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海外では「それだけではない」と考えられています。股関節の前側に痛みが出ると多くの場合「腸腰筋(腸骨筋+大腰筋)が原因では?」と言われます。確かに腸腰筋は股関節前面の痛みに関与しやすい筋肉で日本の臨床現場でも頻繁に注目される存在です。しかし海外のリハビリテーション分野では「股関節前面痛=腸腰筋」という単純な図式は、すでに一般的とは言えません。なぜ腸腰筋だけに注目すると行き詰まるのか腸腰筋は腰椎から大腿骨へと走る重要な筋肉ですが股関節の前面には他にも多くの組織が存在します。
金、土と飲んだ。量は私にしては少なめブラックアウトしない程度しか飲まなかった。しかし、やはりアルコールはドラッグ。アルコールで脳が酩酊して、不安を和らげる。でも、やはり翌日は少しダルい。そして、今日は午後1時間くらい?寝してしまった。やはり代謝に体力を使っているのだろう。アラフィフにはしんどいのかな。それにしても年々体力が落ちていく。今年は飲酒の代替行為として新しい趣味を始めようとサーフィン始めた。肩痛めた。腱板部分断裂といわれた。腱板損傷後の炎症から肩筋肉が拘縮して
*****************************************【お願い】たった一人で変形性股関節症と正しく向き合う会を設立してから今年6月で12年目を迎えました。まだまだ協会の情報が行き渡っていません。ぜひとも記事のシェアをお願いします。****************************************皆さま、こんにちは。変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口由紀子です。変形性股関節症は、非常に長い期間、痛みと付き合っていく
「検査では大きな異常はありません」そう言われても痛みが続いていると安心できない。むしろ診断を受けたことで不安が増した、という声を臨床の現場ではよく耳にします。今回は・診断で不安が強まると体の中で何が起こるのか・海外と日本の相談環境の違い・不安と自律神経の関係この3つの視点から、「安心」と「痛み」の関係について整理してみます。診断で不安が増すと、体の中で起こること画像検査や診断名は本来は現状を把握するための手段です。しかし、・変形しています・年齢相応です・いず
股関節痛に限らず、痛みが出たときに使われることの多いNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)。海外ではこのNSAIDsについて、「痛みを抑える効果」と同時に、「組織修復への影響」が長年議論されています。日本ではあまり語られることのない視点ですが保存療法を考える上では見逃せない内容です。炎症を抑えること=回復を助ける、とは限らない海外の基礎研究や臨床研究では炎症反応は単なる“悪者”ではなく、組織修復の初期段階として必要という前提が共有されています。筋・腱・靭帯・関節包といった組
ひざのスーパードクターとして有名な巽一郎先生の書籍です。先生は、「ひざ痛の多くは、手術をしなくとも、自分で解消できる可能性がある」という経験則から患者さんから手術を依頼されても、まずは、保存療法を勧めるそうです。本書では、ひざ痛を予防するための足のほぐし方、筋肉の鍛え方、歩き方、食事などが紹介されています。若石健康法に取り組む者としては、ひざの反射区も検証していただきたいと思います。著者:巽一郎出版社:サンマーク出版(2019/11/28)発売日:20
股関節痛に対して処方される痛み止めは多くの場合「炎症を抑える薬」です。確かに服用すると痛みは軽くなり、動きやすさも戻ります。しかし現場では、「薬を飲んでいる間は楽だが、やめるとすぐ戻る」「痛みは減っているのに、動きはむしろ硬くなっている」こうしたケースを多く目にします。この背景には痛み止めが体に与える“もう一つの作用”があります。痛み止めは「炎症」だけでなく「回復反応」も抑える炎症という言葉は悪者にされがちですが、本来は修復のための生理反応です。組織の代
股関節の痛みというと多くの方が筋肉や関節そのものに原因があると考えます。実際、日本の医療やリハビリでも、ストレッチや筋力トレーニング、関節へのアプローチが中心になることがほとんどです。しかし海外のリハビリテーション分野では近年「神経の動き」に注目した評価と介入が広がっています。ここで言う神経の動きとは神経が身体の中でスムーズに滑っているかどうか、という視点です。神経は一本のコードのように固定されているわけではなく、関節や筋肉の動きに合わせて、周囲の組織の中をわずかに移動し
股関節痛に対する治療は日本でも選択肢が増えていますが、海外では「保存療法の成功例」が数多く報告されています。特徴的なのは治療の基準を「痛みの強さ」ではなく「どれだけ動けるか(機能)」で判断する点です。痛みだけに注目しないことで、むしろ回復がうまく進むケースが増えると言われています。痛みだけを指標にすると回復を見誤る痛みは本人にとって一番わかりやすいサインですが医学的にはかなり曖昧な指標です。天候、ストレス、睡眠、炎症、筋緊張など、さまざまな要因で簡単に変化します。海外
骨を強くするにはカルシウムが重要と言われますが、実際には骨はもっと複雑な構造をしています。骨はミネラルだけでなくコラーゲンなどのたんぱく質も含まれ、日々作り替えられています。この仕組みには「ミネラルバランス」が大きく関わっており、そのバランスが崩れると骨の質が落ちやすくなることがわかっています。骨を構成するミネラルはカルシウムだけではない骨はカルシウムのほかに、リン、マグネシウム、微量の亜鉛・銅など、多くのミネラルによって構成されています。特にマグネシウムは「骨形成をサポー
立っているとき、つい片方の脚に体重をかけてしまう。多くの人が当たり前のようにしているこの姿勢ですが、股関節にとっては「静かに負担が蓄積する動き」と言われています。海外の理学療法分野では、片脚に体重が片寄るとお尻まわりの筋肉の働きが低下しやすい骨盤が傾き、股関節の動きに偏りが出る結果として痛み・だるさにつながりやすいといった報告が増えています。なぜ片脚立ちが負担になるのか?片脚で支えようとすると股関節の横で骨盤を支える筋肉(外転筋)がしっかり働く必要があります。しかし、ク
久しぶりのPTくんのリハビリでした。ず~~っと調子よかったけど小さな段差を踏み外して痛くしてしまったことたいした段差ではないのにこうなるのはまだまだ筋力がついていず駄目なのだな~ということをがっくりしながら話しました。あいかわらずドSスパルタPTくんは表情変えず『ふう~ん』的な感じで聞いてくれていたけどこの後今まで言わなかったことを発して驚いたのでした。サイズ交換無料ふくらはぎサポーター両足入りbodymateザムストZAM
股関節の痛みというと多くの方が「脚の付け根に原因がある」と考えるものです。しかし実際には、股関節とは離れた場所が影響しているケースも少なくありません。今回はこのつながりをできるだけ専門用語を使わずに解説していきます。体の中では“離れていてもつながっている”腎臓と股関節は見た目には遠い位置にあります。しかし体の中では筋膜という“全身を包むスーツ”のような組織を通じて、さまざまな場所がつながっています。筋膜は全身を一枚で覆っているため、どこか一か所が硬くなると、その影響が別の
本日、自動ジグリング器のユーザーさんより嬉しいお便りをいただきました。3年前からのご高齢の女性ユーザーの方で、ジグリングを毎日行っていて、最近病院で股関節が開いてきており軟骨が再生しているようだと診断をうけられたというお電話でした。ジグリングを始められた時は、痛みもひどく歩くことも大変だったそうです。今では、痛みもなく快適に生活されておられるとのことで、とても喜んでおられました。膝に痛みがあるようで、膝にも使えるか知りたいとのことで、自動ジグリング器を使った膝ケア
このブログでは科学的・解剖学的な視点を中心に股関節の機能改善について発信しています。筋肉や神経、血流、関節の動きなど、身体の変化を客観的に捉えることを大切にしてきました。一方で私自身の活動としては施術スペースを設け、ひとつの視点に固執せず、多角的に症状改善を図るアプローチにも取り組んでいます。解剖学・生理学を土台としながら、東洋医学的な脈診や内臓の働き、自律神経の状態など、より広い視点を組み合わせることで見えるものがあります。こうした複数の視点を統合していく中で、あらため
当院のアメブロ検索で「腱鞘炎ばね指キネシオテープ」というキーワードが少しありました。相談される患者様も多いです。腱鞘炎の「腱鞘」とは指を動かすための腱の通りをおさえるためのもので、、、よく使いすぎで腱鞘炎になるといわれますが、まさに腱と腱鞘が摩擦されて炎症が起きるという仕組みです。重度な症状になってくると、腱の部分断裂、腱が腫れて腱鞘と引っかかる「ばね指」になってしまう事もあります。こうなってしまうと、保存療法ですと、長期の治療が不可欠になってきます。不可能な患者
息子が椎間板ヘルニアと診断され、しばらく様子を見ていたら夜に急に動けなくなり救急車で搬送されました我が家の初救急車乗車です!ダンナさんが付き添い、かかりつけの外科に行きました。息子はサッカーをやっていて、まだまだサッカーをしたい。椎間板ヘルニアは神経を傷つけるといけないので保存療法で頑張りましょう!って言われていましたが、息子はあまりの痛さに手術をすると決めました。入院して手術も成功し、削った骨を持って帰ってきました。その後リハビリをしているのですが、1か月たっても2か月たっても痛い
「その坐骨神経痛、ヘルニアが原因かも」:腰椎椎間板ヘルニアの自己診断チェックリストと最適な対処法1.はじめに:国民病ともいえる「腰の痛み」とヘルニア私たちの生活において、腰痛は非常に身近な悩みの一つです。その腰痛の中でも、特に足やお尻にまで電気が走るような強い痛みやしびれを伴う場合、**「腰椎椎間板ヘルニア(LumbarHerniatedIntervertebralDisc)」**が原因である可能性が考えられます。椎間板ヘルニアは、腰のクッション材が飛び出し、近くを通る
気になることやずっと引っかかっていることが出来るとすぐに切り替えることが出来ません。ず~~~~とそのことが頭から離れず悶々としてしまう。あの時ああすればよかったなとかやっぱりこっちだったかとかなんでそうしたのかなとか悶々の悶々~~~~!!無理に切り替えようとしてもそういう無理なキモチと自然に気になっていることとが混在して頭の中で戦いが始まってしまうので本当に疲れます。なので放っておくことにしました。
先日の海外出張後、どうも腰が痛い。長時間のエコノミーか?!まあ、バウンドテニスの大量練習も効いているのだろう。大抵1週間ぐらいで落ち着くのだが今回は長い。足にも痛みが出てきた。30年前に味わったあの痛みだ。これはマズイと思い整形外科へ行った。すると、レントゲンとMRIを撮ります、と。何?!こんな北陸の田舎で直ぐに撮れるのか?!東京でさえどこか大きな病院に行かされた記憶が。いくら掛かるんだ?!緊張がはしる…30年ぶりのMRIは結構オープンスペースの
なんと昨年からあんなに一生懸命に書いていた「膝イタノート」は8月の上旬でストップしていました。痛いとそのことを記録しておきたくなるけど痛みが緩和されてくると書くことをすっかり忘れているのでした。人のキモチって面白いですね。ノートにはこの3か月一行も無し。さてその「膝イタノート」を思い出したのはまたちょっと痛くなったから。先日あの時・・・ほんの少しの段差に気づかず痛いほうの足をほんの少し踏み外しまし
股関節の痛みや変形性股関節症で、「できるだけ負担をかけずに運動を続けたい」と感じる方は少なくありません。近年、その選択肢として静かに注目が高まっているのが「ポールウォーキング(ノルディックウォーキング)」です。上半身と下半身をバランスよく使うことができ、歩行時の負担を軽減しながら運動量を確保できる点が支持されています。ポールウォーキングとはポールウォーキングは両手に専用のポールを持ちながら歩く運動で、フィンランドでスキー選手のトレーニングから発展しました。現在ではヨーロッパ
*****************************************【お願い】たった一人で変形性股関節症と正しく向き合う会を設立してから今年6月で12年目を迎えました。まだまだ協会の情報が行き渡っていません。ぜひとも記事のシェアをお願いします。****************************************変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口由紀子です。日本では、残念ながら、自分の身体のサインに対して日頃から意識を向けている方はま
くじらいいく子OFFICIALくじらいの公式サイトです!美しい満月でした。向田邦子さんの作品に「大根の月」というものがありました。大根を薄く切ってまん丸にならない時にはそれは十三夜になるのかな。ほんのり欠けている十三夜が好きです。多分その十三夜あたりのことを向田邦子さんは「大根の月」と言っていたのかな。もう一度読みたくなりました。昨日の満月はしっかりとまん丸にそして厚めに切った大根のようでした。
股関節の痛みを訴える方と話していると、「特別なことは何もしていないのに、なぜか痛みが続く」という声をよく耳にします。実はこの“特別なこと”の中に日常動作が含まれていないケースがほとんどです。私たちがもっとも多くの時間を過ごすのは家の中。その環境が和式なのか洋式なのかによって、股関節にかかる負担の方向性は大きく変わります。和式環境で起こりやすい股関節への負担和式生活では床に近い位置での動作が多く、あぐら・正座・横座りといった姿勢が日常的に登場します。これらの姿勢は股関節
くじらいいく子OFFICIALくじらいの公式サイトです!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・あれ~~~💦なんとなくここ最近悪くないほうの膝がちょっと痛くなってきたかも。鍼灸の院長によると「悪いほうの膝をかばっているからね~」とのこと。そのかばい方は無意識なので全く自覚なしです。先日もたくさん歩いた翌日悪くないほうのふくらはぎが猛烈な筋肉痛になってビックリしました。まだ後遺
股関節痛のセルフケア方法はここ数年で一気に増えました。YouTubeでは専門家からインフルエンサーまで、数多くのセルフケア動画が発信されています。さらにテレビの健康番組、NHK、健康雑誌などを合わせると、紹介されているセルフケアは驚くほどの数になります。便利な反面、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人が増えています。臨床でも「この動画のストレッチはやったほうがいいですか?」「テレビで紹介された体操は股関節に効果がありますか?」と質問が増えています。万人に合うセルフ
この紅葉の色の名前は・・・「バーミリオン」と言って絵を描くときに注意をしないととびぬけてそこだけ人工的な配色になってしまう。紙の上にこの色を落とすと「自然界にはない色なのだなぁ」なんて思うけど実際に紅葉の中に見つけてあらら自然界は懐が大きいですね。素敵!赤はいつでも「カドミウムレッド」油絵学生の時先生が「ほかの色は口に入れてもいいけどこのカドミウムレッドだけは口に入れるな死んじゃうぞ!」と言っていましたっけ。
紅葉ってそんなに得意ではなかったのに里山の紅葉がなんだかとっても心地よくてそして圧巻で見とれました。神様はみんなを驚かせたかったのかな。散る間際に赤く染まれって指示を出したのかな。落葉樹だけが『ハイ!了解!!』って快諾したのかな。どこかの行楽地では紅葉を見るのに車の渋滞の列ができているらしい。でもここでは人はほんの少しだけ。見に来ている人たちはみんなとても静かに見ているのでした。
「歩き方を変えれば楽になりますよ」「股関節の可動域を広げましょう」リハビリではよく耳にする言葉ですが、実は股関節の痛みの本質は、もう少し深いところにあります。それが骨盤・脊柱・下肢の連動性です。股関節は単独で動いていない多くの人は「股関節=太ももの付け根の関節」と考えがちですが、実際には・骨盤の傾き・仙腸関節の微細な動き・腰椎から胸椎の回旋・体幹の安定性・足部の接地の仕方これらが連鎖することで初めて股関節はスムーズに動きます。つまり股関節の痛みは股