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誤嚥性肺炎で入院された患者さん。抗菌薬の治療で熱も下がって呼吸状態も良くなってきたので、そろそろ退院だと思っていたのですが、ご飯を全然食べてくれなくて困り果ててしまったことはないでしょうか。なにか介入できる原因はないか?食欲低下や体重減少の原因を鑑別する時には・・・、「MEALSONWHEELS」(車輪の上に乗った食事、いわゆる配食サービスの意味)を使ってみて下さい!M:MedicationE:EmotionalA:Alcoholism
『もし私が話せるなら』コロナで卒業以来、1度も顔を出せてない高校で、もし私が高校3年生の教室で伝える時間があるのなら、なんて考えてみたことがありました。その台本を今、書いちゃえ。…ameblo.jp前回の記録に続き、8年ぶりに高校へ行って自分の受験体験をお話しさせてもらったことを書こうと思います。内容はですね、医学部を考えている方々20名くらいに向けて質疑応答2時間弱といった感じでした。みなさん私の話を熱心に聞いてメモを取ってくれて、そういった体験は患者さん以外あまりないので正直と
今年も、医学生ならびに初期臨床研修医の皆さんを対象とした、麻酔科学講座説明会を開催いたします。日時は12月3日(木)の夕方を予定しています。説明会では、当講座の診療・研究・教育体制や専門研修プログラム、そして麻酔科医としてのキャリアについて、できるだけ分かりやすくご紹介したいと考えています。麻酔科に興味のある方はもちろん、まだ将来の進路を決めかねている方も大歓迎です。そして、説明会終了後には、恒例の懇親会を開催します。今回は少し趣向を凝らし、「ボジョレー・ヌーボー」
『もし私が話せるなら』コロナで卒業以来、1度も顔を出せてない高校で、もし私が高校3年生の教室で伝える時間があるのなら、なんて考えてみたことがありました。その台本を今、書いちゃえ。…ameblo.jp↑のオファーがなんと生物おじさん先生(失礼)からきたんですよ。速攻で引き受けちゃいましたよそんなの。思ったことは主に2つありましたので記録がてら1つ目は先生がおじいちゃん先生になっていました。それと同じ仕事を何十年されているってほんっとうにすごいと思いました。(私はたったの2年も
外来では限られた時間の中で患者さんの状態を把握して、必要な検査を計画し、診断さらに治療計画を立てるという、非常に高度なスキルが求められる場です。外来研修を始めたばかりの頃は上手くいかずに大事なことを聞き出せなかったり、患者さんの話を止められずに時間ばかりかかったり・・・、と言う感じですが、コツをおさえると能率よく、そして患者さんと良好な関係が作れます。今回からあなたに役立つ、「外来診療の10のコツ」を紹介します。もし、あなたがこの通りにやれば、患者さんに
今回はインスリンの紹介です。インスリンというと種類も多くて良く分からない、スライディングスケールしかやったことがないという人が多いかもしれませんが、今回は実践的な最低限の知識(と編集長が思っている)と新たに使えるようになった週1回投与のインスリンについて紹介します。【機序】血中のブドウ糖を肝臓や脂肪細胞、骨格筋などの細胞内に取り込ませることで血糖値を低下させます。健常者では、主に肝糖産生を調節して空腹時血糖を制御する基礎インスリン分泌と食事による食
はじめに研修中に分からないことがあっても、私はその場ですぐ質問することはあまりありません。特に、調べれば分かりそうな疑問であれば、まず自分で確かめようと思います。ただ、何でも一人で調べて解決するのがよいとも考えていません。業務に関わることは、周囲の人に聞いたほうが早く解決する場合も多いと感じます。最近は、疑問の内容によって、調べるか質問するかを考えるようになりました。医学的な知識は、まず自分で調べる医学的な知識について疑問が生じたときは、教科書を確認したり、ネットで調べたりしています。
はじめに働き始めてから、休日が以前よりありがたく感じられるようになりました。休日に特別な予定を入れることはあまりなく、家で休むことが多いです。それでも、仕事に行かなくていい一日があることを、今はうれしく思います。アラームで起きなくていい朝休日らしさを感じるのは、朝、アラームで起きなくていいと分かったときです。何時に起きなければならないかを気にせずにいられる。それだけのことですが、平日に働いていると、朝の過ごし方を自分で決められる時間がありがたく感じます。予定を立てる前に、まずはゆっく
今回は血糖依存性のインスリン分泌促進系薬剤のうちイメグリミン(ツイミーグ®)についてです。登場してから日が浅い薬剤ですが、徐々に目にすることが増えてきています。【機序】・ミトコンドリアに作用することで膵臓でのインスリン分泌促成作用や骨格筋でのインスリン抵抗性改善作用、さらに肝臓での糖新生抑制作用があります。【特徴】・ビグアナイドに構造や機序が似ているそうですが、違いはグルコース濃度依存的にインスリン分泌促進作用があることと、ビグアナイドで起こりうる乳
はじめに患者さんと話すとき、私はメモを見ないようにしています。聞きたいことをすべて覚えているからではありません。診察の前には、質問事項を確認することもあります。それでも、患者さんの前ではメモを取り出さずに話を聞くようにしています。小児科研修中の指摘がきっかけだったこのことを意識するようになったきっかけは、小児科での研修中に上級医から受けた指摘です。それ以来、患者さんの前でメモを確認することが、相手にどう映るかを考えるようになりました。私には「確認しているだけ」というつもりでも、患者
今回は血糖依存性のインスリン分泌促進系薬剤のうちGLP1受容体作動薬についてです。GLP1受容体作動薬は注射薬として登場しましたが、2020年から内服薬も発売されています。最近では心血管イベント減らす糖尿病薬として、SGLT2阻害薬と同様に循環器内科で処方される場面が多くなりました。さらに糖尿病だけでなく、肥満症や睡眠時無呼吸症候群、MASH(肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎)に対する治療薬として使えるものが出てきました。【機序】・インスリ
先週末に開催された内科学会地方会でJ2の永田先生が発表してきました。演題名は「脳塞栓症を契機に肺動静脈瘻が判明した1例」で、永田先生にとっては初めての発表でしたが、落ち着いた話し方で、なかなか良い発表でした。内容としては、脳塞栓症の原因で、(発作性)心房細動が最多ですが、心房細動以外にも卵円孔開存などの原因検索が必要で、原因の一つに肺動静脈瘻(PAVM)があります。さらに、PAVMならほとんどの場合はコイル塞栓で治療できるので、見逃さないことが重要です。
今回からインスリン分泌促進系薬剤のうち、血糖依存性のものを紹介していきます。この血糖依存性に分類されるものには、DPP4阻害薬、GLP1受容体作動薬、イメグリミンの3種類があります。今回はDPP4阻害薬です。DPP4阻害薬は、心血管イベントを低下させないとか、体重減少効果がない、低血糖リスクは低いものの治療効果が低いといった理由で、今年のアメリカ糖尿病学会のStandardsofCare2026では推奨度が下がっていますが、種類も多く、合剤や週1回だけ
はじめに病院で働いていると、院内を移動する機会が多くあります。一方で、普段は歩数をあまり意識していないため、自分が一日にどれくらい歩いているのか、はっきりとは把握していませんでした。そこで歩数の記録を見てみると、平日は平均して1万歩ほど歩いていました。今回は、初期研修医として働く私の平日の歩数や、普段使っている靴について書いてみます。平日の歩数は平均すると約1万歩私の平日の歩数は、平均すると1万歩ほどです。意識してウォーキングをしているわけではありません。それでも、通勤や病院内での
はじめに医師になってから、患者さんや看護師さんなど、さまざまな人に「先生」と呼ばれるようになりました。働き始めた頃、私はその呼び方に違和感しかありませんでした。現場で自分にできることはまだ少ない。それなのに「先生」と呼ばれると、その言葉に自分が追いついていないように感じたのです。患者さんにとって、研修医も医師である私自身が未熟だと感じていても、患者さんからすれば、研修医も医師であることに変わりはありません。患者さんは、私が何年目の医師であるかに関係なく、医師として対応してもらうことを期
で、食事内容と回数は改善傾向なんですけど白米だけがまだ食べれません。軽度の強迫性障害みたいな感じだとは思うんです。白米ってあんまり味がしないからもぐもぐしている間、時間がすごく気になってしまうんです。そんなもん食べてる暇お前にはないだろって頭の中にいるんですよね。あと、普通おかずと白米って一緒に食べると思うんですけど元からあんまりそういう風習がなかったもんですから、それに加速がかかってしまったような状態です。めっちゃ良いエネルギーなのになぁ~。ふりかけやら塩やらでもダメでした。白
今回はインスリン分泌促進系薬剤のうち、SU剤と共に血糖非依存性の薬剤であるグリニドを紹介します。グリニドには、ナテグリニド(スターシス®、ファスティック®)、ミチグリニド(グルファスト®)、レパグリニド(シュアポスト®)の3種類が市販されています。【機序】・SU剤と同様に膵β細胞に作用して、インスリン分泌を促進【特徴】・SU剤と比べて、吸収も消失も速く、食後高血糖の是正に向く・毎食前に服用する必要があるので、無理な人には無理今すぐ続きを読む
前回までは糖尿病薬のうちインスリン分泌非促進系の薬剤(ビグアナイド、チアゾリジリン、αGI、SGLT2阻害薬)を紹介してきました今回からインスリン分泌促進系薬剤を紹介していきますが、このクラスの薬剤は、さらに血糖非依存性と血糖依存性に分類されます。今回紹介するSU剤は血糖非依存性薬剤ということになります。【機序】・膵β細胞に作用して、インスリン分泌を促進【特徴】・作用は強力だが、高齢者や腎機能低下例では、重症の低血糖が遷延しやすい・同じ
【重要なお知らせ:9月30日(水)で完全閉幕します】医学生・初期研修医の皆さん、そして若いドクターを応援している皆さんへ。日本眼科学会等の共催でお届けしてきた**『眼科ONLINESESSIONFORNEXTGENERATION』の全16講演アーカイブ公開が、いよいよ9月30日(水)をもって終了いたします。「あとで見よう」と思って後回しにしていた方は、ぜひ今すぐ登録を済ませておいてください。■視聴できる主な16講演のテーマ(抜粋)講演SHORTMOVIEYouTub
今日は、未来の医療を担う「若い世代」についての話。私たちの身近にも、多忙な日々を送る医学生や初期研修医たちがいます。彼らは今、日々実習や国家試験勉強、当直業務に追われながらも、「自分はどんな医師を目指すべきか」「当直やキャリアのリアルはどうなっているのか」という大きな悩みを抱えています。今、そうした若手医師や医学生(5〜6年生)に向けた特別なプログラムが公開されています。日本の眼科医療をリードするトップドクターたちが、建前抜きの「現場の本音」を語る『眼科ONLINESESSION
今回はSGLT2阻害薬です。ご存じの通りSGLT2阻害薬は糖尿病薬というよりも、心血管イベントを低下させる循環器病薬、腎保護作用を有する腎保護薬としての地位を確立しています。つまり糖尿病でない人でも服用していることが多いので、なぜ服用しているのかを患者さんに確認しておきましょう。そしてSGLT2阻害薬が、なぜ心血管イベントが低下したり、腎保護効果があるのか詳細な機序ははっきりしていませんが、「ケトン体説」などが話題になっているのは知っておいて損はない
はじめに初期研修医は、仕事の日にどのような昼食を食べているのでしょうか。病院には食堂がある場合もありますが、毎日決まった時間にゆっくり食事ができるとは限りません。予定していた仕事が延びたり、急な対応が入ったりして、昼食の時間が遅くなることもあります。私の場合、最近の昼食はベースブレッドや完全メシBREADが中心です。今回は、初期研修医として働く私の昼食事情について書いてみます。最近はパンを持参することが多い最近は、ベースブレッドや完全メシBREADを自宅から持参することが多くなりました
先日この1年で11kg痩せたという話をしましたが、2年目になってから少しずつ体重が戻ってきていますもともと1人暮らしするようになってから1日2食カップ麺+飲酒生活がベースだったので、ただでさえメンタルがぶれやすい自分ということを改めて理解し、健康的な食事を気にかけるようにしています。また、お昼食べずに働こうとしていることがバレると痩せたことを知っている指導医の場合、「今やることはお昼ご飯を食べることダヨ」と言葉にして伝えてくれて、「もらったお菓子だけはダメダヨ」とさらにバレることもあ
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。今回は今注目を集めている日本眼科学会・日本眼科医会等共催による【眼科ONLINESESSIONFORNEXTGENERATION】の周知ご協力がテーマです。全国の大学病院や市街病院で「医学生の実習」や「初期研修医の指導」に当たられている先生方、そして眼科関係者の皆様へ、ひとつ重要なお願いがあり記事としました。このセッションは将来の診療科の選択を目の前にしている研修医・医学部生を対象に、日本の眼科トップドクターの講
今回は、インスリン分泌非促進系薬剤のうちαグルコシダーゼ阻害薬(αGI)を紹介します。このαGIも現在はあまり流行らない薬剤かもしれませんが、食後高血糖を抑える点では有用な薬剤だと思いますので、ぜひ知っておいてください。【機序】・小腸において二糖類からブドウ糖への分解を阻害し、糖の吸収を遅らせて食後の急激な血糖上昇を抑える。【特徴】・二糖類が未消化のまま大腸に行き、それが大腸の細菌叢により発酵されてガスが発生する。このため副作用には、おならや腹部膨満感な
突然どんなタイトルかと思いきや今日は全然関係ない美容のお話。(低次元)最近誰に会っても痩せたね痩せたよね言われてしまう私なのですが、一番の理由が頬がこけたからだと思うんですね。たしかに今までアンパンマン顔してたやつが久しぶりに見たらブルックになってたらビビりますよね。ビビられて日々生きています。一気に薬中みたいな顔つきになってしまいました。あとスクラブも1個小さくしました。11㎏も痩せると風船がしぼんだようになるんですね笑ほんと顔って大事だなー(?)って思いました。大事なのは健康で
今回は、インスリン分泌非促進系薬剤のうちチアゾリジリンについてまとめてみます。一般名はピオグリタゾン(先発品はアクトス®)です。現在はあまり処方されることもない薬剤になってしまいましたが、編集長の個人的な意見としてはHbA1cがリバンウンドすることなく長期に安定して低下するので良い印象を持っている薬剤です。【機序】・肥満細胞に作用して、インスリン抵抗性を改善【特徴】・インスリン分泌に関与しないので、単独では低血糖を起こしにくい・体重増加がみら
はじめに初期研修では、自分が将来進む予定のない診療科もローテーションします。興味のある診療科であれば前向きに取り組みやすい一方で、志望科ではない診療科の研修に、どのような意味があるのか疑問に思うこともあるかもしれません。私自身、特に外科系の診療科には苦手意識があり、研修が始まる前は憂鬱に感じていました。しかし、実際に複数の診療科を経験すると、志望科ではないからこそ初期研修中に学んでおく意味があると考えるようになりました。外科系の研修には苦手意識があった私は精神科を志望しています。その
なんだったんだろう。今まで患者さんのためにって言ってきたけど、どんな年齢層の、性別の、何で困ってる患者さんをどんな風に助けたかったんだろう。どうして助けたかったんだろう。そんな高次元なこと今は考えられないので、自分の好きを書いて時間を稼ぎます。私は科目は国語が好きで、文学に空間に思いを巡らすことが好きでした。とことん考えたかったし、知りたかった。ワクワクした。授業後に先生のもとへ質問にいったのは塾の国語の先生だけでした。授業も質問に返してくれる先生との時間も好きでした。授業中はニコニコ
糖尿病薬については、主な作用機序(細かく覚える必要なし)と禁忌や有名な副作用、そして適した症例のイメージや避けた方がいい症例のイメージを覚えるのが効率的だと思います。今回は、インスリン抵抗性改善系薬剤の代表格であるビグアナイドについてまとめてみます。【機序】・肝臓での糖新生抑制・消化管からの糖吸収抑制・末梢組織でのインスリン感受性改善など【特徴】・体重が増加しにくい・心血管イベントを低下させる・安い今すぐ続きを読む