさんの著書です。今回は結構ボリュームがあって(分厚い)ぉわ!と思ったけれど読み始めたらもう入り込んでしまう…夢中になる…ページをめくる手が止まらない…これは言い過ぎかなーそんな感じです。全4話第一話:迷いの旅籠第二話:食客ひだる神第三話:三鬼第四話:おくらさま主人公は『おちか』川崎宿にある旅籠の娘だったんだけど、悲しぃ事件が起きて深く傷心しすぎて、江戸で袋物問屋を商っている親戚宅にお世話になるんですな。そこで、姪っ子の傷心を
家計が火の車なんだけど理由がわからない。なんでだろう。毎月の予算がつねに赤字で予算増額→予算オーバー……のループ。先月は予算より3万5000円オーバーだって。オーバーしたぶんがさんまんごせんえん……新婚時代は月の予算が3万5000円くらいだった気がする。それでも予算以内に収まっていたのに。なんで今はこんなことになっているんだろう。イオンのクレジットカードのオートチャージ機能(WAON)のせいかな。自動的にお金がチャージされて、無意識のうちにじゃんじゃか使っているのかも。これと
今また読書がマイブームです。最近は旦那ちゃんのおかげで『図書館で本を借りる』という技を覚えたので約2週間ごとに本を借りてます笑で、久々に本屋さんに行ったら好きな作家さんの新刊が出ていて買ってきました。あと気になったやつも。一気に買いすぎ笑宮部みゆき『さよならの儀式』母の法律、戦闘員、わたしとワタシ等8つの物語が入ってます。短編集だと頭の切り替えができるのでサクサク読めちゃいますね。楽しみ。辻村深月『ツナグ想い人の心得』映画にもなった『ツナグ』の続編。死者との再会を叶える使
今朝は7時半に起きた。台風21号は本州には上陸せぬもののその影響で大雨や。スタン・ゲッツのアルバム「ホワイト・ヒート」をレコードで聴いた。北海道産ななつぼしでご飯炊いて、くめ納豆で二膳。デザートは佐賀産極早生みかん3個。「クリミナル・マインド/FBIvs.異常犯罪シーズン6」第19話と第20話をギャオで見た。マッコイ・タイナーのアルバム「アサンテ」をレコードで聴いた。自宅で昼食にしよか出掛けるか迷うたんやけど、夕食どころか昼食のおかずになる食料も無くなっとるんで仕方なく外に出た。
《大阪・梅田》2019年11月17日(日)11月17日(日)《小説読んで一緒に話そっ!》本&読書&小説好きだけの趣味コン・恋活・PARTY■以前に開催した社会人サークルskyz大阪の読書好きなどskyz内の検索結果はコチラ■以前に開催したskyzのイベントで出会った後にカップル&夫婦になった幸せな情報はコチラ
描写がすごい、、金魚のあの綺麗と気持ち悪いの狭間の感じがうまく表現されてて、なんかわかる、、あの肉瘤の感じ、品種改良されてひたすら醜い魚に変わっていった金魚なんだが、見る人が見ると美しいとすら感じるらしいなんとも言えない金魚の頭部の感じとか、ゾワゾワするほどあの肉瘤の雰囲気が描かれておりました。それだけの話じゃないんだけど、とにかく情景描写がうまくて目の前で画像が動いてるような気さえしてくる。その金魚の醜さと相まって、金魚姫の可憐さとか綺麗さとかがさらに際立つ感じはあるものの、ラストのオチは
淋しい狩人宮部みゆき新潮文庫店主イワさんと孫の稔で切り盛りする田辺書店。どこにでもある普通の古書店。塾帰りの子どもたちの安全を守るために交差点で旗を振っていたおじいさんの死。本を万引きしようとした子どもが抱えていた陰惨な虐待。電車の網棚に置いておかれた文庫本。ありふれた古書店にありふれない謎が舞い込みます。
この度の台風19号により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。大変遅くなりましたが朗読いろは第9回朗読会の詳細をお知らせします。令和元年10月29日(火)開演:10時開場:9時30分11時40分ごろ終了予定(進行状況により多少前後します)※入場無料申込不要です。朗読会というと堅苦しいイメージをお持ちになるかも知れませんが、どうぞお気軽にお越しください朗読いろはのメン
宮部みゆき『名もなき毒』(文春文庫)読みました。文庫本で600ページほどの長さですが、一気読みでした。たちの悪いトラブルメーカーの女性に振り回される本編の主人公。おりしも街では無差別連続殺人事件が起きており・・・・。ミステリーですので。あまり内容はここに書けません。吉川英治文学賞受賞作だそうですが、殺人事件の犯人捜し以上に、人の心が恐ろしい。この先、ネタバレになりそうな記述あります。これから読みたい方はご注意ください。この物語の「毒」は「悪意」と言い
自粛してましたblogを再開させて頂きますさてして脳ミソ埋め埋め(*´艸)今回は宮部みゆきサン「三鬼三島屋変調百物語四之続」三島屋おちかシリーズ第4弾です♪あらすじは…三島屋伊兵衛の姪おちかの聞いて聞き捨て語って語り捨てる変わり百物語は巷で有名となっており今日もまた新たな語り手が黒白の間に訪れる春の花見の季節を迎え三島屋も毎年店を閉めて隅田堤へ花見に繰り出すそして三島屋主人の伊兵衛とおかみのお民は表通りの一間を借りて出店を出しており外に