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クロード・モネ《ルーアン大聖堂》1892年ルーアン大聖堂は、セーヌ河沿いの古都にあります。モネは、時間や天候によって表情を変える光の変化を、30点もの連作で描き分けています。これは単なる風景画の枠を超えた、モネによる光の追求でした。ほぼ同じ構図を執拗に反復します。時を視覚化する映像のようです。この連作でモネは、時間の経過を光の差異として描いています。印象派の頂点ともいえる時期の傑作です。この絵を描くため、モネは聖堂の正面にある建物の2階の部屋を
厚木産婦人科の【第4回厚木ほしぞら教室】が開催されました。諸用の多い夏休みの終わり、ご参加くださいました皆様どうもありがとうございましたネジパーツに至るまで、先生が自宅工房ですべてハンドメイドしている都合により、お得ではあるものの大量生産が難しく、でも、自分で望遠鏡を作ってみたい!という親子のために、これからも教室で望遠鏡を取りあげていきたいと思います。今回は、勝手に命名「ぎょーかくん」も登場。(仰角)スライド投影を使用した先生の解説を、みんなが真剣に聞いてくれまし
☆先週末に開催された「第4回厚木ほしぞら教室」を編集中です。今しばらくお待ちください。それまで最近のブラックホールのお話を--------------------------ブラックホールは、もはや理論ではなく、直接撮影できる時代である。EHT国際共同研究チームは、「干渉計」という技術を使い、楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホール・シャドウの撮影に成功した。その解像度は、地球から月の表面に置いた野球ボールを見分けられるほどの驚異的な精度を誇る。ブラックホール
月の第3週金曜に開催されている「アタッチメント親子教室」。藤原淳子先生が長い年月をかけて築かれている「子育て教室」です。先生ご自身も常に新しい勉強をして資格も取得しながら(全国優秀者受賞経験あり)、また、ご自身の子育て経験もふまえながら、最善のプログラムを皆様へ毎月お届けしています。中には、継続してお通いくださる生徒さんもいらっしゃいます。あるお子様は、今回8月でプログラム卒業となりました。ずっと姉妹で参加してくれました。妹が産まれてからは、お姉ちゃんが妹のベビーマッサージに加わり
黒い太陽~黄土の巡礼路と白き翼~はるかなる黄土の大地オルニーリョス・デル・カミーノの丘ここは幾百年の昔から祈りの足音が響いてきた路の隙間に染み込んだ歴史の重み乾いた空の下祈りの列が再び現れる今も残るアルベルゲの静かな宿灯り歩み疲れた旅人たちの足元を優しく照らし出す巡礼者たちに変わらぬ星空をいくつ見せてきただろう八月の夕暮れ歴史が眠る丘の背後で今と昔ふたつの時間が音もなく交わる風をかき回すように白く連なる発電風車の翼が泳いでいる
夏の終わりで、家族連れもどこか忙しそう。おそらく宿題関連…かな?過日、近くの相模原市立博物館(JAXA)にて見慣れたモノクロの可視光の写真と異なり、赤い落花生に見入ってしまった。また、58秒、という数字にも。今回、レーザは二度当たっている。このレーザははやぶさ2が流鏑馬(やぶさめ)のように連続照射し、それがはね返ってきた時間から小惑星までを測距するものである。測距したすぐ直後に、中間赤外カメラで撮像したのか?そしてその1秒後に、光学航
クロード・モネ《ヴァランジュヴィルの風景》1882年向こうに見えるのは、ノルマンディーの海。モネはこの避暑地で約100点の海景画を制作しました。目の前に立ち並ぶ木立の枝葉を捉えてはまた遠景へと、視線がくりかえし行き来します。モネは、日本の浮世絵を収集していました。そのジャポニズムの影響が色濃く表れています。葛飾北斎『富岳三十六景東海道程ヶ谷』、歌川広重名所江戸百景『亀戸天神境内』『猿わか町よるの町』などの作品から、モネがモチーフ、配置、視
先ほどから診察待合室の棚にて、七夕の星空を点灯しました。明日は伝統的七夕です(ひとつ新星入り)。明日も終日ライトアップ予定です。旧暦(太陽太陰暦)では、月立ち(つきたち)が1日(ついたち)になっており、毎月トップは朔(新月)の日です。朔の日を一ヶ月の始まりとしていました。新しい朔が現れる=月立ち=ついたち。私は、机の前に現代の新暦(太陽暦)カレンダーとは別に旧暦カレンダーを掛けていますが、旧暦カレンダーはだいたいいつも一ヶ月遅れています。旧暦カレンダーだと、
2026年8月15日、16日、17日の夕方の西の空。明るく輝く金星と細い月が並びます。ここ三日間で位置の移動や表情が楽しみです。これくらいだったら私にも観測できそう。と、思いながら昨日まで雨、曇り。先程とらえた写真の出来に、人には向き不向きがあるものだなと感じました。《2026年8月15日〜17日の月と金星の見え方》8/15金星が太陽から最も離れる東方最大離角を迎え、宵の明星として輝きます。8/16最大離角の翌日、西南西の低空に月齢3.4の細い月が金星に大接近
クロード・モネ《グラジオラス》1881年岡潔『春宵十話』より「私はだいだい数学の研究をやっている者ですが、教育も少々やっており、日本の教育について心配になることもあるので、きょうはみなさんの応援に来ました。つまり、絵を子どもに教えるのは大事なことで、しっかりやって下さいといいに来たわけです。いつも金曜日には若い数学者の指導のために京都大学の大学院に行っており、先日も-------------七条の博物館に行きました。ここで新収集展というのにぶ
星や天文に興味ない人はとばす項残暑厳しい今日この頃風流な扇子を見て。これはスカスカだから数億光年こちらは10億光年自分に不安感そろそろ盆踊りにでも行こうかな-------------------------------------さて、最近頻繁に目にする「宇宙の大規模構造GreatWall(泡構造)のウェッジダイアグラム」。そこここで目にするのでまとめながら、難しかった。扇子だとすると、要の部分が地球(観測者)の位置。扇の角度は夜空
今年は雨の多い葉月です。昨日は大変な雨でした。設えに、少し秋を足してみました。今晩あたりから晴れてくれればよいですね、月と金星がきれいでしょう。夏至をとうに過ぎ、南中高度もどんどん下がってきています。来月9月23日は、もう秋分の日ですから、早いものです。いつも暗くて静かで涼めるプラネタリウム、とても好きです。音楽も流れます。さて、頭では分かっていても、見慣れない光景というのは、「え!?」という感覚になるものです。以前、学芸員さんが南半球の日の出をや
クロード・モネ《エトルタの夕焼け》1885年フランス、ノルマンディーの地方の景勝地エトルタの海岸には、浸食によって形成された巨大な奇岩が連なっています。近代の多くの画家たちがこの地に魅せられました。モネは、一瞬の夕陽の残照、刻々と変化する自然の表情を描き留めました。名作です。石灰岩でできた絶壁のアーチ「アヴェルの門」をさまざまな視点から繰り返して描いており、後の「連作」へ移行する重要な時期です。まるで撮影しているかのような浮遊感があります。岩のアヴェ
私はロケットには無知同然ですが、何か書かなきゃ学びにもならないので、今日のH3打ち上げニュースを追加して。素人なのでどこか間違っているかもしれませんが。先月の某会Mさんのお話を経て。本日2026年8月11日(9号機)標準設計の打ち上げ準天頂衛星システム「みちびき7号機」を積んだ積荷総重量4トン今年2026年6月12日(6号機)のブースターレスの打ち上げ固体ブースター(SRB-3:補助)なし6基の超小型衛星と性能確認用ペイロード(ダミーの重り)などを軌道へ運んだ積荷
最近のニュース2026年7月26日、韓国釜山で開かれたユネスコは、奈良県明日香村「飛鳥・藤原の宮都」を世界文化遺産に登録した。これは、飛鳥時代の天皇の宮殿跡、高松塚古墳、キトラ古墳、石舞台古墳など、点在する19遺跡で構成されている。キトラ古墳7世紀末~8世紀初頭キトラ古墳は、2段築成の直径14mの小さな円墳。天井には、東アジア現存最古の中国式星図の天文図と、青龍・朱雀・白虎・玄武の四神と獣頭人身の十二支が描かれた壁画がある。これらはすでに2020年(令和2)3
私の実家のなんちゃってブース。年中同じ掛け軸が下がっており、牡丹の花。理由を訊ねると「それしかないから」。二枚は壁の格好付けに買ったもの、一枚は旅行土産で貰ったもの。土産のほうは画致がいかにしてもと私の判断で切り取った。どれも見る人が見ればG作だとわかる。家にはほとんど来客がないから、問題もないのだろう。さて、星にまつわるギリシャ神話も訝しいけれど、日本神話もどうだか。日本神話を紐解くには、おおよそ『古事記』か『日本書紀』をあたるようである。この8月13日は、アイス
シーンと静まり返った街なかです。この土日をからめて世間はお盆休みでしょうか。立秋とは名ばかり。そんな中でも火と油と闘いながらご入院ママと赤ちゃんを支える、熱い熱い職人たちをご紹介。7月の入院食作りのふり返り。このシェフはイタリアで修業してきました。土用の鰻を「茶漬け風にしたらお疲れの日でも食べやすいかもしれない」というシェフの心。南国へ行ったようなデザートを添えて。ローストビーフは火入れが全て。熱の科学です。皆様ぺろりと召し上がってくださいます。
半月ほど前に、2050年軌道エレベータ―構想の話を聞いた。もうすぐ観られるペルセウス座流星群も気になり、自分なりに調べて掘り下げた。コンスタンチン・ツィオルコフスキー「宇宙開発の父」と呼ばれるロシアの天文物理学者(数学者・工学者・小説家)。多段式ロケットや軌道エレベータ―を考案した。小さい頃、猩紅熱に罹患し難聴であったことや家計の事情などから学校には通わず、好きな黒パンをかじりながら図書館に通って独学で学問した。しかし、人物は前向きであったようである。教諭の資格を取得
ある方のご厚意のお陰にて、念願の美術館を見学することができました。車で片道四時間があっという間と感じるほど貴重な体験ができました。ご紹介いたします。かねてから自分の心の片隅にいつもあった影絵作家の藤城清治さん。展示室内は撮影不可でしたので外観ばかりとなってしまいます。私が初めて目にしたのは、影絵絵本『銀河鉄道の夜』でした。宮沢賢治の作品が大好きになりました。藤城さんの一生分の作品を拝見し、そのファンタジックな作品の裏では壮絶なお仕事の日々をこなさ
クロード・モネ《睡蓮の池》1899年この構図でこの絵画が描きたいと思ったモネは、パリ北西の村へ移住し、ジヴェルニーの庭を人為的に造りました。その庭を見ながら描いています。浮世絵に影響され、日本風の太鼓橋を架けています。筆触分離法パレットで色同士を混ぜるとくすんで減色してしまいます。したがって色の輝きや鮮やかさを保つため「混ぜずに置く」という技法により人間の目の錯覚を利用しました。目の錐体細胞(色を感じるセンサー)が「視覚混合」を起こし、私たちは
7/25,26の記事で、「ヒトの眼の構造と色認識のメカニズム」「言語による色認識の多様性」について解説した。昨日7/29の記事では「光と色を扱った印象派の巨匠モネ」を紹介した。では、天文学領域ではどう色をとらえるか。結論からいうと、主観を排除することと国際的な統一ルール決めである。文化や言語による主観的な色認識のズレを排除し、数値で表示して標準化規格に置き換える。天文関係の人たちが「青い」「赤い」と表示するとき、そこには主観を入れない。厳密に計算された共通の数式と客
色覚の話に戻します。昨年からのゴッホに続き、今年はクロード・モネ一色。没後100周年イヤー。実際に見たものだけですので、限られます。印象派の巨匠。睡蓮ではなく、まずこちらからこの絵はとても人気が高い作品《セーヌ河の日没、冬》1880年巨匠とはいえ、モネは苦労しました。若い妻カミーユを出産後に亡くします。その年の暮れの冬の太陽。珍しくセーヌ河は寒波で凍りました。それが溶けだした様子です。氷結はモネの喪失。セーヌ河は皮肉にもモネ
スーパーで130円のとうもろこしを買って、お釜に入れました。超高温・高密度のお釜の中で、とうもろこしと米粒がバラバラバラバラ飛び交っていました。濃い霧がかかったように不透明で、なにも見えないプラズマ状態。この時、トムソン散乱を受け、光子はまっすぐ進むことができません。ピー!という音とともに、私が蓋を開けた瞬間・・温度と密度が急に下がって、冷えて、霧が晴れて、くっきりと景色が見える状態へ。まさに、宇宙の晴れ上がり。あ、ごはんの炊き上がりです。
ちょっとここで藤原先生から、先日のベビマ便り7月号が来ました。お届けいたします。スーパーで1本130円炊きあがりは次回(京都モデル)7月アタッチメント・ベビーマッサージ教室。ご参加いただきどうもありがとうございました今月は、ベビーマッサージに加えて、お子さんの成長や体の使い方をママと一緒に観察する時間を設けました「ずりばいの時は右足がよく上がるね!」「寝返りは左側が得意みたい!」「仰向けで両足をつかめるようになった!」お子さん一人ひ
昨日の記事では、ヒトの眼の解剖学的構造から機能を理解した。網膜にある2種類の視細胞により、目に入ってきた光刺激は、それぞれが明暗または色として電気信号に変換され、脳へ情報が送られて処理されることが分かった。したがって、個体差や疾病はひとまずここでは据え置き、光の波長を色として認識する仕組みには生物学的な共通性があり、光のスペクトルの物理的な順序の知覚メカニズムに差はないことを知った。ここまでが、昨日記事のまとめ。本日はここから。「では、言語や文化など異民族間によ
先ほど20時の駅前。雷鳴とどろき、空光る。どうやら頭上に線状降水帯。星にはそれぞれ異なる色があるにもかかわらず、夜空に輝く星の色を私たちが正確に認識するのは難しい。明暗、色。人間の網膜の奥には視細胞がある。桿体(かんたい)細胞と錐体(すいたい)細胞という2種類の光センサーが潜んでいる。桿体は、暗い中でも高感度。明暗を区別する。網膜の縁付近に1億2000万個ほどあり、色は認識しない。錐体は、感度が低く、明るい中で機能する。網膜の中心付近に700万個ほどあ
星空に興味がない場合はとばす項。世界で進む巨大望遠鏡化。この目的を総括すると、視線速度法と分光観測、トランジット法、Kelper衛星からTESS衛星へのトランジット観測専用の宇宙望遠鏡開発と進んできだ先の→「直接撮像&その分光観測」だろう。これは2024年9月の段階で検出されている系外惑星6,000個。このうち75%がトランジット法、19%が視線速度法による。今後は大型望遠鏡の発展による直接撮像の時代となっていく。栗田光樹夫よりまず、、、欧州超巨大望遠鏡ESO
藤原先生から7月アタッチメント便りが届きました。ご紹介いたします。アタッチメント親子教室7月の親子教室も、可愛い笑顔に包まれました。今月は、親子でたっぷり触れ合いながら体を動かす遊びと手作りおもちゃや製作を楽しみました。飛行機遊びでは、お子さんのキラキラした表情がたくさん見られ、ママも思わず笑顔にふれあい遊びは、体の発達を促すだけでなく、「大好きだよ!」「一緒にいると安心だね!」という気持ちを伝える大切な時間です。おにぎりの製作では、具に見立てたシール
光には波長がある。それら全部まとめて「電磁波」という。漢字のごとく波の性質があり、一般的に温度が高い物質の波長は短く、低いと長くなる。こうして、いろいろな波長を使って見ると、ちがう姿が見えるのも宇宙観測の楽しみのひとつである。波長が長いほうから~電波、赤外線(遠・中間・近)、可視光、紫外線、X線、ガンマ線~太陽もこれだけの顔を持ち、特性によって観測し分けるいろいろな波長でアンドロメダ銀河M31を見てみよう電波銀河の中心領域、パルサー、超新星残骸、星形成
先行記事の補足。林忠四郎といえば、日本の有名な天文学者である。太陽系形成に関する標準理論の京都モデルを構築した。1968年5月NASAにて成相恭二氏撮影子育て己育てと同様に?「星の進化にも、必ず通る道がある」天文学・恒星物理学における理論概念の一つ「林トラック」は、1961年に林忠四郎によって提唱された。星間ガス雲が原始星(Tタウリ型星)へ進化するプロセスで、中心部で本格的な核融合が始まって主系列星として安定するまでの間にHR図上でたどる進化の軌跡のことだが、こ