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今日はクリスマス会でした。今回は少し広いスタジオだったので、保護者の皆様にもゆったりとお座りいただけて、良かったです。生徒さんたちの一生懸命に演奏している姿は、何度見ても本当に可愛いですよね。初めて参加する生徒さんたちも、それぞれにがんばっていて、頼もしかったです。それに、今回進行をお願いした少し大きい生徒さんたちの、しっかりしていること!最初に会った時はまだ小さかったのに、立派に成長してい
両手のリズム打ちもすぐに出来て、視唱も、まだ音程は危ない所もあるけれど音名は完璧で、初見は、止めるのが大変なくらい何曲もやりたがるこの子は、ソルフェージュの能力が高いのだなと思います。まだピアノ歴8か月ですが、メインのテキストは2巻が終わる所で、それ以外もどんどん進んでいるのは、そんなソルフェージュ能力の基盤があってのことなのでしょう。おそらく学校の勉強も得意な子なのだと思いますが、ピアノへの意欲もなかなかの素晴らしさ。
時間になってもなかなか来ないなぁと思っていたら、玄関のチャイムが鳴りました。ドアを開けると、生徒さんが息を切らして立っています。間違えて塾に行ってしまって、あ、ピアノだ!と気づいて慌てて来たのだそうです。自転車をフルスピードで漕いできたということで、無事に来てくれて良かったと、胸をなで下ろす気持ちになりました。毎週ピアノの曜日は、塾とのはしごで大忙しのこの子ですが、レッスンで気を抜くことはありません。
レッスンのたび毎に上達しているのは、お家での練習をしっかりやっているからでしょう。少し長くて難しい曲ですが、最後までだいたいスムーズに弾けるようになりました。「ここからがもっと完成度を上げようね」と伝えると、嬉しそうに笑っているのがまた素敵。楽譜の通りに弾けることが、音楽のゴールではないと分かっているのです。注文を付けたい所は山ほどありますが、まずはアルペジオをもう少し滑らかにしようということで、「今週はこ
まだクリスマス会も終わっていないのに、すでに夏の発表会に向けて、曲を考え始めている生徒さん。先日のニュースレターで、もし弾きたい曲があったら、他の人と被らないために教えてくださいと、アナウンスしたのです。最初に教えてくれた弾きたい曲は、誰もが憧れる名曲で、「弾きたい気持ちは分かる!」でもオクターブに手が届かないと弾けないことを、弾いて説明していました。それで私の方でも考えてみることにして、次のレッスンの
クリスマス会で行う「音楽物知りクイズ」は、生徒さんたちに、音楽に関する〇×式の問題を出してもらって、保護者の方たちに答えていただくというものです。小さい生徒さんたちは、問題を読み上げるだけでもひと苦労で、まだよく回らない舌で一生懸命に話す様子が、ものすごくかわいいのです。聞き取りにくいこともあるのですが、そこはあたたかい保護者の皆様が、こんな問題かなと推し量って、〇か×かで答えてくださいます。もちろんクイズで
📢本日🎹体験レッスンのメールをいただきました、4歳さんの保護者の方へメールが戻って来てしまいます。「宛先受信トレイ空き容量不足」と出ています。お返事したいので、再度メールいただけると嬉しいです😃お待ちしております✉️久しぶりの投稿で😅😅😅コンサートで来た母の着物をリフォームしたドレスゆきっちょMUSICCLASSゆきっちょMusicClass|石神井公園・南田中のピアノ/リトミック教室練馬区石神井公園のピアノ教室・リトミック教室です。体験レッスンなど、どうぞお気軽
最後の音を拍の分しっかり伸ばしてから、ふわっと脱力することを教えていました。まだ力を抜くというより、その動きをやっているという感じはありますが、ちゃんとやっているのがかわいいです。お姉ちゃんもピアノを習っていることもあって、なかなかスムーズに進んでいるこの子は、真ん中のドを中心にした譜読みも、だんだん安定してきています。ウォーミングアップで行う指トレでは、指先を意識することも出来るようになりました。それで教
長い曲がだいぶスムーズになったので、「〇〇ちゃんは、本番が近づいてくると急に上手になるね」と声をかけたら、「考えなくても指が動くようになる」と言いました。そうそう。弾き込むと身体が覚えて、考えなくても弾けるようになるのですよね。これを「オートパイロット」と表現したピアニストもいましたが、自動運転のように弾けるようにすることは、とても大切ですね。普段の練習曲もそうなるまで練習してほしい所ですが、な
チャイムが鳴ったのでドアを開けると、手招きをしています。何かと思って外に出てみると、きれいだよ、と月を指差しました。見上げてみると、まん丸の白い月がまわりの雲まで輝かせています。素敵なことを感じる子なのだなと、ちょっと見直すような気持ち。というのは、全力でふざけたり、興味のない話は耳に入らない時もあって、なかなかレッスンにならないこともある子なのです。ピアノには興味がないのかなぁと、ちょっと気弱
クリスマス会のプログラムが出来ました。表紙の絵は小学生の生徒さんの作品です。姉妹でそれぞれ1枚ずつ描いてくれました。どちらも素敵な絵で、クリスマスの気分が高まります。中身は、いわゆるプログラムと、参加する生徒さんたちの写真と紹介文。今回のお題は、「もし1日だけ大人になれるとしたら、何をしてみたい?」というもので、それぞれの答えが可愛いです。クイズや手作り楽器作りやビンゴもあるクリスマス会。
クリスマス会の曲が、スムーズになってきました。短い期間に仕上げるには、ちょっと背伸びした曲で大変だったと思うのですが、よくがんばってきました。ちゃんと弾けるようになるか、一番不安だったのは本人だと思うのですが、くじけることなく練習してきたのですから、立派なものです。何しろがんばり屋さんで、苦手なことにぶつかると、自主練をして少しずつ克服していくので、見ていて頼もしいです。なのでつい、もっと
ハノンのあと、ソナチネを始めた途端に、急に生き生きと弾き始めました。音階の部分も、さっきまで弾いていたハノンのスケールとは全く違って、気持ちよく盛り上がる上行です。もちろんハノンも丁寧に弾いるのですが、ただの音の並びになってしまいがちなのですよね。表現するとなったときの、この子の気持ちの入れ方は素晴らしいのです。ソナチネの提示部から展開部に入るときの、丁寧な音の感じ方も、とても素敵。何をしたいのかが分かる演
プログラムデザインをお願いしていた中学生の生徒さんから、データが届きました。定期試験と重なって、ギリギリのスケジュールになってしまったのですが、今日印刷屋さんに入稿して、一番はやい日程で届けてもらう設定にしたので、今週末から配れそうです。それにしても、どうしてこの子にお願いすると、各段に素敵になるのでしょうね。最初に渡した原稿と比べてみると、文字の色やフォントをちょっと変えただけで、こんなに印象が変わるのだな
隣に座って一緒に弾いていると、だんだん身体を摺り寄せてくる可愛い生徒さん。甘えんぼさんですね。抱っこも大好きなので、椅子から降りるときに抱っこしてあげると、大喜びです。それでレッスンにならなくなることはないので、そんな甘えんぼの所も存分に発揮してもらって、ピアノを弾くことと、安心感や嬉しさを、一緒に体験してもらおうかな、と。ピアノは基本一人で弾くことが多い、個人プレイの世界ですが、弾く人の心の内側や、
毎月教室で発行しているニュースレターに掲載しているコラムを、こちらにも転載いたします。++++++++++練習する子の育て方「快適な場所にとどまらない勇気を育てる。」「コンフォートゾーン」という言葉を耳にすることがあります。ストレスや不安を感じることなく、安心して過ごせる領域のことだそうです。これをピアノの学習に当てはめて考えてみると、ムリなく弾ける簡単なレベルの曲ばかりを選んだり、曲の完成度を気にせずに、
坂本龍一さんのドキュメンタリー映画を観てきました。RyuichiSakamoto:DiariesNHKで放送された『LastDays坂本龍一最後の日々』に、未公開の映像や音楽を加えた作品だそうです。私はあまりテレビを見ないので、このドキュメンタリーも見ていなかったのですが、何ともいえない気持ちになる映画でした。雲の音楽や、月の音楽や、いわゆる「音楽」という枠を超えた、自然の音楽というか宇宙の音楽というか、そうい
少し前のことなのですが、保護者の方の言葉が心に残っています。このところどんどん上達してきましたね、とお伝えしたら、お家でも楽しそうに弾いていて、以前よりピアノが好きになったことが感じられるのだそうです。そして、子どもの成長は本当に人それぞれなのですね、と。やる気が感じられない時期もあったそうで、そういう様子を見ているのは、お辛かったと思うのですね。なかなか練習しなくて上達しないのを見ると、ピアノが嫌いなので
今頃になって・・・なのですが、2021年のショパンコンクールの動画を見ています。先日反田恭平さんの本を読んで、3次予選のラルゴってどんな曲なのだろうと、興味が湧いてしまったのです。2分ほどの短い曲で、聖歌にショパンが和音をつけたというゆっくりした曲ですから、超絶技巧の華やかさとは真逆です。でも、素晴らしい。あのコロナの時期に、「神よ、ポーランドをお守りください」と祈りの歌が流れたのですから、会場の感動は深
生徒さんたちにとても好評なのがこちら↓スライムみたいなモモで、グニャグニャの感触が楽しいのです。何のために買ったのかというと、ここにグサッと指を突き刺して、指先を立てる感覚理解するのにも良いし、そこから前に抜いていくことで脱力も感じられるかな、と。今のところはまだ、グニャグニャを味わって喜んでいる感じですが、(ストレス発散の効果は確かにありますね、笑)指先を意識するように声掛けをしていこう。100均はレッスング
レッスンにやってくるなり、ちょっと下を向いて、「テキストを失くしちゃいました」と言う生徒さん。「大丈夫だよ」と言って教室のテキストを出して、いつも通りにレッスンを始めます。申し訳なさそうな様子ですが、この子にはよくある、ちょっとした個性みたいなもので、気にすることはありません。でもそんな「玉にきず」みたいな所を補ってあまりあるほど、この子の音への感受性は素晴らしいのです。聴いた音はすぐに分かって、8小節くらいな
ハノンの練習を始めた生徒さん。メトロノームに合わせて1音ずつきちんと弾いていて、指をしっかりさせようという意識が伝わってきます。ならば・・・ということで、第3関節から動かすことを伝えてみると、「こんな感じですか?」と言いながら何度もやり始めて、そのうち、「指を上に上げる感じですか?」と言いました。弾く指に力を入れるのではなく、弾き終わった指を上げることを意識するというのは、確かによい感じ方ですね。レッスンでも、
「はい」、と机の上に紙を置いたら、「これなに?」とききました。「司会台本」、と答えると、「だと思った」という弾んだ声から、司会の仕事を楽しみにしている様子が伝わってきます。さっそく読む練習をしてみると、なかなか堂々とした読み上げ方です。初めて見る司会台本に、ちょっと戸惑う所があるのもまた、何とも言えない可愛さですね。ひと通り読み終わると、「シールはっていい?」と聞くので、いいよ、と答えると、シー
「この速さに合わせて片手ずつ練習してきてね」とメトロノームの指示をしたら、はい!と返事をしてから、「ゆっくりの練習は大事ですね」と言いました。だいぶきれいになったので、より正確に丁寧に弾いてもらいたくて出した、ゆっくり練習の宿題です。最後までそこそこかっこよく弾くだけなら、今でも十分にすごいけれど、まだまだ修正したい所は山ほどあります。弾ければ弾けるだけ注文をつけたくなるのが、ピアノの先生というものですよね。
一緒に譜読みをしていて、音階の部分の弾き方が綺麗だったので、「ここ、素敵」と声をかけると、「こういう感じの曲、好きです」、と言いました。ブルグミュラーが終わって、ソナチネに入った生徒さんです。「このテキスト、こういう感じの曲がたくさん入ってるからね」と伝えると、はい!と答える様子も嬉しそう。そうか、この子はこういう曲が好きなのだな、と再認識しながら、ブルグミュラーからソナチネに移るときに、同じような反応をした
思わず動画を撮って、お母さまにお送りしてしまいました。綺麗な手の形で弾けるようになったのです。まだ第1関節はつぶれることがありますが、第3関節の山を出して、ふわっと物をつかむ時のような自然な形で弾いています。なんてすごい!と嬉しくなってしまうのは、まだ力の弱い手で弾いてきた1年を、思い返してしまうからでもあります。小さくて細い指で、特に左手は力も入りにくくて、きっと大変だったと思うのです。で
弾きながら「難しい」と言うので、「だって〇〇くんが弾くのに、簡単じゃ面白くないでしょ」と言ってみると、それはそうだと言わんばかりにうなずいて、がんばり始めました。この子は最初から、自分には出来るという自信を持っていて、嫌がらずにがんばれるので、伸び方もはやいのです。テキストが進んでいくごとに、さらに自信も深まって、良い方向に回っているのですね。どんどん興味のあることを発見していくので、こちらの話が聞
反田恭平さんの、『終止符のない人生』を読みました。面白過ぎて一気読みです。読み終わってすぐの感想をひとことで言えば、やはり天才なのだな、ということなのですが、おそらくそんなことを言われたら、ご本人は本意ではないかもしれません。というのは、すさまじく努力をした結果としての今であり、これからなのだと、ヒシヒシと伝わってくるのです。ショパンコンクールのサムライヘアは有名ですが、肉体改造までされていたのですね。
だんだん指がしっかりしてきて、手の形に気を付けて弾くのも上手になりました。いわゆる「曲」は、まだ弾くことに精一杯ですが、テクニックの曲を弾く時には、手の形も指先も、弾く姿勢も綺麗です。素敵だと思うのは、その弾き方に丁寧さを感じる所。簡単だからといい加減にする気配は、みじんもありません。このところものすごく感じているのは、こういう基礎の基礎をきちんと弾くことの大切さです。4小節のテクニックの曲で、レ
ウォーミングアップをしないでレッスンを始めようとしたら、「まだあれやってない」と棚の上のボールを指差して教えてくれました。ボールに指を立てる指と手のトレーニングと、スーパーボールに指を立てて支える指先のトレーニングです。これをやってから、その指の形でドレミファソ~と弾くと、指を意識した弾き方が出来るのですね。それをまだやってないと教えてくれるということは、この子の中で、ウォーミングアップが定着してきたといことでしょう。