1786年、スペインのカディス大聖堂からの依頼によって、ハイドンが作曲した「十字架上の7つの言葉」は元々管弦楽曲です。聖金曜日の礼拝において、福音書に書かれた、キリストの十字架上での7つの言葉を読み、瞑想する際に一層効果を上げるための音楽を、当時名声のあったハイドンに依頼したのでした。その言葉の内容からして、序奏と7つの言葉に相応するソナタは、すべてLargo、Adagio、Lento等の緩徐楽章となっていて、最後にイエスの死の時に起こった地震には、激しいPrestoの曲をあて、変化をつけていま