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昨年末から正月にかけての「午前十時の映画祭」の上映作品は、戦争によって引き裂かれた夫婦の哀しい運命を描いた名作『ひまわり』。監督ヴィットリオ・デ・シーカにとっては『昨日・今日・明日』(1963年)、『あゝ結婚』(1964年)に続く、主演ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニとの三度目の“トリオ”となります。この作品は大好きな映画ですから当然DVDも自宅にもありますが、ここ13年ほどの間に劇場鑑賞があるたびにスクリーン鑑賞に出掛けています。今回の鑑賞後には、連れ合いにスクリーン鑑
2025年-令和7年1月4日TOHOシネマズなんば別館スクリーン11昭和38年作品「午前十時の映画祭14」、初見。私が5才の時に公開された作品、今までタイトルは見た事も聞いた事も無かったね!カラー超ワイドの4K上映は当時の製作陣が、この画面レベルを意図していた事が良く分かるし、また真剣に取組んでいるのも実感出来ます。しかし、作品の設定がムウ帝国対旧海軍の反乱分子部隊の構図で、旧海軍の部隊が密かに高度な軍艦を作っていたと言うのは、余りにも飛躍し過ぎだなぁ!【東宝特撮Blu-rayセレ
カジノ1995年アメリカ英題:Casino原作:ニコラス・ピレッジ監督:マーティン・スコセッシ脚本:ニコラス・ピレッジ、マーティン・スコセッシ製作:バーバラ・デ・フィーナ出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシほか音楽:ロビー・ロバートソン撮影:ロバート・リチャードソン編集:セルマ・スクーンメイカー配給:ユニバーサル/UIP公開:1996年4月20日技術:シネマスコープ(2.39:1)/カラー時間:178分鑑賞:TOHOシネマズららぽーと横浜/ス
新年一発目の投稿は名作映画鑑賞記です。名作中の名作「ひまわり」です。って初めて鑑賞するんですけどね。原題はイタリア語で「IGirasoli」。撮影場所:富山県富山市婦中町下轡田DateTaken:December22,2024CanonEOS7DMarkII,EF-S18-135mmf/3.5-5.6ISSTMISO:16000,Tv:1/160,Av:6.3チケット確認~撮影場所:富山県富山市婦中町下
アマプラや録画で見た映画の感想を書こうと思いながらも最近はブログアップの余裕がないこともあり、めちゃめちゃ滞ってます。パリオリンピックの勢いでアラン・ドロンの映画も久々に見たいな~、と「友よ静かに死ね」を見たら面白かったので早くアップしなくちゃ、と思ってた矢先にドロンの訃報が流れてきて・・・。もともとディスカバーアランドロンをする予定だったので追悼鑑賞し続けていたのですが、ブログにまとめる余裕もなく。アラン・ドロンの追悼日記すらつけそびれて年末になってしまいました。それでも、映画館に
今月は、現段階で11本劇場鑑賞。年間トータルでは99本。年内にあと1本観たいと思っています。12月に観た作品2024年劇場鑑賞・89本目「ルパン三世カリオストロの城」45周年上映↑来場特典・90本目「ザ・バイクライダーズ」・91本目「ドリーム・シナリオ」・92本目「山逢いのホテルで」・93本目「JAWANジャワーン」・94本目「チャイナタウン」午前十時の映画祭・95本目「クラブゼロ」・96本目「ラブ・アクチュアリー」4K版・97本目「クレイヴン・
現在(2024.12.22)「午前十時の映画祭」にて「ひまわり」を上映中です。大きなスクリーンでソフィアローレンを見る機会はなかなか無いので鑑賞をオススメします♬上映期間はAグループ、Bグループ共に12/20(金)~01/02(木)までです。あの名曲と共に、壮大なひまわり畑をスクリーンで鑑賞し、感動を新たに♬また、過去に「ひまわり」「昼顔」「ナイアガラ」の3本を解説した「サクッとシネマ35回」の動画があります。リンクを貼っておきます。参考にしてください。ウクライナ地方の壮大な
スカーフェイス1983年アメリカ英題:SCARFACE監督:ブライアン・デ・パルマ脚本:オリバー・ストーン製作:マーティン・ブレグマン出演:アル・パチーノ、スティーヴン・バウアー、ミシェル・ファイファー、メアリー・エリザベス・マストラントニオほか配給:ユニバーサル・ピクチャーズ公開:1984年4月28日技術:カラー時間:170分鑑賞:TOHOシネマズ上大岡/スクリーン8/字幕見どころ・あらすじーーーーーーーーーーーーー1980年、キューバからアメリカ・マイアミへ渡った
朝のベッドで目が覚めたわたしは、昨日書いたブログに目を通す。ディカプリオの鼻のところが気になって、後ろの背景が映り込んだ『四角』そこに意識が向いた。なぜなら、そこに何か見えるような気がしたからだ。…あっ怪我した鼻と同じところに…しっ…しるしが付いてる絆創膏を貼った箇所は右の鼻だった。…お分かり頂けただろうか?そんな言葉が降りてきたひいーーーーっふーーみーーー鼻そういえば昨日、鼻をちーーーんと擤んだら、鼻水にうっすら血が馴染んでた。よっ
ネットワーク[DVD]Amazon(アマゾン)今年は全然「午前十時の映画祭」枠を観に行くことが出来なかった…でもこれは観たい!と思い、年末のシネコンに行ってまいりました。1976年の作品で、架空のTV局が舞台。ニュース番組の視聴率が振るわず降ろされるキャスターが思わず放った感情的な一言から、番組はどんどんショー化する…そこに出世を狙うデスクや経営陣の思惑が絡みあって…というストーリーなのですが。50年近く経った現在、私達は、今やTVというメディアは凋落して、代わりに
2024年-令和6年12月18日TOHOシネマズなんばスクリーン9昭和51年作品NETWORK「午前十時の映画祭14」、本作品は7年2月にDVDで観ています。リアルタイムで観ていませんが、テレビ業界の暴露話でセンセーショナル過ぎて荒唐無稽だなぁって言う印象を持っていましたが、今改めて観ると的を得ていたんだなと感心します。作品中、ニュースショーの番組で自殺予告をするハワード・ビール(ピーター・フィンチ)の描き方は、トランプ次期大統領なんだなぁと思えました。ネットワーク[DVD]A
京都シネマ上映は残念ながらスケジュールの関係で行けなかった。9月7日にプラネットスタジオ+1でも上映があったんやけど、こちらもスケジュールの関係で行けなかった。『タッカー』も上映してくれたのに行けなかったという悔しさは大きい。ジーン・ハックマン、渋い。1972年キネマ旬報外国映画ベストテンで高名な映画評論家・映画批評家が『ラスト・ショー』の1位を讃えて、「『ゴッドファーザー』が8位にとどまったのは何となく愉快」と書いていたけど、執念深いご
11月から12月にかけて「午前十時の映画祭」の連続上映は、企画タイトル「フェイ・ダナウェイ70年代のミューズ」とのこと。『ネットワーク』と『チャイナタウン』の2作品の上映でした。1970年代に“こだわり”のある私ですが、個人的にはフェイ・ダナウェイという女優は“ミューズ”とはとても言い難く…。それでも今回の上映2作は劇場鑑賞に出掛けました。ミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。映画『チャイナタウン』は1940年代から50年代にかけて量産されたフィルム・ノワール(=暗黒
ずっとお出かけやらいろいろあって「午前十時の映画祭」も見逃し続けてた。いまラインナップされてるのがフェイ・ダナウェイ特集?!フェイ・ダナウェイは知的美人のイメージで代表作は初期は「俺たちに明日はない」のボニー役。私はその時代のはテレビ放映で見たのですが、初めて見たのは「パリは霧にぬれて」。小学生の時に見たので何だかハラハラしたのを覚えてる。でも、そのあとに見たのが「三銃士」の悪女ミレディ!もう、このミレディが怖くて怖くて、フェイ、怖い!とこの人悪女の方が迫力ある!と「コンドル」や「タワー
日本公開:1970年9月30日劇場公開日:2024年12月20日監督:ヴィットリオ・デ・シーカ出演:ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニリュドミラ・サベーリエワアンナ・カレーナほかこんにちは、寒くなりましたね皆様体調はいかがですか?劇場で、名作映画を2週間切替で午前十時…頃、に上映している「午前十時の映画祭」をご存知ですか?その午前十時の映画祭14で、12/20から、A・Bグループ共に公開予定の「ひまわり(1970)」についてある劇場発行の午前十時リー
12月の劇場鑑賞の作品となりました。本日のブログ記事は「午前十時の映画祭」でスクリーン鑑賞の映画『ネットワーク』です。1976年製作のシドニー・ルメット監督の作品で、日本では翌77年に公開されていますが、私はそれ以来のスクリーン鑑賞。11月から12月にかけての連続上映は、企画タイトルに「フェイ・ダナウェイ70年代のミューズ」とあります。どちらの作品も当然スクリーンで見ていますが、個人的にはフェイ・ダナウェイという女優は“ミューズ”とは言い難く…。それでも今回の上映2作はやはり見直した
福山市伏見町の福山駅前シネマモードさんで2024年12月に公開される映画一覧です。福山駅前シネマモード1・2さんは、ミニシアター系作品の上映や『午前十時の映画祭』のイベントを開催している映画館。世界の映画祭で話題になった作品や、若手監督の意欲作、昔の名作など個性豊かな映画に出会える映画好きな方に一押しの映画館です。▼詳細はこちら2024年12月上映映画!森且行の生き様や中島みゆきのコンサートも劇場上映!【福山駅前シネマモード1・2】https://fukuyama-2shin.
これまで、テレビでは何度も観てきたカリオストロの城。今回、ふとしたことで、劇場で特別上映されると知り、公開初日、早速行ってきましたテレビではさんざん見てきていましたが、大画面での迫力が素晴らしいですし、細かいところまできっちり書き込んでいる、宮崎監督とスタッフの仕事っぷりが素晴らしいですね105分全く中だるみなく、最後まで魅せ続けてくれましたしかし、この手の話題作って、高知じゃ縁がないことが多いみゆきさんの劇場版も、最初(歌旅だったか?)に1回こっきりだったしな~。最
プライベート・ライアン1998年アメリカ英題:SAVINGPRIVATERYAN監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:ロバート・ロダット製作:イアン・ブライス、マーク・ゴードン、ゲイリー・レヴィンソン、スティーヴン・スピルバーグ出演:トム・ハンクス、マット・デイモン、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、バリー・ペッパー、アダム・ゴールドバーグ、ヴィン・ディーゼル、ジョヴァンニ・リビシ、ジェレミー・デイビスほか音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー編集:マイ
2024年-令和6年11月24日シネ・ヌーヴォ昭和49年作品CHINATOWN「午前十時の映画祭14」、本作品は83年にテレビ、7年6月DVDで観ています。今回は4K上映なので駆けつけました。フィルムには、このクオリティで記録されていたのかと改めて認識を新たにしました。作品は私立探偵ギテス(ジャック・ニコルソン)の所に夫の不倫調査の依頼が、ここがメロドラマっぽい出だしなのですが、実は、、、見直して思うに監督のロマン・ポランスキーが、ここぞと言う俳優を起用した夢の様な世界が構築されてい
午前十時の映画祭鑑賞作品のレヴューがなかなか進まず、鑑賞作品を備忘録として残しておきます。午前十時の映画祭14映画「シャイン」1996年オーストラリア105分<監督>スコット・ヒックス<キャスト>ジェフリー・ラッシュ(アカデミー賞主演男優賞受賞)、ノア・テイラー、アーミン・ミューラー=スタール、リン・レッドグレイヴ、ジョン・ギールグッド、<内容>実在の天才ピアニスト、デイビッド・ヘルフゴットの半生を映画化し、主演のジェフリー・ラッシュが第69回
迷ったときは、午前十時の映画祭です(汗)。主役のジャック・ニコルソンを見ると、父を思い出します(笑)。鼻は、あんなに高くありませんでしたが。見始めて5分ほどで、「これ、見たことある」となりましたが、映画館でははじめてかもしれません。脚本うまいな、と思ったら、アカデミー脚本賞、授賞してました(汗)。なんせ1974年の映画なんで、リアルタイムで観てなかったもので、たぶんテレビでやってたかな?あるいはビデオ?ほろ苦い終わりかただったけど、こういう展開しかないだろうなぁ。観客は男性が多かっ
こんな映画を観ました。スカーフェイス監督:ブライアン・デ・パルマ脚本:オリバー・ストーン字幕翻訳:?出演者:アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー、スティーヴン・バウアー日時:2024年11月17日(日)9:15~場所:東京都中央区TOHOシネマズ日本橋1980年、キューバのカストロ議長は米国に親族のいるキューバ人が移民することを許す。その中に、犯罪歴のある者も含まれていた。彼らは追放されたのだ。米国に着いたトニー・モンタナは、コカインの取引を成功させ、麻薬王フラン
2024年-令和6年11月14日TOHOシネマズなんばスクリーン91995年-平成7年作品CASINO「午前十時の映画祭14」、初見、実話がベースの作品、監督はマーティン・スコッセシ。カジノを仕切るプロ達の役割や構成メンバーの仕組みを冒頭からナレーション形式で説明しながら、劇部分が挿入されるユニークな構成が分かりやすく、その展開で約3時間を飽きさせずに魅せてくれます。主人公サム(ロバート・デ・ニーロ)は堅実にラスヴェガスで地位を築いていく、彼の結婚の件で、嫌な予感がして案の定、下世話な
スターリングラード2001年アメリカ/ドイツ/イギリス/アイルランド英題:EnemyattheGates原作:ウィリアム・クレイグ監督:ジャン=ジャック・アノー脚本:ジャン=ジャック・アノー、アラン・ゴダール製作:ジャン=ジャック・アノー、ジョン・D・スコフィールド出演:ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ、エド・ハリスほか音楽:ジェームズ・ホーナー撮影:ロベール・フレース編集:ノエル・ボワソン、ハンフリー・ディクソンズ配給:日本ヘラルド映画公開:2001年4月14
午前十時の映画祭14映画「プライベート・ライアン」1998年アメリカ170分<監督>スティーヴン・スピルバーグ<キャスト>トム・ハンクス、エドワード・バーンズ、トム・サイズモア、バリー・ペッパー(今作で狙撃兵、また映画「異端の鳥」でも狙撃兵で出演していました)、ジェレミー・デイビス、マット・デイモンアカデミー賞監督賞、編集賞、撮影賞、音響賞、音響編集賞5部門で受賞(11部門ノミネート)<内容>第二次世界大戦のターニング・ポイントとなっ
10月も晦日となりましたので、いつも通りの1ヵ月の映画鑑賞のまとめです。今月は前半に14本、後半に8本の作品をスクリーン鑑賞しました。10月後半はツアー旅行や美術館巡りなどの他、娘夫婦が久しぶりに帰省したため孫との“お遊び”タイムで結構時間を費やしました。娘家族が帰っていくと、どこかでホッとする私です…(汗)10月の後半に見た作品は以下の8本です。本日のブログ記事は「午前十時の映画祭」でスクリーン鑑賞の映画『カジノ』。巨匠マーティン・スコセッシが、1970年代のラスベガスのカジノをめぐる欲
2024年-令和6年10月26日TOHOなんばシネマズスクリーン6昭和58年作品SCARFACE「午前十時の映画祭14」、本作品は84年5月に劇場で観ていますが内容が思い出せません。お気に入りのブライアン・デ・パルマ監督作品と言う事で足を運んでいます。さて再見したけど、覚えているシーン無かったなぁ。作品はハワード・ホークス監督の「暗黒街の顔役」(1932)を現代風にリメイクと言う事ですが、社会性も、建設的な事も、希望も無い全くもって酷い作品と成っています。スカーフェイス[Blu-
花様年華2000年香港英題:INTHEMOODFORLOVE監督:ウォン・カーウァイ脚本:ウォン・カーウァイ製作:ウォン・カーウァイ出演:トニー・レオン、マギー・チャン、レベッカ・パンほか配給:松竹公開:2001年3月31日技術:カラー/4K時間:98分鑑賞:TOHOシネマズ上大岡/スクリーン4/字幕見どころーーーーーーーーーーーーー既婚者同士の密やかな恋を、ウォン・カーウァイ監督が官能的な映像美で綴ったラヴ・ロマンス。原題は“人生でもっとも美しい瞬間”という
本日のブログ記事は「午前十時の映画祭」でスクリーン初鑑賞の叶った、2001年製作の戦争映画『スターリングラード』です。第二次世界大戦の独・ソ戦における激戦地のスターリングラードを舞台にして、実在したソ連軍狙撃兵とドイツ軍狙撃手の対決が描かれます。劇場はミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。『スターリングラード』(2001年、監督・脚本/ジャン=ジャック・アノー、脚本/アラン・ゴダール、原作/ウィリアム・クレイグ、撮影/ロベール・フレス)以下は「午前十時の映画祭14」の