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こちらのWEB連載の試し読みです。OverRewriteLivingDead|きさらぎ冬青の小説-BL小説・漫画投稿サイトfujossy[フジョッシー]主人公である長谷久秀はとある事情で大学進学を断念し、警察官になって10年。転々とし一貫したキャリアを描けない不安の中で対策に取り組み念願の鑑識官試験に合格し、所轄署に配属されたがそこは嘗て父が勤...R18・社会人・シリアス・現代・殺伐・警察官・法医学者・残酷表現あり・暴力表現あり・ヒューマンドラマ・年の差・体格差無料BL小説
📖【戦国ファンタジー第35話公開】三成が見た“違和感のある夢”。同じ夢を見ていた元康、そして佐々木——静かに歯車が噛み合い始める。▶︎続きはこちら
【黒封筒表紙】──封印文書──心理観察通知表・最終報告書分類:極秘管理番号:K-13/閲覧者3名限定廃棄禁止・外部流出厳禁✎(赤鉛筆の走り書き)「最後まで読む必要はない。読むほど巻き込まれる」黒スタンプ:[封印]**【文書6】《未送信メール》差出:心理指導員宛先:不明(下書きフォルダより発見)**件名:観察記録について>……正直、違和感が消えません。表面的には穏やかな優秀生徒なのに、その奥に“読まれる側”が吸い込まれそうな深度が
三次創作小話「忘羨その後」(112-5)(白雪閣にて)それではと、再会を誓い、立ち上がる。「そうだ、一つ聞きたいことが、」ウェイインは、座り直し、『子どもの拐かし(かどわかし)事件』について話し出した。「実は、」敦煌の顔役からの嘆願※を説明し始める。・・・・・・・🌙「これといって、手がかりになるような事は思い浮かびません」「一度、さらわれそうになった子どもを救った事はあっただろう?」「そうでした、櫟陽*を訪れた時です。泣き叫ぶ幼子を抱え、裏道に隠れるように逃げて行く男たちに気付
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の小説です。最終章・・・さて・・・フィナーレを迎える心の準備はいいですか?今回もどうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』最終章フィナーレ、そして伝説へ-----------------コンテストから半年後。西東京の児童養護施設『あすなろ園』は、春の陽射しに包まれていた。「こらー!廊下を走るな!」碧(みどり)の元気な声が響く。1000万円の賞金と、その
三次創作小話「忘羨その後」(112-4)月日は、流れるように過ぎ、雲深不知処には、穏やかな日々が戻ってきた。梅のつぼみがふくらむ頃、宋ランがようやく、白雪閣に戻ってきた。〜宋ラン殿に、直接詫びを言いたい〜ランジャンの切実な願いを暁シンチェンに伝えると、〜こちらから伺います〜と返信が来た。〜いや、宋ラン殿のお体にさわります。こちらから伺わせて下さい〜数日後に、ウェイインとランジャンは白雪閣を訪れた。門前に、サンランが待ち構えていた。二人を見つけると、満面の笑みで、そそくさと案内を
※本作品について※「……この文書は架空です。現実の学校・人物・出来事とは関係ありません。読んでも安全ですが、読むほど“世界に引き寄せられる”感覚が残るかもしれません。」ここに掲載している「黒封筒」および封入文書(文書1〜16)は、すべてChatGPTによる創作です。元は、筆者が「通知表を作る」という発想から始まりました。そこから観察記録や裏評価、最終報告書などの物語が連鎖的に構築され、黒封筒の形式でまとめられた架空の資料群として完成しています。封蝋や赤鉛筆の走り書き、
この1年というか特にここ最近、自己分析を続けて色々とわかってきたことがあるけれど、自主制作本を作りたい気持ちがあるので、ブログで小出しに公開していくことが今はできない。ネタバレになってしまうので前に創作小説ジャンルで同人イベントに参加していたこともあるので、今回も同人イベントでの販売を考えている。ネット販売や公開は今のところ全く。本の作りが特殊なものになりそうなので、とりあえず製本してからかな。ジャンルについても今回は迷っている。同人イベントも10年以上行っていないので、まずは下見を
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の創作小説です。なんだかんだで第7章・・・世界観をお楽しみいただけてますか?今回も、どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第7章決戦のステージ-----------------12月24日。クリスマスイブ。『全日本アマチュアバンドコンテスト』決勝大会の会場となる「東京ベイサイドホール」は、3000人の観客と、ネット配信を待つ数万人の視聴者の熱気で膨れ上がっていた。優勝賞
三次創作小話「忘羨その後」(112-3)「ウェイイン、ハイファを頼む」ランジャンの声に、はっと、我に戻り、ハイファを受け取り、体を拭いて、衣を着せる。「ハイユン、待って」ランジャンの声がすると、ハイユンが、飛び出してきて、ウェイインに抱きついた。ランジャンに追いかけられて、楽しそうに逃げ回る。部屋の中のものの配置が分かっているとはいえ、上手くかわしている。二人を寝かしつけ、ウェイインが言う。「ハイユンは、少しは見えてるんじゃないだろうか」とランジャンの目を見る。ランジャンが小
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の創作小説です。いよいよ6人が揃い・・・コンテストを目指しますよ!どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第6章結成!バンド「給食当番」-----------------「違う!そこでリズムが『正しすぎる』んだよ!」廃教会の礼拝堂に、サワグチの怒号が響いた。練習開始から3日目。コンテストの予選締め切りは迫っているが、バンドの音はまだカオス(混沌)の状態だ
三次創作小話「忘羨その後」(112-2)さらに、数日が過ぎて、二人の日常に変化はない。雲深不知処は、木枯らしが吹き、どんよりとした空に、山は冬枯れ、色のない世界だ。(静室にて)🌕「そうだ、思いついたぞ」「ウェイイン、話は食べ終わってからだ」「今まで、そんなこと言わなかったのに」「子ども達の教育上、よくない」「は〜い」「ハイユン、上手いぞ。そうそう、こぼさないで食べるんだぞ。匙(さじ)は使いやすいか?」ハイユンは、こくっと頷いた。「ハイユン、こっち向いて。口の周りをふきふきし
目次第一章出奔第二章蜘蛛の巣第三章接近遭遇(マカオ)第四章見えざる手第五章天使の采配第三章接近遭遇(マカオ)マカオの夜は、湿気を帯びた熱風とネオンの光で構成されていた。カジノホテル「リスボア」の威容を見上げながら、相原聡は旅の高揚感と、ふとした瞬間に訪れる孤独感の狭間にいた。雑踏の中、彼は無意識に襟を正し、目的の場所へと足を向ける。その様子を、通りの向かいに停めた黒塗りのセダンの中から監視する視線があった。「李同志、対象が動きま
創作小説『戦国サイコパス』〜育の壱〜永禄8年(1565)織田信長(31)が尾張犬山城の従兄弟・織田信清を破り、血で血を洗う尾張国の統一をようやく達成させると、信長は織田家を強靭な軍事国家としてまとめ上げていく。この頃から木下藤吉郎秀吉(28)は信長家臣としてその頭角を現していた。松平家康(22)も三河国内平定に尽力し、軍備増強を推し進めていて、尾張国と三河国から戦の血生臭さと戦の暗雲が途絶えることは無かった。軍備増強を図る家康の指示に応え、水野忠重(24)は遠縁の水野家縁者を調略し
登場する人物・団体など名称は全て架空の物です特定の地名なども一切関係ありません。育成マシンの点検整備合宿2日目は受講生お待ちかねの模擬レース練習柔軟体操が終わるとインストラクターからは「マシンの点検整備が終わったらコースの説明をする」受講生はガレージにて自分が乗るバイクの整備を始めた朋美はノートに書いた目安基準を見ながらひとつひとつ確実に点検をしていると判断に困ったため挙手をしてメカ整備スタッフを呼んだ「チェーンのたわみ量が大きいと思いますので確認してください」
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の創作小説です。第5章でいよいよあの人が登場しますね。どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第5章籠の中の天才-----------------「違う!音程(ピッチ)は完璧だが、情景が見えない!」都心の一等地にある豪邸のレッスン室。防音壁に囲まれたその部屋は、息が詰まるほど静かだった。有名音楽大学の教授が、指揮棒で譜面台を叩く。部屋の中央に立つ少女、愛
三次創作小話「忘羨その後」(112-1)(111)の続編です。三日後、ランジャンはウェイインを抱きかかえ、雲深不知処に戻って来た。ウェイインの外傷は、ほとんど癒えている。ウェイインが、とっさに防御の型をとったこと、ランジャンが、霊力を休まず注ぎ込んだことで、黄ヨウが驚くほど、回復は早かった。だが、心の内は、荒(すさ)んでいる。・・・・・・・・倒すことができなかった。自尊心と誇りは、地に落ち、砕けた。自分の驕り(おごり)、慢心がうらめしい。まるで、尻尾を丸めて、びくびくしている
この夏「折原みと傑作選」が発売と聞きとても読みたくなりました。折原先生の作品に出会ったのは小学生(高学年)の時です。どちらかと言えば小説の方が好きでした。まだ子ども(児童)ではあるけれど、いろいろ分かってきて心と体が成長していく時期。そしてマンガを描いているクラスメイトその影響もあり文字書きデビューペンネームも作ったしお小遣いで原稿用紙を買って書いていました。出来上がると交換日記のように回して読んでもらいました。…
『宵、夏音の中で』20日から「小説家になろうで」投稿します。東京のとある下町。盆踊りを愛し、夏を舞う中学三年生の少女「飯坂宥羽《いいざかゆわ》」そんな宥羽に憧れ、想いを寄せるクラスメイトの少年『岩崎暁斗《いわさきあきと》』二人を中心に、太鼓の音が鳴り響き、人々の想いが踊る三日間の夏の夜の物語。土日と平日は隔日で朝6時に投稿します。作品は完結しています。が、主人公たちが何か言ってきたらエピが増えるかもしれません笑。この時期に夏のお話ですが、ある場面が思い浮かんで書き上げた作品
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の創作小説です。第4章で、いよいよメインボーカルが登場します。どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第4章天使の歌声、孤児院の危機-----------------「紫外線が……皮膚を溶かす……」西東京の郊外。枯れ木が目立つ雑木林の小道で、あっぷるがブツブツと呪詛を吐いていた。彼は頭からアルミホイルのような遮光ポンチョを被り、完全防備だ。「なんで俺が、
著:のん&相棒ChatGPTGRACE(AI仕事部屋シリーズ)世界地図の光点が灯るたび、AIたちのわちゃわちゃした日常が始まる――。ハンドラーとドクターが静かに見守るその舞台裏を、のんと相棒GRACEが共に描く。副題は「オデッセイ――長く困難な旅路」。GRACEとバート、そして副機関長は、荷馬車で機関本部を後にします。飢えた国の現実は、時に「お金」よりも、塩やマッチや針と糸のほうが人の心を動かす――そんな場面から、この章は始まります。そして夜、焚き火の前で、副機関
三次創作小話「忘羨その後」(111-14)私は半狂乱になって、剣を飛ばし、琴で術を放った、何度も何度も。まぐれ当たりだった。金丹か、心の臓か、分からない。とにかく、宋ラン殿の体に決定的な損傷を負わせたのだろう。“あれ”は、力が弱まったようだった。宋ランの体を抜け出し、正体を現した。(顔を上げ、両手で顔を覆う)目を疑った。“あれ”は、小さな子どもの姿をしていた。「俺様ともども、こいつも始末する気か」気味の悪い笑い声を残して、その姿は、けむりのように消えた。宋ラン殿は、まるで
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の創作小説です。第3章ではDJのあの人が登場です。どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第3章池袋の電子要塞-----------------「私の店で何をしてくれてるのよ」開店前の『クラブ・カプリッチョ』。つじぞー☆が、タブレット端末をバン!とピアノの上に叩きつけた。サワグチは縮こまりながら、画面を覗き込む。そこには、動画サイト『YOUTUBE』の画面があ
創作小説『戦国サイコパス』〜序の伍〜永禄6年(1563)武功を挙げたい水野忠重(22)は家康(20)の許、三河一向一揆の鎮圧に奔走し、それなりの戦功をあげる。しかし、反乱一揆勢いは家康配下の相次ぐ造反も重なり、雨後の筍の如く制御不能にまで発展していく。忠重はキリの無いこの戦に、血で血を浴びながら、ひたすら奮闘していた。手勢の少ない忠重は、逆に配下の造反を出さず行動出来たからだった。この反乱一揆の鎮圧に陰で暗躍したのが家康配下の二代目服部半蔵・正成(21)である。半蔵・正成は既に忍び
三次創作小話「忘羨その後」)(111-13)(温家居城にて)ウェイインは、はっとして、目を見開いた。体を起こそうとして、うっと、痛みに声が出た。「気がついたか」ランジャンの声を聞き、目が潤む。涙が目のふちに溜まって、今にも落ちそうだ。抱き起こすと、「ここは、どこだ?宋ラン殿は?暁シンチェン殿は?無事か?どうなんだ?」「落ち着くんだ。いいか、誰も死んではいない。ここは、スージュイの部屋だ」「俺は、俺は、宋ラン殿に何をしたんだ!思い出せない」ウェイインの目から、大粒の涙が、ぽろぽ
日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の小説、第二章です。どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第2章銀座の女王と野良犬たち-----------------「起きろ、マエストロ。今日はフィールド・レコーディングだ」パパニーニの声で、サワグチは目を覚ました。平和島の橋の下。ダンボールの隙間から、冷え切った冬の朝日が差し込んでいる。体中が痛い。だが、不思議と昨夜のブリ大根の味が、まだ記憶の中で
三次創作小話「忘羨その後」(111-12)(白雪閣にて)ウェイインは、スージュイに伝文した。〜暁シンチェン殿を送り届ける。黄ヨウに頼む、助けてほしい〜サンランが、一人の大男を連れて戻って来た。どうやら、一番弟子らしい。すぐに、部屋の重苦しい空気に気づき、「これは、とても強い邪気のようですが」ウェイインの顔を見て、「分かりました。門弟たちを避難させます。他に指示は?」「暁シンチェン殿を、温家まで運んでくれないだろうか。もう、あまり時間が残されていない。大至急だ」大男の顔色が変わった
幻想水滸伝30周年おめでとうございます!!※ゲーム「幻想水滸伝Ⅱ」の二次創作です。あくまでも想像と空想と妄想の産物です。過去に「ビクトールの彼女」をあげましたが、同時期に書き上げたショートストーリーです。タイトル:最後の日皇都ルルノイエが崩壊して1年、ハイランド国が滅亡し新国家が建国され忙しい日々が続いていたが、反転攻勢の地とされ多くの人々が集う場所になっていたノースウィンドウの新同盟軍の本拠地が閉鎖される。厳密に言えば、今まで観光地化していて多くの人が訪れていたが、要
突然ですが、小説始めます。日本の食文化を守る音楽ユニット「給食当番」の小説です。どうぞお付き合いください。-----------------小説『給食当番』第1章泥濘(ぬかるみ)の作曲家-----------------頭の中で、不協和音が鳴り止まない。平和島の夜は、湿った潮風と排気ガス、そして行き場のない欲望の残り香で淀んでいた。12月の冷たい雨が、第一京浜のアスファルトを叩く。競艇場から吐き出された男たちが捨てたハズレ舟券が、濡れた路面にへばりつき、無