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徳を以て徳に報いる二宮尊德一日一言わが教へは、徳を以て徳に報うの道なり。天地の徳より、君の徳、親の徳、祖先の徳、其の蒙る処人々みな広大なり。之に報うに我が徳行を以てするを云ふ。君恩には忠、親恩には孝の類、之を徳行と云ふ。さてこの徳行を立てんとするには、先づ己々が天禄の分を明らかにして、之を守るを先とす。(夜話128)【略解】「徳行を以て徳恩に報いる」は翁の根本思想ですが、その徳行に先立ち天禄の分(おのが徳分)を明確にして、それを守る
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…九十年の生涯を修養に生きた常岡一郎氏の言葉がある。「勤勉、努力、誠実の積み重ねは明るい心を生む。わがまま、勝手、怠け、不実、その積み重ねが暗い心、冷たい心、ずるい心、苛立つ心になる」修養は明るい心をつくる努力、とも言えよう。人の上に立つ人の心得を説いた古典の名著『大学』は「修己治人(しゅうこちじん)」と教える。己を修めて初めて人を治めることができる、ということである。「治める」は支配することだけではない。「
(全1133条)一覧はこちら『言志四録~はじめに~』Ⅲ言志晩録(全292条)佐藤一斎67歳~78歳(1838年~1849年)◆◇◆今日のことば◆◇◆【言志晩録292条より】真我は万古に死せず『言志晩録』【言志晩録】はしがき【言志晩録1条より】為学と為政【言志晩録2条より】狂と狷二則その1【言志晩録3条より】狂と狷二則その2【言志晩録4条より】修養の工夫【言志晩録5条より】胸中虚明【言志晩録6条より】心は平なるを要す【言志晩録7条よ