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あなたが年始からER当番をやっていたところ、救急要請が飛び込んできました。「70歳台の男性のCPA(心肺停止)症例です。自宅で胸痛を訴えたあとに突然意識を失いました。」10分かからないうちに救急車は病院に到着しました。救急隊員が車内で点滴ルートを確保してくれて、胸骨圧迫を続けいていますが、まだ自己心拍は再開していません。あなたもERの看護師さんらとともに、手際よく胸骨圧迫を代ったり、薬剤投与を行います。でも、この時にあなたには、もう一つやらなければい
皆さん初めまして!千葉県にある総合病院国保旭中央病院から来ました、初期研修医二年目の佐藤政哉と申します!自己紹介から始めさせていただくと、18年間は東京で育ち、その後栃木の田舎の大学で6年間、現在は千葉県の田舎で生活しています。田舎暮らしに慣れてしまい、人ごみが辛くなってきました(笑)ちなみに兄弟は双子がいます!自分でもどっちがどっちか怪しいですね(笑)同期の研修医なのでかなり刺激になっています!旭中央病院では24時間oncallの中、時に死にそうになりながら、30人の同
こんにちは大阪大学医学部附属病院からきました研修医の川口茜です。11月から奄美で研修させていただいており、2ヶ月目に突入しました。大学病院では普段経験しない症例ばかりで、日々勉強させていただいています。奄美大島ならではの体験もしようと、女装した男性が人の家の庭で踊りまくるムチモレ踊りをみにいったり、奄美のシャーマン、ゆた神様に会って未来をみてもらったりしましたが、それは割愛して先月の初期研修医の3人でハブのショーをみにいったときの写真をのせますね前回のブログを書いてくれた大槻先
症例は32歳男性で、1週間前から咽頭痛が出現し、疼痛が増強するため受診しました。患者さんの話では3週間前には手掌に下のような皮疹が出現していたそうです。あなたは診断できましたか?そう、手掌・足底の皮疹とくれば梅毒を疑います。でも、ここで安心しないで下さい。この患者さんの身体所見では体温36.5℃、咽頭所見は後咽頭左上部に1.5cm大の発赤を認めました。他に両鼠径部に1.5cm大で無痛性のリンパ節を複数認めました。STI(梅毒)+非典型的症
今回は医学生のしかまる先生が書いてくれたレポートからのシェアです。しかまる先生は総合内科で実習してくれましたが、実習期間中に骨髄異形成症候群(MDS)の患者さんを担当してくれたので、まとめを作ってもらいました。MDSはまとめを作りにくい領域ですが、とても良い出来だと思います。ぜひ、ご覧ください。~~~~~~~~~~~~症例は60歳台の男性。主訴はなかったが、前医の血液検査でHb10.9g/dl、血小板5.6万/μl、好中球数1046/μlと汎血球減
私事ではありますがこの度、第6子を授かりました家族みんなで新しい命の誕生を楽しみにしています3人年子と成人含め大きな子3人来年には6人の母になります😇48歳の時はいよいよ更年期か、いきなり閉経したのか、勘違いからの妊娠発覚今回は脳血管障害の初発かもって盛大に自分の脳幹気にして脳外の友人とこ行ったんだよね脳じゃねー妊娠😩知力をどっかに置き忘れてきたか自分の身体に関して疎いのか?終わってんな🫠そっちのが衝撃なんだがこの年齢のおばさんの体調不良は更年期と三大疾病2強悪心め
60歳代の女性が腎後性腎不全で入院となりました。尿管ステントを入れえて水腎症を解除すると腎機能も改善しましたが、造影CTで後腹膜線維症の疑いと膵頭部腫瘤を指摘されました。こんな時、あなたならどんな鑑別疾患を考えますか?↓↓いろいろ挙げられるかもしれませんが、鑑別の一つに挙げておく必要があるのがIgG4関連疾患です。そこで今回はJ1のK.T先生がIgG4関連疾患についてまとめてくれたのでシェアします。~~~~~~~~~~~~~~皆さんはIgG4
はじめましての人は→★テーマ別もくじ★『何科の医師になりたいか?』はじめましての人は→★テーマ別もくじ★『リクエストへの回答❣️』はじめましての人は→★テーマ別もくじ★婚活状況がだんだんリアルタイムに追い付こうとし始め…ameblo.jp『医学部での恋愛』はじめましての人は→★テーマ別もくじ★婚活ネタがだんだんリアルタイムに追い付いてしまいそうでできるだけ時期をずらせるようにリクエストにお答えする期間を設けて…ameblo.jp『【女子研修医】当直の時は…?』はじめましての
はじめましての人は→★テーマ別もくじ★当ブログの複製・転載を禁じます※たこ焼き仮面さんから最新の育休情報をご提供いただきまして1年以上勤務の規定が撤廃されたとのことです🙏念の為それぞれにご勤務先でご確認いただきますと安心かと思います🙇医師向けサイトのQ&Aで興味深いものがありましたので娘に伝えたい内容でもありわざわざLINEで返信を要求するようなものでもないのでブログに記載してシェアしたいと思います※要約した形になります同じ立場の親御様やそのお子さま方の
5月下旬に来春採用の募集要項を採用サイトにアップしましたが、本日より応募フォームからの受付を開始します。募集要項のページはこちら昨年同様に面接とエッセイで選考を行いますが、面接は直接面接とWeb面接を併用して行います。直接面接は2回開催しますが、それぞれ8名までとし、直接面接が定員に達した場合はWeb面接になりますのでご了承ください。また、Web面接では日程調整が必要となりますので、できるだけ早めにお申し込みください。もちろん、いずれの方法を選択し
新たに入職した初期研修医14名を対象に蘇生講習(ICLS)を開催した入職オリエンテーションとして実施することで医師としてのスキルアップ、資格取得院内急変や救急対応の基礎知識として有用であるためこの時期に実施している【院長挨拶】【講義】【BLS】デモAED解説BLS実習窒息解除【気道管理】【除細動】【シナリオ&チーム対抗戦】【修了式】最高の笑顔です指導者として初期研修医2年目の先生もいて、ぜひ来年は教える側で学んでほしい
先週になりますが”レジナビFairオンライン2025西日本Week”に水戸済生会も参加しました。昨年もこの西日本Weekに参加したのですが、昨年のなんと約2倍となる49名の医学生にご覧いただきました。どうも有難うございました!いつも通り前半は編集長が病院説明、後半はJ2の太田先生とJ1の小沼先生が加わっての質疑応答でした。二人とも参加者からの質問に率直に回答していて、ご覧になった方には当院の雰囲気がよく伝わったのではないかと思います。すでにレジナビの
はじめまして、平Eです。今回は自己免疫性脳炎のひとつ、抗NMDA受容体脳炎の症例を経験したので、その際に得た知識を共有します。自分が診ることはないだろうと思うかもしれませんが、脳炎のうち最も多いのが感染性脳炎で、次いで多いのが自己免疫性脳炎です。抗NMDA受容体脳炎は自己免疫性脳炎の中で最も多いため、意外と接する機会は多いかもしれません。臨床像としては次第に増悪する妄想・幻覚などの精神症状で発症し、1−2週間ほどの経過で不随意運動・自律神経障害・中
皆様こんにちはアメリカでは肥満の患者さんに減量手術をするということがありますが、その手術前に、一般的なCTの輪の中に入らないほどの大きな体の患者さんは動物園に連れて行かれて、ゾウとかカバの撮影用CTで撮影する、という話を知りすごい国アメリカ!!と衝撃を受けている広島大学病院の網岡です。平岡先生の投稿にもありました、乳癌学会2023、私もポスター発表で行って参りました今回、久しぶりの対面形式のポスター発表ということで、会場にひしめく人の多さにたじろぎつつ、なんとか無事発表を終え
「冷静に考えればそんなに難しいことじゃないのに、あの場でいろいろ言われると頭が真っ白になる・・・・。できなかったことは悔しいけど学生のうちに「知っているのとできるのは違う」ってことに気が付けたのは大きな収穫でした。」これは以前に開催した水戸医学生セミナーでのメディカルラリーを終えた直後の参加者の言葉です。ラリー中に、この医学生が何をしていいのか分からず立ち尽くしていたので、終了後にスタッフが「どうでした?」と尋ねたらこの言葉が返ってきたそうです。水
最近知った、直美(ちょくび)という言葉。最初、なんのこっちゃ?やったんですが、医師国家試験を通り医師免許を取って、2年間の初期研修医を終えたあと、皮膚科とか、形成外科に入るのではなく、美容外科に入ることを、直美っていうそうです。何やらこれが問題視されてて、医師として病を治すとか命を救う、ではなく、美を追求する健康な方にメスを入れる、ということが、けしからん!とおっしゃるお偉い先生が居たりするみたい。わたしは、別に、直美はありだと思っていて、自分の思うような皮膚の状態
水戸済生会の採用サイトのなかで最も閲覧数が多いのが、「研修医の声・インタビュー」のページです。当院のほとんどの研修医の記事が掲載されていて、毎月のように更新されています。もちろん編集長からの指示も、検閲もなしですので、だいぶリアルな内容になっています(笑)。あなたにとって参考になる記事なのは間違いありませんが、さらにそれぞれの研修医の記事が掲載される時期、つまり研修期間によって研修医の感じ方や悩みなどの内容が異なっているので、そのあたりを考慮しながら読
研修医、ってなんなんでしょうね。多くの病院では研修医には最終的な決定権はなく、専攻医の先生や指導医の先生方と一緒に診療にあたるというシステムになっているのではないでしょうか。ただ、それも病院によって大きく異なります。大学病院であれば、研修医が何か自分で判断したり検査の項目を決めたりすることはほとんどありません。研修医ができるようなレベルの疾患は扱わないからです。市中病院であれば、例えば救急外来は基本的に研修医が担当します。自分で患者を診察し、どんな検査をするか、入院か帰宅かなどを判
今回は医学生のなお先生が書いてくれたレポートからのシェアです。なお先生は総合内科で実習をしてくれましたが、実習期間中に多発性骨髄腫の患者さんを担当してくれたので、まとめを作ってもらいました。良くまとまっていますので、ぜひご覧ください。~~~~~~~~~~~~症例は80歳台の男性。数か月前までゴルフをしたり、庭木の剪定をするなど元気であったが、肋骨の痛みや腰痛で近医を受診したものの原因がはっきりせず経過観察となっていた。1か月前に腰椎圧迫骨折と診断
こんばんは。今晩もソロ飲みです。完全にお酒を飲まないと疲れていてもAM4時までは眠れなくなりました。。今は何も薬を飲んでいません。むしろデエビゴを処方しまくっております。笑久しぶりにここに来たら、前回の投稿に20件近くいいねを押してくださってたみたいで、、ありがとうございます。みなさんはGWいかがお過ごしされましたか?私は全て勤務で疲労の蓄積が久しぶりにきております。笑相変わらず社会に馴染めておりませんが、今のところ勤務はしております。孤独がどこにいても、誰といても、いなくても
ピンク病院とは医師や看護師などの病院スタッフの多くが院内で肉体関係を持っている病院を指す隠語『1人の医師を複数人の看護師が奪い合う』『各病棟にキープの女が1人いる』『当直中に当直室で医者と看護師が××してる…』などなど、やべー噂は後を絶たない。〜〜〜〜〜〜〜〜ピンクって少しエッチな感じしますよね?ティンダーとか、出会い系とかラブホテルとかみんなピンクだし。そんなエッチなイメージを持った病院はピンク
前回は主として患者様向けに、「直美(ちょくび)」すなわち卒後2年の経験だけで超大手の美容外科に進んだお医者さん達の問題点を取り上げました。今回は旨い話につられて超大手の美容外科に一日も早く入りたがっている医学生・看護学生・初期研修医向けにぜひお話したい事があります。(このため、今回のブログはかなり話が長くなりますのでお時間のない方はパスして下さい)悪い事は言いませんから、直美(ちょくび)だけはやめておいた方が良いです。30代で目が覚めて医局
研修医トリおんなのブログへようこそ☆医療従事者向けの会員制サイトm3.com様での連載、第23回が公開されました。(m3.comの新コンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)題して…「まさか、6時間で即退院の仰天患者」それでは本文をどうぞ。***2年次初期研修医のトリおんなです。研修医目線で、笑いあり涙あり、ハプニングあり(?!)の日々をゆるく綴る連載です。前回は「無給医」について私の思うところを書きました。今回は、
働きたくないよ〜もう休みたいよ〜〜土日がほしいよ〜〜〜😭😭😭😭😭もう全部辞めたいよ😢
病棟から「患者さんがおなかを痛がっています」とコールがありました。あなたは他にもいろいろやることがあったので、とりあえずCTをオーダーして撮ってもらいました。画像を確認すると、腹痛の原因となりそうなものはありません。腹腔内にフリーエアもないし、膵臓も腸間膜脂肪織の異常も見当たらない。胆嚢も腫大していない。少なくとも虫垂は腫大していなさそう。なんとなく自信はないけど、大きな見落としはしていないはず・・・。CTを確認した後で、患者さんのところに行ってみたら、