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先週の記事では、ルール変更のポイントとして、2点あげました。1)自分と近いポジションの人から順に上に伝える。序列を飛ばしての相談はできるだけ避けます。2)職員会議で十分な議論をすること。今日は「序列」についてです。チームで仕事をする上で、「職位」とそれに付随する「責任」があります。職位は、「園長」「主任」など肩書として目に見えますが、責任は目に見えません。立場が上になるほど責任も重くなりますが、同時に自由度も広がり、仕事の面白みも大きくなります。保育業界における職場における序列は
前回の記事では、職場のルールが現状に合わないと感じた時に変更するためには「必要な手順」があるとお伝えしました。今回はその手順について説明します。保育園の場合は、現場のオペレーションを規則通りにやろうとしたら、かなり無理があったということが、時々起こります。そんな時一番やってはいけないのは、勝手に自分流に変えてしまうことです。これが許されると組織の規律はなくなってしまい、混乱してしまいます。ここでは、ルール変更に至る一般的な手順を紹介します。①まずは、賛同者を募ります。同期、年の
シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。昔に比べて、今は膝っ小僧にかさぶたができている子や絆創膏を貼っている子がとても少なくなくなりました。みんな綺麗な子が多い😊コブができたり、どこかに怪我しているのが子どもだという印象が強い私はもっとわんぱくに育ってほしいと思う人はいませんか?子どもは成長過程で、自分の身体を経験を持って確認していきます。何度も転んだり、失敗をしながら自分の身体のイメージを作り上げていきます。赤ちゃんの、歩き始めにはその様子がよくわかり
組織のルールは明文化されている就業規則やマニュアルもあれば、不文律として存在している規律もあります。例えば残業について、上司より先に帰ってはいけないという組織もあれば、上司が最後まで残るものだという暗黙のルールがある組織もあります。暗黙のルールというとちょっと怖い印象もありますが、人間関係が円滑になるようにとお互いの気遣いから生まれたものでもあります。もとはと言えばやさしさから生まれたもの。ですが、社会は周囲の意識が変化しているのに、「前例がない」「これまでやってきたから」とい
小学1年生になった長男。ゴールデンウィークが開けて文句や人のせいにすることが増えてきました理由は授業時間も増え、毎日宿題も始まったから。(ひらがなワーク)休み時間も少ないしマンモス校だから外遊びができる時間も限られている話を聞くと、特に宿題。「花丸もらえない」幼稚園では、どんな字を書いてもやったことに花丸!だけど、小学校ではトメ、ハネやバランスなど指摘されることが多く赤字で直されてくる毎日のことなので、ヤル気が
社会人になって一番感じるのは、自由時間の少なさという人は多いと思います。勤務時間は、「その業務のために使う時間」です。準備の時間は含まれません。準備時間を見越して、勤務開始●分前には職場に入ります。遅刻は当然、1回でもNGです。学生時代は1,2度の遅刻も大目に見てもらえたかもしれませんが、給料の対価として労働を提供するという労働契約を結んだ以上、厳しく言えば1回の遅刻も労働契約違反となります。遅刻をする場合は、分かった時点で自分で電話で連絡をする。体調不良で欠勤の場合も、自分で連絡
新年度がはじまり、ゴールデンウィークが終わると、次は梅雨。四季を感じることで1年の移り変わりを実感しますね。私は研修でいろいろな園を訪問します。最近はオンライン研修もありますが、実際に足を運ぶことで得る情報はとても多いです。先生方の服装やエプロンの色や柄、お互いのコミュニケーションの取り方、園内の掲示物などにその園の特徴をみてとれます。今日のテーマ「規律性」は、社会人としての基本ルールを守るということに加え、その組織の一員としての自覚を持つということもあります。髪の色一つとっ
先週は、自分の「当たり前」で判断していないかを振り返る「柔軟性」についてお伝えしました。今週も、「柔軟性」についてです。たいていの職場では、入職にあたっては研修を実施しています。新人研修では、学生から社会人になるための考え方や態度、行動について学びます。学生時代までの自分を、社会人としての自分に進化させるための時間です。この研修は「自分を変えろ」と言われているようで、時に厳しく感じる人もいるかもしれません。ですが、その厳しさは、あなたを否定するものではありません。
新年度が始まって約1か月。新しい生活には慣れてきましたか?今日は、社会人基礎力の中の「柔軟性」について、谷口なりに解釈をしてみたことを説明をしたいと思います。社会人基礎力の資料の中で「柔軟性」は、意見の違いや立場の違いを理解する力と定義されています。私たちがこれまで経験してきた「学校」というシステムは、同じ年齢の子ども達を1つの部屋に集めて、同じ内容の授業をしていくシステムです。義務教育を終えると年齢での区切りはなくなりますが、実質は社会に出るまでほとんど同じ年代の人に囲まれ
右も左も分からないうちは、先輩や上司に逐一相談していきますが、そのうち自分で判断できるものが多くなります。ただ、仕事をしているうちに上司の意見と自分の意見が合わないということも起こります。そのようなときどうすれば良いのでしょうか。「保育観が合わない」といってすぐに転職をする人がいますが、そもそも、組織の方針と自分の思いが完全に一致するということは、ありえないことです。その園を就職先として選んだのは、その園の方針や理念を良いと思ったから。組織の中で仕事をする以上、自分の意志と
こんにちは。保育者専門キャリアコンサルタント谷口真紀です🌷新年度が始まり1週間がたちました。今日は、社会人基礎力の中の「情況把握力」についてです。「状況」という言葉とは漢字が異なっています。“情”という漢字が表すとおり、「物理的だけでなく、内面的なものも含めたものごとを把握する力」というところでしょう。新人・若手職員に求められる情況把握力は、何かが起こった時または何かに気づいた時、自分で判断してよいものかを決めることです。最初のうちはほとんどの場合先輩や上司に相談することになり
4月になりました。新年度が始まりましたね。新社会人のみなさまは、入社・入職おめでとうございます😊入社式で新しい仲間と顔を合わせたばかりという方、顔ぶれは変わらないけど新しい環境になった方、新しい出会いがたくさんある時期です。新しい年の初めの記事は、第一印象についてです。有名な「メラビアンの法則」というものがあります。面接などで面接官が、目からの情報と、聴覚(声の大きさやトーン、話す速さなど)情報、言語情報(話す内容)の中で何を重視するかという実験結果です。これによると、目
みなさま、こんにちは元幼稚園教諭(12年勤務)で、ただいま5ヶ月の息子氏の子育てに奮闘中の腹ぺこ母ちゃんこと、erisuです今回は幼稚園教諭の1年目だった頃を振り返り、これから先生になるよ!という方のアドバイスを少し書きたいと思います1年目はとにかく覚えることが多く、小さなメモ帳に毎日色んなことを書いていました1番最初に覚えるのは、まず子どもたちの名前です大人も名前を呼んでもらえたら、嬉しいですよね子どもたちも名前を覚えて、呼んでもらえるととても嬉しいんですなので、顔と名前を覚
先日、保育園の女児(3歳)がジャンパーのファスナーを閉められないと愚図っていました。保育者は、傍らで優しく声をかけながらも手を貸しません。彼女はそれができることを知っている保育者は、あえて介入しないで待つことで、自分で問題解決するように促すのです。代わりに閉めてあげたら一瞬で済むことです。保育者も楽だし女児も喜ぶはず。しかし保育者は、過剰な介入が彼女の育ちに結び付かないことを理解しています。日本の保育者が行う「見守る」というアプローチとは、多少の犠牲を払っても、その子にとって良いこととは何か
桜の季節ですね🌸多くの保育園では、新人の研修が始まっています。入職して初日の社会人1日目はどんな思いでしょうか。一番最初に出てくる感情は、うまくやっていけるのだろうか、この仕事は自分に向いているのだろうかといった「不安」かもしれません。私も遠い昔のことではありますが、期待よりも不安の方が大きかったことを覚えています。この「不安」に対処するためには、不安の正体を理解しておくことが大いに役立つでしょう。不安の正体は、私たち人類の生物としての本能です。未知のものや新しい環
最近街を歩くと、あちこちで卒業式のスーツや袴姿を見かけます。春は新しい門出の季節ですね。学生の身分を卒業し、社会人になるというのは、人生の大きなターニングポイントです。立場が違うと、求められるものも違います。職員という立場になった時、保護者や園児、同僚、雇用主は何をあなたに求めているのでしょうか。これを考えるところから、新人研修は始まります。同じ保育園の中にいても、実習生としている時と、職員としている時とでは、周囲の見る目が異なり、期待するものも異なります。期待に応える力の基
対話型オンライン保育合同研究会では、本編開始前に、「保育者ステップアップ講座」をお送りしています。対話型オンライン保育合同研究会の詳細はこちら保育園でよくある相談事例から、保育者として働く皆さんに今のうちに身に着けて欲しいことを中心にお伝えしています。3月12日の講座の内容は、「社会人基礎力:傾聴力」でした。「傾聴」という言葉の意味は、「謹(つつし)んで話を聞く」から「人間の心の深い部分を聴き取る」というところまで、幅が広いです。社会人基礎力でいうところの「傾聴」は、
こんにちは。保育者専門キャリアコンサルタント谷口真紀です。オンライン保育合同研究会では、保育園でよくある相談事例から、保育者として働く皆さんに今のうちに身に着けて欲しいことを中心にお伝えしています。先日、私の子どもが高校を卒業しました。その卒業式で先生が生徒たちに送った言葉の中に「挨拶と気づかいだけは忘れるな」というものがありました。その通りだと感じました。よく聞く言葉ですが、なぜこの2つは、これほど大事なのでしょうか。その理由は、挨拶と気づかいは、仕事ではないからです。仕事で
枚方市津田山手リトミック・ピアノ教室【音奏教室Otoapoco】弾く・叩く・はじく・振る・吹く全てのアプローチによる『音を奏でる学びの教室』ホームページはこちら👉枚方・津田山手にある音奏リトミック・ピアノ教室【OtoaPoco(おとあぽこ)】枚方・津田山手にある、音楽音奏リトミック・ピアノ教室OtoaPoco(おとあぽこ)です!初めての音楽の習い事はおとあぽこへ!「できた!」の経験をたくさんご用意いたします!「ゆっくり、少しずつ、リズム(音楽)をからだに取り入れよう!
オンライン保育合同研究会オープニングセッションでは毎回同じテーマ「社会人基礎力」に関して、学生のうちに身に着けておいた方が良いことをお伝えしています。この内容で、私はこれまでもいくつかの園で、社会人基礎力研修を全職員対象園内研修として実施してきました。社会人基礎力も保育スキルと同じく、経験年数やポジションに応じて進化していかなくてはならないものです。この研修が終了した後、どの園でも明らかに職員の行動が変化します。声かけの数が多くなる、仕事がスムーズになる、というだけでなく、人間関
ご訪問くださいましてありがとうございます先が見えないこれからの時代に必要なのは、自分で考えて判断し、表現するチカラとその心の土台、自己肯定感。親子のコミュニケーションを通して、「幸せになれる子」を育てていきましょう。自尊他尊のコミュニケーションは、登録商標されました先週は、研修が目白押しでした。全部オンラインです。いつものお堅い書斎から背景をポップな画像にしてみた秦野市の教育関係者、保育者の皆様への研修は、
「良好な人間関係を築くためには,何が大事か」と,保育者や看護師,管理栄養士,教員など職業人を目指す大学生に,それぞれの授業で尋ねた時,「信頼」という返答がありました。そこで,児童生徒や保護者,患者,職場仲間,友人などとの触れ合いにおいて,人を大切に扱う心を持って,相手を敬い,誠意ある姿勢で接すると,信頼関係が育まれるということや,「人を大切に扱う心」というのは,その人の豊かな感性によるものだと説明しました。そして,小学2年生の作文を紹介しました。その作
実習が始まりました、芋です。実施の判断は各園で行うため、延期になったところも多いのですが、私の保育園は予定通りの実施となりました。感想を一言でいうと、疲れるけど(体力的)楽しい(精神的)。まだ前半ですが、子どもは大切に育てていかなあかんな〜と思いました何故関西弁…そして、子どもの成長に関わることが出来る職業は魅力的だと改めて感じました。もちろん責任はあるし、大変なことも沢山あるでしょう。でも、どんな形であれ子どもと関わる仕事に就くという目的はズレてなーいあと、子どもが欲しい気
松原が今活動をしている根底にある思い・志の理由・これからについて、今回は後半部分として「保育者こそが希望の光、可能性を生かし合うチームへ」をお届けします。・保育者こそが社会を支える希望の光~大阪二児置き去り事件から・頑張っている人が報われる仕組みを~保育者が愛おしい!園を超えた研修の場へ・人と人との化学反応を楽しむ・エネルギーの完全燃焼・可能性を生かし合うチームへについて、お話しをさせていただきます。
2022年第1回のオンライン保育合同研究会オープニングセッションのテーマは、「社会人基礎力:発信力」でした。社会人基礎力の中でも特に新人に求められている力です。オープニングセッションでもお伝えした内容ですが、発信力の中でも特に新人に求められていることは、「自分から報告・連絡・相談」をする力です。自分の考えや意見を発信するというより、「事実や出来事をスピーディーに伝える」ことです。情報は、スピードが何より重要です。感染症対策に日々追われている現場の保育園では、情報伝達速度と仕事量
先日、2022年第1回の対話型オンライン保育合同研究会が開催されました。実行委員との事前打ち合わせでは、学生のみなさんがどのような気持ちで学んでいるのか、先のことにどんな不安や期待をもっているのかを知ることができます。皆さんの意見は大変示唆に富み、保育の未来がとても明るく感じます。その中で、実習の時は学生だからと思ってどんどん自分から質問できたけど、働き始めたら同じようにしてはいけないんじゃないかという意見をいただきました。確かに、実習生と職員は違いますが、職員という立場になって
こんにちは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。対話型オンライン保育合同研究会オープニングセッションで、ナビゲーターを担当しています。私は在職中の方を対象としたキャリアコンサルティングと研修を仕事としていますが、特に保育園や幼稚園・こども園を中心に、採用から定着支援(離職防止)にいたる「リテンション」という領域の人材コンサルティングをしています。数多くの園で保育士や園長のお話をお伺いする中で、保育業界の特徴がみえてきました。それは、保育のことはたくさん学ぶことがありますが、大人同士
コロナ対策に2歳児からマスク。マスクは正しくつけないと意味ないよね?私は去年三歳児担当していましたが、鼻水ダーダーやったりで不衛生な上に正しくつけるのは難しいです。それを2歳児もだと?普通に考えて無理でしょう。親子で一対一ならまだしも、こちらは障害のある子どもも入れての六対一。国は何を考えてるんだ?頭大丈夫か?濃厚接触者をマスクしてるからと減らしたいだけでしょ?正しく確実に着用なんか、小学校の低学年でも難しいよ?保育者だけでなく、親もソコは声あげた方がいいよ!大人でもマスク