ブログ記事494件
ブログにお越しくださりありがとうございます。いいね、フォローをありがとうございます。この数日、冷たい雨でしたから、今日の青空にほ~っとしました。大人の方(高校生以上)の4月号仮名課題です。初級「今更に土の黒さやおぼろ月」=おぼろ月の夜は土の色も黒々と見える=by来山【変体仮名】い万佐ら二土能久ろ佐や於保ろ月中級「わが心春の山辺にあくがれてながながし日を今日(けふ)も暮らしつ」=わが心は身
生徒さんのかな創作4行書きとなりの行を考えての文字選びにもだんだんと慣れてこられました全体の流れもよく変体仮名をおしゃれに使って何ともいえず美しい作品になっていますよのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶねのつなでかなしも(よの奈可ハつね耳毛可母那ヽ支散こくあ万のをふ年の徒奈て可那し裳)書のへやでは手本を見て書くだけでなく自分で書けることを目標にしてお稽古しています書道教室についてはこちらへ
NHK学園古文書・基礎コース第1回の課題が、添削されて送られてきた。書き方について迷った部分は、ていねいな赤ペンでわかりやすく書かれていた。講評も良かった。褒めて伸ばす、褒めて続けてもらうという学園の気風(営業方針)を感じる。しかし、書き方で迷うというのは、基礎コースの前の〈はじめての古文書〉コースを受講していれば間違いようのないことで、自分のお粗末さが露見してしまったようで恥ずかしいことこの上ない。近道しようと思ったが、少ない予備知識にテキストというコンパスだけをもって
またまた図書館で「南総里見八犬伝」全文を借りてきました。先日記事にした図書館のレファレンスサービスを使った結果がこの本。日本名著全集南總里見八犬傳:江戸文芸之部第16巻(上)・第17巻(中)・第18巻(下)です。今日は、私なんぞがごちゃごちゃ言う前に信頼できるサイトの情報を見てみましょう。伏姫屋敷原文fusehime.la.coocan.jp『日本名著全集第一期出版江戸文藝之部第十六巻南総里見八犬伝』(非売品、日本名著全集刊行会、上中巻1927年、下巻1928年)
褐色。かちいろ。紺よりも濃く暗く。
前回の橋のすぐ隣に同名の橋がもう一本かかっているのでそちらもご紹介します。住所も同じでタイトルがややこしいので(北)と付けました。地図中央の2本の橋の北側です。詳しい地図で見る下田橋(北)の西詰から。こちらは高欄も元の状態っぽい。コンクリ製の枠の中に鉄パイプを縦に2本並べた高欄。中央には中柱もある。親柱と同じデザインだが上部が丸まっているのが違い。親柱は四角柱で側面に4本の溝がある。下流の下田橋と比べるとモダンな印象。銘板は金属製で「下田橋」「志もた*ばし
今日もまた…午後、娘がお友達と遊びに行ってしまったのでまとまった時間がある時こそと思い書道教室へお稽古しに毎月の課題と別に、3月に提出する試験というものがあるらしく、1月から月々の課題にプラスアルファで書いています楷書行書草書と順調に書いて問題はこの変体かな平安時代にいないから自分なりに図書館で借りて来た本を見ながら元の字から成り立ちを考えて臨むわけですが…全然なっとらん…のです先生:この字は?私:「も(毛)」です先生:「も」なら最後はクルンと
白と黒の世界で日々の暮らしが彩りを♡Kotohanaです。かなかなの課題です。最近少し線が柔らかくなってきてると先生に褒められました🤭🤩✨褒めていただけると嬉しくなります(*^^*)♡「かな」が一番好きなんです。今、9段。あと1年したら、師範試験の受験資格がもらえるかな?かなは好きですが、まだ読めない文字も多いんです…^^;変体仮名何種類もあるんですよね…変体仮名とは?調べてみました(*^^*)現在一般的に使われている平仮名とは異なる字体の平仮
向かいから何もない坂道を登ってきたおばあさん。にこりともせず「飲みな」と手押し車から取り出したオロナミンCを突き出してお接待。なんかカッコいい。後ろ姿に手を合わせてさっそく飲み干し、空き瓶をリュックにしまったところで道端にゴミ箱。中にはオロナミンCの空き瓶が数本。おそらくご本人かご家族の方が設置して定期的に回収してくださっているのだろう。散歩してオロナミンCを渡すというのがあのおばあさんの日課なのだろうね。まさか空き瓶をその辺に捨てるお遍路さんはいないとは思うけれど、いずれにしても宿なり自
濃くて、深くて、青い緑。
昨日は2月のお茶のお稽古で、床には、「千石萬石宝船」の掛け軸が荘られたこのお軸は、数年前の初釜で掛けられたもので、裏千家14代淡々斎が宝船の墨絵を描き、画賛として、その右に、表千家即中斎が「千石」と漢字で書き、その左に、淡々斎が書いたもので、「萬こく」と読むお弟子さんに「これは数年前に初釜で出ましたよね」と言ったら、誰も覚えていないらしく「さあ、お軸を読んでみて・・・」と言ったら、案の定、「千石」は読めても、淡々斎の画賛が読めないで、「寿」と読んでしまうみたいで・・・
昨日出した淡々斎の墨絵と画賛神代杉のお軸であるが、この画賛の読みは、変体仮名の復習にもなる「神杉〇〇な〇や〇朝の〇」三文字目は、が元の字で「に」と読む変体仮名の「に」は頻出で「耳」が元の字で「丹」が元の字でいずれも知らないと読めない。二行目の初めの字は「鶏」続けて「なくや」三行目は「今朝の春」ということで、この軸は「神杉に鶏なくや今朝の春」実は、昨日の解説について「雪消梅願清」という軸があるらしいということを聞いたので、ネット
今日は、月末で銀行に行かなきゃならないし、何かと忙しいが、昨日のお軸は小田雪窓雪窓宗甫臨済宗大徳寺派11代管長筆(写真は、ネットより借用しました)この読みだが、「雪消〇〇〇」の次の字は簡単木へんに「あ」とくれば「梅」5文字目も、まあそう難しくなくさんずいへんに、「青」なので「清」とわかる。「雪消梅〇清」これは禅語には見当たらないので、このお軸の解説によると、4文字目は「願」となっている「雪消梅願清」「雪消えて、梅清を願う」という軸らしいのだが・・・
★江戸期の武術伝書解読に挑戦しよう②カタカナについて前回、江戸時代のひらがなは200種くらいある、と書いたが、カタカナは現在とほぼ同数でかたちも現在と変わらない。変体仮名は「ヰ」と「ヱ」くらい。ただ、一つだけ、「ネ」の字は一般的に「子」の字が使用されていることが多い。又、仮名には、現在では使われていない「合字」と云われるモノがいくつかある。これは10種類くらいなので、すぐに覚えられる。「合字」とは、二文字を一文字にまとめたもの。以下参照して下さい。
★江戸期の武術伝書解読に挑戦しよう①ひらがなについてこれから6回にわたって古文書について記していきます。古文書解読の勉強をしようとしている人の参考になれば、と思います。今まで古文書に興味の無かった人も、これを読んで挑戦してみるのも良いと思います。そういう私自身の古文書解読の実力は、シロウト同然なのですが、・・・。今から数年前、「江戸時代の武術伝書が読めると良いなぁ」という思いから、古文書についての勉強を独学で始めた。先ず、江
課題昨年の7月から通い始めた書道教室楷書行書調和体変体かなペン字と作品を書いて提出しているけれど5級からスタートして未だ昇級せず…この「変体かな」がなかなかに難しいあら玉のとしたちかえるあしたよりまたるるものは鶯の声どこからどこまでが一文字なのか分からず先生に一文字ずつ教えてもらってようやく書き上げている状態平安時代の字を令和の時代に書いているなんてとっても不思議まだまだ勉強が必要だけれど奥が深くて面白い!
紀貫之「土佐日記」の群書類従(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げているが、会社事務所の移転作業に疲れ果てて、寝坊してしまって・・・。初めから、「をとこ(男)もすなる日記と」「いうものを女もしてみ」「んとてするなりそれのとしの」「しはす(師走)のはつか(二十日」あまり」「ひとひのいぬのとき○かとてす」三行目の後半から「ひとひのいぬのとき○最初の〇は、平仮名でいうと「よ」にみえるが、「よ」では意味が通じない変体仮名でいうと、先日書いた「支
ブログにお越しくださりありがとうございます。いいね、フォローをありがとうございます。晴れるのも疲れちゃったお空?曇りで、久しぶりにちょっと雨が降りました。新年号大人(高校生以上)の仮名の課題です。初級課題「初夢に故郷を見て涙かな」=正月早々故郷の夢を見て懐かしいやら悲しいやら涙が出て来る=by小林一茶【変体仮名】初ゆ免耳不る佐とを見て那三多可奈中級課題「白雪のふりて積もれる山里は住む人さへや思ひ消ゆらむ」
紀貫之「土佐日記」の群書類従(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げていたが、お正月で休んでいたので、再開初めから、「をとこ(男)もすなる日記と」「いうものを女もしてみ」「んとてするなりそれのとしの」「しはす(師走)のはつか(二十日」あまり」さて、今日は三行目の前半「ひと○○〇ぬのと○○かとて」3文字目の〇は、なかなか難しいが、変体仮名では、時々出てくる「飛」で「ひ」と読ませるとなると、3行目の最初は「ひとひ」これは紀行文なので、前の行からの続
今日は店舗看板集です。1枚目は蕎麦屋。「なまそばやぶしょう」と読むようだけど、崩し字とか変体仮名なんてもう読めない人のほうが多いよね。老舗のイメージはあるけど。2枚目は造花などのディスプレイ専門店。家紋?の周囲の装飾が良い感じです。3枚目は美容室。漢字部分のフォントのレトロ感が好きです。
紀貫之「土佐日記」の群書類従(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げている初めから、「をとこ(男)もすなる日記と」「いうものを女もしてみ」「んとてするなりそれのとしの」さて二行目の後半は「志〇〇の〇〇〇あ〇り」と読める「志」は漢字ではなく「し」次の字は簡単で「八」で「は」次の字が問題で、これは昨日のブログで書いた「す」この字に近い「す」の元の字「寿」「春」下が「て」になっているのが「春」下が「ろ」になっているのが「寿」今回は、どちらにも見える
紀貫之の「土佐日記」の「群書類従」(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げている一行目が「をとこ(男)もすなる日記と」「いうものを女もしてみ」さて二行目は前半は「んとて〇るな〇」とすぐに読めるが、文脈から初めの〇は、「す」と分かるその元の字が問題で、「す」の元の字には「寿」「春」これ似てるけど、下が「て」になっているのが「春」下が「ろ」になっているのが「寿」今回は下が「て」になっているので「春」と書いて「す」後の〇は、前の字が「な」なので「利
前日から、紀貫之「土佐日記」江戸時代に国学者の塙保己一が編纂した群書類従(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げている。さて一行目の前段は「をとこ(男)もすなる日記と」ということで、後段は後段の最初は簡単「いふ〇のを」3文字目は、もう何度か出てきた「毛」の字で、「も」と読ませるということで「いふものを」その後がちよっと難しい「〇〇〇も志て見」と分かるので、漢字ではないので、仮名にすると「〇〇〇もしてみ」2文字目は、「武」で「む」変体仮名の「む」もこの他
昨日から、変体仮名のお勉強で紀貫之「土佐日記」江戸時代に国学者の塙保己一が編纂した群書類従(ぐんしょるいじゅう)(国立国会図書館所蔵)の写しを取り上げている。塙保己一って、読みづらい名前だけど芸能人の「はなわ」を思い出して「はなわほきいち」と読みます。これを始めるとブログに書いたら、いきなり「難し過ぎる・・」と言われいえいえ、これは江戸時代の編纂ものなので、平安の御代の皇族や貴族が書いていた流麗な変体仮名より、余程読みやすいさて一行目は最初の文字は
これまで古今集の仮名序を長々と続けて読んできたそれは古今和歌集がどういう意図で編纂されたかが分かると思ったからで、昔から気になっていたとりあえず、淡交社のもので読み終わって、他の題材はないかと思ったが、同じ本のものだと筆者が同じなので、崩しも似ていて、これだと面白くない。それで変体仮名のお勉強になる題材を探していたら、ありましたよくわかる「くずし字」(メイツ出版)これは初心者も分かりやすい解説でここに紀貫之「土佐日記」を江戸時代に国学者の塙保己一って、名前も
今日は「古今集のかな序」の八段目「くずし字古今集・新古今集」(兼築信行著淡交社刊)これで、ようやく序文の終わり初めは変体仮名に苦戦の連続だったがこうやって、一つの文章を読み終えると何だか達成感が出てくるのは不思議これまでの七段は、「やまと歌はひとの心をたねとして」「よろづのことのはとそなれりける」「世の中にある人ことわざしげき物」「なれば心に思ふことを見るものきく」「ものにつけていひ出せるなり」「花にうぐいす水にすむかわづ」さて、
今日は「古今集のかな序」の七段目「くずし字古今集・新古今集」(兼築信行著淡交社刊)この序を読み続けてくると、段々変体仮名にも慣れてきて、大分楽になってきた初めから序文は、「やまと歌はひとの心をたねとして」「よろづのことのはとそなれりける」「世の中にある人ことわざしげき物」「なれば心に思ふことを見るものきく」「ものにつけていひ出せるなり」「花にうぐいす水にすむかわづ」さて七段目は、これまでより簡単一行目は、「乃こ〇をきけは」〇は、「立