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美味しくなければ、お茶(抹茶)じゃない。甘くないければ茶の湯じゃない。あなたも流儀を離れて「美味しさの追求」してみませんか?点茶教室「美味しい抹茶の点て方講座」ではテアニンに注目した美味しい抹茶の点て方講座をいたします。お一人様3000円〜。3名様以上で承ります。・テーブルコース(薄茶)3000円・畳コース(薄茶)4000円・濃茶コース(畳)5000円にて承ります。※人数によっては助手が必要になりますので、その場合は別途費用が
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。■月桑庵の特徴①点前偏重はしない月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪月桑
GMAILになんか見慣れないメールが。開くと、これ。おおお?なろうの日間にも瞬間的に載りましたし、少しずつ認知が広がってきたんでしょうか。ちょっと仕事が忙しくなった関係で、更新が遅れていますが、現在、「第廿九服声東撃西」を鋭意執筆中です。並行して、「第一章序服赦安帰堺」の改訂も進めています。これは、茶道の歴史部分を、余話(単行本化したときのエキストラ回みたいなもの)に回して、茶道具の説明なども少しずつしていこうと考えたための措置です。こ
明年2月15日(日)靖国茶寮にて、都流の流茶会が開催の予定です。日時:2026年2月15日日日曜日10:00〜15:00場所:靖国神社洗心亭・広間・小間・立礼・靖泉亭靖国会館2F(点心席)会費:10,000円私も点前をする予定です。ぜひ、ご参加くださいませ。参加希望の方はdarkpent@gmail.comまで
・灰壺(購入済/追加購入x1の予定)・灰篩(5種)・灰押(U形)・灰押(削形)・灰押(四方形)・灰匙(購入済)・底取(風炉用)購入済・底取(炉用)・板釜敷・箱炭斗(購入済)・長火箸(購入済)・水屋鐶(購入済)・香箱・風炉炭・炉炭・乳鉢・擂粉木灰をやるとなるとこれだけ道具が増える訳ですね。炭手前の方は徐々に集めるとして、買わなきゃいかんものが多いです。まずは灰篩ですが、灰篩機というものもあって、ちょっと興味をそそられています。YJINGRU
ようやくお茶会ラッシュも終わりが見えてきて毎週お茶会という状況ではなくなりました。改装のための片付けも必要ですので、日曜日はそちらを進めます。前回で稽古場の畳に出ていた物を大分片付けたので、今回は玄関の下駄箱の上に上げていた大物を移動しました。・及台子大・紹鷗袋棚・真台子大結構重たいですね(笑)特に紹鷗袋棚。私の持っている紹鷗袋棚は桐木地溜塗で、本歌は松木地春慶塗のため、どちらかというと、引拙棚に近いものになります。ところが販売されているものは
大本山護国寺茶寮群-東京デジタル茶の湯マップ髙橋箒庵の茶室を代表する護国寺の茶寮群―その魅力を徹底紹介東京で開かれる数々の茶会。護国寺の茶寮群もchanoyumaptokyo.jp令和8年4月25日(日)護国寺にて、私がお手伝うことになっていました杉並区茶道文化会の御席ですが、今回は残念ながら茶券の販売のみの手伝いとなりました。色々計画していたのですがねぇ。まぁ、自分で不昧軒の席持ちをするときまで取っておけ!ということなのでしょうね~。お茶券
本日は旧暦十月十日、十日夜(とおかんや)です。これは東日本で多く行われていた行事で、藁鉄砲で地面を打ってもぐらの害を払うとか、大根の背が伸びて肥え太るのを祈るなどといった、作物豊穣の民間行事です。また、月見も行われ「十日夜の月」と呼ばれ、「中秋の名月」「後の月」に対して「三の月」とも呼ばれます。似たような行事としては「亥子(玄猪)」がありますが、これは日にちが動く(干支による)のに対して、十日夜は旧暦十月十日と決まっており、川越付近などはこの行事が混ざって「田の亥子」とも呼びま
購入元:京王新宿購入額:🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟中央林間で催された茶友・宗綾先生のお茶会帰りに、京王新宿の茶道具店「千華」さんへ立ち寄りました。先日、取置してもらった小棗を引き取りに(支払いもね)。作者の八木澤祐三さんは、基石と号されていた竹工芸師です。昭和5年2月栃木県大田原市生まれ。昭和24-27年故中田錦石先生に師事、竹工芸を学ぶ。昭和30-58年千葉県工業試験場、産業工芸課に勤務し、竹工技術に関する調査、研究、指導を業務とする。昭和48-現在新
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★☆ようやくこれで七種建水全てが作家物になります!長い道程(みちのり)でした(笑)箪瓢建水は、瓢箪を逆さにした形をした大建水で、七種建水の中では最大容量を誇ります。大脇指や差替も大きいのですが、横広なだけあって、存在感もあります。陶器の写は下が細長くなっているものが多く、蓋置を底に仕込めないため、長建水の扱いとなるので、唐銅のこれも長建水に分類されることもありますが、これは普通に仕込めます(笑)作者の高井凌雲は
本日は旧暦十月七日、最初の亥の日、玄猪【げんちょ】です。別名「亥の子」、「亥の子祝い」「亥の子祭り」とも。主に西日本の風習ですが、茶道を通じて全国に広まりました。亥の子餅を作って食べ万病除去・子孫繁栄を祈る、子供たちが地区の家の前で地面を搗(つ)いて回るといった風習があります。古代中国で旧暦10月亥の日亥の刻に穀類を混ぜ込んだ餅を食べる風習から、それが日本の宮中行事に取り入れられたとも言われています。景行天皇が九州の土蜘蛛族を滅ぼした際に、椿の槌で地面を打ったことに由来するとい
茶道会館|千葉市茶道千葉市の茶道会館は、茶道教室・茶会・茶室設計・茶道具販売を通じて、茶の湯の心を未来へ伝える文化拠点です。初心者から外国人まで体験できる開かれた茶道の場として、和の心と美を世界へ発信しています。茶道会館|千葉市茶道www.sadokan.com明年6月14日、こちらの千葉市茶道会館さんで釜を懸けることになりました。「都流らしいお道具で!」と、館長の藍原宗華先生から依頼されましたので、流儀のお棚でバッチリやりたいと思います♪まだ席構成などは決まっておりませ
五徳は爪の形で色々ありますが、炉風炉での区別は大きさ以外にはほとんどありません。「笹爪(ささづめ)」笹爪が標準で、ほとんどの方はこれを使っています。最初に買うにはこれが適しています。「長爪(ながづめ)」笹爪の爪が延びたもので、大きい五徳でも小さい釜が使えるのですが、底の長い釜(茶飯釜など)が入らないことがあります。「鴨爪(かもづめ)」非常に珍しい爪の形ですが、実はこの形が元々の竈子の形であったようです。竈子については、こちらをお読みください♪『【茶道】五徳の語源』wi
美味しくなければ、お茶(抹茶)じゃない。甘くないければ茶の湯じゃない。あなたも流儀を離れて「美味しさの追求」してみませんか?点茶教室「美味しい抹茶の点て方講座」ではテアニンに注目した美味しい抹茶の点て方講座をいたします。お一人様3000円〜。3名様以上で承ります。・テーブルコース(薄茶)3000円・畳コース(薄茶)4000円・濃茶コース(畳)5000円にて承ります。※人数によっては助手が必要になりますので、その場合は別途費用が掛かります。※畳コース・
購入元:ヤフオク購入額:★☆替茶器に興味が出てまして、こちらをポチりました。替茶器とは、薄茶をもう一服所望された時に用いるもので、当流では薄茶器に漆器を城使ったら替茶器は陶磁器、薄茶器に陶磁器を使ったら漆器という決まりがあります。これは濃茶とのバランスもあり、濃茶で土物を使うことが多いので替茶器は磁器が好まれますが、これは必ずしもそうでなければならないということはありません。あくまで違うものであれば良く、よく使われるのは四滴茶入(水滴・油滴・手甕・弦甕)と手
最近ThreadsばかりでTwitterに出没してない曲斎です(笑)ふとThreadsを眺めていると「茶道には興味あるんだけど……ハードルが高い」というようなコメントを見ました。何が心理抵抗になってるのか?と思い、レスしてみました。もしかして「先生の自宅に伺うことに心理抵抗があるのでは?」と、聞いてみました。そうしましたら、案の定です。なので、茶道では大量の道具を使うこと、その道具は流儀ごとに違うこと、公民館や文化会館、貸し茶室などでは、貸し道具がないわけではな
雨が心配された11月1日。さすがの晴れ女ぶりを見せた宗靜先生ですが、体調が思わしくなく、この日も行けるかどうか?という所でした。朝からなんとか行けそうということで、少々遅れ気味ながらもタクシーで護国寺に駆けつけました。松平さまにご挨拶申し上げ、私の茶友さんたち(WAさん、王仁ちゃん、宗歌先生)と合流して席を目指そうと思ったのですが、宗歌先生から電車が止まったまま缶詰にされていると連絡が。濃茶席なので、最初に月窓軒(家元席)に向かおうと決めましたら、三席待つとのことで、も
今日は二十四節気の第十九節、立冬です。毎年、だいたい私の誕生日かその翌日。今年はジャスト誕生日!私、秋生まれだとばかり思っていたら実は冬生まれだったというwさて、立冬は四立(しりゅう)の一つで、季節の変わり目です。冬の気が立つことから、立冬と呼ばれます。朝晩の冷え込みが一段と深くなり、日中の陽射しが弱まりはじめます。木枯らしや初雪もこの頃です。霜降で霜が出来始めますが、目にするようになるのは立冬を過ぎてから。和服も、人形仕立てから袷へと変え始めてもいい頃です(人形仕立て
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★月桑庵に吊り花入がないので、最も似合う吊り花入はなんだろう?と考えたら、そりゃ月形しかなかろうよ!ということで購入を決定。しかし、茶友さんには「気色悪い」と不評(涙)黒貫入(貫入に墨を入れて貫入をはっきりとさせる技法)の青磁は案外珍しく、これは特に瀬戸青磁で、更にいうと小判春逸。つまり、二代作助の襲名前の作品であることが分かります。加藤春逸は弘化元年(1844)生まれ。加藤作助の子で慶三郎、景義。弟の小三郎が独立する際に春逸の号を譲り、二代作
ないなら作ってしまえばいい!ということで、瓢(ふくべ)を落札。瓢箪ヤフオクで落札しました。このまま飾るのもいいなーとか思わなくもないのですが、これは試作するための実験材料です!これを真っ二つに割る前に、片側に大きな穴を開けて飾れるのか?を実験してみようかと。あくまで不昧公の吊瓢は「瓢花入」としか伝わって居らず、形がわかりません。でも、吊りなら、舟でしょう!という謎理論で、先ずは横にして穴を開けて花を入れられるか?の実験です。失敗しても、もう一つ吊り花入を確保してあるの
チリ打ちとは、【塵打ち】。つまり、帛紗についた塵を払うための所作ですが、何故するのか疑問に思ったことはありませんか?本来、帛紗は清らかなもので、使い終われば、羽根で浄め、綺麗にしておくべきもので、点前座で道具を浄めるために使います。では塵打ちを何故行うのか?長年疑問に思っていましたが、いろいろな説に腑に落ちぬものを感じていました。様々な流派を見ていますと、帛紗を腰から前に持ってきて広げたあと、右手で吊ったまま、左手を無造作に離す流派があり、これを「帛紗を落とす」と言っていること
今日は旧暦九月十三日、十三夜です。これは「後の月」や「後の名月」と呼ばれる催しです。この「後の名月」は日本独自の風習で、一説には宇多法皇が、九月十三夜の月を愛で「無双」と称したことに因んで、醍醐天皇が延喜十九年に観月の宴を催し、これが風習化したものだと言われています。十五夜は芋を供えることが多いことから「芋名月」などと呼ばれ、十三夜は栗や豆を供えることから「栗名月」や「豆名月」と呼ばれています。また、江戸時代の遊里(遊郭)では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしな
不昧公は瓢(ふくべ)花入を吊りで用いたという。あんなでっかいものを?!と私も思ったんですが、この不昧公好の瓢花入の実物が全く見当たらないんですね。ほんと、どこかの出版社は自分の流派のことばっかりじゃなくて、こうした「過去の偉人の好みものを集めた図鑑とか出してほしい」よなぁ~と思います。それはさておき、今回色々瓢花入を探してみたのですが、本当に千差万別。小さいものから大きな物まで、色々ありすぎて困りましたが一番は「作家が見当たらない」こと。探し出したのは栃
本日は旧暦九月九日、重陽、菊の節供です。茶道でも馴染み深い「陰陽」と「五行」ですが、これらは十干十二支にも関わっています。十干とは太陽が十個あって、毎日違う太陽が昇り十日で一巡(なので月は十日ごとに分けて旬と呼びます)すると考えられていた商民族の思想です。王族が十氏族あったとされ甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の王族があったといわれています。十日で一巡することを旬といい、一か月が丁度三十日であることは月の満ち欠けによりますが、三旬してひと月になるという符合は面白いと思います。
道具組みを色々かんがえながら、ヤフオクをみていたら、こんな物を発見!明治以降、茶道は茶書ブームが起こり、様々な流派で本が出版されましたが、こちらは昭和十八年に発行された初版一〇〇〇部の一つ、『不昧流茶道手前』です。富田八千穂という人物はおそらく有沢家(不昧流家元家)の弟子であったと思われます。もう一つの流派は石州流不昧派と称している藤井家の茶統です。この人物について調べても、何もでてこないので、詳しくご存知の方がいらっしゃれば、是非ご教示願いたく。こうし