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二重整形における部分切開法は、切開範囲が短いという理由から傷が目立ちにくいと誤解されやすい術式です。近年では、形成外科専門医や修正手術を多く扱う外科医を中心に、部分切開は結果が不安定になりやすいという指摘が増えています。問題点を整理するため、部分切開と全切開の違いを比較します。部分切開全切開切開範囲短い二重ライン全体癒着の起こり方局所的で不均一均一にコントロール可能傷の凹み起こりやすい適切処理で起こりにくい内部処理の自由度限定的高い脂肪処理不十分になり
腫れぼったい瞼の改善を希望された症例です。術前解説:瞼が腫れぼったく二重ライン(重瞼ライン)を押しつぶしているような印象です。二重ラインは右眼が平行、左眼が末広がりになっています。なお過去に他院で1回、埋没法による重瞼術を行ったが希望の幅にはならなかったとのことです。手術解説:局所麻酔下にて全切開による重瞼術とROOF+眼窩脂肪除去を行いました。両眼瞼ともに瞼縁から二重ラインは7mmで切開、幅3mmの皮膚を切除しました。眼輪筋は切除していません。ROOF(眼窩前脂肪)、眼窩
二重整形の中でも“もっとも完成度が高く、もっとも専門性が問われる施術”が全切開法です。埋没やミニ切開と比べると、ラインの安定性・脂肪処理の自由度・デザイン幅など、多くの点で優位性があります。しかしその一方で、「ダウンタイムはどれくらい?」「費用は高い?」「本当に満足できる?」と、不安を抱える人も多い施術です。この記事では、全切開の仕組み・向き不向き・費用の相場・ダウンタイムの実際などを、できる限りわかりやすく整理しつつ、一般的な美容記事ではあまり語られない専門的な視点も盛り込みながら徹
二重整形といえば、もっともメジャーな施術は「埋没法」と「全切開法」の2つです。しかし実際には、この2つのあいだに位置する“ミニ切開”という選択肢が存在し、医師のあいだでも非常に人気の高い施術として知られています。ミニ切開は、埋没のように糸だけでラインを作るわけでもなく、全切開のように眼窩脂肪まで大きく処理するわけでもありません。「必要な部分だけ最小限に切開し、きれいで安定したラインを作る」という、まさにいいとこ取りの施術です。この記事では、ミニ切開の魅力・適応・誤解されやすい点・医師が実
ルフォーI型骨切りを行うと中顔面が短くなり前歯の見え方が変化します。その結果として、人中が短く見える場合と逆に長く見える場合があります。皮膚を切除していないにもかかわらず、見え方が変わるため疑問に感じる人も多いポイントです。結論から言うとどちらの変化も起こり得ます。両顎で人中の見え方が変わる二つのパターンまず人中が短く見える場合と長く見える場合を構造の違いで整理しますパターン術前の主な特徴手術後の変化なぜそう見えるか短く見えるガミースマイル前歯露出過多口が閉じ
眼瞼下垂と眉下切開は目的が異なります。症状の原因が違うため判断軸も違うので、セルフチェックと医師側のチェックの仕方の差について理解しておいてください。ただ黒目の開きが悪くなった=眼瞼下垂ではありません。観点セルフチェックで分かる事医師側のチェック内容黒目の見え方黒目が隠れている感じがするかMRD1測定で数値化黒目中心から上瞼縁までの距離目の開けづらさ無意識に眉を上げているか眉固定下での開瞼力評価眉の位置眉が常に高い自然に上がる眉毛挙筋の代償動作の有無額の疲
我々が一般的に見ることが出来るサイト・アプリの口コミが全く役に立たないのは、ガチの失敗例、本物の失敗例は掲載されないからです。自動的に良い口コミばかりが目に入るようになっているので、その裏にいる被害者を知ることが出来ません。その意味では、成功例ばかりが大量に投稿されている美容クリニック程、地雷であるという法則がかなり角度が高い判断になる訳です。成功口コミばかりの病院が危険な理由根拠内容母数が不自然に高い場合、組織的に評価が絶像されている通常の美容クリニックで大量の高評価が短期
上瞼のたるみ取りである眉下切開における連続縫合と結節縫合の比較表をまとめます。事実ベースのみで構成していますので、初心者の方は参考にしてみてください。項目連続縫合結節縫合縫い方1本の糸で全体を連続して縫う1針ずつ個別に結ぶ手術時間短くなるやや長い浸出液の漏れ漏れやすい漏れにくい炎症リスク上がりやすい低い感染リスク浸出液が溜まりやすいため上昇低め傷跡(瘢痕)緩いと幅広い白い瘢痕になりやすい調整しやすく安定しやすい血流への影響強く結ぶと血
埋没法と自然癒着法の比較埋没法まぶたに小さな穴をあけて糸を通し、皮膚と瞼板などを縫い寄せて二重ラインを作る非切開の二重手術自然癒着法基本は埋没法の一バリエーション複数の小さな穴から糸を出し入れしながら、皮膚と筋肉や瞼板の間で広い範囲に組織の癒着を起こさせて二重を作る手術自然癒着法という言葉はマーケティング的な表現で、実質的には通常の非切開法と同じカテゴリーエビデンスから見る埋没法の長所と問題点項目従来の埋没法自然癒着法基本概念糸で皮膚と瞼板などを数か所固定して二重
こんにちは。ザビビ整形外科代表院長のカン・ヒョングンです。二重の手術方法には様々な種類がありますが、過去に埋没法(非切開)で手術を受けた方の中で、時間が経つにつれてラインがぼやけたり、取れてしまったりして悩んでいるケースがよくあります。本日は、以前の埋没二重が取れてしまい、左右差(左右非対称)が生じたケースを、切開法と目頭切開を通してくっきりと矯正した事例をご紹介します。実際の手術前後の過程と、切開ラインの回復経過(3ヶ月vs6ヶ月)まで詳しくお見せします。患者様の
スカーレス二重術のデザインの自然さや取れにくさを比較していくと・・まず、二重整形で、埋没法よりも固定力は高いものです。全切開+埋没法のハイブリッドの手術であり、なおかつ眼瞼下垂の内部処理も出来る点でメリットがあります。そして二重切開のように皮膚と眼輪筋を一緒に切断するので、埋没法のラインと違ったラインになるのですが、スカーレスの場合には皮膚だけを切除するので、埋没法に近い仕上がりを維持することが出きる点が大きなメリットですよね。スカーレス二重術のメリットは・全切開よりも食
長掌筋腱を使った二重修正術が出てきています。元々、挙筋腱膜とか眼窩隔膜とかの強度が弱い方だと、どうしても全切開しても二重が消失してしまったりするのですが、長掌筋腱を移植して二重を作る修正術が出てきたので、今回比較していきたいと思います。内容二重が消失しやすい原因挙筋腱膜や眼窩隔膜が薄い弱い脂肪量が多く圧力になる皮膚との癒着維持が困難全切開でも消える理由支持力不足で折れ込みが弱くなる組織が引っ張りに耐えられない長掌筋腱移植の目的二重ラインの支柱を作り支持力を
―――――――――――――――――――――――――目頭切開の種類と特徴を分かりやすく解説してみます―――――――――――――――――――――――――蒙古襞周りの手術は繊細な技術を要するので、少なくとも形成外科専門医を中心にして考えることになります。まずは術式を比較分類してみました。手法名種類特徴適応分類三日月法平賀法リドレープ法皮膚切除系傷が表に出やすいが変化は控えめ自然仕上がり向きリドレープ法は傷が目立ちにくいが変化量が少ない大きな変化を求めない人傷を目
目尻を引っ張って、赤い粘膜がすぐに見えてしまう症例タイプですと目尻切開の適応にはならないことが多いです。・従来の術式は瞼板に固定・新しい術式は骨膜に固定新しい術式では、骨膜弁の角度の調整が出来るので、吊り目っぽくしたり、タレ目っぽくすることも出来ます。従来の目尻切開だけしか出来ない美容外科医だとここまでの調整が出来ません。比較すると、☆皮膚切除目尻切開吊り目の改善:×固定源:皮膚デメリット:目尻が浮いてくる☆骨の留める目尻切開吊り目の改善:△固定源:骨膜デメリ
埋没法で保証プランが必要かどうかを考える場合、まず埋没という施術そのものの特性を理解しておく必要があります。埋没は切開と異なり、糸によって二重の折れ込みを作る方法で、構造がシンプルなぶん後戻りが起きやすい側面があります。個人差はあるものの、術後の生活習慣や瞼の厚み、元々の目の形によってラインの安定性が変わります。そのため、どれほど仕上がりが綺麗でも、年月とともに取れる可能性があるという前提があります。判断基準保証を付けてもよい保証なしでも合理的瞼の厚み・脂肪量厚い、脂肪が
ハム目はまつ毛側の皮膚や筋肉が重なって二重が押し上げられ、厚ぼったく見える状態です。原因が皮膚なのか脂肪なのかで、必要になる修正方法が変わります。修正の基本は厚みの原因を取り除くことと、ラインを自然に固定し直すことになります。ハム目を改善する手術は大きく二つに分類されます。ひとつは現在の二重ラインで余分な皮膚と筋肉を処理する方法。もうひとつはまつ毛のすぐ上の皮膚を細く切除して厚みだけを減らす方法です。どちらが合うかは、厚みを作っている主体が表層の皮膚か深層の脂肪かで決まります。以下に
【他院修正-挙筋腱膜前転術+ROOF剥離で奥二重に戻す】【術前開瞼-術前閉瞼-修正1年目】最近形成外科の訓練を受けていない他科出身で美容外科の経験の浅いドクターがドーンと増えたためか、眼瞼の修正希望者が増えてます💦今回の方は、勧められるがまま、平行二重になるよう埋没法で希望より高めのラインとそして目頭切開を受けたそうです。よく見ると埋没法ではなくほとんど小切開です。キズがあります。まず埋没法の糸を外したのち、元の二重に近くなるよう低いラインで切開、バランスを取るため挙筋腱膜前転術を行い
★新宿山本クリニックスタッフの松村です★今回は「他院二重(眼瞼下垂)切開修正」の症例をご紹介します(^^)/目を閉じた時の切開ラインが凹んでいるのが気になるという患者様です修正後、目をつぶっても目立ちにくくなりました^^術後1ヶ月はまだ腫れ、むくみが目立ちますが、3ヶ月経つとだいぶ引いてきます^^二重のラインもがたついて不自然でしたが、修正後は自然なラインになりました【料金】二重切開修正¥770,000(モニター¥654,500)二重切開修正(2回
重度の先天性眼瞼下垂では前頭筋吊り上げ術が用いられ、自家筋膜かゴアテックスのどちらを使うかで仕上がりと負担が変わります。自家筋膜は自分の組織なので適合性が高い一方で素材特有の縮みがあり、縮まなければ開きが弱くなり、縮み過ぎれば開き過ぎになる可能性があります。採取部位に傷が残る点も避けられません。ゴアテックスは人工素材で形状が変わらず再発が少ないことが利点で、採取が不要なため体の負担が軽い一方、ごく少数で感染が起こり得る点が弱点になります。これらの特徴をまとめます。自家筋
★新宿山本クリニックスタッフの松村です★YouTubeショート動画を更新しました(^^)/-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtube.com当院は、カウンセリングや手術・施術・抜糸・術後ケア等、すべて山本院長が一人で対応いたします(^^)/「カウンセリングと手術の先生が違う💦」「手術後に先生に会えない💦」「抜糸を先生にやっても
少し広めで、薄い二重でお悩みの方いらっしゃいませんでしょうか?さまざまな原因がありますが今回は二重切開法にて改善させて頂きました。少し狭いとこで二重作成することでこのような目力のある目になります。二重術(切開法)部分切開/全切開施術内容希望の二重ラインで皮膚切開を加え、必要に応じて余分な皮膚や眼輪筋を切除、組織を縫合し重瞼線を作成。リスクや副作用術後の腫れ、痛み、内出血、目の開きや二重幅の左右差、傷痕、二重の消失、シスト形成、ドライアイ
「全切開と部分切開、どっちが自分に合っているの?」二重整形を考えるとき、誰もが一度はこの悩みにぶつかります。見た目だけでなく、腫れ方、持続性、ダウンタイムの長さまで違うため、安易に選ぶと後悔してしまうこともあります。この記事では、美容外科で実際にカウンセリングを受けた人の声と、形成外科的な視点をもとに、全切開と部分切開の違いを徹底解説します。さらに、後半では「診断チャート」で、自分に合う手術法が一目でわかるようにしています。◆全切開と部分切開の基本的な違い全切開法とは、まぶたの
目尻切開の「骨膜固定(こつまくこてい)」は、必ず行うものではありません。けれども、仕上がりの自然さ・後戻り防止・形の安定性という観点から、上手な医師ほど必要に応じて取り入れています。骨膜固定をする理由目尻切開では、目尻の皮膚を切り開いて外側の白目を露出させ、目を“横に長く”“優しい印象”に見せます。ところが切開だけだと、時間とともに皮膚や粘膜が元の位置に戻ってしまう(後戻り)ことがあります。それを防ぐために、外眼角(がいがんかく:目尻の角)の組織を眼窩外側の骨膜に縫い付けて安定させるのが
田中哲一郎onInstagram:"Correctionofawidedoubleeyelid.Postop1y8mThepreviousincisionlinewasquitehigh.ThenewincisionlinewassetattheaverageheightfordoubleeyelidlinesinAsians.Becausetheleftsidehasptosis,itwassetsli
美容外科クリニックが独自に名付けている「埋没法(二重整形)」のキラキラネームと、その特徴を比較したものの特徴を裏留め・線留めなどに分類して表にしてみました。了解。変なリンクをすべて除いた上で、内容だけを整理し直した表を示します。クリニック名称留め位置(表/裏)留め方(点/線)糸の本数・点数補足湘南美容クリニック(SBC)クイックコスメティークNeo(シングル/ダブル/トリプル)裏(まぶた表面に針穴を作らない)線留めに近いシングル=1本、ダブル=2本、トリプル=3
美容外科の「地雷クリニック・地雷医師」を見分けるためのチェックポイントを表でまとめました。美容外科の地雷チェックリストまとめ注意すべき特徴理由・背景資格・経歴形成外科専門医でもJSAPS所属でもない解剖学の基礎がなく、再建・修正の技術が乏しい傾向がある医師の出身経路直美(ちょくび)から転科した医師美容外科を体系的に学ばず、営業目的で参入していることが多い価格・モニター異常に安いキャンペーン価格や練習モニター集客や技術練習目的の可能性が高い。経験の浅い医師が担当す
眼瞼下垂手術で使われる「挙筋前転法」と「挙筋短縮法」は、どちらも上まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)に働きかける術式ですが、筋肉の状態と目的によって使い分けられます。比較項目挙筋前転法挙筋短縮法手技の内容伸びてしまった挙筋腱膜を前方(瞼板側)へ引き出して再固定する眼瞼挙筋自体または腱膜を切除・短縮してまぶたを持ち上げる主な目的伸びた腱膜を元の位置に戻して、正常な動きを回復させる筋肉そのものを短くして、より強い挙上力を得る適応腱膜性眼瞼下垂(加齢・コンタクト長期使用など)
★新宿山本クリニックスタッフの松村です★今回ご紹介するのは「他院二重切開修正」です(^^♪他院で二度切開二重手術を受けられ、綺麗に二重のラインができなかったという患者様です当院で手術を受けられ、目頭から目尻まで綺麗なラインができました^^修正前は白く傷跡が残っていましたが、修正後はほとんど分からないくらい傷跡も綺麗になりました(^^)/完成までは1年~1年半ほどかかるので、まだ少し腫れていますが、患者様にも非常にご満足いただいています^^【料金】二重切開修
眼瞼下垂手術、二重切開、埋没法、スカ-レス二重術、眉下切開、眉上切開、自然癒着法、目頭切開、目尻切開、グラマラスライン形成で難易度を10段階評価で比較してみました。初心者の方は、瞼の手術を舐めないほうが良いです。手術名|難易度(10段階中)|難しい理由|料金相場埋没法|3|糸の緩みと左右差の調整|12万円自然癒着法(埋没系)|4|固定力確保と瘢痕コントロール|20万円眉上切開|5|眉毛形・眉位置を崩さず傷跡を馴染ませる点|40万円眉下切開|6|皮膚切除量と傷の目立ちに
二重全切開修正については、テーマ:二重全切開にまとめています。1ヶ月時と1ヶ月半時の写真などはこちら『二重全切開修正1ヶ月→1ヶ月半の違い』二重全切開修正については、テーマ:二重全切開にまとめています。1ヶ月時の詳細はこちら『【動画あり】二重全切開修正1ヶ月』二重全切開の修正手術から30日目の写真…ameblo.jp二重全切開修正3ヶ月。元々腫れが少なく傷跡も綺麗だったので大きな変化はないように見えますが、少しずつ自然になってスッキリ感も出てきています。初めての二重切開手術より