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「鍵」鍵プレビュー1959年6月23日公開。谷崎潤一郎の同名小説の映画化。第13回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。キャッチコピー:「愛欲描写の凄まじさに、映画化不可能を叫ばしめた谷崎文学の完全映画化!」原作:谷崎潤一郎「鍵」脚本:長谷部慶治・和田夏十・市川崑監督:市川崑出演者:京マチ子、叶順子、仲代達矢、中村鴈治郎、北林谷栄、菅井一郎、浜村純、山茶花究あらすじ:この頃、古美術鑑定家の剣持(中村鴈治郎)は京都T大の内科に通っている。近頃
旅の途中。買ってあった古本を読む。野村萬斎と麻美れい。なかなか興味深い。麻美の芝居を観たばかりだからね。仲代達矢と岩下志麻も面白い。『切腹』の話。丹波哲郎のおおらかさ。名作は人なり。
1月21日、NHKBSで映画「椿三十郎」が放送されてました。興味があったので早速みました。監督黒澤明俳優三船敏郎仲代達矢加山雄三1962年東宝映画96分内容(Wikipediaより抜粋)「真夜中。森の中の古びた社殿で若侍の一団が密談をしている。正義感に溢れる若侍たちは次席次席家老・黒藤と国許用人・竹林の汚職を告発しようとしていた。若侍のリーダー格である井坂は、汚職事件に関する意見書を叔父でもある城代家老睦田に届けたものの、その場で破り捨てられた顛末を明かし、一同は落胆する。
演劇雑誌テアトロ3月号に、無名塾の仲代達矢さんと、原田一樹の連名で、「能登半島地震・災害義援金協力のお願い」の社告を出していただきました。「新・復活2024」公演ロビーでも義援金協力のお願いをするつもりです。「能登演劇堂」の一日も早い復旧、活動の再開を願います。
ひとつ前の当ブログで『永遠の人』(1961木下惠介監督)における木下忠司さんの音楽について、ちょっと触れました。当ブログ2021年2月10日に書いた「木下惠介監督の実験精神を音楽で支えた木下忠司さん、『永遠の人』は何と」を以下に再録します。***ひとつ前の当ブログで、木下惠介監督は抒情的な映画作家というだけでなく、前衛的で実験精神にあふれる人だったという話を書きました。そして、そんな木下惠介監督の前衛性をサポートしていたのが、弟の音楽家・木下忠司さんで
ある意味、今見て良かったと思います。倉本聰脚本、岡本喜八監督の、「ブルークリスマス」は、そういう映画でした。冒頭、岡田英次扮する兵藤教授が、国際会議で発言したことに、会場では怒号、嘲笑が飛び交ったことを報道するニュースから始まります。後にわかるのですが、それは青い血が流れる人達のことでした。そのことを追いかける、仲代達矢扮する、国営放送の南、さらには、彼らと何らかの関わりがある、勝野洋扮する国防庁の沖が、並行して描かれます。UFOを目撃した世界各国人達が、血液の色に変化をきたしたのですが
2000年公開で、第24回日本アカデミー賞で作品賞など8部門を受賞した「雨あがる」をBSプレミアムシアターで観た。公開時、見損なっていたので、日本アカデミー賞授賞式の時に、その独占ぶりに驚いた。「そんな名作を見損じてしまったのか!」と、長年思っていたのだ。主演は寺尾聰。腕利きの剣士なのだけど、生き方が下手な不器用な武士。今は妻と放浪の日々。雨続きで川どめになって宿に滞在している。宿は武士が宿泊するような質の宿ではなく庶民が一時しのぎするような安宿。ある日、滞在する藩の若者たちの諍いの場
椿三十郎1962年日本映画監督黒澤明脚本黒澤明出演三船敏郎仲代達矢加山雄三小林桂樹藤原釜足田中邦衛黒澤明監督による時代劇です。前年に公開された映画『用心棒』の続編的作品とされています。前回は桑畑を見て“桑畑三十郎”と名乗りました。⚫︎あらすじ江戸時代、徳川末期の城下町を舞台に、腐敗した藩政を立て直そうとする9人の若侍が集まります。若侍たちが密談していたところへ、名無しの素浪人が現れ、彼らを助けるために加勢します。素浪人は、御家騒
日暮らし日記2024年1月22日(月)和歌山城ホール色紙西川きよし原田波人仲代達矢HYDE最上階にやって来ました屋上山茶花一の橋大手門屋上木の国ワカヤマ素敵なホールが誕生しました。つづく※草花名は三重の上秀文さんから教えて頂きました
かぐや姫の物語2013年11月23日公開竹から出てきたかぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰っていく様を綴った『竹取物語』を題材にしたアニメ。あらすじ今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。原案・脚本・監督
ネコ人間のつぶやきねこねこモフモフさんのブログリブログご紹介です『椿三十郎』(1962年)~本当にいい刀は鞘に収まっているもんだぜ。✨✨✨✨🎬️📽️✨✨✨✨✨✨✨✨🎬️📽️✨✨✨✨ブログ~『椿三十郎』(1962年)三船敏郎の大好きな☆映画ご紹介!して下さいました故郷の映画館『グリーンハウス』で観ました映画館『グリーンハウス』…♡『☆映画…/-3℃1/13あさんぽ…』♡『☆映画…/-3℃1/13あさんぽ…』曇り空早朝-3℃おさんぽ時も気温1℃でした東
ひとつ前の当ブログに書いたように、監督志望で東映に入社した日下部五朗さんですが、「体のデカさ」から上司の岡田茂さんに「プロデューサー」に回されます。のちにプロデューサーとして『仁義なき戦い』シリーズ(1973~1974深作欣二監督)など実録路線という鉱脈を掘り出します。人間の運命とは分からないものです。日下部さんは最初、京都撮影所の配属になり、京撮独特の閉鎖性、スタッフのイジメにも遭ったそうです。何しろ巨体なので、「のったり」歩いているように見えて、しかも大学出というだけでも、古参の映画職人
休日おでかけブログ六角精児さんの呑み鉄本線・日本旅に触発されて、私も造り酒屋さんを訪ねてみました!!と言っても去年の事なんですけどね(笑)旭川市宮下通りにある高砂酒造さん創業はなんと明治32年本州と比べ歴史の浅い北海道の会社で創業100年を超えるのはとても凄いこと工場見学は事前の申し込みが必要ですが、直売所を見学するだけでも価値があると思います先代社長の応接間どれにしょうか迷ってしまうほどの品揃えアイスクリームとチーズ甘酒にきなこ甘酒にお饅頭もあります迷いましたが若蔵
アンニョンハセヨ?今回は「椿三十郎」観ました1962年日本映画黒澤明監督江戸時代。ある藩で城代家老と大目付の争いが勃発。正義感にあふれる9人の若侍は、城代家老の罪を大目付に告発しようとするが、たまたまその場にいた浪人・椿三十郎(三船敏郎)は、大目付こそが悪であると言う三船敏郎演じる椿三十郎、粗野で下品ですが、カッコいい強いうえに、頭も切れる。一人で20人くらいの相手をたたっ斬るほどですから。ついて行きたいと思わせますね名前を聞かれて外を見まわし
今回は黒澤明監督のエンタメ時代劇の傑作「椿三十郎」(1962年)。実におもしろかったですね。"Sanjuro(1962)"Photobyjapanesefilmarchivesource:https://flic.kr/p/dp94oZある夜、古い神社の社殿。藩の重鎮・黒藤と竹林の汚職を告発する件で正義感溢れる若侍たちが密談しています。若侍の一人・井坂(加山雄三)が、伯父の城代家老・睦田に告発文を手渡すも逆に破かれて無いものとされてしまった、と報告します。
「お吟さま」1962年6月3日公開。自分の愛を貫いた利休の娘・お吟を描く。田中絹代が監督。原作:今東光『お吟さま』脚本:成澤昌茂監督:田中絹代キャスト:有馬稲子-お吟さま(利休の娘)高峰三枝子-りき富士真奈美-宇乃仲代達矢-高山右近笠智衆-南坊宗啓南原宏治-石田三成伊藤久哉-万代屋宗安(利休の娘婿)二代目中村鴈治郎-千利休岸恵子-引廻しされる女滝沢修-豊臣秀吉月丘夢路-淀君田村正和-お吟の弟
総製作費15億円の巨費を投じ、準備から撮影完了まで3年の歳月をかけて製作された日露戦争の勝敗の分かれ目となった“二百三高地”をめぐる攻防戦を描いた1980年製作の作品です。19世紀末。ロシアの南下政策を受け、開戦と外交策の間で揺れていた明治維新政府は明治37年に日露戦争を開戦。日本軍が進撃する中、当初戦争回避を主張していた伊藤博文は講和の調停役をアメリカに要請しようとする。そんな激動の時代に出会い、愛し合う2人の男女が…ロシアを愛する教師役をあおい輝彦、その恋人役は夏目雅子、伊藤博文を森
今夜は4品作る🍴何度も作っているポテサラ、かなり力入れたが酢、砂糖、塩そしてマヨネーズが少なめで少しがっかり😭💨💨豚肉と大根サッと煮、蒟蒻の甘辛煮、里芋とエノキ、人参の味噌汁はバッチリだっただけに不満が残る😱■本日の🎬️黒澤明監督『椿三十郎』学生時代、20代に見てから幾年月経ち3回目。黒澤の映像美、随所にユーモアが散りばめながら主演の三船敏郎の圧倒的な存在感。そしてライバルの仲代達矢の凄味溢れる表情、言葉にも引き込まれて行く。ラストシーンの2人の一騎討ちは、ドキドキしてみていた👍️
BSシネマ椿三十郎朝、TVでやってました途中からでありますがぐいぐいと引き込まれてゆきます仲代達矢、三船敏郎映画の最終場面に圧倒され写真を撮ることさえできなかった(゚Д゚)!!あばよと言って去ってゆくあばよ、、、っか(´・ω`・)?えとにもかくにも黒沢明の映画は画面の美しさ、構図が素晴らしい写真にも応用できるナァ、、、椿三十郎-Wikipediaja.m.wikipedia.orghttps://news.yahoo.co.jp/articles/0142
切腹原題:切腹監督:小林正樹主演:仲代達矢以前、VHSで何度となく観ていた。最近無性に観たくなりDVDを購入。これこれ!観たかったのは!という気分で清々しい。脚本が橋本忍で完璧、三國連太郎、丹波哲郎との対決シーンがたまらない。え?リメイクされてんの?いや無理無理観れないよ。それは。
映像美は堪能できるが、キャストが弱い評価:★★★☆☆黒澤明は「どですかでん」でカラー作品を初めて撮って、その後ソ連で撮影した「デルス・ウザーラ」もカラーだった。しかし、当時の多くの黒澤映画ファンはカラーの大型時代劇が見たいと望んでいた。当初、予定されていた「乱」は予算の関係で断念。(「影武者」の次回作となる)代わりの企画が「影武者」だったが、それでも当時の邦画界では予算が組めず、世界に誇る“クロサワ”が日本では映画が撮れないという悲しい状況だった。しかし、
人斬り1969年8月9日公開岡田以蔵がこの物語の主人公である。土佐勤皇党の首領、冷酷の革命家・武市半平太は、以蔵を飼犬のように手なずけ、機を得て京に上り派手な殺りく活動を始める。剣を持たせたらとてつもなく強い以蔵は、京の街でたちまち“人斬り以蔵”としてその名をとどろかせることになったのだが…。あらすじ⚔️岡田以蔵は、土佐の貧乏郷士に生まれ育った酒と女に目のない暴れ者だった。そんな彼を“人斬り以蔵”とまで呼ばれる刺客にしこんだのは、土佐勤王党の首領武市半平太。冷酷な革命家武市は、自分の政策
“七人”という絶妙な人数評価:★★★★★映画に夢中になり始めた1975年。黒澤明の「七人の侍」の全長版がリバイバル公開されることが話題になっていた。そのころは洋画を中心に鑑賞していて邦画には詳しくなかったが、親が「この映画は見たほうが良い」と言って、有楽町のテアトル東京という大劇場に連れて行ってもらった。凄い熱気だった。売店ではパンフレットと黒沢関係の本が飛ぶように売れていて自分もパンフレットと「悪魔のように細心に天使のように大胆に」という本を買ってもらった。
この度の能登の大地震犠牲者の方々とそのご家族、ご親族に心より哀悼の意を表します。加えて、これ以上の被害が広がらないことを切に祈ります。能登には、二回ほど旅行したことがあります。その時お会いした方々の無事を願わずにはいられません今日は、その能登の復興を信じて・・・・昔訪れたときの想い出を綴ります。最初は、2009年10月高速道路がどこまで乗っても1,000円という政策があってかみさんも運転できるので、徹夜で交代しながら運転白川郷、金沢、能登に旅行金沢に一泊の後能
黒澤明監督・三船敏郎主演「用心棒」(1961年)は痛快なエンタメ時代劇の傑作です。"7.24.11-"Yojimbo""PhotobyMoviesinLAsource:7.24.11-"Yojimbo"OurPickforSunday,July24th,2011flic.kr舞台は宿場町・馬目宿。この宿場は清兵衛一家と丑寅一家が抗争を繰り広げています。このため、町は荒んでしまい絹市も開けず、住民は困窮しながら怯えて暮らしていました
今回、書くこといっぱいです。書き終われるのかしら…。元日に放送予定だった『三屋清左衛門新たなしあわせ』ですが、放送途中に、皆様もご存じのとおり能登半島地震が起こり、津波情報に切り替わってしまいました。今のところ、再放送の予定は出ていないようです。こちらも震度3とのことだったのですが、体感ではけっこう揺れました。(座ってテレビ見てた上に、緊急地震速報が鳴って身構えていたので)被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りしております。『帰
91歳の仲代達矢さん率いる「無名塾」の舞台は毎年、能登演劇堂からスタートします、舞台奥の大扉が開くと自然の借景が見事です。震災で、舞台上の吊りものが下がるなどの影響が出ているそうです。暮れに、仲代さんが能登演劇堂で、今秋に上演する「肝っ玉おっ母と子供たち」で再び主演するため、会見したばかりでした。また能登演劇堂にお邪魔したいと思います。仲代達矢さんゆかりの能登演劇堂も被災石川県七尾市、舞台設備に影響し当面休館元日に発生した能登半島地震では、俳優の仲代達矢さん(91)と縁が深い能登演劇
明けましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願いします今回は「用心棒」観ました。1961年日本映画黒澤明監督ヤクザの清兵衛一家と丑寅兄弟がにらみ合うとある宿場町桑畑三十郎と名乗る謎の浪人(三船敏郎)がやって来る空っ風が吹きすさぶ宿場町モノクロだから、余計に寒々しさを感じさせますね桑畑三十郎、何考えてるか、腹の底が読めない清兵衛と丑寅、両方をつぶす腹積もり。あっちへ行っては前金30両で用心棒として雇われ、こっちへ行ってはまた同じよ
海辺のリア2017年6月3日公開認知症の疑いがかかった往年のスター桑畑兆吉は家族に騙され老人ホームに入居。脱走し海辺をさすらううちに妻以外の女に産ませた娘と再会し、彼の胸に人生最後の輝きが宿る。あらすじ舞台に映画にと役者として半世紀以上活躍し俳優養成所を主宰する往年のスター、桑畑兆吉。芝居をこよなく愛した彼も今や認知症の疑いがかかり、長女の由紀子とその夫であり兆吉の弟子だった行男、さらに由紀子の愛人である運転手に遺書を書かされた挙句に高級老人ホームへ送られる。しかし兆吉は施設を脱
「青春の門」1975年2月15日公開。名作「青春の門」の最初の作品。配給収入:5億4800万円(1975年邦画5位)受賞歴:第18回ブルーリボン賞新人賞『青春の門』(大竹しのぶ)第49回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞『青春の門』(大竹しのぶ)原作:五木寛之『青春の門〈第一部・筑豊篇〉』脚本:早坂暁、浦山桐郎監督:浦山桐郎キャスト:伊吹信介-浦山春彦(3歳時)/松田剣(6歳時)/田鍋友啓(10歳時)/田中健伊吹重蔵-仲代達矢伊