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アドラー心理学には、「子どもの不適切な行動」と呼ばれる、子どもの行動を5段階に分類したものがあります。僕は色んな親から相談を受けていますが、子どもと上手く関係を築けていなかったり、子どもの行動や言動に悩んでいる親の話を聞くと、大体この「子どもの不適切な行動」にぴったり当てはまる。この考え方を知っておくことで、なぜ、子どもが不適切な行動をするのか?子どもに適切な行動をしてもらう関わり方とは?今の親子関係がどの段階にいるのか?不適切な行動にハマってしまったら、どうしたらいいのか
ゲームについて重要な話をします。子どもがゲームばっかりするようになる理由を話しておきたいと思います。子どもがゲームをする理由は、2つあります。1つは、純粋な娯楽のため。もう1つは、現実逃避のためです。ゲームが中毒性あって、のめり込んでいく仕様になっているのは事実だと思います。やっているとすごい楽しい。だからと言って、子どもはゲームにしか興味を示さないのか、っていうと、そんなことはありません。子どもは、・ゲームもやる・工作もする・絵も描く・体も動かす・音楽もする・
ゲームの話を書くなら、これも書いておかないといけない。「ゲームをしていると視力が落ちるのか?」です。「本当に、ゲームをしていると目が悪くなるのか?」っていう問いに対しては、僕は、「半分YES」っていうスタンスです。たしかに、ゲームは、特に携帯ゲーム機は、目に近いし、焦点が固定されやすい。さらに、ゲーム画面って、目まぐるしく動くから、特に3Dのゲームなんかは目が疲れる。だから、目は悪くなると思う。じゃあ、なんで"半
「子どもには成果を出してほしい」「子どもには目標を達成してほしい」「子どもにはできないことをできるようになってほしい」そう思っている親も少なくないでしょう。そう思う親がよくやりがちなのが、「子どもの言質(げんち)を取る」です。「やるって言ったよね?」「自分からやるって言ったのに、なんでやめるの?」「やるって言ったのに、やってないじゃない!」「自分が言ったことには責任を取りなさい」などなど・・・子どもが
結論から言えば、「行った方がいい」とは思う。同年代の人たちとの交流や、集団の中で対人関係の経験を積む。勉強は自分でもできるっちゃあできるけど、みんなが当たり前のように勉強する環境に自分の身を置くと、自分も当たり前のように勉強をしたりする。最近、ゆたぼんくんVSひろゆきさんの論争が話題になってる。そこに、メンタリストDaigoさんやら、茂木さんやらコメントを残したりしてる。僕自身は、学校に行ってたし、今振り返れば、学校に行ってて本当
親の自己受容勉強会のお知らせをさせてもらったら、続々と参加申込をいただきました。嬉しいですね~ヽ(´ー`)ノ「忘れないうちに申し込んでおこう!」っていう人は、こちらから参加申し込みできます。━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─◆DAY12024年5月15日(水)10:00~12:00「子どもが自立し、幸せに生きるための親の自己受容」参加費:3,300円DAY1申込フォーム※アーカイブ視聴をご希望の方もこちらから申し込んでね※申
『遊びの解放』って、「子どもに何でもやりたいことをやらせる」っていうのと混同されがちなんですが、違います。「子どもに何でもやりたいことをやらせる」っていう関わりと、「親が、遊びの制限を取り払う」っていう関わりは全然違います。『遊びの解放』は、ただ親が制限をやめるだけ。何かをやらせようとしたり、何かをやってあげようともしない。ただ、やめるだけ。「何でも好きなことをやれるんだから、それは甘やかしで
子どもに怒鳴ったり。子どもをコントロールしようとしたり。子どもにしつけようとしたり。子どもを叩いたり。その行為は、あんまりよろしくないんだけど、どんな親であっても、「子どもへの愛に溢れた存在」なんだよね。親が、子どもを怒鳴ったりするシーンを見ちゃうと、僕らはどうしてもその「見えていること」に囚われてしまうから、怒鳴っている親を「この親は、ひどい親だ」って、行為から人格や、人間性を決定づけようとしてしまう。
巷には、色んな子育ての考え方とか、理論とかが蔓延ってて、僕が言ってる「子どもの自立モデル」とか、BASEの考え方もそうなんやけど、重要なのは、「じゃあ、自分の場合はどうしたらいいの?」っていうこと。理論とか思想とかは、今の時代、調べたらブログ、SNS、Youtubeなど、いっぱい出てくる。本を読んだりするのもそうだよね。正味、僕が言ってることも、そんなに珍しくなくなってきてるように感じる。いや、僕の周りにそういう人が多いから、そう感じてるだけかもしれん
雪が積もって喜ぶと、雪国の人には良い顔されません(笑)雪が降ると雪かきは重労働だし、しかも、早起き。車社会なので車必須なのに、車が雪に埋もれたり、滑ったりする可能性があるから、運転に神経使う。でも、僕はもう、「どんな状況でも、どう楽しむか」っていうマインドを身に付けてしまったので、「雪が降って運転しにくいなら、運転の練習にちょうどいい!」とか、「雪かきは、家にこもりがちなので、運動にちょうどいい!」とか思ってしまいます。
この記事にいただいた質問に答えていきます!こんにちは。>安心してることを幸せだと勘違いしちゃうという一文に「えっ!?😲」と思ってしまいました。私は安心が幸せだと思って長らく生きてきたので……もちろん私自身親から受け継いだ、苦しんでなんぼ!の人生でした(笑)なので、佐伯さんが仰る安心=幸せでは無い、という部分の意味をもう少し教えて頂けないでしょうか?━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─親から「苦しんでなんぼ!」を受け継ぐと、「苦しみから解放され
教育の価値とは、「教育を受けた人がより良い方向に変化していくこと」だと思うんよな。素晴らしいコンテンツを提供することじゃない。コンテンツの素晴らしさよりも、その教育を受けてより良い変化をしていくことの方が価値が高い。言い換えれば、「いくらコンテンツが素晴らしくても、人が変わらなければ教育的価値は無い」ってことだし、「コンテンツが謎でも、人が変わるなら教育的価値が高い」っていうこと人の変化を起こすこと>コンテン
「子どもに勉強をしてほしい」そう思う親によく聞くのが、「あなたは、最近、何を勉強していますか?」です。子どもは親の行動をよく見ています。親が勉強をしていれば、勉強をしようとするかもしれない。親が勉強をしていなければ、勉強をしようとは思わないかもしれない。ただ、「親が自分がやりたくて勉強をしている」っていうことが子どもに与える影響は、「背中を見せる」ってことだけじゃない。親が、自分がやりたくて勉強をして
夫婦でさ、「話を聞いてほしかっただけなのに、一生懸命アドバイスされて、全然聞いてもらえなかった」っていうこと、ありますよね。よく、「女性は、話を聞いてほしいだけの時がある」「女性は、話に共感してほしいだけの時がある」「男性は、具体的な解決策を求めている時がある」「男性は、結論を求めたがる時がある」って言うんやけど、これって、男女共にあるよね。例えば、お母さんが、子どもの話を延々と聞かされる時。ゲームがどうした
僕がコミュニケーションを学び始めた最初の衝撃が、「こんなに長いこと黙って話を聴いてもらったの初めて!!」っていう実感でした。意見を挟まず、アドバイスも無く、否定も、批判もなく、「ん?」みたいなのもなく、「えぇ!」みたいなのもなく、ただひたすらに、「うんうん♪」って言いながら聴いてくれる。それのなんと気持ちいいことかそれが僕が最初に感じた感動でした。これって言い換えれば、「27年間、黙って最後まで
「子どもが楽な方へと流れていってしまうことが心配」ということは、親が「本来は、もっと苦しみ、辛くあるべき」「苦しみや辛さを感じ、それに耐えて、我慢してやるべき」って考えてる、ってことよね。苦しみや辛み、我慢の方に行こうとしないから、「心配」なわけです。僕は、その考えも否定しません。ただ、「苦しむべき」「辛くあるべき」って親が思ってるわけなんだけど、それって、「子どもに苦しんでほしい」「子どもには辛
昨日から「親の自己受容勉強会」の案内を始めたんですが、さっそく申し込みがあって、「はやっ!」ってなってました(笑)申し込みはまだまだ受け付けています!━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─◆DAY12024年5月15日(水)10:00~12:00「子どもが自立し、幸せに生きるための親の自己受容」参加費:3,300円DAY1申込フォーム※アーカイブ視聴をご希望の方もこちらから申し込んでね※申し込んだら、自動返信メールが
「うちの子は、すぐ楽な方へ流されるんです」っていう悩みについてです。この悩みの背景には、「がんばることが正しい」とか、「苦労はするべきだ」とか、「苦しまなければいけない」みたいな思い込みがあるわけです。だから、子どもが楽をすることが悩みとして挙がってきます。子どもがリラックスしていたり、自分の好きなことをしていると、許せない。安心して、安全な状態で、のほほ~んとしていると、「がんばるべきだ」みたいな思い込みが働いて、「楽をするな!」って怒りたくなっちゃう。個人的には、楽していいじ
「子どもが親に反抗するたった一つの理由」にいただいたコメントです。━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─おっしゃっることはよくわかります。ですが、一概にそうとは言えないのが子供という存在です。「親が嫌がることをする」ことだけが理由ではありません。感覚過敏の子もいますし、何でも「イヤ」と言って自己主張する子もいます。どれもその子の個性ですが、親の経験が浅い上にある種の「育てにくい」子であると、子供が求めることが親に解決できないということも大いにありえま
子どもが自分から勉強を始めるためには、「遊びの解放」が必須です。子どもの自立にも、「遊びの解放」は必須です。「遊びの解放」をするには、「親の自己受容」が必要不可欠です。そのことは、10年前から、散々言い続けてきました。実践してくれた親の子どもたちは、少しずつ変わっていき、学校に行き始めたり、勉強を始めたりしています。なんでか?「子どもが自分の人生を生き始めたから」です。
「イヤイヤ期」とか、「反抗期」とかっていって、よく子どもが親に反抗することが話題にあがりますが、僕らは本質的なことを見逃しがちなんです。子どもは、「そういう成長過程だから、反抗する」んじゃないんです。子どもが親に反抗をする理由は、たった一つです。「親が、子どもが嫌がることをしている」っていうこと。もう、ほんと、それだけ。だから、子どもが嫌がることをやめれば、反抗は止まります。というか、反抗する理由がなくなるんです。
昨日の記事をFacebookでシェアした時に、あるママさんのコメントがなるほど、って思いました。「ゲームは『やりなさい!』と強制されることが少ないから、『楽しい』と感じる子どもが多いんじゃないか」っていう感じのコメントでした。このコメントを読んで、思い出すことがあるんです。それは友人親子の話。当時、子どもは1歳半くらいで、まだ言葉もほとんど喋れない。あんまり泣いたりしない子で、お風呂が大好きだったんですね。お父さんがお風呂に入れようとしたら、サッ
ここ2、3回の記事が分かりやすかったのか、アクセスがいつもの4倍~10倍に跳ね上がりました。みなさま、読んでくれてありがとうございます。僕は、何度もブログには書いていますが、ゲームが大好きで。今でもやります。あまりゲームをやったことがない人からすれば、「ゲームなんて所詮作り物の世界でしょ?」「現実の世界の方が刺激がたくさんあって、教育にはいい」「ゲームなんてしているくらいなら、外で遊んでほしい」って思うかもしれません。
子どもが不登校になった時に、・子どもの将来を案ずる・子どもの不登校を問題視すること・子どもをかわいそうだと思うこと・子どもを支援しなきゃと思うことと思っちゃうかもしれません。そもそも『不登校』って、何だと思いますか?答えは、簡単。「子どもが学校へ行かない選択をしたこと」です。それ以上でも、それ以下でもありません。不登校とは、「子どもの身に起こった問題」でもなければ、
『自己受容』とか、『自分を生きる』とか、『自分を認める』とかっていうのは、「何も変えなくても、今のままでOK」って心から思えていること(=そういう態度や行動を取っていなくて、平然としていられる)と、「他の誰かになろうとしていない」ってことだと思うのね。「自分のままでいる」「他の誰かになろうとしていない」この2つが『自己受容』だと思う。子どもへの関わり方で言えば「今のままの子どもで満足する(=認める
『親が変われば子どもも変わる』っていうじゃないですか。「子どもを変えてから、親が変わる」ではなく、「親が変わってから、子どもが変わる」っていうこの順番が大事なのね。でも、これね、とても勘違いしやすいことでもあります。おそらく、『親が変われば子どもも変わる』は、多くの文脈で、「親が、自分じゃない別の誰かになれば、子どももそれに合わせて変わる」って語られることが多いように思います。たしかに、それでも子ども
「なぜ、夫が家事をしないのか」っていう話です。これ、子どもの将来にも繋がる大事な話。息子が将来、何もしないダメ男になるのか、そうでないのか。娘が将来、何もしないダメ男に引っ掛かるのか、そうでないのか。「なぜ、夫が家事をしないのか」について考えていくと、「どうしたら、将来、息子がダメ男にならないか」「どうしたら、将来、娘がダメ男に引っ掛からないか」が見えてくる。「なぜ、夫が家事をしないのか」っ
「子育ての成功」とは、「子どもが幸せを感じられてること」だよなー。たとえ、親が良い親で、人から称賛されるような関わり方をしていても、子どもが不幸を感じているなら、その子育ては失敗だということになる。逆に、親が子育てに自信がなくて、人から「大丈夫?」って思われるような関わり方をしてても、子どもが幸せでいられているなら、その子育ては成功だということになる。子育ての成功子育ての失敗これを決めるのは、「子どもからの評価」であり、
僕はお知らせとか案内とか苦手なんだよね。いつもギリギリになっちゃう(笑)YoutubeLiveは、毎月第2水曜日と第4水曜日にやってるので、今月は、4月10日(水)20:00~21:00テーマ「新学期始まったけど、どない?」参加URL↓↓BASELive「新学期始まったけど、どない?」◆佐伯和也とLINEで友達になりませんか?↓↓↓https://kaihou.biz/l/u/baselive_line\↓友達追加でプレゼント↓/🎁ゲームをする子
コメント失礼致します。小学2年生の息子が、休校明けから不登校になりました。学校に強い不安があり、家ではゲームばかりです。こちらの記事を読ませて貰い、少し気持ちが軽くなりました。一つ質問がありまして、息子が自閉症スペクトラムで通院しております。そのような息子でも、対応は同じで良いのかお聞きしたくコメントさせて頂きました。文章が読みにくいかと思いますが、宜しくお願い致します。━─━─━─━─━─━「学校に行きたくない」って言えた子どもも、それを受け入