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4月17日から福岡市内で開催された第112回日本泌尿器科学会総会に参加しました。3日間にわたる学会でしたが、初日と2日目に参加して勉強してきました。久しぶりの投稿になってしまいました。光栄なことにシンポジウムの演者として指名を受けました。今回の投稿は主に自分の発表についてまとめました。初日の朝一番に開催されたシンポジウム14「下部尿路症状に対する行動療法」というセッションで「間質性膀胱炎の保存的治療」というタイトルで15分程度の講演でした。まず、
ひとりごとシリーズでたぶん5回目です。今年は1月19日に第24回日本間質性膀胱炎研究会が奈良で開催され、2月28日に福岡市内で九州IC研究会、そして、その2日後の3月2日には東京で間質性膀胱炎治療薬の治験説明会が開催されました。そのすべてで発表したり講演したり意見を述べたりしてきました。治験のことは企業秘密があるせいかSNS等でので発信は禁止なのでそれ以外について感じたことを私のあたまの整理を兼ねて書きます。何の資料も見ずに書く、無責任なひとりごとですの
それで、本会議(研究会)の続きです。スポンサードセミナーの聴講録から・・・タイトルは『ペインクリニックにおける会陰部痛、肛門痛の診療経験について』でした。演者は高井病院ペインクリニック外科部長橋爪圭司先生とっても勉強になりました。タイトルだけだと間質性膀胱炎と何の関係があるの?という印象を持つかもしれませんが、痛みのメカニズムから痛みの種類、それぞれに何ができるのかなどペインクリニックの専門家の知恵を学ぶことができました。おそらくこの研究会でこのテーマが
と、いうことで研究会の内容です。あくまでもわたしの聴講録です。最新の研究報告もありましたがブログで公開していいのか分からない事項や一般演題の詳細は演者の許可をもらっていないのでぼかして書きます。ご了承ください。当日は朝から研究会開始でしたが、東大寺の朝も早く大仏さまにお会いしてから出席です。研究会の会場が大仏殿の隣なので前日も当日も会いに行きました。なぜなら、2月16日に看護師国家試験があります。私が佐賀市医師会看護学校の担当理事なので佐賀市医師会立
ということで、第24回日本間質性膀胱炎研究会に参加した件の続きです。1月18日(土)は幹事会です。私は評議員なので発言権は無いのですが参加資格はあるので朝から奈良へ向けて出発です。発言権はない、といいながら意見は求められるし、研究会では出ない話題もあるので勉強になります。佐賀駅に見慣れない立て看板あり。そうか、今日はセンター試験なのね。と思いながらJRを使って博多駅から新幹線で京都駅で降りて、そして近鉄電車で奈良までの遠征です。奈良に来たのは実は生まれ
久しぶりのブログ更新です。2025年1月18日(土)、19日(日)で第24回日本間質性膀胱炎研究会に参加しました。今までは東京都内での開催でしたが今回は初の地方開催でした。奈良市の東大寺総合文化センターが会場でした。会長は奈良県総合医療センター泌尿器科鳥本一匡先生でした。研究会自体は19日だけなのですが、18日の午後から役員による幹事会が開催されました。私は評議員なので幹事会に参加するため、18日の診療はお休みさせてもらい朝から奈良へ向けて出発しました
で、第5回間質性膀胱炎国際会議に参加して④最終日です。朝は5時に起床前日にセブンイレブンで買ったビスケットとお茶を飲みながら本日のポスター発表の練習をホテルの部屋の中で繰り返しました。もう50回以上は発表の練習をして、しゃべる英文も完璧に覚えました。さて、今日も10時開始です。ポスター発表は11時ごろスタート。でも8時30分に会場入りして、誰もいないポスター会場で最終リハーサル。この狭い会場に参加者が集まり議論しましたポスター発表は全部で14演題
で、引き続き2日目の第5回間質性膀胱炎国際会議(ICICJ)に参加して③です。8月22日(木)です。この日も10時開始なので朝はゆっくりなのですが、ホテルの近くのセブンイレブンで買ったプロテインバーとヨーグルトを食べながら朝の7時から9時まで翌日に迫った自分のポスター発表の練習です。そして9時30分頃に会場入り2日目の内容はワークショップ、ランチョンセミナー、ESSIC主催の講演というもので座学中心でした。午前10時に台湾のHann-ChorngKuo先生による
というわけで第5回間質性膀胱炎国際会議(ICICJ)に参加して②なのです。これは参加者へ配布されたプログラム集の表紙行きの新幹線の中でもひたすら自分の発表の練習をブツブツ言いながら京都へ向かいました。当たり前ですが英語での発表なので心中穏やかではありません。ワタシハエイゴガジョウズニハナシタリキキトルコトガデキナイカラデス。佐賀駅→博多駅→(新幹線)→京都駅なのですが旅慣れない私としてはそこそこ苦痛でした。この時に思ったのが間質性膀胱炎の患者さんの中には九州から新幹線
前回、「間質性膀胱炎国際会議への道」を書くと言っておきながら今日に至ってしまいました。いきなり第5回間質性膀胱炎国際会議The5thInternationalConsultationonInterstitialCystitis,Japan(ICICJ)に参加して①になります。会議最終日の23日の夜中に佐賀に到着し、翌24日(土)の朝から通常業務でした。不在中に山のように仕事が溜まってしまったうえにICICJで学んだこと、刺激を受けたこともたくさんあり
ブログを書くことをしばらく休んでいましたが、再会します!間質性膀胱炎に関しての次の情報発信は、今年の8月21日から京都で開催される第5回間質性膀胱炎国際会議になる予定です。JointMeetingofThe5thInternationalConsultationonInterstitialCystitis,Japan(ICICJ)2024年8月21日(水)~23日(金)@京都参加するか欠席するか、演題を出して発表までするのかし
2024年4月25日~27日に横浜で開催された第111回日本泌尿器科学会総会に参加ました。3日間、フルに参加することができたのですが、勉強したことが多すぎて現在整理中です。それで忘れないうちに自分の発表の報告から・・・4月27日(土)最終日にポスターディスカッション(女性泌尿器科部門)で発表しました。一般演題のポスター発表です。発表内容を書いたポスターを張って、口演時間になったらスライドを使って要点を説明するというハイブリット的な発表です。発表
久しぶりのブログです。第111回日本泌尿器科学会総会に参加してきました。2024年4月25日~27日に開催されました。主催(開催大学)は新潟大学ですが開催場所は横浜のパシフィコ横浜でした。日本で一番大きな泌尿器科学会です。コロナの関係などでたぶん5年ぶりぐらいに参加しました。昨年は大阪で開催され当院副院長先生が出席し、今年は私が参加させてもらいました。3日間フルに参加させてもらいました。私の仕事は、第2日目モーニングセミナーでボストン・サイ
1月21日に第23回日本間質性膀胱炎研究会が開催されたことは前回のブログに書きました。で、今回もいつものように何も資料を見ないで思い出すことを書きます。ひとりごと―たぶん5回目ぐらい、です。あくまでもひとりごとで個人の感想です怒らないでください。ひとりごとですさてと、私は日本間質性膀胱炎研究会の「評議委員」なので、研究会が始まる前に行われる「幹事会」から参加しました。この会は、数名の「幹事」の先生方を中心に現状や今後について話し合い
同じような慢性の膀胱炎で悩まれている方へお役にたちますでしょうか。人によって出る症状が同じなのもあれば、少し違う?でもやっぱり同じかな?いろいろ考えてしまいますがひとりではないです。リブログいたしました。
と、いうわけで、第23回日本間質性膀胱炎研究会に参加して②です。前回も書いたようにあくまでも個人的な感想です。会長の梶原先生による研究会ポスター!広島色満載ですが会場は東京のど真ん中とってもいい感じのポスターで広島に行きたくなります。特別講演は座長は旭川医科大学泌尿器科橘田岳也先生でした。2つの演題です。①「膀胱鏡から始まる間質性膀胱炎の診療~ハンナ病変を見る~」県立広島病院梶原充先生こちらの講演では、診断が難しい
2024年1月21日東京都内某所で第23回日本間質性膀胱炎研究会が開催されました。今年の会長は県立広島病院泌尿器科の梶原充先生でした。今年の研究会のテーマは「間質性膀胱炎を診る、ハンナ病変を見る」です。一般演題(7演題)から始まり、特別講演「膀胱鏡から始まる間質性膀胱炎の診療~ハンナ病変を見る~」演者県立広島病院泌尿器科梶原充先生「間質性膀胱炎を診る、ハンナ病変を見る―AI支援膀胱鏡画像診断の活用」演者東京慈恵
1月1日の朝に更新しようと準備していましたが、いろいろあり更新できませんでした。以下の文章は12月31日の夕方に書き上げていましたが、遅れて本日1月4日に公開することにしました。明けましておめでとうございます。今年の目標はブログの定期的な更新です。12月はいろいろありましたので写真中心の振り返りです。まず佐賀には九州国際重粒子線がん治療センターがあります。通称、ハイマットといいます。私たちの医院では前立腺がんに対して重粒子線治療を受ける患者さんで、希
無理せず、気楽に更新です。今回も間質性膀胱炎に関する話題です。9月22日(金)に熊本県の二の丸地域医療連携セミナーに招聘されました。「間質性膀胱炎診療の現状」という演題で講演をさせて頂きました。熊本県の泌尿器科医の先生が対象なのですが、コロナが落ち着いている今でも佐賀市内のホテルから私ひとりだけで画面に向かって話すのです。ひとりごとのように間質性膀胱炎の話しをする著者本当に一人ぼっちです遠征しなくていいから医院の患者さんに迷惑をかけることがないの
ブログは気楽に思い立った時にマメに書かないとダメだなと反省しながら忘備録3です。第30回日本排尿機能学科に参加して・その39月7日~9日まで開催されました間質性膀胱炎に関する講演に対する私個人の感想です。まず教育セミナー「間質性膀胱炎の近年の動向と治療戦略」新東京病院泌尿器科新美先生の講演でした。いま全国の複数の大学病院を中心として集計されている間質性膀胱炎の患者さんのデータ集積の進捗状況が発表されました。「患者レジストリ」というものらしいです。集計結果
2023年9月8日から千葉県まで日本排尿機能学会に行ったことは前回書きました。で、今回は学会で聴いてきた間質性膀胱炎に関する内容の感想です。発表内容の詳細は書いたらダメだと思うので、あくまでも私の感想、独り言です。ご容赦ください。まず、学会賞候補口演と一般演題口演からです。学会賞候補(基礎)から膀胱組織におえる慢性炎症性疾患の包括的ゲノム病理解析東京大学秋山先生ヒト乳歯歯髄幹細胞を用いた間質性膀胱炎に対する根治的治療法への挑戦九州大学岡部先
2023年9月7日から9日まで千葉県で第30回日本排尿機能学会が開催されました。9月8日から参加してきました。もともと今年は参加せずにお留守番の予定でしたが、一般演題(口演)「間質性膀胱炎・膀胱痛症候群」の座長に選ばれたので急遽参加することにしました。とても勉強になるが学会でした。このブログには主に間質性膀胱炎に関する演題について何回かに分けて私の感想を述べていきたいと思います。一番最後に今回の学会で久しぶりに集まった全国の間質性膀胱炎の治療を積極的に行ってい
台風が来たりで何かと落ち着かない日々ですが、いろいろと勉強したいこと挑戦したいことが山積みです。そんな中、杏林製薬さんの担当の方からメールがきました。どうやら「間質性膀胱炎のひろば」という患者さん向けのウェブサイドが立ち上がってようです。間質性膀胱炎のひろば_230720(kyorin-pharm.co.jp)うまくリンクが張れていないかもしれませんが、「間質性膀胱炎のひろば」で検索すればすぐに出てきます。まだできたてなので情報量は少ないのですが、これから充実して
久しぶりに間質性膀胱炎・膀胱痛症候群のことを書こうと思いました。ところが、診断から治療まで思いつくまま書いていたらダラダラした長文になってしまい、なんだか嫌になってすべて消去してしまいました。(もったいなかった…)ただ、「間質性膀胱炎・膀胱痛症候群」に関するベーシックなことはきちんと整理しなおして南里泌尿器科医院のホームページに記事として現在のバージョンを今後定期的に加筆修正することにします。9月に日本排尿機能学会があります。ここでも「間質性膀胱炎・膀胱痛症候
毎年、この時期には佐賀市医師会立看護専門学校の学生さんへ泌尿器科の講義(授業)に行っています。佐賀市医師会立看護専門学校には、准看護師の資格を目指す「高等課程」の学生さんと正看護師の資格を目指す「専門課程」の学生さんがいます。私はこの両方のクラスの授業を担当しています。最初の4週間は「専門課程」のクラス、後半の4週間は「高等課程」のクラスの授業をしました。専門課程の学生さんは、すでに准看護師の資格を持っています。病院や介護施設などで准看護師として働きながら勉強をし
ということで2023年5月26日、27日に滋賀県大津市で開催された第36回日本老年泌尿器科学会参加した思い出です。2日目に私は口演発表がありました。最近はWEB発表ばかりだったので久しぶりの現地発表です。前夜は懇親会に参加し楽しんだので朝5時30分起床で発表のリハーサルをホテルの部屋で一人で黙々と繰り返しました。今回の発表の演題名は、間質性膀胱炎のことではなく、一泌尿器科有床診療所における終末期医療の現状と問題点ー開業医が在宅看取りを行う上での課題
2023年5月26日(金)~27日(土)にかけて滋賀県大津市で開催された、第36回日本老年泌尿器科学会に出席しました。26日(金)は当直明けの朝6時に医院を出発し、佐賀駅→博多駅→(新幹線)→京都駅→大津駅という長旅でした。今回は医院の看護師さん3名も学会に参加してもらうことにしました。老年泌尿器科学会は毎年最終日に看護師さん向けの講習会排尿機能検査士講習会があるので出席希望の3名も学会から参加です。で、その初日です。特別講演アルツハイマー病研
4月1日(土)に医院の職員を集めて臨時ミーティングを開催しました。主たる内容は、あたらしく任命した30歳代の看護主任(2名)の発表と今後の医院の目指す方向についてでした。といっても10分程度のミーティングです。我々は「患者さんのことを第一に考え、専門的な医療を提供するプロフェッショナル集団である」という先代(初代院長)時代からの理念の確認患者さんの期待を裏切らない真摯な、泌尿器科に特化した医療が提供できる有床診療所であり続けること、そして職員が物心
2月27日(月)は診療を早めに切り上げ、JRに乗り込んで博多駅へ!第4回九州ICカンファレンスに参加するためです。九州ICカンファレンスとは、九州地区の泌尿器科医を対象とした間質性膀胱炎に関するWEB勉強会です。代表幹事が福岡市の原三信病院泌尿器科武井実根雄先生で私と飯塚の総合せき損センター泌尿器科部長の高橋良輔先生が幹事を務める小さな勉強会です。基本的にWEBを使った勉強会です。今回は私が一般演題として「クリニックにおける間質性膀胱炎・膀胱痛症候群
2023年1月22日に東京某所で開催された第22回日本間質性膀胱炎研究会の内容については前回のブログで書いた通りです。今回は番外編として、その他のプチ情報を書ける範囲で報告します。まず研究会前に開催された幹事会の様子です。私は評議委員なので基本的に発言権はないのですが幹事の先生方の発言のあとに追加意見を求められることがあります。幹事会はいろいろ自由に発言できるアットホームな会です。いい先生たちばかりです。今回はブログを通して集めた患者さんの声を携えての参