塩の道千国街道沿いに建つ雪女伝説の看板です。原文は次の通りです。民話”雪女”むかし、むかし茂作と箕吉親子の猟師は、初雪が来るのを待ちかねたように岳山へ猟に出かけました。カモシカを追っている中に、急にあたりが暗くなり大吹雪となりました。二人は山小屋へ逃げ込み、たき火をしながら体を暖めましたが、夜になっても嵐はいっこうに止みません。茂作は眠ってしまいましたが、箕吉はなかなか寝つかれません。そのとき「箕吉さん、箕吉さん」と娘の呼び声がしました。娘は箕吉に、白い息を吹きかけながら細い声で「おまえさんをず