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高知県出身の作家宮尾登美子、小説の舞台<仁淀川>、土佐人であれば誰でも、その広く澄み渡る清流の調べを聴いている伊野町の紙の博物館
そして、もう2冊「天璋院篤姫」宮尾登美子将軍家定との生活継嗣をめぐる対立大奥の総師徳川家のために生きた篤姫夢中で読んでいます天璋院篤姫(上)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}天璋院篤姫(下)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}最後の大奥天璋院篤姫と和宮(幻冬舎新書す2-1)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}天璋院篤姫と大奥の女た
高知市はりまや橋交差点の東老舗料亭得月楼創業150年を超える。宮尾登美子の小説「陽暉楼」の舞台となった料亭のモデルといわれる。この時期、盆梅展が開催されている。7,8年ぶりか、お昼に出かけてみた。玄関前に一鉢、咲いている。あいにくの雨だが、盆梅は大広間にある。雨でも楽しめる。老舗料亭の玄関を上がる。玄関では若旦那?が迎える。2階に上がる。中庭を望む。大広間に盆梅が並ぶ。期間中、鉢の入れ替えがあり、この鉢は先週中頃に運び込まれたもの。
寒いけど返却日なので図書館へ~🚲三冊延長してその他には西村京太郎の本三冊~✌️宮尾登美子の本~群ようこの本~📘
ひとつ前の当ブログに書いたように、監督志望で東映に入社した日下部五朗さんですが、「体のデカさ」から上司の岡田茂さんに「プロデューサー」に回されます。のちにプロデューサーとして『仁義なき戦い』シリーズ(1973~1974深作欣二監督)など実録路線という鉱脈を掘り出します。人間の運命とは分からないものです。日下部さんは最初、京都撮影所の配属になり、京撮独特の閉鎖性、スタッフのイジメにも遭ったそうです。何しろ巨体なので、「のったり」歩いているように見えて、しかも大学出というだけでも、古参の映画職人
新春映画劇場「寒椿」『寒椿』(かんつばき)は、宮尾登美子の小説。同作を原作とし、1992年5月30日に東映系にて公開された。東映のドル箱路線"宮尾登美子原作シリーズ"第6弾。ヒロイン・牡丹役の南野陽子が初めて濡れ場を演じたことで話題を呼んだ。昭和初期の高知を舞台に、元やくざで芸妓紹介業の岩伍(西田敏行)、岩伍の世話で売り出した芸妓・牡丹(南野陽子)、侠客志願の元力士で牡丹に恋する仁王山(髙嶋政宏)らを中心とした人間ドラマを、岩伍の長男にあたる少年(西野浩史)の目から視点を随
宮尾登美子の『櫂』を読んだ。新潮文庫の小さな活字で約600ページに及ぶ長編であるが、ページを一度開けば閉じること能わず、一気に読んでしまう名作である。冒頭の楊桃(やまもも)の場面からたちまちに物語に引き込まれてしまった。毎年夏になると農家の人がその年に取れたはしりの楊桃を売りに来て、富田家では大量に買って近所におすそ分けをする、という話題だけに、作者は十数ページを費やしている。このような細部の書き込みによって、読む者は大正末期から昭和の初めの頃の土佐の町の様子を、ありありと思い
大正から昭和にかけての新潟県のお話し。造り酒屋に生まれた美しい一人娘、烈(れつ)は目の病気を抱え失明する運命にある。実母は早くに無くなるという不幸に見舞われながらも叔母の佐穂に支えられ強くたくましく生きていく。新潟の厳しくも美しい自然を舞台に当時の社会情勢、しきたりや土地の風習を背景に家族の愛憎と絆が描かれている。この作品に初めて触れたのは1995年のNHK連続ドラマ。主人公烈の少女時代を演じていた井上真央さん。いじらしかった~成長してからは松たか子さんが演じていた。美しかっ
12月30日が命日・忌日の有名人・著名人643年(皇極天皇2年11月11日)??歳没(自害)山背大兄王さま飛鳥時代の皇族、聖徳太子の子1944年78歳没(結核)ロマン・ロランさん小説家ノーベル文学賞1947年満86歳没(?)アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドさん哲学者、数学者1979年77歳没(持病)リチャード・ロジャースさんミュージカル作曲家『サウンド・オブ・ミュージック』1988年84歳没(心不全)イサム・ノグチさん彫刻家1993年86
CS東映チャンネルにて「鬼龍院花子の生涯」やってました仲代達矢さんの目力😅💦鮮烈なエロティシズムとダイナミックな映像美にあふれた、五社リアリズム映画の代表作。原作は宮尾登美子の同名小説。大正から昭和にかけての二つの時代を背景に、土佐・高知の俠客・鬼政こと鬼龍院政五郎(仲代達矢)の奔放な生き様と、彼を取り巻く女たちの愛憎を、養女・松恵(夏目雅子)の目を通して描く。松恵を演じた故・夏目雅子はこの作品でブルーリボン主演女優賞を受賞。いやぁ、凄かった...😓ザッピング中に、思わず手を止め
本日最終回の「どうする家康」...最後に江戸幕府の基礎を固めるという大きな役割を負った家康の孫娘たち...中でも二人の姫たちを...先ずは二代将軍秀忠と茶々(淀君)の末妹・お江(江与)の間に生まれた最初の子(長女)の【千姫(せんひめ)】慶長二年~寛文六年(1597-1666)慶長八年(1603)、七歳で人質として母の姉にあたる淀君が君臨する大坂城の秀頼のもとに輿入れした。元和元年(1615)、大坂夏の陣で、千姫は秀頼母子の助命のため城を出て石見津和野城主・坂崎出羽守に助け出されたが
2023年の読書活動の”とにかく読了”シリーズとして、日本の古典『平家物語』について5佐久本楽しみました。それぞれに特徴がありました。『平家物語』を現代語訳もつけてくれた一番ベーシックな作品。解説のおかげで、史実との展開(頼朝の征夷大将軍就任や、範頼の死など)違いなどが分かります。『#348まとめ『新版平家物語』を読み終えて~とにかく読了日本の古典~』2023年の読書活動テーマ”とにかく読了日本の古典『平家物語』を読み終えましたので、その全体を通しての感想。史実をベースにした中世
大河ドラマ『義経』の底本が、宮尾登美子先生の『宮尾本平家物語』と知り読んでみました。この作品の特徴は、清盛が死ぬまでは清盛が主人公として描かれますが、死後はその妻である平時子(二位の尼)を中心とした平家の女たちからの平家物語であるかということです。建礼門院徳子を高倉天皇の后として入内させ、いかに天皇家の血筋(皇統)に平家の血を入れて生まれた男の子を天皇(安徳天皇)に即位させることで一門の繁栄を生み出すかということと、木曽義仲や、源範頼・義経兄弟らによって追い落とされ、滅亡に向かって
らんまん人気にまだ余韻が残っている佐川町です清源寺の紅葉を市民講座の皆さんで撮影会ことしは、余り良くありませんとの事で恐縮されていましたが日程的に他所へ変えるのも何なので中庭も見せて頂きました青源寺|さかわのしおり[オフィシャル]さかわ観光協会歴史の街をそぞろ歩き「さかわのしおり」さかわ観光協会(公式ホームページ)sakawa-kankou.jpフジX-X-H2sTAMRON17-70mmF2.8XF400年の歴史がありますが、途中火災で全焼したそうで
2023年10月の読了した10冊です。大河ドラマ『義経』の底本の宮尾登美子先生の『平家物語』を中心に、献本2冊に、小島よしおさんのおすすめのサントリー創業者の鳥井信治郎さんの小説などを読みました。宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~義経歴史街道2023年11月号(特集1「新・関ケ原)歴史を知る読書(PHP新書)琥珀の夢小説鳥井信治郎上(集英社文庫)琥珀の夢下小説鳥井信治郎(集英社文庫)「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」に
大河ドラマ『義経』の底本の『義経』、平家物語と義経の人生を宮尾先生がエッセイ的につづったこの本の感想について義経を中心にしながら『平家物語』について宮尾登美子さんが感じたことや考えたことを展開するエッセイ的な1冊義経宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~本書についてこの本も大河ドラマ『義経』の底本となったもので、タイトルもそのまま『義経』です。(NHK大河ドラマ『義経』の主役義経(C)NHK)主人公は、タッキーこと滝沢秀明で、個人的には石原さと
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本平家物語〈4〉玄武之巻』を読み終えましたので、その本の感想について平家の都落ち、木曽義仲、一の谷、屋島、壇の浦での平家の滅亡、そして義経の最期にと一気に進む。平家滅亡の淵で血統を残す秘策も宮尾本平家物語〈4〉玄武之巻宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~本書について大河ドラマ『義経』の底本となった『宮尾本平家物語』の巻4「玄武之巻」について一門の総領の重盛が亡くなり、宗盛の頼りなさに隠居から立ち上がっ
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本平家物語〈3〉朱雀之巻』を読み終えましたので、その本の感想について頼朝の挙兵、後白河の院政復活、木曽義仲の挙兵と快進撃の中での清盛の死と暗転続ける平家の運命に抗おうとする妻の時子宮尾本平家物語〈3〉朱雀之巻宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~本書について巻2で、平清盛が一門のトップとして任せていた平重盛が亡くなり、トップ(一門の総領)には時子が生んだ宗盛になります。しかし、平清盛も時子も宗盛では後白河法皇
10月13日(金)今日はとーても良いお天気なので、そろそろ毛布や冬布団を準備しておこうと干しています。そろそろ取り込まなくては・・********昨日図書館から予約本の準備が出来たと連絡が来たので早速借りて来ました。8月の初めに申し込んで2か月待ちました。これでも早い方です。今読んでいるのは宮尾登美子さんの「一絃の琴」ですが、図書館の本は次に待っている人がいるので、借りたものを先に読みます。原田
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本平家物語〈2〉白虎之巻』を読み終えましたので、その本の感想について鹿ヶ谷の陰謀、重盛の死、清盛のクーデター、以仁王の乱、福原遷都が行われる中、高倉天皇をめぐる女たちの戦い宮尾本平家物語〈2〉白虎之巻宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~本書について大河ドラマ『義経』の底本となった『宮尾本平家物語』の巻2の白虎之巻について基本的には、清盛が中心ですが、清盛妻の時子を中心とした女性陣の動きを多く交えながら展開
序の舞1984年1月14日公開明治時代に画家として、また未婚の母としてひたむきに生き、女性として初めて文化勲章を受けた上村松園をモデルに、その一生を描いた作品。あらすじ安政五年、洛北・大宮村の貧しい農家の娘・勢以は、京都の葉茶屋ちきりやに養女に出された。彼女が二十歳の年に、養父母・島村夫婦が相次いで世を去った。翌明治三年、勢以は婿養子をとったが、五年後には夫に先立たれ、二十六歳という女盛りで二児をかかえた後家になった。それからの勢以は、長女・志満と次女・津也を女手ひとつで育て、生計を支え
大河ドラマ『義経』の底本の『宮尾本平家物語〈1〉青龍之巻』を読み終えましたので、その本の感想について白河・鳥羽院のご乱倫が引き起こすこととなる戦乱宮尾本平家物語〈1〉青龍之巻宮尾本平家物語全4巻揃い宮尾登美子著朝日新聞社2001年~本書について大河ドラマ『義経』の底本となった平家物語がこの作品であると知り読むことにしました。宮尾本も吉川英治先生の作品と同じく、古典作品の『平家物語』よりも前の時代から始まります。宮尾本の始まりは吉川本よりもさらに前の子ども時代の平
10月1日(日)今朝は偶数月の第一日曜日なので、お友達とお茶を飲みながらお喋りでした。********9月に読んだ本は7冊でした。宮尾登美子さんは何度読んでも面白い。朱夏は満州での生活を娘に残すために書かれたものだそうです。9月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2561ナイス数:0木曜日にはココアを(宝島社文庫)読了日:09月06日著者:青山美智子ただいま神様当番(宝島社文庫)読了日:09月07日著者
9月16日(土)9月も既に半分過ぎたのに、まだまだ暑い日が続く田舎市。今日の予報は35度で、日本で名古屋が一番暑いって・・・夏は暑いし冬は伊吹おろしで寒いし。何とも住みにくいところだわ。********図書館で予約した本の順番が回って来たので、借りに行ってきました。丁度昨夜『春燈』を読み終えたところでした。春燈は宮尾さんの自伝的小説4部作の2作目で、綾子が6歳から17歳までが描かれています。親の職業で女学校の合否や
9月10日(日)随分前から読んでいた『櫂』、途中図書館の本を2冊挟んで読んだので、今日やっと読み終えることが出来ました。宮尾登美子さんの本はどれを読んでも、読み終わった後の達成感が大きく、大作映画を見終わった後のような感覚になります。『櫂』は大正から昭和にかけて生きた喜和と言う女性が主人公です。男の仕事に女は口を出すなと言われ続け、最後は離婚。この時代の女性の弱さと強さを考えさせられました。次に読む『春燈』は櫂の続編とし
9月5日(火)朝起きて窓を開けると虫の声が聞こえてきて秋だなーと思えるけど、昼間はまだまだ暑い田舎市です。********昨日図書館から予約した本の準備ができたと連絡いただいたから今日借りに行ってきました。今は随分前に読んだ本を読み返しています。宮尾登美子さんの小説は描写が細かくて読むのに時間がかかるのに、600ページの長編なのでなかなか読了できません。そこで今日借りた「木曜日にはココアを」を先に読みます
「歳を重ねるほどに美しく生きる✨」「あなたが主人公✨の心豊かな人生を応援したい」勇気ナビゲーターRiecoです。東京は久しぶりの雨模様☔いよいよ日中の猛暑から解放され、お出かけが楽になるかしら?と楽しみにしているRiecoです。「お彼岸、もう直ぐですよ」と猛暑の朝から教えてくれた彼岸花今週9日㈯10:30~11:30「時空倶楽部」@ZOOMで「篤姫の生き方から学ぶ」を開催するにあたり、先月から宮尾登美子さんの「天璋院篤姫」(上・下)を読み返しており、私の魂は時空を超えて幕
こんばんは、朝ドラ「らんまん」で先週タイトルになっていたキレンゲショウマ昨日は剣山の群生地に行って"初めまして"して来ましたキレンゲショウマ世界でも稀に見る特異な植物この一種のみで一つの属を構成する親属新種自然に自生するのは環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定キレンゲショウマ群生地2週間前が見頃だったようですがなんとか間に合いましたキレンゲショウマの花言葉は「幸せを得る」徳島県の剣山を舞台にした宮尾登美子の小説「天涯の花」でキレンゲショウマは有名になりま
今朝のらんまんの石鎚山で発見した新種の黄色い花これキレンゲショウマじゃないかな?宮尾登美子の『天蓋の花』の表紙の花万太郎と田邊教授が心躍らせて見つめる花を見た時『天蓋の花』の表紙のこの黄色い花を思い出しました。私の母が大好きな本でした。この本は母の遺品の一冊です。この本を読んで、舞台になった徳島の剣山(太郎笈たろうぎゅう)も登りました。もう10年くらい前です。丸いポコンとした美しい山でした。本に登場する次郎笈(じろうぎゅう)まで足を伸ばせなかったのが心残りで、いつかもう一度
脚本家たちが原作をいかに脚色したのかを掘り下げる新連載「映像と小説のあいだ」、第二回が更新されました!今回は『陽暉楼』前回の「鬼龍院花子の生涯」を上回る、高田宏治さんによる大胆な脚色について検証しました。あの登場人物、実は原作にはいなかった…!https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/eizotosyosetu/02連載第2回「映像と小説のあいだ」春日太一小説を原作にした映画やテレビドラマが成功した場合、「原作/原作者の力」として語られるこ