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汐風が優しく頬を撫でる。姫さまの格好よりも大王さまのお下がりのあのヨレヨレのTシャツの方が好き。ちょっと香水の匂いがするんだ。アルマーニ・・・だっけ。だけど外に出るから姫さまの格好で表門に向かった。💙「危ないから、ほれ」💛「・・・え・・・」差し出されたのは大きな手・・・長くて美しい指が緩やかにカーブを描いている。💙「照れるじゃないか。早く、ほれ」💛「は、はい」その手の上にそっと自分の手をのせるとぎゅっと握ってくれた。きゅんきゅんする///この胸のドキドキ
Nocorはひたむきに来る日も来る日も安値を狙ってM海洋開発の株を取得し続けていた。上がったり下がったりする相場だから一括で購入するという危険は冒さず慎重に慎重を重ねて用心して用心して細かく分けて購入していた。その甲斐もあって平均取得値はみるみる下がり含み損はどんどん解消され株価がプラスに転じたある日とうとう利益に転じた。・・・ホッとした。「見える景色が変わってくる」大王さまの言葉を身をもってよく理解した頃にはもうM海洋開発の大株主になっていた。そしてNoco
夕暮れ時。その日のマーケットも終わってしまった。Nocorは髪を汐風に靡かせて海の向こうをじっと見つめていた。稼いだ全てを投入してしまったから手の打ちようがない。海鳥が海面に黒い影を落としている。低空飛行するその海鳥達のバラバラと揃わぬ羽音が耳に触る。小さな波が寄せては返し・・・大海原に呑み込まれそうな小さな水鳥達それを悲しい気持ちで見ていた。マクロ経済を前にしてあまりにも非力な自分と重なったんだ。・・・あの時もっと別の判断をしていれば・・・もっと慎重に動くべきだ
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。翔side最近。どこか。2人がおかしい。「おはよー。」「おはよ。」「っはよー♪」VSの収録。いつものように楽屋に入る。どんどん迫ってくるライブのために様々な資料を机に広げる松潤。ちょっと遅めの昼食なんだろう勢いよく蕎麦をすする雅紀。いつ
💛「そのお話・・・やってみます。財務・・・経理ならやったことあるし」💙「ひとつ約束して欲しい」💛「なんでしょう?」💙「上手くいっている時は良い。だけどもし。何か困ったことが起きたら必ず報告して欲しい。報告、連絡、相談。ひとりで抱えこまないで。オイラ達はチームだ。チェリーは優秀だしジユンは熱い男だ。私たちを信じて打ち明けて欲しい」💛「分かりました」チェリー大臣の執務室には最新のパソコンが何台もあった。❤️「やあやあ」💛「よろしくお願いします」❤️「こちらこそよ
Nocor「取り返す・・・って」大王「祖国を追われてきたんだろ?」Nocor「そうですけど・・・」大王「なんだ?」Nocor「私は争いを好まない。誰の血をも流させたくはない。我が民達だけでなく、大王さまの民も」大王「オイラもそういうの、苦手」Nocor「じゃあ、どうやって・・・」大王「1869年エジプトといえば?」Nocor「オスマントルコ支配下の・・・ムハンマド・アリーあたりか」大王「仏人レセップスを知っているか?」Nocor「・・・スエズ運河の建設」大王「そうだ。
大王さまの謁見室の手前には右腕のチェリー大臣❤️とこの国の水産相💜ジユンさんをはじめ多くの民達が控えていた。「おおお。これは、美しい」淡い黄色のドレスに身を包んだNocorは島の誰よりも真っ白ですっと通った鼻筋に頬が耳もとまでピンクに染まってその瞳は琥珀色に潤んでいた。胸は平らだけれども腰はきゅっと引き締まって細く長い真っ白な足がドレスのスリットから見えるたびに男も女もドキドキした。アイバー「大王さまにお目通りを」すっと腰をかがめて挨拶をする仕草はさすが王子と
「姫さまに献上いたします」「姫さまに召し上がっていただきたい」島民からの献上の品はもぎたてフレッシュな果物🍌に始まり島の名産である蚕蛾の絹織物や島レースに至るまで城内を埋め尽くし回廊は贈り物の山となっていた。💜「大王さまがお帰りです」大王さまの飛行機✈️に向かって島民達が手を振って出迎える。この島に滞在を許されたNocorらも出迎えの列の最後尾に並んだ。「大王さま。お帰りなさい」ふにゃん、と目尻を垂らして大王さまが島に足を下ろすと民達は喜んで大歓声をあげた。💛「・
海の仕事、と言っても陸(おか)でのお仕事だけれど潮の匂いにも慣れてきた頃島の皆さんに「姫」だと騒がれ始めた。「あんれ、まぁ、綺麗なお手手が」「姫さまの仕事じゃ、ねーぞ」💛「大丈夫です。私も皆さんと同じ人間です。働きます」「ええ姫さまじゃー。うちの大王さまの、嫁にピッタリ」「それはええアイデア💡じゃ」「村のみんなにこの話、勧めてみる」なんか、知らないけれどこの騒ぎは収まるのかな・・・💚「大王さまはお独り身なのですか?」「うちの大王さまは、えらい人気で大きなファンクラ
湯浴みをして食事をいただきその夜はぐっすりと眠った。翌朝すぐにでも釣り船のところへ行こうと思っていた。だけど明け方に凄まじい悪寒がして酷く発熱をしその熱は長く続いて一週間ほど部屋から出られなかった。💜「姫さまはやっと平熱に下がられたそうですね」💚「ありがとうございます。医師も薬師も、本当にお世話になりました。お城の中を散策しても良いですか?」💜「はい。城中はどこでも大丈夫です。島の中も安全ですよ。お気を付けて」💛💚「ありがとうございます」アイバーとふたりで朝食
穏やかな南国の夕暮れ時。空も海もどこまでも青く澄み渡って島にはフルーツがたわわに実っていた。豊かな島国🏝️だ。汐が少し引くのを待つと現れたのは秘密の入り口。二艘の釣り船は洞の中を通って城塞の地下に通じる入江の内に静かに接岸した。💙「ジユン。この人達を任せた。オイラは船と魚のこと、やっとく」💜「はい。では。こちらに、どうぞ」私たちが案内されたのは城の回廊を太陽に向かってまっすぐの海に面した一室だった。ジユン「こちらに、どうぞ」アイバー「かたじけない」Nocor「こ
私💛の名前は、Nocor。祖国の偉大な指導者である義父に大切に大切に育ててもらったが義父亡き後の醜い鉱物資源の奪い合い恥を捨てた大国も参戦してのいくつもの大きな戦争の果てについに祖国を追われる身となった。私の首には懸賞金がかけられて執拗に命を狙われていた。私は民達がこれ以上傷付くことに耐え切れずとうとうこの身を公に晒したが「Nocorさま、こっち」「Nocorさま、逃げて」匿ってくれた民達の手によって女の格好をさせられ陸路から海路へと逃がされた。やがて小舟はイン
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。智side画面の中で。たくさんのファンの子の歓声を浴びながら。今より若い、俺らが笑う。「…楽しかったな。」「大変なこともまぁそれなりにあったけどね。」「でも、もう一回きりでいいな笑」「そりゃ、しぬ気でやったんだから。もう十分でしょ。」「なら、もし生
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。智side「ん…っあ…は…ぁ…」真っ暗な部屋の中。和の乱れた吐息交じりの甘い声と。自分の、ハァハァ荒い呼吸が。部屋の中で湿ったく混ざり合う。真っ白な喉を晒して。俺の上で果てた和。体勢を入れ替えて。今度は和をベッドに寝かせ。くったり疲れ果ててる和に
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。とっても遅くなっちゃったけど///嵐、結成27周年おめでとうヾ(*´∀`*)ノ゛♡寸暇を惜しんでアマプラ配信観まくってます♡♡♡♡♡これからもずっと、あなた達のことがだいすきですお祝いの気持ちを込めて…リアル設定で超短編のお話を、ちょっとだけ全3話です♡♡
『潮騒の町に生まれて』40話お読みくださりありがとうございました。*ララァさんのお写真です*可憐なお写真を貸してくださいました親愛なるララァさん♡ありがとうございました♡生身の人間が書いておりますので(^^)そういうの、読みたくないよという方はUターンでお願いします。よろしければショパンなどお聴きになりながらお読みください。81歳の母は先日もバスタ新宿から梅田行きのバス🚌で帰りました。ご機嫌良く、無事に帰ってくれるとホッとします。うちに居る間はピアノを弾け、と
「もうそないなこと、せんでもええ。あっち(義実家)のお正月、手伝いなはれ」年末年始の帰省でアネキは曾婆ちゃんのお風呂のことも下の世話も進んでやった。自分の結婚式の写真を綺麗やなぁ、綺麗やなぁと喜んでくれる曾祖母は親以上の存在だったに違いない。その曾婆ちゃんが旅立ったのは二月の寒い朝やった。一世紀を生きた曾婆ちゃん戦争で夫と息子をなくしツライこともいっぱい経験しただろう。京都の婆ちゃんに連なる三人の孫娘さらに六人の曾孫達三人の曾々孫も含めて家族皆で淡路島まで見送った
その夜。ふたりで風呂に入り頭のてっぺんから足の爪先までピカピカにした。💛「バスタオル、バスタオル♫」白いバスタオルを胸に巻いてもう一枚を頭から被ってニコニコしている。俺も腰に白いバスタオルを巻いてふたりベッドの上で向き合った。💛「では『マタイによる福音書』22章37節から・・・神を愛するように自分を愛するように隣にいるこの人を晴れる日も雨の日もずっと一生、愛し抜くと誓いますか?」💙「はい、誓います」✋💛「では、誓いのキスを」・・・ちゅ・・・🫦.💛「あ、しま
震災の翌年芦屋の家は新しく建て替わった。一階の和室は曾婆ちゃんの部屋で南の庭に面した濡れ縁は前の家のデザインと同じ。父ちゃん母ちゃんも続く一階の和室でここは京都みたいに二間続きの大広間にも出来る設計。二階はいつか俺に家族ができた時に、と、誰も足を踏み入れない聖域。もう伴侶💛がいることは、言ってない。寝たきりになってしまった曾婆ちゃん。もう息をするのも苦しそうで「よいしょーぉ、よいしょーぉ」と「ふぅ、ふぅ」と、言いながら花嫁支度で早朝に家を出るアネキを寝床から見送っ
春になって俺と💛は無事に大学生になった。実は、ふたり暮らしを始めてた。うちの為にあけてくれた例の一室。そこに春から💛とふたりで住んでる。甘くて優しくて気持ち快い日々。俺たちふたりに、春🌸が来た。家庭教師や塾講師のバイトに夜間工事のバイトもして家賃を持っていったら💛母「いやーね。うちの息子も一緒に住んでるからお家賃はもらえないわ。代わりにお庭ごと、手伝ってちょうだい。それとワンちゃんのお散歩も、たまに。出来る時だけでいいわよ」💙「はいっ」💛ん家の芝生を刈ったりゴ
電気もガスもない生活。明治生まれの曾婆ちゃんは強かった。「水汲みが一番キツい仕事やのに水道を捻れば水が出る。お手洗いかて使える。こんなありがたいことはないよ」電池式の灯油ストーブで暖を取りその上にヤカンを置いてアルミホイルで包んださつまいもや正月の餅の残りを焼いて食べた。大きな戦争を生き延びた曾婆ちゃんのその生きた智慧は頭いっぱいに詰まったアネキの知識をはるかに凌駕していて慄いた。知識は智慧を生まない。経験こそモノをいう。そして大地震は母ちゃんからピアノを取り上
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。現世・智side長い長い、夢を見て。目を覚まして一番最初に聞こえたのは。ニノの声だった。「よかったぁ…大野さん、聞こえる?」「俺、ちょっと先生呼んできます。」「ん、ごめん。ありがと。」安心したようなニノの声と。テキパキとしたマネージャ
父方の祖父母は数年前に他界してもうこの世には居ない。お墓は芦屋の北、六甲山の麓にある。そこも気にはなったけれど今は生きてる人が、先。三条町のおっちゃんは俺にとっては、ちょっと・・・いや、かなり苦手な人やったけど今はそんなこと言ってられない。あのアネキと母ちゃんだって一時休戦したほどの非常事態だから。西山を越えて芦屋川駅の裏手通りから三条町の坂を登る。どこも悲惨な有り様で・・・「おっちゃん、どこや?」門は崩れてしまい、呼び鈴も押せない。かろうじてカタチを残している
その日の夕方になって💛ん家の家族が全員揃ってやってきた。真ん中の兄ちゃんとお父さんは怪我人を見るや適切な応急処置を黙々とやり始めた。「よう頑張りましたな」アネキは労いの言葉をかけてもらいちょっとはにかんでいた。それはうちの家族に見せる顔とはまた別の顔で・・・穏やかで優しげな様子に、驚いた。いつもの神経質などこかしら尖ったアネキではなかった。💛「大きな石が道路を塞いでて」💙「うんうん」💛「車はトンネルの手前までしか」💙「・・・うん?」トンネルの向こうは車が通れる
1995年の年は普通に明けた。京都での正月は例年通り。浪人生の俺は英単語覚えることに集中。学力は上がってきていた。センター試験の会場は神戸大学教育学部。六甲山麓の高台にある。最後の理科が終わって校舎を出た途端視界に入ってきたのは無数の光の渦。💛「わぁ・・・綺麗だね」💙「うん」こんな美しい町に生まれてきたことこんな日でも💛とふたり寒さを凌ぎながらこの景色を一緒に見られたことそれは大きな恵みだった。翌日は互いに自己採点してどこに出願しようか二浪は避けたいよね、と
結ばれた次の朝始発の時間を寝過ごしてしまった。💛「おはよう」💙「おはよう」もう顔を洗ったのか。髭なんかひとつも生えてなくて爽やかなミントの香りがする。💛「このまま・・・」俺の首に柔らかな腕を回してキスをねだる。💛「このまま・・・帰りたく、ない」このままふたりでこうしていられたらどんなに幸せだろうか。甘くて優しくて気持ち快くて・・・・・・だけどきっと。心配している人がいる。金だってもうほとんどない。帰りたくないけれど帰らないといけない。それはふたりともよく分か
再び唇が重なると身体の凹凸がピッタリと嵌りあうようにスベスベの足が俺のゴツゴツに絡まり柔らかな細い腰が俺の筋肉隆々の腹筋に沿う。💛「・・・ぁ・・・」ふたりの中心はもう遮るものをどこかへやってダイレクトに触れ合っていた。熱いものマグマみたいにドクドクと集まる。💛「・・・んっ・・・」先っぽと先っぽが甘く触れ合うともう離れることなど出来なくてその尖った悦びを追ってベッドの上横向きになって互いに抱き合っていたけれどそのうちクルクルと上下を入れ替えた。なんでかな
そのままふたり重なりあったままベッドに沈んだ。俺。シャワーも浴びてないのにバスタオル一枚を巻いた💛が俺の上に乗りかかって鼻をスンスンと肌に滑らせる。💙「ちょっとお湯、浴びてくるよ」💛「どうせ汗だくになるのに?」💙「・・・・・」いや。待て。🫷待ってくれ。🫷🫷🫷💙「・・・お前・・・」これ以上は、ダメだ。意を決して半身起き上がった。💛「お前の匂い、大好きなんだ」頭の後ろに鼻を押し付けて両腕を俺の首に巻き付けて💛「まだ・・・行っちゃダメ・・・」風呂に行かせてくれ
そのあまりの美しさに動けなくなった俺の前に胸にタオルを巻いた湯上がりふわふわの💛本人がゆっくりと近付いてくきた。石鹸の匂いがして鼻と鼻の触れ合う直前思わずぎゅっと目を閉じたらそこで止まった。💛「キス・・・したい」💙「こんな・・・とこで?」いいのか。💛「いつも・・・夢見ていた」俺も・・・いつだってあの宝石箱ひっくり返した町でお前との・・・キス・・・夢、見ていた・・・💛「学校帰りの森林公園ニセコ池近くの防空壕跡夙川沿いの桜並木・・・それからお前ん家の近く
以前試作品のアンドロイドを預かった雅紀達のところに、また預かって欲しいと依頼があった。テストを兼ねていて、まあまあお金ももらえるので雅紀は断らない。かくしてお手伝いアンドロイド【鯉しのぶ】さんがやって来た。💚そう言えば、名前で呼ぶのは厳禁って聞きましたけど、何故ダメなんですか?(素朴な疑問💛やってみればわかる(ふっ💙勧めはしないけどな(ふふふ💚気になるから呼んでみよ(チャレンジャー無知とは恐ろしいものである。💚あの、しのぶさん?(ドキドキ♣️きゃー!いやだ、雅紀様ってば♡(興奮