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パンスターズ彗星C/2025R3を85mmで一昨日2026年4月30日の夕刻、近所の牧草地に出動してパンスターズ彗星C/2025R3を捉えた2台目のカメラ画像です。こちらは赤道儀に載せずに、三脚による固定撮影で撮りました。露出時間は3秒。それを16枚重ねてあります。先日の嵐で、高い山は雪化粧をしました。この夕方も放射冷却で気温は摂氏プラス2度。上下ともスキーウエア着用してます。16枚中1枚目の撮影が日没68分後で天文薄明が終るまで31分ありました。また2時間15
パンスターズ彗星C/2025R3南半球にお越しやす2026年4月30日夕方。天気は晴天も晴天。過去4日間、ずっと曇っていたので、やっとです。ニュージーランド南島は優勢な高気圧の圏内に入っており、明日も好天の模様ですが、なんせNZの天気予報程当たらない物はありませんので、まあ参考程度までに見てます。今日のクィーンズタウンの日没時間は17時46分。しかし、既に月齢13の大きな月が昇っており万事休す。しかし、天気が余りにも良過ぎる為に、念のために赤道儀持参で撮影に出向いて来ま
ソフトフィルターを付けると「どうなる」かな?やっと検索し始めた所ですが、日本では星景写真を撮る際にソフトフィルターを噛ますのが主流になりつつあるそうな。使っていないと、他人からボロクソに言われている場面を多々確認しています。筆者はこれまで、安物レンズのコマフレアを誤魔化す目的でソフトフィルターを3種類ほど持っていましたが、レンズをuptodateしていったのもあり、好んで使わなくなりました。その他の理由は①暗い星が消える肉眼で8等星まで見え、星明りで全ての物に影が出来る環
赤いオーロラを見たい・撮りたい方はもう20年近く昔の話ですが、私が主宰するスターウォッチングツアーでの出来事。ツアーの最後に私が撮影したオーロラや天体の写真をスライドショーでお見せしているのですが、その際に女性のお客様が悲鳴にも似た声を発せられました。天体改造機で撮った真っ赤なオーロラの写真をご覧になった時でした。声が出てしまわれた理由が興味深かったです。実は何度も海外オーロラ観望ツアーに参加されている方で、オーロラの大ファンでいらっしゃいました。しかし、写真を撮っても、肉眼で
星明りとオーロラが湖底の石をも浮かび上がらせるこの調子で、第25期の太陽活動の頂点が続いてくれると有難いです。なんせ、今年は毎年恒例の休暇旅行には出ず、ここ南緯45度の街クィーンズタウンでオーロラと向き合う事にしていますので。実は、昨年2025年6月21日スペイン・ポルトガル17日間の旅から戻った際、その暑さにほぼノックアウトされ、「大阪は最早人間が住む場所ではない」と悟ったんです。もし、今後に後期高齢者の両親に会いに行く場合は、5月中旬から10月末までを外すべきだと思いました
赤いオーロラとSARアーク2026年4月18日昨日は先に「第二波」からご覧頂きましたが、こちらが第一波で最もオーロラが光り輝く時に撮ったものです。写真の上端がほぼ頭上で、赤い帯はそれを飛び越えて、北の空にまで達しています。実は最上段に写っている虹の様な赤い物体こそ、「SARアーク」と呼ばれている発光現象で、オーロラとは区別されます。磁気嵐の際のパワーにより電気的に光っているものだそうで、太陽風と酸素が衝突して光る赤いオーロラとは別物だそうです。難しいですね。そう磁気嵐が起こ
オーロラと南十字星2026年4月18日深夜2026年4月18日の夕方、目が覚めたので、いつものルーティーンで布団の中で太陽風磁場の向きをチェック。すると、大きなコロナホールからの高速太陽風が強い南向きを形成しておりベッドから飛び起きました。そこからは嵐の様な準備に入り、19時30分、現地到着後の一枚目には既に頭の真上を通り越して、背後の方までの赤いオーロラが写ってビビりました。インターバルタイマー撮影を開始し、2台目、3台目と三脚を立てていきます。結局3台の天体改造機と、1
マウント部を守る方法を変更しました「一体何を取り付けとんねん」とツッコミを頂戴しそうですが、実はこれ、天文業界用語で「アリミゾ」と申します。アリミゾの名前の由来は、断面の形が「蟻の頭」の様に台形にくびれているからだそうです。漢字では「蟻溝」と書くそうです。筆者は最初、「溝があるから」有り溝と呼ばれているんだと思っていました。しかし、不正解でした。しかも、「なんで逆さまに取り付けとんねん」と突っ込みたくなった方も多数ご来場下さっていると思います。では次の写真をご覧下さいませ。
マップス彗星を探せこちらの画像は、世界時の2026年3月30日03時頃に発生した大規模フレア爆発に伴うCME(宇宙ガス質量放出現象)が地球方向に飛んできている事をお伝えしようと記録しておいたものなのですが、実はこの中にマップス彗星C/2026A1が写っている事が判り、急遽掲載を決めました。実は、そのCMEの衝撃波と、その後に太陽の黒い穴、通称コロナホールからやって来た高速太陽風の影響で現在クィーンズタウンでオーロラが出ています。しかし、自宅にいます。理由は簡単。①光度マ
スティーブSTEVE現象だったみたい先日2026年3月22日深夜に出現したオーロラの写真を「宇宙天気ニュース」を主宰されている先生にお送りした所、筆者がSARアークと思っていた上記の写真が「STEVE」と呼ばれる現象ではないかとご教授下さいました。筆者は「緑色の炎の様な点」が出現した事で、「STEVEではない」と思い込んでしましました。しかし、先生はこの緑色の点々が「STEVEで出現する典型的なもの」と御教授して下さいました。筆者の勉強不足でSARアークとご案内しておりました
SARアーク出現オーロラとの共演「似て非なる物」とはこの事で、写真の左下から天の川辺りまで赤くなっているオーロラと、虹の様に見えるSARアークは別物らしいんです。オーロラは太陽から飛んできた粒子が大気中の酸素や窒素と衝突して発光する現象に対して、このSARアークは未だに解明されていない現象らしく、「磁気嵐によって環電流を構成するプラズマによって暖められ、熱伝導で酸素原子が発光する」そうです。なんのこっちゃ解りませんわ(笑)。一つだけ言える事は、SARアークはオーロラベルトの輪
オーロラと国際宇宙ステーション2026年3月23日夜明け前遅くなりました。2026年3月22日(日)の日没後にMAPSマップス彗星を撮り始めてたら、南空にオーロラが出現し始めた続報です。マップス彗星を撮りながらオーロラをインターバルタイマー撮影で撮り始め、彗星没後も赤道儀などを片付けながら撮影を継続していました。これが、その時の写真です。オーロラは未だ小マゼラン雲にも届かないレベルで、その後に、まさか頭の上までに伸びる出現になろうとは思いも
ニュージーランドのオーロラ2026年3月21日夜いやぁ、流石は「オーロラの当たり月」3月です。条件が良いわけではないのに、オーロラが出現するもんね。お陰様で撮影枚数が増えまくっており、8TBのHDDの容量を圧迫しまくりです。実は我家には裸のHDDを含む外付けHDDが山ほどあり、それら全ての容量は限りなく100TBに近付いています。HDDが突然故障しても良い様に、必ずペアのHDDに全く同じものを記憶させているのもあるのですが、今から15年以上前にSeagate社製のHDDで
天体改造機でも違いがある今回、改造して下さった方が3人とも違う天体改造機3台を現地で立てて赤いオーロラに対峙しましたが、最も昔に名古屋のSEOさんに改造してもらったSP4バージョン機で撮った上の写真が、今回の最優秀賞に輝きました。今回の撮影に使った3台のカメラを改造して下さった方は、それぞれ①名古屋のSEOさん(改造サービスを終えておられます)、②浅草のハヤタカメララボさん、③九州のホシゾラクラブさん、の3名です。センサー前に鎮座するIRカットフィルター、またの名を色フィルター
対角魚眼レンズを愛して止まない今回も昨日2026年3月14日(土)の夕刻、と言っても日没が20時09分で、天文薄明が終るのが21時49分なので、めっちゃ真夜中から撮影を始めたオーロラ撮影の続報です。現地で使った天体改造カメラは3台。昨日紹介の1枚も、今日紹介する2枚の写真も全て昨年に日本に帰省した時に購入し、その後にホシゾラクラブさんに送って改造して貰ったもので撮りました。上の写真は「対角魚眼レンズ」で撮ったものなので、地面が曲がっていますね。これでもRAW現像ソフトの「ディ
3月はオーロラの当たり月2026年3月14日(土)の夕刻からスタンバった甲斐があり、予想外に大きなオーロラが出ました。あと1週間で秋分の日を迎える南半球。地球の地軸が太陽系の黄道面に対して直角になるので、両極でオーロラが出やすくなることは有名。太陽風の磁場が30分程だったが南向きになったので、とりあえず出撃してみたのですが、デッカイのが出ましたよ。太陽表面にある黒い穴コロナホールからやって来た太陽風の速度は、秒速700キロメートルにも達していました。春分と秋分の日前後は、太陽
これを堀島行真選手に捧げたいNZの真っ赤なオーロラ2026年2月22日11日ぶりの更新です。時間が空いたのは、言わずもがな「冬季オリンピック」に熱中していたからでございます(笑)。今回の冬季オリンピックで、「撮りてぇ」と思ったシーンが3つありました。一つは大好きなミカエラ・シフリン選手(米国)のスラローム、一つはスキージャンプの二階堂蓮選手の空中姿勢、そして最後は当然の事乍らコークスクリュー1440です。最初の2つは真正面から超望遠レンズで狙いたいと思いましたが、
V字の尾ヴィエルチョシュ彗星C/2024E12026年2月11日夜、予定通りにヴィエルチョシュ彗星C/2024E1の撮影をする事が出来ました。この日は日没後直ぐに荷物を車に積み込み始め、天文薄明終了まで90分という時間に余裕を持って家を出発しました。彗星の位置もチャンと把握はしていましたが、念のために彗星の毎日の位置が書き込んである星図も持って行きました。彗星は彫刻室座にありますが、鳳凰座のアルファ星から辿る方が容易に見つかるので、早速三脚に双眼鏡を取り付けて眺
オーロラ撮影非改造カメラVS天体改造カメラ2026年1月20日夜から21日の夜明けまで続いたオーロラ爆発を「一般のフルサイズ・ミラーレス・カメラ」で撮った写真の現像を開始しました。現在稼働中の5台のカメラの内、4台が天体改造機で、1台だけ「何もしていない」フルサイズミラーレス機があります。カメラの名前はソニーα7RIIIで、日本帰省中の嫁さんに2018年初頭に買って来てもらったものです。長いもので、もう8年目に入りました。解像度は4240万画素。しかし、このカメラは
今年初めてのオーロラ2026ホンマは2025年1月10日と11日にええ感じのオーロラを撮るチャンスがあったのですが、生憎の天気となり、11日に関しては何と一晩中雷雨という諦めるしかない天気。今年は太陽活動の第25期頂点を緩やかに過ぎる時期なのに、新年から2週間が経過してもオーロラを撮影出来ていませんでした。何が何でもという事で2025年1月16日(金)の夜から17日の朝方にかけてオーロラを見張るも、雲量9.5という曇天が続きます。歪な形のコロナホールが太陽表面に見えてい
2色オーロラとSARArc(サーアーク)昨年2025年11月12日(水)の夜に出現したオーロラの画像処理を続けておりまして、その中で酸素原子を起因とする2色のオーロラと、同じく酸素原子を電子レンジでチンした状態のSARアークが一緒に写っている写真をご覧下さいませ。天文薄明終了30分前の薄明るい状態で撮ったものです。これらの発光現象は説明が長くなりますので、ご興味がある方は検索して個別に調べて下さるとして、それが目の前にそびえ立っている状況をイメージして頂ければと思います。手元
ピンク色オーロラも天体改造機が有利皆様、新年明けましておめでとうございます。写真は昨年2025年11月12日の夜に出現した「全天オーロラ」を撮ったものです。対角魚眼レンズの縦構図なので、上1/3が北の空という事になります。写真最上段でオーロラの四方吹き出しが始まった頃に撮ったものです。RAW現像していて気が付いたのですが、写真中央より下方に赤色でもない、紫色でもないオーロラが写っていますね。実はこれ、オーロラ5原色の内の最下部に出現する「ピンク色オーロラ」なんです。その
この星空が車で20分の所にあるさて2025年の最終日です。日本は急に寒くなったとかで、ゲレンデ関係者の笑顔が想像出来ます。さて今年最後の更新は、4年前のパンデミック中に撮った写真を今頃処理したのでお披露目です。当日は大都市オークランドだけロックダウンで、その他は一つ下のレベルでギリ外出可という状態。三脚を立てたのは国道6号線の道端にたまに設置してあるルックアウトポイント。本来なら、背後を時速100キロで車が通るのですが、ロックダウン一歩手前の状態なので通行量はほぼ無し。
青色・紫色オーロラを狙えこの写真は天文薄明(空が白んでいる状態)が始まって30分後に撮ったものです。先日2025年12月22日早朝のやつです。オーロラ5原色中4色が写っていますね。夜明け前や陽が沈んだ後の薄明中は、太陽が地面の下にいても、上空高い場所には太陽光が当たっているのだそうです。それが青色と紫色オーロラの発光をより促すのだそうです。確かに太陽光の手助けが無い真夜中に最上段の青色と、その直下に出る紫色は中々写りません。となれば、派手なオーロラの写真を撮ろうとしたら、
2026年も大いにオーロラが出ます様に初めて筆者のオーロラ写真を見に来て下さった方もいると思いますが、筆者は昭和の時代にNZニュージーランドに移り住んだオッサンで、オーロラを撮る為に酒も吞まず、昼夜反対の生活をずっと送っています。フィルムカメラの時代からオーロラを撮っており、その当時は冷蔵庫の中に常時ネガ&ポジフィルムを保管していました。途中でフィルムが賞味期限を迎えてしまい、子供のオモチャになったりもしましたが、今では良い思い出です。その子供達はここNZで生まれ、どちら
ニュージーランドのオーロラ2025年12月22日早朝オーロラファンの皆様、ご機嫌麗しゅうございます。今回も南半球のオーロラをご覧頂こうと思います。実はこの写真、予想よりも24時間以上早くに地球に到達したと思われる高速太陽風によるものなのです。実は27日前の前周期に、さほど大きくもないコロナホールが未だ太陽のほぼ中心から少しだけ右に動いた辺りで、高速太陽風が地球にやって来た事があったんです。ただコロナホールがほぼ太陽の赤道上にある事から、オーロラ撮影のスクランブル出動だけ
新しく天体改造したカメラのファーストライトの続きです。X10のカメラセンサーはAPS-C、6000×4000(2400万画素)、ISO100~12800HISO25600相当の感度拡張が可能、方や壊れたX6iは5184×3456(1800万画素)ISO感度は同じですね。比べてみるとそれほど変わらないでのでは?動画が4Kになったぐらいか、あまり使わないですが。ボディはよりコンパクトで軽いです。画素数が増えた分少しは奇麗になるか?フィルターはX6iがそのまま使えます。
改造したのは私ではありません。正確には改造依頼をしました。今まで使っていた、EOSKissX6iがシャッターが切れなくなってし、どうしようか考えていたのです。ヤフオクで改造カメラを買おうかとも思ったのですが、使っていないカメラを改造することにしました。思っていたより安く改造が出来そうなので、申し込みました。経費は、13000円+送料という事でしたから手持ちの「EOSKissX10」を改造しました。いまはもう、改造費18000円ほどになっていたのでちょうどタイミングが良かった
南十字という星のシャワー日本の70%程の大きさしかないNZニュージーランド。そこに533万人しか住んでいません。昔は横浜市の総人口と同じ・・・と言われていた頃もあったのですが、移民を増やした結果、500万人を越えました。地球の総人口が80億と言われていますが、その92%が北半球に住んでおり、南半球には6億4千万人しか住んでいません。理由は南半球の81.6%が海洋だからです。そう、陸地がないんです。しかも、南極大陸という陸地もあり、人類は住めません。そう過疎も過疎(笑
オーロラ肉眼では通常白黒に見えるその2「人間って、ホンマに強い光しか色が分からへんのやなぁ」大昔に同内容のレポートを上げた事があるので、今日はその第2弾。光柱が顕著なオーロラの写真を再現像したのでご紹介します。上の写真は2023年2月15日深夜に出現したオーロラを撮ったものですが、肉眼ではこんな感じで白黒にしか見えない事が多いんですよ。ただ、この夜の出現はある程度強かったので、車から降りて直ぐに「あっ、光柱出てるわ」と分かりました。しかし、写真で撮った時の様に色まで