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2025年5月28日午後6時30分新国立劇場「セビリアの理髪師」全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉主な出演者・アルマヴィーヴァ伯爵(テノール):ローレンス・ブラウンリー・ロジーナ(メゾ・ソプラノ):脇園彩・バルトロ(バリトン):ジュリオ・マストロトータロ・フィガロ(バリトン):ロベルト・デ・カンディア管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団指揮:コッラード・ロヴァーリス合唱:新国立劇場合唱団◇歌手の演奏について・アルマヴィーヴァ伯爵(テノール):ロ
○2025年6月1日(日)マチネ(14:00-)ロッシーニ「セビリアの理髪師」全2幕(イタリア語上演、日本語及び英語字幕付き)於:新国立劇場オペラパレスたまたまですが、本日は、前日見たMETLIVEVIEWING「フィガロの結婚」の前日譚であるロッシーニの代表的な傑作とされる「セヴィリアの理髪師」。実は大昔(20-30年前?)、まだオペラにハマる前にほぼ初めて見たオペラが多分これで、有名な序曲の後は、全く面白さがわからないまま、かなりの部分寝てしまっていた記憶があ
5月28日水曜日14時から初台の新国立劇場でロッシーニ作曲「セビリアの理髪師」を鑑賞。オーケストラはコッラード・ロヴァーリス指揮東京フィル、演出はウィーン生まれのヨーゼフ・E.ケップリンガー。ケップリンガーの演出は新国立劇場では2005年の初登場以来2006年、2012年、2016年、2020年と上演され続けている。ヒロインのロジーナの住む家をカラフルな2階建て&部屋ごとの分割&回り舞台にした凝ったもので、それぞれの部屋で様々なことが同時に展開される。この劇場の自慢のプロダクションのひとつだろう
2階席の一列目。ほぼ中央。あの舞台を一望できる席だったのは、ラッキーです!舞台のどこを見ても楽しめる「贅沢で濃密な」時間だったよ軽やかで技巧的なロッシーニの音楽にのせて、笑いや愛嬌、そして超絶技巧がギュッと詰まったオペラ世界レベルのソリストが揃った舞台は、それだけで高揚感が違うし推しの妻屋秀和さんが登場すると、舞台全体がぐっと深まるのよね。回転式の舞台も、作品との相性は抜群!ドタバタの展開がよりテンポよく、観る側も舞台の中をくるくる追いかけているような感覚〜そして脇園彩さん、
ヴェルディ《レクイエム》と言えば、「音楽の友」と「毎日クラシックナビ」のコンサートベストテンに挙げた、昨年6月8日の園田隆一郎指揮パシフィックフィルハーモニア東京(PPT)の名演がいまだに耳に焼き付いており、高関健東京シティ・フィルの演奏を聴きながら、つい比較してしまう。演奏解釈はアーティストにより異なるので、比較はあまり意味がないが、演奏を振り返る際の切り口としてわかりやすいので、思ったことを書き連ねた。出だしの印象は大切だと思う。第1曲「レクイエム」冒頭は園田指揮パシフィックフ
3月8日14時オペラシティ指揮:高関健(常任指揮者)ソプラノ:中江早希メゾ・ソプラノ:加納悦子テノール:笛田博昭バリトン:青山貴合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸崇浩)ヴェルディ:レクイエムシティーフィルのシーズン最後のプログラムは、コロナで流れたヴェルレクのリベンジとなったということで、今回もプレトークに間に合うように早めに現地到着、欧州に留学して初めて聴いたのが、シティで来シーズン採り上げるドン・カルロで最初に聴いたオーケストラのコンサー
昨日はTOCで、高関シティのヴェルレクを聴きました。ソリストは中江さん(S)、加納さん(Ms)、笛田さん(T)、青山さん(Br)。合唱はシティ・フィル・コーア(合唱指揮は藤丸さん)。会員席は前過ぎて、声楽の大曲を聴くには厳しい。この日も自席からはソリストも合唱団も見えない。ヴェルレクはイタリア・オペラの語法で、最後の審判への畏れや救いへの希望を表現した音楽。LiberscriptusのMs独唱、IngemiscoのT独唱、ConfutatisのBs独唱(当
『メサイア<ペシャワール会>支援のためのベネフィットコンサート』に行ってきた。姉が、コーラスで歌うので会場の杉並公会堂は、素晴しいコンサートホールだったヘンデルのメサイア、って、通して聞いたのは初めて。(省略された部分あり)付け焼き刃で、すこーし内容を押さえていったが、舞台横に字幕が出て、今どんなことを歌っているのか、分かるようになっているので助かったオーケストラの生演奏と、素晴しいソロ歌手、大人数のコーラスの迫力すごくて、私でも知っている『ハレ
大フィル「第9シンフォニーの夕べ」@フェスティバルホールに行ってきました。今年2回目の第九です。指揮は、大フィル音楽監督の尾高さん。安定感のある演奏でした。今回の演奏は管楽器が素晴らしく特にHr・Cl・Fgが印象に残りました。3楽章のハーモニーは本当に美しかった。4楽章ラストMaestosoはたっぷり聴かせてくれて、思わず涙があふれました。アンコールは、合唱団による恒例の「蛍の光」。徐々に照明が落とされ最後は完全に暗転して、感動的なフィナーレとなりました。合唱団
指揮/エリアフ・インバルソプラノ/隠岐彩夏メゾソプラノ/加納悦子テノール/村上公太バス/妻屋秀和合唱/二期会合唱団合唱指揮/増田宏昭インバルは木管が倍管に増強された16型大編成の都響から、筋肉質で逞しい音を引き出し、大型のブルドーザーのように、常に前へ前へとエネルギッシュに突き進んでいく。テンポは快速(1時間くらい)で、フットワークの軽さも備えている。チェロとコントラバスの厚みのある音が盤石の土台をつくり、ヴァイオリンとヴィオラも厚みと幅があり、ヨーロッパのオーケストラのよう
12月24日14時芸劇指揮/エリアフ・インバルソプラノ/隠岐彩夏メゾソプラノ/加納悦子テノール/村上公太バス/妻屋秀和合唱/二期会合唱団5分前に会場に着くと完売の掲示、やはりインバルは人気だ会場は何時もよりファミリー層が多いようだ、私の隣は高齢のご婦人でその横が孫らしき青年、何とも素敵なカップルだオケは16型で、弦は左から1stVn,2ndVn,Va,Vcの順に配置されVcの後ろにCbが陣取る先日の井上N響では、Vaが右手前に来る通常よく見る配置で有ったが、4楽章の
今週のFM「ベストオブクラシック」は声楽特集のようで、昨晩は加納悦子さん、今夜は福井敬さん。加納さんは現代ドイツ歌曲。私にはよくわかりませんが、勉強されていることは感じられました。添えられている写真では暗譜。淀みない歌唱です。福井さんは日本歌曲だけ聞きました。言葉がちょっと聞き取りにくいのはらじるらじるのせいでしょうか。オペラが主でいらっしゃるからでしょうか。途中で嫌になってしまいました。
ごきげんようばらの騎士、今日も今、新国立劇場で上演されております。ご近所さん、羨ましいです。やっぱ東京だよねえ、文化的なことは特に!と、田舎者は憧れが増すばかり。https://www.nntt.jac.go.jp/opera/derrosenkavalier/ばらの騎士新国立劇場のオペラ公演「ばらの騎士」のご紹介。新国立劇場では名作から世界初演の新作まで、世界水準の多彩なオペラを上演しています。www.nntt.jac.go.jpさて、ワタクシの推し「妻屋秀和」さんのことも
昨日の…クラシックキャラバン2021「華麗なるガラ・コンサート」東京オペラシティ公演個人的には、学生時代の友人や日テレの後輩、娘のお友達家族、とたくさん聴きに来てくれて嬉しかった…✨そして、夫の、「オケに、ヴィオラの川本嘉子さんとか、ボクが長年レコーディングとかでお世話になっている名手がたくさんいて、驚いたよ」の言葉に改めて背筋が伸びました。なんて素晴らしきスーパー・クラシック・オーケストラ✨⬆️⬆️⬆️豪華ソリストの皆様、指揮の円光寺さんと(左から)#村上敏明
今日はミューザで、スダーン東響を聴きました。曲目は、フランク《プシュケ》より「プシュケとエロス」、ショーソン《愛と海の詩》(w/加納)、ベルリオーズ《幻想交》。フランクの冒頭は、サンサン3のポコ・アダージョを彷彿させます。フランクはOrg抜きですけど、低弦がOrgっぽい響きで面白い。昨日に続き、スダーンは座って指揮。2年振りの共演でも、緻密な音作りは健在。2曲目は、ショーソンのレアなオケ伴歌曲。オケは芳醇な音色で、趣が深い。伊藤さんのVc、福士さ
日時:2021年9月26日会場:ミューザ川崎指揮:ユベール・スダーンメゾソプラノ:加納悦子東京交響楽団(コンマス:グレブ・ニキティン)B席3,780円(年間セット券)2RA-4-10番台(サントリーからの振替)<木管トップ>フルート:相澤政宏オーボエ:荒木奏美クラリネット:吉野亜希菜ファゴット:福士マリ子<金管トップ>ホルン:大野雄太トランペット:澤田真人コルネット:佐藤友紀トロンボーン:鳥塚心輔東京交響楽団川崎定期演奏会第82回フランク
(9月25日・サントリーホール)スダーンと東響の演奏を聴くのは、2019年6月15日以来2年ぶり。その時はチャイコフスキー「マンフレッド交響曲」がメインだった。フランク「交響詩《プシュケ》」より第4曲“プシュケとエロス”はスダーンのやりたいことと、東京交響楽団の間にまだ距離があるように思えた。久しぶりのスダーンとの共演であること、東響もおそらく初めて取り組む作品ということもあるのだろう、どこか手探りの状態にあるように感じた。ショーソン「愛と海の詩」は、加納悦子のフランス語が全くフ
12/27(日)、前日の神奈川フィルフューチャー・コンサート川崎公演「第九」に引き続き、『神奈川フィル「第九」2020』12/26(土)、鈴木秀美の指揮による神奈川フィルフューチャー・コンサート川崎公演「第九」を聴きにミューザ川崎シンフォニーホールへ。神奈川フィルフューチャ…ameblo.jp「かんぽ⽣命presentsN響第九SpecialConcert」を聴きにサントリーホールへ。『【ラインナップ発表】N響12月代替公演&第9』2020~21シーズン定期公演の休止に伴うN
おめでとうございます!いつもいつも感服していました。先月の「セビリア」でも。こういう方が脇を固めておられるから、オペラの舞台が締まるのですね。ああ、先月の上京は楽しかったなあ。まさかこんなことになるとは。今度行けるのはいったいいつになるのやら。自分にとって大事なものは仕事と音楽だと痛いほど思い知る毎日です。
⭕️オペラ「セビリアの理髪師」ジョアキーノ・ロッシーニIlBarbierediSiviglia/GioachinoROSSINI2月14日14時~満席♦️全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉オペラパレス☆スタッフ指揮アントネッロ・アッレマンディ演出ヨーゼフ・E.ケップリンガー美術・衣裳ハイドルン・シュメルツァー照明八木麻紀☆キャストアルマヴィーヴァ伯爵:ルネ・バルベラロジーナ:脇園彩バルトロ:パオロ・ボルドーニャフィガロ:フローリアン・センペイ
最近の新国はハズレなしですね。今回の『セビリアの理髪師』は「来日公演か?」とすら錯覚してしまいそうな素晴らしいキャスト、ヨーゼル・E.ケップリンガーの演出は、ポップでぶっとんでいて、序曲の段階で、奥舞台から移動してくる様はワクワクしますし、楽曲に合わせてリカちゃんハウスのような装置がクルクル回って家の内外、時には部屋に合わせて角度が変わる演出もわかりやすくて楽しい。誰かが歌っている間、他の役は時間が止まっているのでなく、小芝居が本筋を邪魔しない程度に同時進行しているのもミュージカルっぽくて好き
久しぶりの更新です。5月の大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会は、ローザンヌ生まれ、今、最も人気ある指揮者の1人であるシャルル・デュトワさんによるベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲ベルリオーズ/幻想交響曲作品14デュトワさん指揮の演奏会は初めてだったのですが今まで聴いてきた演奏会とはまったく違ったかなり刺激的なもので、いつもなら途中うつらうつらすることも多々あったのですが最初から最後まで目と耳を見開いて
12/22(土)、NHKスタジオカフェを後に、今年のN響のベートーヴェン「第9」演奏会(初日)を聴きにNHKホールへ。今年の指揮はマレク・ヤノフスキ。NHK交響楽団NHKSymphony@NHKSO_Tokyo【平成最後の「N響第9」はもうすぐ!】今年の指揮は、ドイツ・オーストリア音楽を得意とするポーランドの巨匠マレク・ヤノフスキ。実力派の歌手たちと、第9の演奏を90年以上積み重ねてきたN響の演奏で、平成最後の年の瀬の《第9》をお楽しみください。https://t.co/qjGFW3
久しぶりに代々木上原のムジカーザへ。加納悦子さんの歌、子安ゆかりさんのピアノによる、エキサイティングな時間でした。すべて初めて聴く曲でした。曲間にお二人からの解説があったので、その内容とともに感想をば。ヘルダーリンはベートーヴェンと同じ年に生まれた詩人です。それでいながら、19世紀中までに彼の詩に付曲された数はわずか30曲程度。忘れられていた時期があった彼の詩が、20世紀になってから注目されました。もちろん作曲家からも。このリサイタルは、18世紀に生まれたヘルダーリンの詩に、20世
新日本フィルハーモニー交響楽団~トリフォニーシリーズ2日目~リヒャルト・シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』コンサートオペラ形式・字幕つき原語上演すみだトリフォニーホール15時~演出と指揮:井上道義執事長:ヨシュア・バルチ音楽教師:木村俊光作曲家:加納悦子テノール歌手とバッカス:永田峰雄音楽教師とブリゲッラ:ヴァンサン・オルドノーツェルビネッタ:天羽明惠プリマドンナとアリアドネ:エヴァ・ヨハンソン士官とスカラムッチョ:経種廉彦かつら師とハルレキン: