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先日お伺いしていたクライアント様に、20代後半~30代前半の子育中の女性が2名、入社されていました。住宅会社にとってまさにど真ん中のターゲットです。この年代のお客様が結局のところ、一般的な住宅会社にとって最も来場が多いので、ロープレの相手をしていただくのにちょうど良いなと思い、営業さんの前で私が実際に接客をするシーンを見ていただきました。私、常々お伝えしていることは、初回接客ではとにかくヒヤリングが重要であり、このヒヤリングについて、やってお見せしたかったのです
私、これまでにいろんな方とコラボしたいと思い、いろいろな方に厚かましいお願いをしてきました。世界的和紙デザイナーの堀木エリ子さん。ABCクッキングスタジオの創業者の志村なるみさん。直近で言えば、群言堂の創業者、松場登美さん。そして降伏論の著者でもある高森勇旗さん。弊社のクライアント様を前に講演していただきたい、という依頼をしたのですが、なかなか連絡がつかなかったり、最初の数回はお断りいただいたりと、なかなか進みませんでした。でも私、諦めが悪いタイプでして、一度
これからの時代、住宅会社は地域の魅力的な異業種企業やお店とコラボしていく必要があります。(というか、以前から必要です)弊社のクライアント様に対しても、過去から異業種とコラボしてさまざまなイベントを開催していきましょう、というご提案をしてきました。そしてその提案を見事にすぐ実践していただける、クライアント様も多数、おられます。そういうクライアント様に共通するのは、地域のいろんな方やお店・企業とつながるのがとても上手であるということ。好奇心旺盛で社交的。陽
私が最初に勤めさせていただいた会社は、当時、業界最大手でとにかく人がたくさんいました。過去にも何度かこのブログの中で書きましたが、まあ仕事ができず、直接のラインから外れ、会社にしがみついているオッサンが結構いました。商品スタッフというポジションが与えられていたのですが、自分が担当している商品の知識もカタログに掲載されているレベルのことしか知らず、実際にお客様に同行してもらっても、正直、お客様の心に刺さる提案も出来ず、ただただ会社にしがみついている感じでした。そう
いろんなエリアの住宅会社の経営者とターゲティングについてお話をしていると、「このエリアには、そんなに所得が高く、お洒落な方なんていないですよ」とおっしゃる方が結構おられます。でもその見解は、ほぼほぼ間違っている、と個人的に感じています。どのエリアにも洗練された方はおられる、ということを私が痛感したのは、石川県加賀市にある、あるカフェとアパレルショップにたまたま入って、その店内の値札の高さとその客層の高さを目の当たりにした時でした。そこのカフェの平均単
住宅会社がやるべき業務は膨大です。商品企画・商品開発、マーケティング、営業、設計&各種申請。お施主様との仕様打合せ&確定、資材調達、工程管理、品質管理、コスト管理、アフター対応などなど。これらの業務を規模の大小問わず、住宅会社は全てやっていかなくてはなりません。これらの莫大な業務量をこなしていくには、当然社長一人でできる訳がありません。社員さんにお願いしたり、外注業者さんに業務の一部をお願いしたりして、とにかくこれらの業務を回していかなくては、
私が各クライアント様のスタッフさんに頻繁に言い続けていることの一つに「とにかく一流の接客・おもてなしを体験する」ということがあります。一流の定義とは、飲食店の場合、味も器もお店のしつらえも、そして接客おもてなしも、全ての要素でバランスが取れた高レベルで、また行きたいと思えること、です。私がクライアント様をお連れするお店は、この条件に当てはまったところでして、なるだけ多くの方に一流に触れていただきたいと考えております。私が日頃、京都や滋賀で通わせていただ
一流の営業になれるかどうか?一流の設計になれるかどうか?私、これはすぐに見抜けます。「人の話を聴く姿勢」と、日頃からどれだけコツコツと学んでいるか?この2点で一流になれるかどうかが決まりますし、その2点を習得しているかどうかは、話をすればすぐに見抜けるのです。例えば研修でいろんな方に集まっていただいて私が重要な情報をお伝えさせていただいたり、研修の中であるスタッフさんを当てて発表していただいている時、話をしている人の方に体を向け、話をしている人が気持ちよ
住宅会社は、家を建てたい方に対し、住宅を建ててお引渡しをして、利益をいただくビジネスです。そして建材販売会社は、住宅や建築物を建てる建設会社に建築資材を販売して利益をいただくビジネスです。2019年頃までは、物価もここまで上昇していなく、更に建築コストも上していなかったので、住宅を建てられるエンドユーザーも多く、住宅業界はまだ活気がありました。ところが、建築コストの上昇に加え、この物価上昇、更にここにきて金利の上昇問題等も重なり、この先、家を建てようと前向きな
この業界で昔からいる、頭の悪い営業が、まだまだ業界内には存在するなぁ、とちょっとビックリしております。その昔、契約書にお客様のサインだけもらって、契約したと会社に報告するものの、土地も決まっていない、プランも何も書いていない、もちろん、契約金ももらっていない。全く意味のない契約書を会社に提出し、契約したと報告し、歩合の申請をする。何の意味もないことをやって仕事をしている気になっている、頭の悪い営業がおりました。結果、年間契約12棟で完工棟数が3棟しかない、
昨日、お伺いしていたクライアント様の2025年の平均受注単価は4000万を超えていました。更に契約されたお客様の地元の比率は60%で、県外からの移住のお客様が40%。客単価は県外のお客様の方が圧倒的に高く、おかげで棟数は昔より少なくしても決算内容が素晴らしいものになっています。現時点で来期の損益分岐も超えており、経営体制が盤石です。もともとお付き合いが始まった時は、1棟平均単価が2000万円以下であり、ブランディングも出来てなく、商圏内の賃貸に住んでいる方
外部のコンサルティングを受けたり、研修に参加したり、社内の会議で皆で話し合ったりして、何らかの新しい取り組みをスタートすることが社内で決定したとします。ところが、決定したことを実行しようとしたものの、1週間後には元に戻っている。決めたことが実行されない。継続されない。こうしたことが頻繁に起こる組織。この原因はどこにあるのか?もうこれは、間違いなくその組織のトップに原因があります。トップが決定しただけで満足してしまい、その継続に関心が全くない。
事業やチームを任されているリーダーには、さまざまな能力が求められると思うのですが、個人的に最も重要なことは、メンバーの力量であったり、得意・不得意を正確に把握することだと個人的に思っています。基本、メンバーには得意なことをやってもらい、苦手な部分を外注であったり、場合によってはリーダー自らが対応していく、ということが、チームで高いパフォーマンスを出す上で、非常に重要です。弊社のクライアント様で、私自身、とても尊敬しているクライアント様の社長の言葉に、「つよみの総
住宅事業での売り上げが年間7億円以下くらいの、中小住宅会社さんの中で、集客に苦労されている会社に共通するのは、広告宣伝にかける予算が極端に少ない、ということです。というか、広告の配信をしていたのですが、効果が無いものを縮小していき、気づけば年商の1%未満程度の広告宣伝費しか使っていない、という事態になっていたりするのです。広告の目的は2つあると思っています。1つは、直接来場していただいたり、直接、資料請求していただくこと。要するにお客様にアクションしていただ
これだけ物価が上昇していますが、所得の上昇はまだ物価に追いついていません。そんな中、特に地方都市では、家を建てる気になれない方が増えています。だから全国的に住宅会社の来場数は厳しい。そんな中、高額な来場プレゼントを用意してお客様の来場につなげたいと考える住宅会社が多いですが、正直、それにつられて来場してくるお客様はギバーではなくテイカー体質の方が多く、良いお客様になり得ない方の比率が高い。更に高額来場プレゼントを継続すると、高額プレゼントに対する耐性もついて
2026年3月25日に京都で民泊事業立ち上げ勉強会を開催します。これはもう確定で、後は会場を押さえることだけなのですが、12月1日が目をつけている会場の予約解禁日なので、会場を確定させたご案内は、12月第1週に送付いたします。クライアント企業様、勉強会のメンバーの皆様、正式案内はしばし、お待ち下さいませ。弊社がなぜ民泊事業、簡易宿泊事業を推奨するのかは、直接お会いしている方にはお伝えしている通りです。ただ私、宿泊ビジネスは素人なので、一緒に組んで展開していく
同じくらい良い家を建てており、かつ顧客満足度も高い住宅会社が2社、あるとします。1社は、オーナー様からの紹介が非常に多く、常に着工待ちの行列ができているのに対し、もう1社は紹介がほとんど発生せず、常に集客に苦しんでいる。この差はどこから来るのか?考えたことってありますか?多くの住宅会社さんを見てきて確信していますが、これはもうその住宅会社の体質が大いに関係していて、紹介がたくさん発生する会社は、圧倒的にギバー体質なのです。ギバーとは、その名の通り、与え好き
ほぼゼロから住宅事業を立ち上げていただいたり、もしくはお付き合いが始まった時に年間数棟だった、弊社のクライアント様の大半は、私が昔からイメージしていた理想の経営をしていただいています。自社の価値観やこだわりをコツコツと発信し、それにご共感いただいたお客様に来場していただく。そして商談中も着工中もお引渡し後も、お客様を第一に考えたおもてなし心溢れる対応をしていただき、オーナー様とのお付き合いを何よりも大切にする。もちろん、協力業者さんや職人さんたちにも自社の目指す家
弊社は2011年1月4日に創業しましたが、2012年、2015年にはイタリア視察ツアー、そして2018年にはミラノサローネ視察ツアーを企画し、実際にクライアント様をお連れ致しました。弊社は海外に全く伝手など無く、いつも大変お世話になっているビジネスパートナー様がとにかくすごい方で、まあイタリアの家具メーカーやインテリア業界に非常に知り合いが多く、顔が利くので、そのビジネスパートナー様のお力があって実際に視察ツアーを開催できたのです。3年に1回ずつ開催し、古いお付き
この世界で20年も仕事をしていますと、例えばどの会社がどのコンサルの指導を受けているか、とか、どの会社とどの会社がつながっているのか、など、大抵見えるようになります。良い家を世の中に提供し、お客様に必要とされ、多くの雇用を生んでいるのであれば、これはもう立派な社会貢献であり、素晴らしいことです。ただ私がいつも思っているのは、弊社のクライアント様には、品がある住宅会社になってもらいたい、ということ。建てている家はもちろんですが、マーケティングも接客も、と
私も気づけば53歳。この世界に飛び込んだ時は32歳でしたから、20年以上、住宅会社さんの経営のお手伝いをしていることになります。コンサルになりたての頃、クライアント様の社長はもちろん、幹部リーダーの大半が年上の方で、何ならスタッフさんも年上の方が多かった。自分自身が年下であることを自覚していますから、当然、全ての方に対しての態度や言葉遣いなど、当たり前ですが、気を付けていました。そして20年経過し、クライアント様の経営者、幹部リーダーの方も大半の方が私よ
私が大好きで、クライアント様にもよくご紹介する、北の達人コーポレーションの木下社長。木下社長の動画で最も刺さっているのが、人間がどのように国家をつくってきたのか、という歴史を木下社長が語っている動画です。もうこの難解な流れをこんなに分かりやすく伝えられる、木下社長の頭の良さと話術の高さに痺れまくっていますが、分かりやすく言うと、原始人レベルの人たちに対しては、武力や恐怖で支配するしか統治できない、ということ。リテラシーが無い状態の人を統治するのに多様性を認めたり自
2024~20255年に、弊社のクライアント様の営業で最も成長した、20代の敏腕営業マンと話をしていた時のこと。住宅営業未経験で入社してきた頃から知っていますが、まあ当時は好感度の高いイケメンという感じで、トークに関しては本当に素人レベルでした。会社説明や商品説明は、ロープレの結果、しっかりとできるようになられたのですが、それらの間をつなぐ雑談であったり、お客様と何気ない会話で盛り上がる、ということが入社1~2年目は本当に苦手だったのです。ところが今では営業とし
年中全国を移動している私は、日本全国いろんなところで食事をします。居酒屋、蕎麦屋、イタリアン、フレンチ、鮨、和食、天ぷら、焼肉など、いろんな業態のお店に行くのですが、リピートしたくなるお店と、一回でいいかな、と思うお店が明確に分かれます。価格帯がリーズナブルなお店と高級店でリピートしたくなる基準は異なるのですが、まずはリーズナブルな価格帯のお店の場合、これはもう圧倒的にコスパになります。私が定期的に通うお店として、餃子の王将(大阪王将ではない)とサイゼリヤがあり
ビジネスパーソンが成長していく上で、自分の師匠となる人を決めることは非常に効果的です。自分の師匠を決めたら、とにかく師匠の真似をするに限ります。日頃の勉強方法であったり、仕事の前の準備や仕事後の振り返りなど、師匠がやっていることを真似することはもちろん、師匠の思考方法も学ばせてもらい、「こういう時だと師匠ならどう考え、どう行動するだろう?」と考えられるくらい、徹底して真似すべきです。ただ、師匠を決める際、ポイントはあります。それは、自分のスタイルに
「忙しくて人手が足りないから、人を採用して下さい」と会社にお願いするリーダーはいるでしょう。「今まで営業が仕様確定までやっていましたが、商談中のお客様の対応が疎かになってしまうので、コーディネーターを採用してほしい」と会社にお願いする営業リーダーもいるでしょう。現場が困っているからということで、会社の経営陣や総務人事が動いて、何とかスタッフを採用できて、新しいスタッフさんを欲しいと言っていた部署に配属した。そこで現場のリーダーが、「新しく採用したスタ
年間24棟以上の契約を預かれる営業。年間24棟以上の実施図面を完成させられる設計。年間24棟以上の現場を完全に引き渡し出来る監督。年間24棟以上の仕様を確定できるコーディネーター。上記のビジネスパーソンは、プレーヤーとしては合格ラインを超えています。ただ、一流かと言われると、それだけでは一流とは言えません。ただただ自分の業務をこなすだけでは、一流とは言えないと思っています。一流とは、「お客様の満足を常に意識した仕事ができ、かつ後工程の方が仕事がやり易いよ
現代は圧倒的な情報量が流れているため、いろんな情報のインプットだけで24時間があっという間に経過してしまうほどです。ビジネスパーソンとして成長していく上で、インプットは当然ながら、非常に重要です。でもただインプットするだけでは不十分だと思います。例えばお客様に対し、プレゼンし、お客様の反応が良くなかった場合。商談のスタート時から、自分が何をお客様にお伝えし、それに合わせたお客様の表情やリアクションを1コマ1コマ思い出し、何がお客様に刺さり、何がお客様の期
経営をしていく中で最も避けなければならないことは、会社が危機的状況になってしまうことです。目先の仕事が無い。このままでは資金が不足してしまう。お客様がいない。スタッフが辞めていく。こういう状況になってしまうと、地に足をつけて仕事ができなくなるというか、将来を予測してそこに対して手を打つ、という本来の経営ができなくなってしまうのです。だからそうならないように、順調な時から次々と手を打って、会社が危機的な状況にならないようにすることが経営なのです。ただもし
今の時代、全てのスピードが爆上がり中です。お客様が求めることも、SNSで支持が集まる投稿も。ある業態にあった最適なビジネスモデルも、ある問題を解決するのに最適なAIも、全てがすごいスピードで変化しているのです。こういう時代、情報収集に圧倒的な時間をかけていると、情報が集まって分析している途中で市場やウケるポイントが変わってしまうのです。だからとにかく「これがいいのではないか?」と仮説を立てたらすぐに小さく実行してみて市場やお客様の反応を分析して次にど