その上命令がおかしく、国中で百姓の畑が荒廃するようになる。小作に預けても年貢を取ることができない。また秣場の確保が大変になり、肥料が高値になった耕作ができない。加えて年貢は年々上がって厳しくなり毎年の作業ができなくなり、持っている田地を質に入れて、借金を返そうとすると、日ごろの命令に田地を取るものはない、田地は百姓の基本とはいうものの、高のある百姓ほど身動きが取れない。三十年の以上その場所で百姓頭をしている人の馬、二頭から五頭も持っている人の話を聞くと、一頭しか持っていないのは逆に珍しい。馬がな