投資詐欺の被害に遭う人には、共通する心理的な危うさがあります。その最たるものは、「人間性の評価」と「投資能力の評価」を混同してしまう点です。どれほど人格が優れ、自分に対して親切で、深い信頼関係を築けた相手であっても、そのことと「投資家としてのプロの選別眼」があるかどうかは全くの別問題です。しかし、多くの人は「この人はいい人だから騙すはずがない」と情緒的な判断を優先してしまいます。これは「いい人だから東大に合格できるわけではない」という当然の理屈が、投資の世界では容易に忘れ去られてしまうことを意味