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徳を以て徳に報いる二宮尊德一日一言わが教へは、徳を以て徳に報うの道なり。天地の徳より、君の徳、親の徳、祖先の徳、其の蒙る処人々みな広大なり。之に報うに我が徳行を以てするを云ふ。君恩には忠、親恩には孝の類、之を徳行と云ふ。さてこの徳行を立てんとするには、先づ己々が天禄の分を明らかにして、之を守るを先とす。(夜話128)【略解】「徳行を以て徳恩に報いる」は翁の根本思想ですが、その徳行に先立ち天禄の分(おのが徳分)を明確にして、それを守る
京都事務所、チワワです。本日は『京都から日本を動かす!』をスローガンに掲げる、若手経営者による西田昌司後援会「ガルーダベース経世済民塾」の正副塾頭・事務局会議が開催されました。塾頭の方々による各地区の状況報告ののち、西田議員による国政報告をさせていただきました。西田議員は、国政報告の中で、『一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め。(江戸時代の儒学者佐藤一斎)』意味:ひとつの灯りを提げて暗い夜道を行く時、暗夜を嘆いても暗夜そのものを変えることはできない。われわ
「志を立てて成功するには、恥をかくことが肝心である」佐藤一斎の名言である。佐藤一斎は、美濃国〈みののくに〉岩村藩の家老佐藤信由〈のぶより〉の次男として生まれた、江戸時代後期の儒学者である。門下生には、佐久間象山〈さくま・ぞうざん〉、山田方谷〈やまだ・ほうこく〉、渡辺崋山〈わたなべ・かざん〉などがいるが、彼ら門下生などから、一斎の教えが、幕末から明治維新の激動の時代に命を賭して新しい日本をつくるために尽くした指導者たちに大きな影響を与えたといわれている。
「一燈照隅、万燈照国」(最澄)「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。」(佐藤一斎「言志四録」)https://t.co/HP8N0XeuXM—伊佐君美(@kimiyoshi_isa)2024年3月29日果て無きことは知っている。俺に時間が無い事も。生きる事に飢えている。だから生くのだろう。(THEBACKHORN「ひょうひょうと」)
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第121回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『天道(てんどう)は漸(ぜん)を以(もつ)て運(めぐ)り、人事は漸(ぜん)を以(もつ)て変(へん)ず。必至の勢いは、之(これ)を卻(しりぞ)けて遠ざからしむる能(あた)わず、又、之(これ)を促して速(すみや)かならしむる能(あた)わず。』《言志録4》【訳文】「自然などの天の道理はゆるやかにめぐり動き、人間界の事象もゆるやかに変化するものである。ここには成る
佐藤一斎『重職心得箇条』を読む/安岡正篤Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★★★3年ぶり6回目。グロービス経営大学院において、今は経営戦略やマーケティング分野、モノ系講師だけれどもいずれヒト系などにも携わることが出来たならばこの「重職心得箇条」は是非触れたい。日本人としてのリーダーシップは斯くあるべき、と教えてくれる古典は他にあっただろうか。佐藤一斎
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第120回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『胸憶虚明(きょうおくきょめい)なれば、神光(しんこう)四発(しはつ)す。』《言志録161》【訳文】「心の中にわだかまりがなくさっぱりとしていれば、精神の光が四方に輝く。」参考文献:講談社学術文庫《言志四録(一)言志録》********気がかりな事があると、心はすっきりしません。気になることや不安な事は、案じているだけでは何も解決しま
「一生、修養を続ける」賢は賢なりに、愚は愚なりに修養を続ける事が大事なんですね。百歳を超えた松原泰道(たいどう)氏はこう語ったという。「佐藤一斎(いっさい)が『言志晩録(げんしばんろく)』の中で、たとえ視力や聴力が落ちても、見える限り、聴こえる限り、学を廃すべからず、と言っている。私も老いてきましたが、この言葉を糧として死ぬ間際まで読むこと、書くこと、話すことは続けていきたい」同様に、百歳を超えた伊與田覺(いよださとる)氏の言葉。「東洋の老いは人間完成に向けた成熟期なのです
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…九十年の生涯を修養に生きた常岡一郎氏の言葉がある。「勤勉、努力、誠実の積み重ねは明るい心を生む。わがまま、勝手、怠け、不実、その積み重ねが暗い心、冷たい心、ずるい心、苛立つ心になる」修養は明るい心をつくる努力、とも言えよう。人の上に立つ人の心得を説いた古典の名著『大学』は「修己治人(しゅうこちじん)」と教える。己を修めて初めて人を治めることができる、ということである。「治める」は支配することだけではない。「
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第119回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『一物(ぶつ)を多くすれば斯(ここ)に一事(じ)を多くし、一事を多くすれば斯(ここ)に一累(るい)を多くす。』《言志録219》【訳文】「物が一つ増えれば、やることが一つ増える。やることが一つ増えれば煩わしさが増える。」参考文献:講談社学術文庫《言志四録(一)言志録》********ここでいう「物」とは余計な物、余分な物という意味だと思い
【楽しみを見出す工夫】佐藤一斎の心に響く言葉より…《人は忙しい中にも静かにくつろぐような心を持たなくてはならないし、苦しみの中にあっても、そこに楽しみを見出す工夫をしなければならない。》(佐藤一斎・儒学者/三〇〇〇人とも言われる門性の中から、日本をリードする多くの人物が育つ)大きい仕事を成そうという人は、大変忙しい。そこまでいかない凡人の私たちもやることはたくさんあって物事に追いかけられる。だがその中にあっても、くつろぐ時間をつくって本をじっくり読んだり、人と会って楽しく
佐藤一斎の心に響く言葉より…《人は忙しい中にも静かにくつろぐような心を持たなくてはならないし、苦しみの中にあっても、そこに楽しみを見出す工夫をしなければならない。》(佐藤一斎・儒学者/三〇〇〇人とも言われる門性の中から、日本をリードする多くの人物が育つ)大きい仕事を成そうという人は、大変忙しい。そこまでいかない凡人の私たちもやることはたくさんあって物事に追いかけられる。だがその中にあっても、くつろぐ時間をつくって本をじっくり読んだり、人と会って楽しく
齋藤孝氏の心に響く言葉より…《著眼(ちゃくがん)高ければ、則(すなわ)ち理を見て峽(き)せず。》(佐藤一斎/緑・88)出来るだけ大所高所に目をつければ、道理が見えて、迷うことがない。人は、自分の利益を自分の快楽にだけ直結させていると、どうしても視野が狭くなっていきます。ですから成長するとともに、意識的に視点を少しずつ上へ持っていくようにすることが大切です。そうして視点が高くなれば、全体と自分の関係が見えてくるので、自分の利を捨ててでも全体にとって利と
「言志四録(三)言志晩録」(佐藤一斎、著/川上正光、全訳注/講談社学術文庫)を読了しました。この本は、裏表紙によると、『第三巻には、「言志晩録」二百九十二条をおさめる。佐藤一斎が、六十七歳より七十八歳までのおよそ十二年間に書き記した文章である。学問修養・倫理道徳から政治法律・風流韻事に至るまで、人間生活のあらゆる局面における身の処し方・心構えが説かれている。政治家も実業家も学者も若者も、それぞれの立場に応じて味読すべき金言の宝庫である。』となります。私は、原文の書き下し文を、およそ一日に2つ
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第118回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『聖人(せいじん)は死に安(やす)んじ、賢人(けんじん)は死を分(ぶん)とし、常人(じょうじん)は死を畏(おそ)る。』《言志録132》【訳文】「聖人は生死を超越しているから、死に対して心が安らかである。賢人は生者必滅の理を知っているから、死を生きている者のつとめだと理解してあわてない。一般人は、ただ死を畏れて、取り乱す。」参考文献:講談社学術文庫《言志四
おはようございます。今週は寒い1日でしたね。特に水曜日は当地は、雪が積もっており、車が出せず、御予約延期もあり、お客様には申し訳なかったです。先日、インスタで、突然、見知らぬかたからダイレクトメールいただきました。同じカフェをフォロー繋りだったようで、私の占い、体験してくださったお客様でした。で、その後の進捗状況を教えてくださいました。お仕事にしたかった手相のよい先生と出会えたそうです。淡々と現職場で仕事しながらそんな転機が訪れるとは思ってなかったそうなんです
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第117回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『自(みずか)ら責(せ)めること厳(げん)なる者(もの)は、人を責めることも亦(また)厳(げん)なり。人を恕(じょ)すること寛(かん)なる者は、自(みずか)ら恕(じょ)することも寛(かん)なり。皆一偏(ぺん)たるを免(まぬが)れず。君子(くんし)は則(すなわ)ち躬(み)自(みずか)ら厚(あつ)うして、薄(うす)く人を責(せ)む。』《言志録30》【訳文】「自
経営者が向き合うべきはSNSでなく社員の本音「人を育てる」ことをあまりにも忘れている経営者が向き合うべきはSNSでなく社員の本音重い足取りで会社に向かう。自席に1枚のメモ紙。「一燈(いっとう)を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈に頼め」(佐藤一斎『言志四録』)10年ほど前、関西のあるアパレル会社の部長が、こんな…toyokeizai.net
僕はトイプードルのペレ結婚相談所を運営しているご主人と散歩に行く時は、必ず神社に立ち寄ってみんなの良縁祈願のお参りをするのが日課だワンそんな僕が婚活に役立つ名言・格言を教えるよ今回は、江戸時代後期の儒学者として知られる、佐藤一斎の名言だワン「春風を以て人に接し秋霜を以て自らを慎む」。自分に甘く他人に厳しいと、自己中心的な行動に繋がってしまうから、春風のように穏やかで優しい心で人に接し、冬の雪でなくとも秋におりる冷たい霜ぐらいは自分に厳しく行動したいもの日頃からこの名
聖徳太子の理想は揺るがなかった私の手元に越川春樹著「人間学言誌録」(以文社)という本があります。その中の一節「史書を読め」の項です。人の一生というのは、幼少と老後を除けば40~50年だその中でも道を求め学問をする歳月というものはまことに少ない。佐藤一斎がいうには、その間に見る歴史はほんの一部分だから長い歴史の数千年の事跡が自分の胸中に羅列されるならば、痛快である。その視点は人情と事変である。その興亡には原理原則があるから学ぶことで自分の人生は何倍をも豊かになるだろ
12/8、12/9は、今年お世話になった岐阜県恵那市岩村の方々が、都内へ来られるというので、史跡巡りに随行させていただきました。12/8は、佐藤一斎墓所と林家墓地。いずれも、通常は一般非公開の墓所です。そして、12/9は、佐藤立軒墓所と湯島聖堂などを巡りました。2日間とも、12月というのに季節外れの「小春日和」。冒頭の写真2枚は、湯島聖堂です。そして、最後の写真は、佐藤一斎の3男・立軒の墓所。佐藤一斎顕彰碑も建立されています。この2日間、岩村の皆様と同行したほかに、近隣の多数の史
<11月3日の十月桜>備中松山藩の財政を立て直したことで知られている山田方谷。近々、高梁市に調査にいくために下調べをしていたら、「郷学」として知られている閑谷(しずだに)学校で教えていたことが分かった。一度だけ訪れたことのある閑谷学校は今でも人里離れた地に静かにたたずんでいる。その地でどんな風に活動していたのか?知りたいと思う。もう一つ知りたいこと。朱子学から陽明学へと転じた山田方谷と、同じく陽明学を身をもって実践した西郷隆盛との接点があったのか、なかったのか。
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第116回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『凡(およ)そ人と語るには、須(すべか)らく渠(かれ)をして其(そ)の長(ちょう)ずる所(ところ)を説(と)かしむべし。我(われ)に於(おい)て益(えき)あり。』《言志録62》【訳文】「人と話す際には、相手の長所を話させるがよい。自分に有益なところがある。」参考文献:講談社学術文庫《言志四録(一)言志録》********人の話を聴くとき
今日は、私たちが佐藤一斎の「言志四録」から学ぶべき言葉をお届けします。心は現在なるを要す事未だ来らざるにむかうべからず事己に往けるにむかうべからずわずかに追いわずかにむかうともすなわち、これ放心なりこの言葉は、過去や未来に捉われず、ただ今を大切に生きることの大切さを教えてくれます。異なる言葉で表現されていても、多くの哲学者が同様の考えを共有しています。過去や未来にとらわれず、今を全力で生きることが、私たちの人生に素晴らしい意味をもたらすのです。このブログは、睡眠と栄養に
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第115回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『看(み)来(きた)れば宇宙内(うちゅうない)の事(こと)、曷(なん)ぞ嘗(かつ)て悪(あく)有(あ)らん。過不及(かふきゅう)有(あ)る処(ところ)即(すなわ)ち是(こ)れ悪(あく)なり。看(み)来(きた)れば宇宙内(うちゅうない)の事(こと)、曷(いずくん)ぞ嘗(かつ)て善(ぜん)有(あ)らん。過不及(かふきゅう)無(な)き処(ところ)即(すなわ)ち是(こ)れ善(
つい先日全4巻の文庫を読み終え同じシリーズの本を手に取って進めていますが、他にも気になる本がたくさんです秋といえば、食欲も気になるし読書も気になる欲張りな秋。みなさまこんばんは三重県津市でエステティックサロンLotusLandを経営している香月です物事の根っこになることが人一倍気になるようで、考え出したら徹底的に知りたい欲が止まらない最近の香月は江戸にどっぷりです。新潟は長岡藩の河井継之助に影響を与えた備中松山藩の山田方谷。この山田方谷に影響を与えたのは『言志四録
「晩年を美しく生きるには」確かに晩年に生きてきた結果があらわれますよね、自分は晩節を汚さないように生きたいと思ってます。佐藤一斎の次の言葉の通りだ。「少にして学べば、即ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、即ち老いて衰えず。老いて学べば、即ち死して朽ちず」《人を看(み)るには只(た)だ後の半截(はんせつ)を看よ》(菜根譚)人を見るには、後半生を見ろ、ということ。「終わりよければすべてよし」という言葉があるが、晩年が特に大事なのだ。晩年は、自分が生
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第114回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『耳・目・口・鼻・四肢(しし)・百骸(ひゃくがい)、各(おのおの)其(そ)の職を守りて以(もつ)て心に聴く。是(こ)れ地の天に順(したが)うなり。』《言志録95》【訳文】「耳、目、口、鼻、手足、身体の各部分は、それぞれ自分の職務を忠実に守って心の支配を受ける。これは地が天に従うのと同じ道理である。」参考文献:講談社学術文庫《言志四録(一)言志録》**
人生、学びを忘れたら廃れるのみ学生じゃないからこそ学ぶコトが大切になるhttps://ameblo.jp/hiroo117/entry-12821815749.html『佐藤一斎の言葉』藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…佐藤一斎(いっさい)は一生を己事究明(こじきゅうめい)、即ち人間学の究明に生きた人である。その言葉を動乱の中を生き抜いた…ameblo.jp
【言志四録を詠み解く引き寄せ短歌シリーズ】第113回です。佐藤一斎の《言志四録》の《言志録》からご紹介します。【書き下し文】『心の邪正(じゃせい)、気の強弱(きょうじゃく)は、筆画(ひつが)之(これ)を掩(おお)うこと能(あた)わず。喜怒哀懼(きどあいく)、勤惰静操(きんだせいそう)に至(いた)りても、亦(また)皆(みな)諸(これ)を字に形(あら)わす。一日(いちじつ)の内(うち)自(みずか)ら数字(すうじ)を書(しょ)し、以(もつ)て反観(はんかん)せば、亦(また)省心(せいしん)の一助