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こちらは、はなちゃんとのコラボ作品ですお先にこちらからどうぞ大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》それから休日前の週末には必ず二宮くんのところに行くようになった。行くのは仕事終わりで大体が夜遅くになるから、二宮くんは夕飯をいつも作って待ってくれていて、俺が爆睡して起きられないから、朝食も用意してくれていた。それも申し訳ないと思っていたし、二宮くんがやっぱり眠れていない気がしたから、しばらくは週1で通っていた。でも、そのうち二宮くんも一緒に寝るのに慣れてきた
(少年)その本は何度も読み込まれた跡があった。皺も無数にある。表紙はセピア色に褪せてところどころ傷んでいる。裏表紙に「零」と名前があった。『高瀬舟』森鴎外囚人を乗せた高瀬舟が桜舞い散る京都を離れていく。同心が静かに話を聞いている。とても凶悪な犯罪者に見えない大人しく真面目そうな若者がその中に居た。どうやら弟殺しの罪だという。病で苦しむ弟がもうこれ以上兄に迷惑をかけられないと、自ら刃を向けたけれどあと少しのところで刀を抜けず苦しんでいる。帰ってきた兄が見つけて
こちら、はなちゃんとのコラボ作品ですお先にこちらからどうぞ大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》目が覚めると見慣れない天井で、ぼんやりと眺める。そうか……、俺、昨日は二宮くんの部屋に泊まって……。……………………。えっ、今何時だっ?!慌ててスマホを見ると、もう8時だった。すんなり眠れて、しかも朝までぐっすりなんて久しぶり過ぎて驚いた。しかもほぼ初対面の相手と一緒に寝たのに……だ。二宮くんが先に起きたのにも気づかない程熟睡していたなんて。慌ててベッ
(葉っぱ☘️)その少年の哀しみはとても土足で踏み入れられない何人(なんぴと)であってもとてもその鎧を取り払うことなどできない少なくとも最初の印象はそうだった。この日の収穫は初めてその声を聴けたこと。葉っぱ☘️「やぁ。また来たよ」少年「・・・・・」格子の向こう。真っ白な壁。窓がなくてパイプ椅子にポツンと座っている。監視カメラ、一台、二台、三台・・・監視する人男も女も無表情なまま・・・葉っぱ☘️「あのね。君の素行がとても良いからうちの会社にお迎えできるん
こちら、はなちゃんとのコラボ作品ですこちらから先にお読みください大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》お風呂から上がってくると、二宮くんがホットワインを作ってくれていた。部屋着に着替えた二宮くんは、高校生と言っても通用するんじゃないかって思うぐらい幼く見えて、可愛らしかった。白いモコモコの部屋着を着たら似合いそうだし小動物みたいでもっと可愛いかもな……なんて事を考えて、いやいや、何考えてんだよって自分につっこむ。彼女が何を着ていようと今まで何の感想も持たな
(少年)中学生の妹がいる。自分の妹だと信じて生きてきた。いや。半分は、合ってる。母親が同じ人だから。自分の父親には会ったことがない。物心ついた時には母さんひとり、そして赤ん坊の妹がいた。高校生になって母親のところにあの男が通うようになった。毎日酒をあおり母親に暴力を振るいとうとう・・・とうとう・・・妹「お兄ちゃん!お兄ちゃん!助けて!!!」気が付いた時にはここ(塀の中)にいた。妹は・・・無事かな・・・って母親は・・・無事かな・・・ってそればっかり考えて
こちら、はなちゃんとのコラボ作品ですお先にこちらからお読みください大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》翔ちゃんのベッドの横に布団を敷いてもらって、とりとめない話をしているうちに眠りにつけた。こんなにすっと眠りについたのは久しぶりだった。でも、夜中、やっぱり悪夢にうなされて目が覚めてしまったんだけど。それからまたなかなか眠りにつけなかったけど、それでもいつもよりは眠れた方だったから、少しは頭がスッキリした気がする。翔ちゃんに彼氏が居なかったら、毎日泊めて
(少年)冷たい。凍えそうだ。小さな格子窓から見えるのは青く・・・冷たい湖面。それかどこまでも続く青い空。固い床に蹲りじっと・・・ただじっと・・・時が刻々と過ぎて行くのをやり過ごす・・・どうして生まれてきたのかなきっと神さまが間違えたんだろう。だから・・・もうすぐ還るんだ。あの湖の底に・・・あるいはあの青い空の彼方に・・・ただじっとその時を待つだけじっと・・・じっと・・・*ララァさんのお写真です*凄腕で冷徹。その男の仕事には隙がなかった。零「金で解決でき
こちらはなちゃんとのコラボ作品ですお先にこちらからどうぞ大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》眠れなくても容赦なく朝はやってくる。「やべー顔……」自分でも分かるぐらい顔色は良くないし、目の下のクマも酷い。それでも仕事は待ってくれないから行くしかない。いくら激務とはいっても、眠れていれば乗り越えられる程度なんだけどな……。とりあえず気合いで職場に向かった。昼休み、社食で注文した蕎麦をじっと眺める。睡眠不足だと食欲までも奪われて、食わねーととは思うけど
大宮のBL小説のブログです受け入れられない、間違えて来てしまった人はそっと閉じてくださいね駄文しか載せられません。更新は不定期です。完全自己満足の世界です。苦情、苦言、凹みますすぐ読み、まとめ読み、感想、喜びます皆さまからの反応がなくイマイチなお話だと判断したら公開停止にします理解した方のみお読みください。フォロー申請についてフォローは成人女性で、嵐ファンの方でお願いします。詳しくはフォロー申請についてをお読み下さい。↓『フォロー申請について』何度も同じ記事あげてすみま
(BL妄想小説/吸血鬼幻想小説)(これまでのお話はこちら)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(9)夕方遅くの賑やかな学生寮の廊下を、走ってくる音が響く。皆、夕ご飯の始まる時間で食堂に向かう生徒の波を逆走する少年二人。何人かは二人へ声をかけるが、少年たちの簡単な返事に、軽くまた返事をして食堂へ向かっていった。「……はあ、はあ」「…
こちら、はなちゃんとのコラボ作品となりますお先にこちらからどうぞ大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです《sideO》「羊が1126匹、羊が1127匹…………、はぁ……、今日も眠れねぇ」リビングのソファに寝転がってぼやく。毎日仕事も激務で、身体は疲れてるはずなのに全く眠れなくて。そろそろ自分でもヤバイって思ってる。でも眠剤をもらいに病院に行く時間もない。眠れない原因は……分かってるんだ。俺には同棲していた彼女がいた。でも俺の仕事が激務だったから、しばらくすれ違い生
いつも読んでくださってありがとうございます初めて来てくださった方、いらっしゃいませこちらは嵐さんをモデルにBL小説を書いているブログになっております大宮Loveしか書いておりません。あくまでも妄想小説で、たまに成人向けになってます間違って足を踏み入れた方は回れ右で退室お願いしますねお話も少しずつ増えてきたので、お話の紹介をしたいと思います題名を押すと一話目に飛ぶようになってます。あとがきにオマケの話がついている事がありますので、良かったらあとがきまで読んでいただけたら嬉しいです。
(BL妄想小説/愛だけのある暮らし💙💛)(このシリーズはこちらから)きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp<第15話>駆け足で去った秋を惜しんでいる間に、もう冬も本番を迎えようとしている。今日は、多野と二之美谷という仲の良い恋人たちが、師走の街へ買い物に出かける日だった。先日、多野のために10着も洋服を買ってくれた二之美谷に、今度は多野が服を買ってやりたかったのだが。
今日は「青の薔薇」は、2本目です。吸血鬼幻想・青の薔薇(7)🔗を先にUPしています(←色っぽいので注意)(8)遅刻の罰としての掃除や教師の手伝いを終えた桜井少年と相場少年の二人。「ああ、遅くなっちゃたね〜ショウちゃん」「本当、働かされたわ〜疲れたあ」言葉とは裏腹に、高校一年生は元気がたっぷりだ。二人で鞄を持ったまま、桜井の学生寮の部屋へ向かう。「ねえ、寮って住みやすい?」「まだ、入ったばっかりだからさ、分かんない」
(BL妄想小説)ある日、仕事の関係で、かなり遠方へ引っ越した。それまで1年近く交際していた子とは、毎日会えなくなってしまったんだ。毎週、土日会うとしても、かなりの時間と出費だった。「うーん……」休み返上の急な仕事もあるから。まともに会えるのは、せいぜい二週間に一回程度だと思う。できるなら、一生の伴侶になって欲しいと思っていた。出会ってすぐ運命だと思った。素直で可愛くておとなしい男の子。本当に俺といて楽しいのか心配するほど、
(BL妄想小説/吸血鬼幻想小説)一日の授業が終わり、相場マサキ少年と桜井ショウ少年は、二人寄り添ってため息を吐いた。手はひたすら雑巾や掃除機を動かして、音楽室を掃除している途中だ。「はああ、何なんだろう、あれって」「だよねえ……」可愛らしい高校一年生の二人は見た目も良く、性格も良さそうで、周りの人からも好かれている。入学したばかりだが、教師や生徒たちからの印象も良い、真面目な生徒だ。だが今日だけは大遅刻したせいで、山のような掃除
(この前に吸血鬼幻想・青の薔薇(5)🔗UPしています)(BL妄想小説)クリスマスまで待てない。あなたは、次に会う時「大切な話がある」と言っていた。次に会うのは、クリスマスなんだけど。僕はすごく期待してるんだけど。この話を友達にしたら「え、大丈夫?」って。「何が大丈夫なの?」って聞いたら。「大切な話って、悪いこともあるじゃん!」っていうの。......そんなこと、ないと思うけど。いつも、彼は優しいから。いや、優
(大宮BL妄想小説/吸血鬼幻想)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(5)相場マサキ少年の渾身の蹴りを、男は軽く避けて体を少年から離した。「結構素早いじゃないか。だが、ここまでだな」「はあ?」さっきまで掴まれていた首が痛くて苦しい。だけど、相場は猛烈に腹がたっていた。不審者だったが子供を探しているというから。男に手を
😰地震の地域の方、いらっしゃいますか?💦何もできませんが、ご無事をただ祈っています(BL妄想小説/吸血鬼幻想小説)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(4)入学式の翌日、一年生の相場マサキ少年は教室を見回した。「あれ〜?」親友の桜井ショウの姿が見えず、教室にいた桜井と一緒の学生寮組の友人達に聞いても知らないらしい。昨日は変わり
<各シリーズ/登場CP/一覧>(2025/12/8)吸血鬼幻想・青の薔薇(気象系)大宮/櫻葉/磁石+(漫画組)仁亀/ロバ丸(小説の途中から登場予定)青の鷺姫、青の君おもちゃの天使きみに夢中(10)俺のお髭のくまさんきみよ、生きて帰れ(総集編)青い人魚の恋俺のもの...シリーズ夜想曲・彼誰時ダーリンは死神くんボクの恋人は。ポンコツひも彼氏Butter-likeloverきのうも今日も。
(BL妄想小説/吸血鬼幻想小説)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(3)桜井は倒れて意識を失った美しい少年を背負って、寮の自分の部屋へ帰った。救急車を呼ぼうと思ったが、スマホは部屋に置いたまま。管理人さんが帰って来ていたら、彼に頼もうと背負って管理人の部屋の扉を叩いたが返事がなかった。「もう……こんな時に、どこ行ってんだよ……」小さく呟くと、背中
こんばんはー夢魔の夢、完結しましたー一つ前に最終話アップしてますので、お先にそちらをどうぞ最後まで読んでくださって、更にはあとがきまで読んでくださって、ありがとうございますしばらく書いていなかったので、読みづらいところ、そして、エロがぬるすぎる、アップがハロウィンを過ぎる、そして、途中から全くハロウィン味がない、ラストに締まりがない、色々反省点がありすぎて申し訳ない気持ちでいっぱいですそれなのに、途中、楽しいとコメントをくださって、めちゃくちゃ嬉しくてこれか
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです最終話ですsideNあの日から俺は智の部屋で一緒に暮らしてる。そして、普通に大学の後輩として一緒に大学にも通ってる。もう大学に行く必要はないんだけどさ、智に危険があったら助けられるし、何よりずっと一緒にいたいじゃない?あと、俺の食事は夢ではなくなった。だって夢だけじゃもう物足りないし、それよりももっと美味しいものを見つけてしまったから。智の夢も覗くのをやめた。あ、別に、また釣りの夢だったらどうしようとか思ってるわけじゃないから。
この前の0時に、きのうも今日も。第14話・後編🔗UPしています(BL妄想小説/吸血鬼幻想)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(2)学生寮の自分の部屋を、なんとか片付け終わった桜井ショウ少年は、ベッドへ背中から倒れ込んだ。「つ、疲れたなあ……もう9時じゃん。風呂って何時までだっけ?」寮のガイドの冊子を見ると、もうそろそ
(BL小説)きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp多野が仕事の打ち合わせを終えて、スマホをチェックすると、二之美谷からメッセージがあった。『ちょっとだけ藍波さんと買い物へ行って来ます』その文字を読んで、返信をする。『気を付けて行っておいで。楽しんで来てね』文字を打ち終わると、ひとくち珈琲を飲む。「めずらしいなあ……」二之美谷は多野がススメて
*『シャーベット』続編《智》やってしまった……。和也に正直に俺のことを話したのはいい。それはいいのだが、途中から涙腺が緩んで、子どもみたいに随分と泣いてしまった。さらば兄の威厳。さらば理想の兄。さらば俺の努力の日々よ。(今迄、ある程度カッコいい兄と言うのを演じていた)「おはよう。智義兄(さとにい)」ん?なんか今、和也がセーラー服で通り過ぎなかったか?俺の願望が具現化したのか?気のせいか?気のせいだよな。「智義兄、早くご飯にしよ」おわっ!気のせいじゃなかった。セーラー服姿の和
*『シャーベット』続編《和也》午前3時前の道路はさすがに空いていて、俺を乗せたタクシーは飛ぶように智義兄のいる家に俺を運ぶ。飛び出して来たのは俺なのに、もう会いたくて、たまらなく恋しかった。そんな事を考えていたからだろうか?通り過ぎた橋の上に智義兄によく似た後ろ姿の人が見えた。「停めて下さい!!」思わず叫んでいた。まさか、こんなところまで?そんな訳ないよね?と思いながらも、俺の脚は橋に向かって駆けて行く。橋の上に差し掛かると、その人はまだ空を見上げていて、星空に消えてしまいそうに見え
*『シャーベット』続編《和也》櫻井さんが話してくれた事をまとめると、俺は割と“可愛い”とか“綺麗”な部類に入るらしい。だから、智義兄が大切にし過ぎて、手を出せなくなってしまったのではないかと言う事だった。「信じられません」今までそう言う事を言われた覚えはないし、変な男の人につけ回された事があるくらいで、女の子にモテた事もないから、可愛いや綺麗ってのは、縁遠い言葉でしかなかった。「これでも信じられない?」手鏡を渡され、渋々覗き込んで俺は言葉を失くした。見た事のない俺が鏡の中に居る。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOあの日からカズは俺の家に住み始めた。一緒に大学に行って一緒に家に帰ってくる。夢魔だから、きっと今まで全然違う生活をしていたんだと思うけど、俺の真似をして色んな事を覚えて、今では全く夢魔だって信じられないほど人間の生活に馴染んでいる。むしろ俺より人間っぽい。あ、でも家では擬態を解いてるから見た目は夢魔だけどな。最近は料理に興味があるみたいで、色々調べて作ってくれるんだ。「これ、うめー」「そう?智の方が美味しいけどね」