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Helloagain!こちらは今朝更新したブログです:“Lookbeforeyouleap.”「飛ぶ前に見ろ」物事を始める前に問題が起こらないようきちんと確認しろ、ということわざですが、日本語だと「転ばぬ先の杖」などと訳されています。イギリス出身の米国詩人だったW.H.Audenは逆に、”Leapbeforeyoulook.”「見る前に飛べ」と書いています。大江健三郎さんもこの表現を引用していますが、あまり深刻に考
この記事で短編集を取り扱うにあたり、頻繁に「大好きな短編集」「名短編集」と評している場合があります。当たり前と言えばそれまでですが、僕にも一丁前に好んでいる短編集があると言うことです。漫画ではそれこそ100冊にも収まりきらない程の量がありますが、小説においてはまあまあ、厳選すれば数も絞れるのではないかと一人で考えています。ここで取り上げた短編集は基本的に大好きですが、中でもおすすめは川上弘美先生の『パスタマシーンの幽霊』、太宰治の『きりぎりす』(新潮文庫)、安部公房の『R62号の発明・鉛の
2024・23の事天皇誕生日92歳氷室冴子は、ひむろさえこ日本の小説家。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、かつては正本ノン、久美沙織、田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていた。生年月日1957年1月11日出身地北海道岩見沢市学歴藤女子大学スキからっていうか検索したらスキへ飛んだスキが結構入り込んできてるね^^二人ともにこにこしてるね
いつも素敵な柏木由紀子さんのブログを拝見しています。酒井和歌子さんとご一緒の写真が載っていました。もともとお美しい女優さんですが、今もお変わりのない美しさです。私が注目したのはお二人の眼鏡です。メガネ選びって本当に難しいですよね。さすがお美しい方はご自身のお顔にピッタリのメガネを選んでらっしゃいます。そこで私はどのタイプの顔か調べてみました。子ども顔の曲線タイプでした。キュートなおばぁちゃんを演出するために、少し躊躇
次回3月21日(木)の「まっくら図書館の読書会」は『砂の女』安部公房新潮文庫砂の女(新潮文庫)Amazon(アマゾン)今年は安部公房生誕100年です!ぜひこの機会に代表作の『砂の女』をみなさんといっしょに読んでみたいと思います。よろしかったらご参加ください。新規参加、歓迎です!読書は、命綱。一生忘れない本との出会いを!|頭木弘樹のまっくら図書館の読書会先の見えない時代だからこそ、あらためて「本」に向き合ってみませんか?ラジオ番組や書籍で古今
犯人が通りすがりの見知らぬ人だと思っていたのは私だけで彼は私のことを知っていると言った。『待ち伏せ〜誰にでもできることと誰にでもあるもの』そんなこと言ってもね、慰謝料を受け取らないということは、加害者は重罰になりますよ。初犯だし、執行猶予はつくと聞いておりますが。そうとは限りませんよ。謝罪を受け…ameblo.jp殺人と違ってすぐにやり直せるんだ。弱い人間が何度もやり直すことができるそれが性犯罪絶対に覚えておいてね。慰謝料を受け取らないということは加害者は重罰になり
小澤征爾さん、一度だけ、生で指揮をする小澤さんを見たことがありました。松本の旅館がセット販売してくださった1997年のサイトウキネン。ピアニストは内田光子さんで夫は「すごい組み合わせだ」と騒いでいましたが、私には猫に小判。「サイトウさん、旅館のご主人の苗字だわ。主催者?」なんてあほなことを言いながら参加しました。いや、もうびっくり。40代の内田光子さんのピアノに圧倒されっぱなし。座っている席のふたつだけ離れた席に演奏後の内田さんがやってこられたときにはちょ
お読みいただき感謝です。〈本ブログの登場人物〉★散らかシスターズ(3姉妹)長女ハル(中1)わが家の菓子屑クイーン次女ユイ(小3)お尻探偵に恋する女子3女リエ(小1)成長著しい小さな守銭奴★アメ(妻):一家の大黒柱★サンボン:アニメ好きパパサンボンです。読み終わった。傑作だけど、うーん、なんだかな…女た
かつて世田谷界隈に住んでいた頃毎週のように有名人を見かけた中村メイコ大江健三郎小澤征爾松田聖子その他色々小澤征爾が電車の切符を買おうとして落とした小銭を拾う姿は微笑ましい風景だった88歳だったとは小澤征爾がN響でタクトを振らなかった理由を最近知ってビックリ小澤征爾が世界へ飛び立つ理由となった「N響事件」の真相|カドブン日本で最も有名なクラシックの音楽家であり、世界で最も有名な日本人のひとり――。小澤征爾の生涯は戦後日本のサクセス・ストーリーの象徴でもあります。敗戦です
昨年3月3日に大江健三郎さんが88歳で亡くなり、早くも一年が過ぎようとしている。どうも作家がこの世にいなくなると、私は安心して(?)その著作が読みたくなるらしい。が、大江さんの場合は、彼が日本人二人目のノーベル文学賞受賞者という輝かしい経歴の人であることや、昨年5月3日にNHKが放送した3時間ほどの長い追悼特集をたまたま観てしまったため、にわかに興味が湧いてきたというのが理由である。この追悼特集は『一九九四年ノーベル賞の旅』という1995年の番組の再放送で、大江さんが妻と長男と連れ立って、授
足跡いつも公園の森の中エゾリスの足跡でしょうか?札幌では昨日からほとんど雪が降っておらずおかげで駐車場の雪かきもひと休みこっちは人間の通った足跡いや「路」だ最初に誰かが歩いた跡を次の人がそしてまた次の人が…そうやって私が歩けるような「路」となりましたちなみに「路」の横に足を踏み入れてみたら軽く膝あたりまでズボッと入りました(笑)東日本大震災のあと日比谷で行われた反原発集会で故大江健三郎氏は「私たちの前に道はありません私たちが歩い
お読みいただき感謝です。〈本ブログの登場人物〉★散らかシスターズ(3姉妹)長女ハル(中1)わが家の菓子屑クイーン次女ユイ(小3)お尻探偵に恋する女子3女リエ(小1)成長著しい小さな守銭奴★アメ(妻):一家の大黒柱★サンボン:アニメ好きパパサンボンです。朝、遅刻した次女に道々、パンをやりながら学校に送ってからの…
「静かな生活」1995年【日本映画専門チャンネル】原作大江健三郎両親の渡航中に起こる障がい者の兄と妹の波乱に富んだ日常を描いたドラマ兄・イーヨーと妹・マーちゃんの暮らしは平穏無事とは言い難いものですが、強い絆で結ばれた当人たちにとっては静かな生活なのだというのが丁寧に描かれていました監督・脚色は伊丹十三で実際に大江健三郎の義兄にあたります心の美しい愛すべき人物・イーヨーに渡部篤郎さん、ひたむきに兄を信頼するマーちゃんに佐伯日菜子さん同じ頃、渡部篤郎さん出演の「あたり
今となっては、純文学は音色、言葉の選ぶ方、大衆文学、いささか古い言い方ですね、メロディはストーリーテリングか。勿論融合している贅沢な作品もある。谷崎潤一郎の作品の溢れている語彙からの豊かな小説世界があり、江戸川乱歩の饒舌で、驚異の世界がある。ジェフリー・アーチャー辺りは、ストーリーテリングの妙でしょうが、アメリカ文学ではジョン・アップダイクが美文と見なされるようで、アップダイクがホラー小説を書いたようと評されたのがスティーブン・キング。ジョン・アップダイクと渡辺一夫を足せば大江健三郎か。荒
体重は69.2kg。午前は数学を80分ほど勉強した。いま平方根。このあたりはそんなに難しくない。なんとか、中学の数学を一通り勉強してみたい。このあと散歩に行く。本はいまも『行人』を読んでいる。あと三分の一くらい。昨日久し振りに大江健三郎を開いたら、やはり文体がかっこいいと思った。ああいった文章の小説をちゃんと読めるようになりたい。今のぼくには大江健三郎の文章は難しすぎる。難しいんだけど、読んでいてとても心地いい。『同時代ゲーム』とか『万延元年のフットボール』あたりの文体が好き。
1月31日その11989年-大行(たいこう)天皇の追号が昭和天皇に決定し、皇居で奉告の儀を行う。大行天皇は崩御後に追号が贈られるまでの呼称。誕生日1530年(享禄3年1月3日)又は5月30日(享禄3年5月4日)-大友義鎮(おおともよししげ、後の宗麟)1543年(天文(てんもん/てんぶん)11年12月26日)-徳川家康。江戸幕府の初代将軍(征夷大将軍)1797年-フランツ・シューベルト作曲家歌曲の王と言われるの〜。1935年-大江健三郎。小説家、ノーベル文学賞受賞者
引き続き、空き時間があると大江健三郎を読んでいる。もののたとえはどうであれ、伝えたいことは一貫して変わらないのが大江文学。エログロ流血反吐復讐裏切り情けなさ死にたさ…底辺のあらゆることを乗り越えてこないと、俺の真意を教えるわけにはいかない、と宣言されているような(もののたとえ)に試されながら、大江の哲学に触れてゆく。何度も何度もさわる。さわって、愚かな最たるものの(わたし)をじっとみつめる。名前や具体的な罪よりも先に、黒縁メガネで愛想のよさそうな青年の顔写真は、わたしたちの生活の
1月28日1549年(天文17年12月30日)長尾景虎が家督を継ぎ春日山城へ入城する。この時長尾景虎は19歳であったと言うの〜。上杉謙信と名乗るのは1570年(元亀元年)と言う。これは諸説ありじゃの〜。1912年(明治45年)白瀬矗南極探検隊が南緯80度05分に到達。その一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名。1986年スペースシャトルチャレンジャー号爆発事故誕生日1712年(正徳1年12月21日)徳川家重江戸幕府第9代将忌日1998年石ノ森章太郎この石ノ森章太郎に関
もう一発\(^o^)/今日は!宇宙からの警告の日なんだすです。何やら怖い・・・(苦笑)1986年、昭和!61年の今日に、アメリカのスペースシャトルであるチャレンジャーが打ち上げました。しかしながら・・・後間もなく大爆発を起こし・・・乗務員7人全員が死亡しました。衝撃的な画像・・・覚えてます。この事故に関してさまざまな人が語っていますが・・・作家の大江健三郎さんは!!著書である「治療塔」の中で、あの爆発は宇宙意志からの警告と表現しています。その事から宇宙からの警告\(^o^)/そう書いておられ
今朝は4時前に早朝覚醒してしまって。ずっとスマホ見てました。朝食を摂り、7時過ぎに二度寝しました。再び起きたら、9時を回ってました。予定通りドライブに行くかどうか迷いましたが、1年前の記憶が鮮明だったこともあり、今回はパスしました。お金も勿体ないですし。デイケアは休むと決めていたので、ずっと家にいたのですが、とにかくやることが無い(笑)暇すぎて大江健三郎なんて読んでしまう程(笑)午後は軽く昼寝した後、またやることが無い(笑)でも、あれこれ余計
大江健三郎「万延元年のフットボール」読書会の課題本ということもあり3回目の読了となります。1回目は学生時代。あの時は面白いとも思わなかった。2回目は少し前。これは面白い作品だと思いました。そして、今回3回目の読書。やっぱりすごいです。つかみどころはあり過ぎるというか、奥が深くて、様々な読み取りができます。解説に大江さんが詩を好んでいることが書かれてました。確かに大江作品では、詩がよく触れられていて、モチーフの一つになってると思います。今回読んでいて、大江さんの文章は確かに散文ではあります
67回目パドセブ治療日●スタッフの皆さんに新年のご挨拶をします。2024年1月17日、パドセブ治療3年生スタートです。採血は9時40分、持参の今朝の採尿を提出です。待合室はパラパラの数えるほどの人ビックリです。10時40分の看護師の事前問診を受けて、体調は前回とほぼ変わりなく、正月でご馳走太りですが、味覚回復なしを状態です。●10時50分、主治医の診断です。ー採血結果は治療可能の状態、尿検査結果も異状なしです。ー一週間の延長休薬で手足のしびれは幾分和らぎ歩けました。ー2週間隔で
静かな生活(映画)伊丹十三監督作品伊丹十三の義弟である大江健三郎ノーベル賞作品の映画化たぶん原作の方が面白い興行的に失敗しているのであまり知られていない作品
2024・1・13の事Tデパートの中の本屋さん氷室冴子は、日本の小説家。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、かつては正本ノン、久美沙織、田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていた。裸の多さまでないよね↑↑昭和だね↑大江健三郎人の優しさやさしさの根源はこのかたにあると息子さん
思うところがあって、ごそごそ引っ張ってきた大江健三郎短編集。今日から、激務日以外一日一遍ずつ再読していく。短編集なら、なんとか山も登りきれるだろう(か?)という算段。元日からの震災や訃報や、まだまだつづいている戦争などに、立ち止まることが多すぎて、既に置いてけぼりの感がある2024年。ただおいていかれるのではなく、おいていかれるなりに考えたとき、大江文学しか頼るところはないのではと思い当たったのだ。冒頭から、痺れる。それにしても文春砲。これはあくまで私見なのだけど、松本さん
年末から、坂田利夫師匠〈82〉、篠山紀信さん〈83〉、中村メイコさん〈89〉、八代亜紀さん〈73〉と訃報が相次いだ。これでは地震が起きなかったとしても、気が滅入る。ところが今日は中越でも地震があった。昨年の今頃は高橋ユキヒロにジェフ・ベックだったな。ほんとうは「大江健三郎に僕は知性を感じたことがない」ことを書こうとしていたが、思わぬ方に話題が逸れた。〈文中・一部敬称略〉
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。自分の子育ての旅を思ってみて、どこから心配が今の信頼へ変わったのか考えてみました。長男は今年で48歳になります。発達障害の子どもは七掛けで成長を見守ってあげて欲しいと聞いたこともあり、もうすぐ50歳と思えないぐらい、まだまだ心配が多いです。わざわざ月に4万円も自分で払って8畳の貸倉庫を契約していても、部屋は物であふれて整理整頓ができません。以前は私も元気で整理をしたりしましたが、もう本人が良いのなら干渉しないと決めて、本
大江健三郎の講演集『あいまいな日本の私』を読んだ。あいまいな日本の私(岩波新書)Amazon(アマゾン)「私は渡辺一夫のユマニスムの弟子として,小説家である自分の仕事が,言葉によって表現する者と,その受容者とを,個人の,また時代の痛苦からともに恢復させ,それぞれの魂の傷を癒すものとなることをねがっています.」――一九九四年ノーベル文学賞受賞記念講演ほか,全九篇の講演に語られた,深く暖かい思索の原点と現在.表題のノーベル賞受賞講演は以前から大概を知っていたので、特に大きな発
大江健三郎「私という小説家の作り方」これは大江健三郎小説全十巻の月報として書かれたものをまとめたものだそうです。これだけでも、たいへん読み応えがあります。大江さんの書かれた小説の解説という意味だけでなく、文学に対する思いというものも読み応えがあります。小説に方法はあっても方法論はないというような驚くべき論説が、生涯確かに自力で方法論を築きあげることはないだろうと思われる文芸研究家、批評家によって振りかざされる時代だった。それはいまに続いているのではないか?
2023年ベスト5は新たなジャンルとの出逢い😆去年は読書の捗りも芳しくない中で、今後の読書ライフに影響したのが、この5つの作品だった。SFや難解なイメージの昭和の大家からの誘い、今まで知り得なかった分野からの新たな気づき。刺激と学びという読書の醍醐味が感じられた出逢いに感謝したい。どれも主色の作品だと納得した。今年はどういう出逢いが待っているのか。老眼の進行というストレスと格闘しながら、新たな出逢いに今から胸を高鳴らせたいと思う。今年は巻き返して積読も減らして行きたいなぁ😅