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全切開法の術式の違い。皮膚固定法→固定力は強いが、傷跡が目立つ反転眼窩隔膜弁法→眼窩隔膜が脆弱だと後戻りする、傷跡は目立ちにくい挙筋腱膜弁法→固定力は強く、傷跡も目立たないそして、手術時間が挙筋腱膜弁法だけ1.5~2時間程度かかると言われておりまして、長時間になります。手術時間がクリニックによては30分で終了する全切開と1時間半ほどかかる全切開とがあって何が違うのかと言われるとこうした部分の内部処理や術式が異なっています。固定源を何に求めるのか?これが決定的に違
二重形成の切らない手術である埋没法の術式は、以下のような分類が出きます。糸をかける場所・瞼板法・挙筋法糸のかけ方・点留め・線留め糸を止める場所・表留め・裏留めと分けることが出き、「瞼板法・挙筋法」✖「表から留める・裏から留める」の掛け合わせの4種類あるので、医師ごとに比較されるとよいです。危険性で言えば、裏留めは角膜損傷のリスクがある、糸玉が眼瞼挙筋やミュラー筋に絡まってしまうと眼瞼痙攣のリスクもあるので、積極的に推奨できるものではありません。★瞼
全切開を検討されている人はほぼ9割がた形成外科専門医じゃないと嫌だと言います。ですが、二重埋没はプチ整形なので、形成外科専門医(JSAPS所属)じゃなくても良いんじゃない?とご質問を受けることがあります。これに関する回答ですが、埋没法でも大前提として・若い直美(ちょくび)の医師は避ける・眼瞼下垂まで診れる外科医を必ず選ぶと考えています。つまり形成外科専門医は最低条件としてもらいたいです。理由は埋没法しかできない美容外科医だと挙筋機能が弱くなっている・挙筋腱膜が緩んでいる
ハム目は分厚くてまつ毛のキワも出ない二重のことを言います。厚ぼったい瞼に強引に幅広二重を作ることでハム目になりやすく見えます。10ミリ超えの二重瞼を作ろうとすると、重量物を持ち上げきれずに分厚い皮膚がかぶってきて瞼が開かない状態です。二重幅を広げれば目が大きくなるわけではなくて、末広二重でも目時からが強い人も多いです。インアウトラインでも目力が強いのは、目の横幅が広いからです。蒙古襞が解消されていて、目尻の余白もちゃんとあるから二重幅に依存せずとも目が大きく見える訳です。全
目の整形で、・タレ目形成(グラマラスライン、目尻切開、目尻靭帯移動)・下眼瞼脱脂でのクマ取り+外科的涙袋形成・全切開+眼瞼下垂+ROOF切除・目頭切開の手術をした人の失敗例が報告医されています。担当した美容外科医は、直美で大手チェーン店から独立している医者のようですが、形成外科専門医はもちろん取られておりませんし、直美なので、前職の指導医の術式しか学んでいないので田舎の技術でしかない訳です。特に二重切開法の失敗例で多いのが、明らかなハム目で、不自然な仕上がりになっている
二重整形で埋没と切開どちらがいいのか迷っているのであれば、希望されるデザインとの兼ね合いで決められるのが良いと思います。例えば、ぶ厚い瞼の場合、無理して埋没法で二重を作るとぷっくりとしたハム目になることがあります。するとデザイン的には失敗です。一般的には、「最初は埋没で、糸が取れたら切開にした方が良い」と言われることが多いのですが、それはあくまでも結果論であって、希望する二重ラインが埋没法で作れるから埋没症で作っているだけです。皮膚がたるんでいたり、アイプチでの癖付けが出来ない
眼瞼下垂の手術の判定方法ですが、MRD1や瞼裂高の数値で判断されることがあります。セルフチェックは難しいですが、一つの参考までにご紹介します。①MRD1=瞳孔中心から上眼瞼縁までの距離MRD1は3.5ミリ以下ですと眼瞼下垂症と判断されます。このテストを行う際に、オデコの筋肉で瞼を持ち上げないようにしてテストする必要があります。眉毛の上を抑えて目を開くかどうか確認します。②瞼裂高=黒目の下端から上まぶたの縁までの距離瞼裂高が8ミリ未満であると眼瞼下垂症が疑われます。これにより
たるみ取り併用二重全切開で二重ラインが消失してしまう方が続発しています。皮膚切除をしているので、かなり不自然な顔貌になっていて、違和感を感じるようですが、1回目の手術がうまくいかなかったときに同じ先生で手術するべきかどうかは疑問です。何故なら、前回の手術は技術ミスで修正に陥っている可能性すら感じるためです。通常、修正手術の方が難しいということもあります。修正の理由が、デザイン的な微調整のタッチアップであれば、同じ先生でも問題ないことが多いですが、明らかに傷跡が汚かったり、ハム
二重修正のハム目は、幅広の11ミリとかの幅で切開法をされてしまっているとそりゃなります。瞼を持ち上げるときの重量が重くなるので、黒目とまつ毛の位置もちゃんと開いていないことになります。分厚い皮膚は折れにくいので、二重ラインに乗っかってしまう事によりハム目が爆誕するケースです。蒙古襞をはるかに超えた高さで二重切開をされると出来上がるのは不自然なハム目です。ハム目の修正は、二重幅を狭める修正を行う手術ですが、吊り上げ固定で左右差を無くする修正を行うことがあります。二重幅を10ミリ超
すべての美容外科医・形成外科医がお手本とする医学書PEPARS(全日本病院出版会発行)の2024年9月「下眼瞼の美容外科」特集号において、「下眼瞼の修正手術」を執筆しています。この論文が、多くの先生方の診療の参考になれば大変光栄です。「下眼瞼除皺術や下眼瞼下制術(いわゆるグラマラスライン形成)などの術後合併症である外反、三白眼や下眼瞼後退などの修正手術を解説する。下眼瞼除皺術においては、皮膚の過剰切除が原因であることが多く、全層植皮術が適応となる。皮膚切除を伴わない下眼瞼下制術においては
脂肪移植後の癒着を外して、奥二重にした症例全切開法二重手術を受けました。その二重線を消すために、脂肪移植術による修正手術を受けました。しかし、移植脂肪と皮膚の間に癒着が生じてしまいました。元の二重線が消えなかっただけではなく、より広いところで皮膚が引き込まれて瞼が凸凹してしまいました。元の二重手術の固定と、移植脂肪と周囲の癒着を外しました。希望の奥二重となるように二重手術を行いました。再癒着防止のために「引き下げ糸」を掛けました。二重まぶた手術後の「二重幅が広すぎて不自然だ。」と
二重切開の修正において、血液検査すらしていない美容外科があります。特に韓国での手術は当日オペという無茶苦茶なスケジュールで手術が行われていることもあるので、それは回避されるのが賢明です。二重の中でも埋没法とはわけが違います。血液検査の目的は、・貧血状態ではないか・出血傾向ではないか・血液が止まりづらい状態ではないか・血小板やヘモグロビンに異常がないかを調べる・肝臓や腎臓機能に問題がないか調べる・血糖値に異常がないか調べる・栄養状態は悪くないか・感染症がない
9月19-20日、虎ノ門ヒルズフォーラムで第47回日本美容外科学会(JSAPS)が開催されました。学会のテーマは『形ではなく姿をつくる』そして、僕は今回、目元のシンポジウムで司会と発表を担当しましました。演者は全切開修正手術のエキスパートの先生ばかりで、全切開修正手術のシンポジウムとなりました。シンポジウムのテーマ『形ではなく姿をつくるー目元ー』とかなり難しいお題でした。普段、僕は自然な瞼をつくることに一番力を入れており、それがテーマと合致していたので、
埋没法の術式は、基本的には、糸をかける場所・瞼板法・挙筋法糸のかけ方・点留め・線留め糸を止める場所・表留め・裏留め*裏留めは角膜損傷のリスクがある、糸玉が眼瞼挙筋やミュラー筋に絡まってしまうと頑健痙攣のリスクもで分けることができ、これらの組み合わせて手術方法が違ってきます。幅広二重にしたいなら、挙筋法でやるとモリっと膨らんでしまうので、瞼板法を選択することがあります。それぞれの術式のリスクは、・挙筋法・・目を空ける筋肉なので糸で縛って負担がかかると眼瞼
額の皺でオデコに3本線のアンテナ張ってる人がいますが、これは表情の癖というだけではなくて眼瞼下垂症や額のたるみなどの原因が考えられます。あるいは眉骨が張り出していて、男っぽい額の骨格である可能性もあります。男性の方が女性よりも額の縦ジワが目立つのは額の輪郭がごつごつしているからです。・眉毛をがっと上げたい人は前頭切開・黒目の開きが悪い人は眼瞼下垂・眉骨の張り出しが強い人は眉骨削りあるいは額増大術となります。眉下リフトは眉毛の位置が挙がるわけではないので、上瞼のたるみは
眉毛下切開の縫合の仕方は連続縫合と結節縫合があります。1本の糸ですべて傷口を閉じようとするのが連続縫合で、1針ずつ結んでいくのが結節縫合となります。連続縫合は眉下切開の場合には基本お勧めしていなくて、理由は、・手術時間を短くする以外のメリットが乏しい・浸出液が漏れ出がち→炎症の原因になる→皮膚がただれる・浸出液はばい菌の栄養となるので感染を起こす・緩く結ばれると幅広の白い成熟瘢痕になりがち・強く結ばれると血流が悪くなり傷が汚く完成する・結節縫合のように1針ごとに結ぶ強さを調整
ポイント整形外科とLINE相談はこちらをクリック!📌LINEカウンセリング公式LINE→pointpsjp2こんにちは。韓国二重修正専門ポイント整形外科です。今回ご紹介する患者さんは他院で数回の二重修正を繰り返したことによりだんだん不自然になった二重が気になって当院に来て頂きました。포인트성형외과/Since2002,PointPlasticSurgery:네이버블로그blog.naver.com上のブログ(韓国語)に動
形成外科専門医がおっしゃっていたNGな美容外科の特徴まとめです。整形初心者の方は特にカウンセリング前に確認しておいてください。・カウンセリング5分診療患者さんを捌くという感覚でカウンセリングをしている病院は地雷の確率が高くなります。某ヘリコプタークリニックなんかはカウンセリング時間が5分で終了します。・カウンセラー出しゃばりクリニックカウンセラーや美容ナースが医師に代わって診断行為をしているクリニックがあります。インターネット上でもそうしたクリニックは避けるべき代表例で
ポイント整形外科とLINE相談はこちらをクリック!📌LINEカウンセリング公式LINE→pointpsjp2こんにちは。韓国二重修正専門ポイント整形外科です。本日は最近二重整形の失敗で当院に修正相談をされる患者さんの中で、良く見るケースをご紹介したいと思います。そのケースとは、こちらとなります。過矯正・びっくり目患者さんによって失敗の理由はそれぞれですが、その中で多いのは、とにかく「目を大きくしてほしい」と注文した方や目の開きが弱い
上瞼のたるみ取りで眉下リフトや全切開二重術がありますが、傷跡ケアを誤ると致命的な失敗につながります。眉下切開の手術後にやってはいけないことまとめます。・傷に絆創膏やガーゼを張ること・キズパワーパッドを貼る・抜糸のタイミングが早すぎる/または遅すぎる・飲酒や喫煙・傷跡を触るなど眉下リフトで毛包斜切断法は斜めに切開して眉毛の下に傷跡を入れ込む術式ですが、これは形成外科専門医であれば当然行っているものなので、それ自体が医師選びの優劣になることは少ないですがが、一つ手術時間を
眼瞼下垂で和田アキ子のような目つきになってしまうのではないか?と心配される方がいらっしゃいます。和田アキ子さんの手術は目の開きをよくする内部処理はやっていますが、・左右のバランスが悪い・二重ラインがガタガタしている・びっくり目になっている・瞼の上が腫れぼったく見えているといった理由でなんだかおかしなことになっている訳です。これは保険適応的な眼瞼下垂の手術をされている可能性があるためで、美容的な処理がなされていない事は考えられます。つまりたるみが取れていなくて、たるみデザイン
有名だからと言って大手クリニックに言っている人がいるのですが、・有名=技術が高い・有名人が行っている=良い病院は整形界隈では必ずしも言えないですよ。現に、とある院で医療事故(脂肪吸引で人が💀)の事件も今年ありましたし、調べたほうが良いと思います。例えば二重整形で考えるとすれば、全切開の手術時間が30分以下であればグレーと判断して詳しく調べたほうが良いです。一般的に美容クリニックで地雷なので避けたが良いのはこんな感じです↓×症例写真を加工している(女優ライト含む)
ポイント整形外科とLINE相談はこちらをクリック!📌LINEカウンセリング公式LINE→pointpsjp2こんにちは。韓国二重修正専門ポイント整形外科です。今回ご紹介する患者様は若い方です。2016年に他院で二重整形をして、二重の幅が広いのと目の上のくぼみが気になって二重幅を狭くする再手術を2021年4月に他院で行いましたが二重の幅はさらに広くなり、二重がうまく形成されない結果になったので再手術から2ヶ月目に当院で再度早期再手術を行ったケースで
二重全切開で腫れないを強調している美容外科程、内部処理を端折っている可能性があります。全切開における内部処理で言うと、筋肉、脂肪、膜をいらないようなものは除去して二重の構造に組み替えることを指しています。中縫いの糸は溶ける糸・溶けない糸がありますが、瞼の中に異物が残らないに越したことはないかと思いますので、溶ける糸を選択している美容外科を選ぶことも全然ありかと思います。埋没法の糸も全部回収した方がよいとしている医師が一定数いるのは、異物を瞼の中に残したくないとした考え方がベースになります
ポイント整形外科とLINE相談はこちらをクリック!📌LINEカウンセリング公式LINE→pointpsjp2こんにちは。ポイント整形外科の院長、パク·ナムソクです。今回ご紹介する手術症例は他院修正の症例です。問題点他院で二重整形してから片方の二重が取れた状態右目は黒目の過度な露出により、びっくり目に見える左右差が気になるこちらの問題が気になり、当院に来られました。手術後の写真をご覧ください。二重修正手術を通じて、取れた二重を矯正し
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眉下切開専門医程信頼でいないものはないと近年一部の美容外科医から指摘が上がっている通り、やはり、若い年齢での眉下切開にはそれなりのデメリットがあると考えられます。・眉毛の形が変わる・目と眉が近くなる・傷跡が眉毛の部分についてしまう・ドッグイヤー・後戻り・傷跡が凹むなどが理由です。眉下リフトで単純な皮膚切開縫合は避けるべきとしている形成外科専門医がいるのですが、この理由は上述したような失敗リスクにあると言えるでしょう。医師選びのポイントでもあるのですが、瞼のたるみ
こんにちは。AM整形外科の院長ジョ・ヨンギュです。本日1つ目のテーマは、二重切開術後1ヶ月目〜3ヶ月目までの経過です。この時期の様子を見てみましょう。i)腫れ:大きな腫れはすでに引いていて、小さな腫れはまだ続く時期です。小さな腫れは通常、6ヶ月〜1年程度続くことが多いです。ケースによっては1年以上かかる場合もあります。ii)傷跡:二重切開の傷跡は、まだ安定期ではありません。二重切開の傷跡は、安定するまでおよそ1年以上かかることが多いです。
ポイント整形外科とLINE相談はこちらをクリック!📌LINEカウンセリング公式LINE→pointpsjp2こんにちは。ポイント整形外科の院長、パク·ナムソクです。本日は他院での過度な目つき矯正によってびっくり目のように目を大きく開けるようになり、6ヶ月待ちましたが改善されず、当院にご来院された患者さまの症例をご紹介します。黒目が見える量を減らすために退縮矯正を実施しました。手術後の様子を見ると、目の上下幅が縮められ、正常の目に近くなりました。
向かって右目、幅がグッと狭くなった気がします。反対側ももう少し狭くなるかな〜〜