ブログ記事7,450件
夏休み明け。なんか・・・周りが変わった。「きゃ♡」「おはよ、💙くん」💙「はよ」「きゃー♡」・・・?きゃー♡、って、何?💛「周りが変わったんじゃなくて」💙「うん?」💛「お前が変わったんだよ」え?俺、変わんないよ。変わらずお前💛が一番好き。💛「こんなムキムキ💪になっちゃって。どこ目指してるんですか?」💙「どこ、って」💛「体操、とか、あるいは筋肉美とか」💙「身体を鍛えてるだけだよ」💛「だから、なんで?」💙「消防士とか警察官とか自衛隊員とか将来何をするにしても体
四方を山に囲まれた京都の夏は暑い。今年お当番の宇治の叔母さん一家が「お墓の掃除、終わったで」と汗まみれで帰ってきて二間続きにした二十畳ほどの和室をあっちもこっちも閉めてクーラーをガンガンにかけた。ギリギリまで曾婆ちゃんのうちわで凌いでいたアネキもとうとう山川世界史だけを持ってクーラー部屋に避難してきた。「お寺さん、もう来(き)はるわ」「あんた、そないな格好で」「お支度、早うせんか」女性は黒のワンピースか絽の着物男性は白シャツに黒ズボンはいて白檀の香やら化粧や香
高一の夏休み。筋トレとランニングを続けて三週間ほど経った8月の中頃に母方の里である京都へ向かった。父ちゃんが運転して助手席には母ちゃんが乗ってラフマニノフが流れてヴィバルディが流れてまそれはウチの通常なんだけど後ろの席で手をグーパーさせながらだんだん育っていく筋肉にニヤニヤしつつ音楽に合わせて黙々と鍛えてた。京都、今出川。二条通りの先で車を預かってもらってそこからは歩いた。狭い路地の奥に突如現れる立派な門。プライベートな空間でありながらいや、京都は町全体がや
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。【お話の世界観について】*こちらはケーキバースでのリアル設定です↓ケーキバースとは人が「ケーキ」と「フォーク」の二つの属性に分かれている。ケーキフォークに美味しく食べられてしまう人。肌や体から甘い香りが漂い、涙、汗、唾液などの体液まで甘い。フォークある日を境に普通の食べ物の味を感じなくなり、その代わりケ
そのまま家の前まで帰ってきて門を開けて玄関までの小径を歩いた。父ちゃんのバイオリン🎻と母ちゃんのピアノがちょっとだけ音漏れしてる。母ちゃんの神経質なピアノを父ちゃんのおおらかなバイオリンが優しく包み込むみたいにして演奏はどうにも止みそうにない。曾婆ちゃんは今京都に行ってるしアネキも京都から帰って来ないしこの家は俺さえ帰れば玄関のチェーンも閉められるんだけどなんとなくなんとなく門から再び外に出て岩園から朝日ヶ丘町へ続く坂を上がり芦屋病院の辺りまでぶらぶら歩いた
「え?💙くん。送ってくれたの?」💛のおばさんが心配そうに最寄りのバス停付近でワンコ連れてキョロキョロしているのが見えてぺこりとお辞儀した。💙「んじゃ」👋💛「ありがとう」👋💛母「おうどんでも食べてって」え?お、うどん?ガシっと腕を掴まれた。💛「うどん、だってさ」💙「うん」汗臭くないかな?クンクン、脇の辺りを嗅ぐけれど自分じゃ分かんない。靴下も履いてないや。サンダルだから。足、脂っぽいような気がする。それでモジモジしていたら玄関傍の水道で手足を洗わせてくれた
その年の夏。💛と内出の花火を見に行った。名門私立高校に進学した❤️も坊ちゃん高校に進学した💜も💚も五人で並んで芦屋浜に座ってドドンと打ち上がる花火を見ていた。部活の話進学の話塾の話家族の話・・・❤️「そう言えば、姉ちゃんは?」俺のアネキのこと?💚「うちの姉ちゃんは短大生」💜「うちの姉ちゃんは就職した」❤️「へー。どこに?」💜「商社。伊藤なんとかってとこ」❤️「すげー」時代はバブル経済真っ只中。そんな良い会社行けるなんて、すごいな。💛「うちの兄ちゃんは浪人中
中学校の先生はアネキを知らない。小学校の時みたいに「あの姉ちゃんの弟だからデキルハズ」と励ましてくれる先生なんて皆無だった。それを望んでた。アネキの影から逃れたかった。そして期待値低いのに甘えて勉強なんか全然しなくなってた。高校は兵庫方式のおかげでなんとか公立に拾ってもらえた。俺が高校受験ってことは。三つ離れているからアネキも大学受験ってこと。で。この。全科目偏差値70超えのアネキ高一の頃からA判定付いてた京大に見事に落ちてきた。👍正直に言う。それ、聞いた
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。*大人な描写、入ります*本来ならアメ限になりますが…このお話だけ、全話終了するまでの間一般公開で進めたいと思います。こんな内容ですが…ちょっとでも皆様の気分転換だったり気晴らしだったりになれますように(*´`)【お話の世界観について】*こちらはケーキバースでのリアル設定です↓ケーキバースとは人が「
まだ自分が誰かを知らなくて優(よ)い未来を思い描けなくてその辺にいるちょっとだけ年上のイキった兄ちゃんらの真似をそれもちっさくすることくらいしか思いつかなかった。地元の中学に入ってまず第一にしたことはこのダッサイ制服のズボンの膝下を細くすることだった。「針と糸?」曾婆ちゃんの部屋に裁縫箱があるのは分かっていた。繕い物は婆ちゃんがやってくれてたから。黒い糸と針を一本借りてチクチク自分でズボンを細くした。次に。洗面台のとこにあった剃刀で眉を整えようとして・・・あ
💛くんの呟いた言葉はその日のうちはもちろんその日が遠ざかってもずっとずっと俺の頭と心を支配した。家ではあのアネキが反抗期に入ったのか母親とぶつかることが増えていた。いいぞ。もっとやれ。母「指、動かなくなるからレッスンを」姉「課題で忙しいの!」アネキはピアノやバイオリンを弾く時間を惜しみいつでも勉強ばかりしてた。特に英語。それから数学、世界史に古典。曾婆ちゃんとはすこぶる仲が良く母親と口をきかなくなっても婆ちゃんの部屋で夜遅くまでゴソゴソしてて気になって様子
校舎の建物がまるで外国の教会みたいに美しくて緑の芝生に青の噴水に可憐な花を集めた花壇もあった。その名もシェークスピアガーデンだって。そしてポップコーン🍿やフランクフルト🌭たこ焼きや焼きそばの模擬店が並ぶ。首から下げるキャンデーとかメダルの形のチョコレートとか小学生男子でも欲しいものいっぱいあった。女子大生のボランティアが多いけれど中にはご父兄や先生もいるし同窓会と大きく書かれたテントには東京支部や名古屋支部さらにはニューヨーク支部まで見つけた。そりゃそうか。曾
待ち合わせは苦楽園の💛くん家の病院の駐車場。10時に来てね、と言われて家を出たのが9時30分。早過ぎたかな。気持ちゆっくり歩いてきたけれど駐車場に着くなり💛くんが出てきてくれた。💛「おはよ」💙「おはよう」💛くん家のおばさんも日傘を差してんで鶯色の無地の着物を着てた。💙「おはようございます」黄母「おはようございます。いつも💛がお世話になっておおきに」黄くんのお母さんもちょっと京都っぽい言葉をつかう。うちも母方の祖父母が京都でお漬物や和菓子は京都のものばかり。
💛くん家は岩園トンネルを越えた向こう側で病院をやっている。小学校はこっちに通っているけれど病院を建てかえた時にお家もトンネルの向こうになってて今は越境して通って来ている。このままじゃ中学は別々になってしまう・・・って今頃になって気付いた。💙「受験は、しないの?」💛「一番上の兄ちゃんが灘中落ちてね」💙「うん」💛「高校でリベンジって言ってたけどどうやらダメだったみたいで」💙「うん」💛「母方の婆ちゃん家が大阪の池田にあってね。そこから北野っていう高校に通うらしい」💙
三つ上にアネキがいる。物心ついた時から毎日毎日ピアノとバイオリンのレッスンで叱られてばかりのアネキを安全なこっちからじーっと観察してはどうやったら叱られないかを、考えていた。「これ。鼻いじるのやめなさい。折角のオトコマエが台無しじゃ」・・・あ。やべ。鼻いじるの、クセで。ぼーっとする時はいつでも鼻の穴に指突っ込んでた。ドレミファソラシドあいうえお1たす1は、2。アネキがやってること斜めから見てるだけで勝手に覚えた。これ、内緒だけどバイオリンも弾けるように
七夕さまが行ってしまった。また一年かけて戻ってくるけれど織姫と彦星はたった一年の逢瀬で足りるの・・・?あの夜。激しく抱かれてからこっち。ライブの準備の休み時間にもこの人の指が俺の太ももを辿るたび奥が疼いて仕方がない。*ララァさんのお写真です*💙「ツアー、早く始まらねーかな」❤️「まだ暑い季節。冬の入り口まで、待って」冬になると見える星座が代わってしまう。織姫と彦星は誰にも見られずふたりきり過ごせるのかもしれない。そう。地方のホテルなら堂々と同じ部屋に寝泊ま
テーブルの上のビール缶がカランと音を立てる。きっと空っぽの筈。💙「・・・っん・・・はっ・・・」ソファーの足。大丈夫かな時折ガタガタと言わせてこの人の腰が上下左右に動く度にいろんなこと・・・頭を過ぎる・・・💙「集中しろ」💛「あうっ」中のモノ大暴れして鋭利な快感が何度も何度もこの身を突き抜けていく・・・*ララァさんのお写真です*大の字になって汗ダクでふたり床に転がった。ハアハアと全力疾走したみたいに胸が上下する。いろんなものを吸ったタオルを洗濯機に入
ビールを垂らしたそこに嬉しそうに舌を這わせて💙「うんめ」満足そうにペロペロ舐める。💛「んっ・・・はぁ・・・ん」エアコン直撃の真下で全裸でビールかけられてあっちにもこっちにもそして舐め尽くされて💙「ポンポンちゃん冷えちゃうといけないから」そう言うや俺の腹の上にその逞しい腕を伸ばした。💛「ぁぁあ・・・」腹の、臍の、その、先。長くて美しい指がぎゅっと握りしめるそこからはダラダラといやらしい液体が溢れる。💙「んふ」嬉しそうに親指で縁円を描いたかと思ったら蓋を
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。Rollingdaysの続きをUPしようと思っていましたが色々と大変な方々いらっしゃると思いますので…ちょっとだけRollingdaysはお休みして超短編の、甘々(えろえろ?///)な大宮ちゃんをお届けします純粋な甘々じゃなく申し訳ないです…///ほんの少しでも、ほんの一瞬でもこちらにいらしてくださる方のお一人でもいいの
💛「髪、もう乾いちゃったの?」💙「エアコン直撃の真下に居た👍」あー・・・なるほど・・・俺も半裸のままソファーに座ったこの人の膝に向かい合わせに座る。腰に巻いたタオルと乾いちゃったこの人の髪だけがヒラヒラとクーラーの風に舞う。💙「ビール、お前も飲め」💛「んっ」口移しのビールちょっとだけぬるく感じる。キンキンに冷やしておいたのに。💛「ひゃっ」変な声が出たのはそのキンキンに冷やした缶を乳首に当てられたから。ボタンをいじる小さな男の子みたいに口を尖らせて俺の乳首、
坊「おはようございます。あさげ(朝食)が調いました。昨夜の座敷にご用意しております」💛「伺います」既にさっぱりと朝風呂をいただいた。蓮の花は美しく咲いてチョウトンボが仲良く飛んでいる。ひとり静かに手を合わせてお粥をいただく。ほんのり塩味、それに梅紫蘇の香り。豆乳鍋には地元のお野菜。出来立てのお豆腐もいただく。どれも優しいお味がする。デザートには冷えたスイカ🍉。夏の香りたっぷりだ。ご馳走様🙏をして出発の支度をして来た時よりも綺麗にお部屋を整えて池の蓮渡り廊下の
いつのまにか眠ってしまったようだ。ハッと気付いた時にはもう夜半であの人を探そうと手を動かそうとして💙「起きちゃった?」💛「あ、ちょっと寝落ちてしまって」💙「そのまま、おやすみ」💛「は、はい」そうだ。寝付けなくて寝かし付けてもらっているんだった。優しくて甘い声は足の方から聴こえた。サワサワと涼しい風が頬を撫でる。シーツに横たわる俺はどうやらいつのまにか全裸であの滑らかな体躯を求めて両手を彷徨わせるけれどまるで無重力にその存在を感じさせない。ちゅ・・・っと