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「火車」に続き、「理由」をオーディブルで聴いている。登場人物が多くてこんがらがるらしい。
宮部さんにしては珍しい作品近未来の世の中が描かれた8編のSF短編集です。『さよならの儀式』~宮部みゆき虐待を受ける子供とその親を「マザー法」で救済する『母の法律』突然出現した防犯カメラに侵略される?不気味な『戦闘員』この2作品はスラスラ読めた。ただ、他の何作品かはその世界観に入り込めず…私には馴染めませんでした。8編のSF小説は「世にも奇妙な物語」のドラマになりそうなお話ばかり。えっ!?と思うような驚きと奇妙さ。馴染みやすい脚本でドラマを作れ
おはようございますきょうもお越しいただき*ありがとうございます*週の真ん中水曜日は曇り空です予想最高気温は23℃明日はもっと気温が下がるようです(*´꒳`*)図書館で借りて読み終わった本の記録です宮部みゆきさんの長編時代小説「この世の春上」「この世の春下」です去年予約して9カ月と少し待ちました宮部さんの時代物は最近だと三島屋変調百物語シリーズを読んでいますが作家生活30周年記念の長編作品「この世の春」
ああ、それはね。北欧の昔話に出てくる妖精さ。虹の麓には金の壺が埋まっているという伝説があってね。その金の壺を守っているのが……しろあです。作品を考えているときに、”それがレプリカントだ”と思ってメモしようと思っていたんですよ。そしたら宮部みゆきの「理由」を読んでいると「レプリカントは『ブレードランナー』にでてくる……」というくだりがあり、あれ?金の壺を守ってる妖精じゃなかったっけ?って改めて調べてみると、妖精はレプラコーンでした。ニアミス。でも発表してから
ソロモンの偽証宮部みゆき新潮文庫歳をとり、読書体力がなくなったなと実感させられた作品。「模倣犯」はこんなに時間掛けずに読めたのにと。集中力の衰えを感じた。中学2年生の男子生徒が、学校の屋上から転落死した。クリスマス未明、夜中の学校で何があったのか。社会が出した結果に抗い、真相を求めるために同級生たちは学校内裁判を行う。白熱する裁判は、とうとう事件の核心に触れる。6冊もあったら手に取るのも拒否反応がでそうな作品だが、騙されたと思いながらも青少年たちに読んで欲しい。中学生たちの葛
好きな言葉は、「鶏口となるも牛後となるなかれ」です。長い言葉ですが、大きな組織の下で人に使われるより、たとえ小さな組織でもその長となった方が良いということで、独立を勧める言葉です。『ペテロの葬列上・下』宮部みゆき上<407頁>下<454頁>「誰か」、「名もなき毒」に続く、杉村三郎シリーズの第三弾。杉村三郎は今多コンツェルン会長の今多嘉親の正妻ではない女性の娘菜穂子と結婚し、今多コンツェルン広報室で、社報の出版業務を手掛けている。菜穂子との間には、
こんばんは、ご訪問、いいね👍やフォローありがとうございます。今回は読書記録、本のお話です主婦ピカル、推理小説が大好きなのですが、宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズの最新作が読みたくて、図書館で予約し、順番待ちをしておりました。↓『昨日がなければ明日もない』昨日がなければ明日もない1,782円Amazon素敵なタイトルではありませんか❓待ちに待ってやっと手元に来た本なので、喜び勇んで読み始めたのですが、3作収録されている第1作目、冒頭からグイグイ引き込まれて行きます展開も速くドン
京都烏丸にあるスタバ。なかなかオシャレだ。烏丸からエスペラント会館(その前に近くのカレー屋に立ち寄る)へのルートを確認するのと、充電もできたらと入店した。紙カップのスリーブがカラフルで美しい。この店で「火車」(宮部みゆき)の第14章の終わりまで聴き、「田舎の刑事の趣味とお仕事」(滝田務雄)の読みかけの章を読み終え、"OutonaLimb"(シャーリーマクレーン)の続きを読む。やっと第8章。第7章では有名なケーシーのリーディングで明らかになる前世の記憶が語られた。だんだんとスピリチュアルの
こんにちは!ずんちゃです。最近はかなりハイペースで読書してまして、月に10~15冊は借りて読んでます。なのでなかなか日記が追いつかないんですよね💦Twitterの方が読書垢の人多くて反応がいいのでそちらでばかりつぶやいております。今実家ですが、実家は来るたびに新しい本があって本当素晴らしいな!!今日も1冊昼寝中に読み終えました。最近読んだ中で特に面白かった本を2冊紹介します。まず、松岡圭祐の「高校事変」高校事変(角川文庫)842円Amazonこの人
宮部みゆきの「希望荘」(ハードカバー版)を読了。バツイチとなり可愛い我が子と離れて暮らすことになった上に、勤めていた大企業を退職しなければいけなくなった杉村三郎が、ボロ家を借りて私立探偵事務所を開業。彼は様々な事件と向き合うこととなる。。。。杉村三郎シリーズの第4弾。勤め人だった頃からやたらと事件に巻き込まれては探偵もどきのことをしていた三郎が、本当に探偵になってしまったお話。4話からなる中短編集。どの話も三郎の人の好さが上手く描かれていてほのぼのしつつも、悪人は深い闇が
BOOKデータベース「17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。」先日、「希望荘」などの杉村三郎シリーズを読んで改めて、
フロリダ南端ネイプルズ、大快晴。今日は午後や夕方の雷雨予報も出ておらず、最高気温は35℃。ベストシーズンまではまだひと月ほどある湿度の高い真夏日です。昨夜は朝井まかての「恋歌」を一気読み。読み始めてすぐ、「あら、これもう読んでるわ…。」と気がついたものの、「ま、いっか。」で最後まで。直木賞受賞直後に読んでいたのに、作家名も作品名も記憶していなかったためでございます。こんなこと以前はなかったのになぁ…。お年頃のせいかしら?ニューヨークのブックオフでのお買いあげの一冊。「すかたん」も面白
2019年7月刊河出書房新社宮部みゆきの久しぶりのSF短編集。「母の法律」養母の咲子ママが死んだ。それまで〈マザー法〉によって守られていた二葉の幸せに、少しずつ影が差してきて…「戦闘員」八十歳を過ぎた藤川達三は、いつもの散歩道でマンションの駐輪場の防犯カメラを壊そうとする少年を見かける。それ以来、彼はあちこちの防犯カメラが気になりはじめて…「わたしとワタシ」両親が亡くなり、今は空き家となった実家。晴れた日曜日、わたしが気まぐれから実家を
『おそろし三島屋変調百物語事始』宮部みゆき(著)¥778角川文庫(「BOOK」データベースより)17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ
本当の意味で、重厚です。しろあです。『理由』をはじめて”みた”のは、何かのテレビ局記念で宮部みゆき原作の小説を軒並みドラマ化している時の、2時間ドラマでした。それなりに「ふーん」という内容でしたが、残念ながら内容はすかすかで記憶にございません。そもそもこの小説は非常に評価が高く、何かしらの賞も受賞してたと思うんですけど、”映像化不可能”と言われていました。なるほど、テレビドラマクルーではこの”怪物”を御しきれなかったんだな、と納得。その後、大林宣彦監督の
朗読ライブ『妖と出会う夜』終演となりました。貴重なお時間を割いてお越し下さり、本当にありがとうございました。そして、御心に留めて下さいました皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。『赤いろうそくと人魚』お話を知らない方がいらして、朗読が終わった後…「こわ…い」なんて言葉が漏れ出ていらっしゃったのが印象的でしたふふふウレシイこちらは児童書籍なのですが、人の心の移ろい易さ畏れをも忘れてしまう人間の弱さ信仰や愛に対する、お金という誘惑驕り高ぶり噂に翻弄される人々
読んだ本の数:4読んだページ数:1331むかしむかしあるところに、死体がありました。の感想★★★一寸法師・花咲じじい・鶴の恩返し・浦島太郎・桃太郎の5つの御伽草子から作られた話でしたね。それぞれが探偵役・被害者・加害者・共犯者などになってそれなりに楽しめました。ミステリー的には”一寸法師の不在証明”が楽しめたかな。”絶海の鬼ヶ島”もアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」風で面白かった。ただ子供の夢を壊しそう(笑)読了日:08月01日著者:青柳碧人さよならの儀式の感
こんばんは。今日も大して変わり映えのしない日だったちぇろきーです。ま、1度チャリで近くの100均に明日使うモノを買いに出たけどね。それ以外はダラダラしてた。あ、昨日書いてた映画もちゃんと観た。「ソロモンの偽証、前後編」観るのは3回目かな。映画館で1度、レンタルで借りてきて1度観てる。それでも結構、間が空いてたので細かいとこまでは忘れてたけどねww最後の嘘をついてたのが誰かくらいは覚えてた。宮部みゆき原作だとかなり昔に観た「理由」が好きだったのでそっちは映画観た後に小説も読んだくら
こんにちは。現在、紀伊國屋書店富山店では、これまでラジオで紹介した本を集めた「ユキコレ・キノコレフェア」が開催されています。フェアは9月30日(火)までです。ちなみに、今週のラジオでご紹介した本は、『さよならの儀式』でした。宮部みゆきさん初のSF作品集です。◎フェアの詳細&本の感想はコチラぜひ紀伊國屋書店富山店へ♪
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」で、主人公「おちか」と語り手との約束事だ。こんなルールがあれば、語り手は語りやすいに違いない。だが、それだけだろうか?「おちか」と語り手のために、「三島屋」では、「黒白(こくびゃく)の間」を用意している。「おちか」も語り手が話しやすい姿勢をとっている。そして、「おちか」は、自分を挟まずに、語り手の身になって話を聞いている。つまり、語る環境があり、語りやすい雰囲気があるのではない
週末は母のホームのお祭りですでも台風も来ています無事にお祭りが終わって弟と一緒にお墓参りも出来ますようにと天気予報ばかりみています8月の読書記録です読んだ本の数:9読んだページ数:2232心、お金、時間の巡りがよくなる「暮らしのサイクル」の作り方読了日:08月03日著者:井田典子大人になってやめたこと読了日:08月09日著者:一田憲子女の偏差値読了日:08月11日著者:林真理子いるいないみらい読了日:08月11日著者:窪美澄「大家さんと僕」
宮部みゆきさん作品。★★★★☆木村佳子さんの挿絵が印象的なミステリー作品。宮部文学の金字塔、と評される作品。1998年上辞。今から20年も前に描かれたとは思えないほど現代にも通じるプロット。何よりも驚きは・・ミステリーでは半ば当たり前だと思っている、「探偵役の存在」。本作を読み進めていくと、「あれっ?」と違和感。いつまでたっても探偵役と言われる存在が登場しないこと。事件が発生し、時系列で登場人物の証言と人物の生い立ちを綴りながら犯人はいったい誰?と読者にも考えさせる。そもそも被害者
少し前、宮部みゆき「希望荘」の読書感想のブログを見た。宮部みゆきの小説は数多くあるが、自分はそれ程読んでいるわけではない。ただし、杉村三郎シリーズと深川なんとかをのぞいて・・・。ベストセラー作家である宮部みゆき作品を初めて手にしたのが「ペテロの葬列」だった。それまで全く読んでいないから、何か1冊でも読んでみようとしたのである。これが杉村三郎シリーズの第3作で、それから逆になるけど、第2作「名もなき毒」、第1作「誰か」の順に読んだ。そしてこの「希望荘」がシリーズ第4作。
「楽園」宮部みゆき読み終わりました!!娘と夏休みに移動図書で何気に借りて、ハマったのがこれ!上巻が終わる前に下巻を予約しました。宮部みゆきは「星々の舟」を読んだことがあります。良くも悪くも忘れられない本です。女性である事の気持ち悪さを感じさせるんですよね。そう、やっぱり、エグい!!娘が生まれてから余計に、なんか、なんて言ったら良いんだろう?娘に何かあったらどうしよう?という恐怖感かな。読んでもわだかまりが残る本です。ネタバレとしては、なんで山荘事件の絵があったのか、謎の
今回、朗読をさせて頂きます、宮部みゆきさんの『時雨鬼』。ココシバさんでお手にとって頂けます❤︎https://cocoshiba.com/なみ朗読ライブ妖と出会う夜▪︎小川未明「赤いろうそくと人魚」▪︎宮部みゆき「時雨鬼」9月7日(土)18:00〜(投げ銭+1オーダー)当日、オーダー提供に少しお時間を頂く場合がございます🍹🍻ご理解頂けますと幸いです🍻打ち合わせをする度に、また朗読出来る喜びを噛み締めております。どうぞ宜しくお願い致します
去年の冬に図書館で予約した本がやっと順番が回ってきて一昨日から読んだ。長かったのに読んだら一気(笑)宮部みゆきの現代の作品は(時代劇は苦手)とても深くて色々考えさせられ時に(゚∀゚)ハッ!とさせられる。今回の話は杉村三郎の探偵物2前々回でコンツェルンの令嬢と離婚し1人で探偵を始めた杉村。下町のお節介な人々や仕事を回してくれる調査会社の人など周りの人に助けられている。主人公の人の良さそれに対する周りの人達の寛容。醜いことも心温まることもフィクションなのに
8月読書残りの1冊。「NOVA2019年春号」責任編集大森望SF短編・アンソロジー。作家は、新井素子、小川哲、佐藤究、柞刈湯葉、赤野工作、小林泰三、高島雄哉、片瀬二郎、宮部みゆき、飛浩隆の10人で、ほとんど初読みの作家です。「読む本」が同じ作家に偏りがちなので、こういったアンソロジーは助かります…。「やおよろず神様承ります」新井素子専業主婦の主人公の家に“あなたに向いてい
一年に渡る新聞連載わたしの殿堂入りの作家、宮部みゆきさんの大好きなシリーズ三島屋変調百物語。最新作が毎日、新聞連載で読めるというしあわせを一年間味わいました。こんなうれしいことはないので、あらすじと感想を353回分記録(切り抜きを失くした日もあるので、じつは正確な回数ではありません)。ブログ記事としては52回になりました。新聞連載では毎回、挿絵があるというのも素晴らしい藤枝リュウジさんの絵はよかったなぁ。ほんとうに堪能しました。いずれ単行本になったら、通読できる、というお楽しみもありま