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作家シリーズ最後となった『椿説男の死』は三島由紀夫的世界の中で三島が死んでいるというもので、モチーフの宝庫は『仮面の告白』。幼い三島は絵本の中で王子がドラゴンに噛み殺される場面が好きだったが、気に入らないのはその度に王子が生き返ることで、そこを手で隠して読んだ。となれば三島をその王子に。装束も記述の通りにした。逞しい糞尿配達人の青年に幼い三島は〝私が彼でありたい‘’と思う。ならば、と肥桶と共に鉢巻に腹掛け姿になってもらった。何しろ本人がそう書いているのだから三島は喜ぶに決まっている。一休宗純を
5つ前の当ブログ、11月25日(三島由紀夫さんの命日)に再録した文章に続いて、当ブログ2020年11月24日に書い「『NHKスペシャル三島由紀夫』を観ました。(2)」を以下に再録します。***先週の土曜日、11月21日に観た「NHKスペシャル三島由紀夫」について続けます。ひ弱な身体だったことへのコンプレックスについて触れたあと、もうひとつのコンプレックスとして、「作家」としての側面から迫っていました。山中湖にある「三島由紀夫文学館」の館長さん
こんにちは今日も副鼻腔炎で絶不調!昨夜所用で夫と出掛けてたんですが、帰りの車で鼻が完全に閉塞して高速道路の逃げられない感と相まってパニックになりました息苦しい。生き苦しい。つらー仮面の告白(新潮文庫)[三島由紀夫]楽天市場楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}読んだ本の記録です。『仮面の告白』三島由紀夫女性に対して不能であることを発見した主人公が、幼少時代からの自分の人生とその葛藤を丹念に描いていく
10月11日(土)。三島が生誕して今年で100年。時代も価値観も様変わりした令和の今、改めて三島の魅力に迫るべく「仮面の告白」を読み解く。仮面、同性愛、死への憧憬、そして自伝小説か否か等々、3時間超、ただただ口角泡を飛ばし「仮面の告白」について熱く語り合う。超絶な脱力と疲労、でも得も言えぬ満足感に満たされての今読書会の終幕。三島先生に改めてあっぱれっス!以下、本日の読書会詳細です。●参加人数:10名●共読本:「仮面の告白」三島由紀夫著
自分はよく、努力家だとか真面目だとか言われます。だけどそんな言葉は、どこか居心地が悪く感じてしまいます。自分は、それほど清らかな人間ではないのです。ダーティな自分がいることは、とても残念に思いますが、すぐに朝がやってきます。迷いを抱えながら、今日も走ってみるのです。──東日本実業団駅伝、一部での出場が決まりました。応援、よろしくお願いします。エンジン全開で練習を頑張ります。https://www.instagram.com/p/DPgP4rYkrC1/?igsh=MTRyZj
2019年初頭、俺は1人のニューハーフに恋をしてしまった。しかし、愛は性別を超えることは出来ず、この恋は終わった。それから時は流れて2025年、俺は熊本のオカマバーに通い出した。そして、性別を超えたその先には神の領域が待っていた。レズビアンも、トランスジェンダーも、美しい。Don'tbeadrag,justbeaqueenWhetheryou'rebrokeorevergreenYou'reBlack,white,beige,cholodesc
○開催日2025年10月11日(土)○開催時間:13:10-17:00※途中適宜休憩あり○開催場所:ウエスタ川越2階会議室4http://www.westa-kawagoe.jp/○参加(施設利用)費用:100円※代表がまとめて施設にお支払い致します。○参加の可否:直近木曜日夜までにメールにて「参加」の意向がある旨連絡【メールアドレス:kawagoe_reading_brigade@yahoo.co.jp】
「仮面の告白」三島由紀夫著この作品は三島24歳のもの。彼は45歳でこの世を去っていますが、先日読み終えた三島最後の作品「豊饒の海全四巻」に通じるものを感じてしまいました。特に友人の妹「節子」に対する言葉や態度が、『春の雪・(豊饒の海第一巻)』に登場した松枝清顕の聡子に対する其れに似ていたような気がしたのは何故かな?読み終えて間がないからかも・・・もう1冊残っているのですが、内容はどんなんかなぁ~?さて、今作品の内容は・・・「私」が、自身の生い立ちから成年(大人?)への道程を
仮面の告白(新潮文庫)Amazon(アマゾン)先日、昭和を読むと題して、川端康成の作品を2つ程読んだ。今回はその愛弟子とも、あるいはゴーストライターとも噂された三島由紀夫を読む。以前、昭和文豪を辿ると題して、「21世紀のための三島由紀夫入門」:平野啓一郎,井上隆史他を紹介して以来のトライである。本読みの本質は自分の目でそれを読み切る事だろう。他人の書評では不十分であるからだ。「仮面の告白」:三島由紀夫氏を読んでいる。https://note.com/saekiwo
そういえばこんなブログも過去に書いてましたマサミさんからコメントをいただき、三島由紀夫もセバスチャンの扮装で篠山紀信のカメラに撮影されたものがあったことを思い出しました猪熊弦一郎氏デザインによる三越の包装紙仮面の告白の表紙聖セバスチャンが三島由紀夫にとって特別な存在だった事がわかりますねエロス(生、性)とタナトス(死)の両方の意味を持つという事でしょうかMの中にもイチ二サンシという役が出てきてシ🟰死が主役ですベジャールさん作のザ•カブキにしてもMにしても自死が日本の滅び
GYREGALLERY(ジャイルギャラリー)は表参道CHANELが入居するビルの3階にありました展覧会は入場無料、撮影可『フランスの哲学者ロラン・バルト(1915-1980)は、「表徴」が溢れている中心のない空虚な日本に注目し、それを「意味の帝国」に対し「表徴の帝国」と表現した。天皇、都市、女形、すき焼き、礼儀作法、パチンコ、学生運動も表徴であって、意味から解放された日本文化の自由度を描写した。そして、「意味の帝国」に対し「表徴の帝国」は、西欧的な「意味」への脅迫的な執着からの解
イキって本を読んでみようと思い65冊目に入りました。今回読んでみたのは「仮面の告白」(三島由紀夫作)。なんだかすごそうなタイトルですね。いったいどんな告白を聞かされるんでしょうか?やっぱり三島さんの本だから難しいのかなあ。頑張って読みました……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ『私』が語った子供の頃から20代までの人生の物語。東京で生まれた『私』は、産まれた瞬間の記憶を持っていた。子供の頃『私』は、絵本を読みあさるうちにあることに気づく。絵本の
『あの本、読みました?|テレ東・BSテレ東7ch(公式)』の「あの本、読みました?文庫本ランキング『青い壺』有吉佐和子…昭和出版の本が続々!(BSテレ東、2025/4/1022:00OA)の番組情報ページ|テレ東・BSテレ東7ch(公式)」感想生誕100周年、昭和を代表する作家・三島由紀夫の作品ランキングと三島由紀夫を語る回(『あの本、読みました?|テレ東・BSテレ東7ch(公式)』より)番組レビュー2025年は、三島由紀夫の生誕100周年で、関連
更新回数増やしてます!!でもやっぱりブログがいちばんホーム感ある。ずっと更新出来てる。今日は起業家さんと会って来て色々なお話し聞いた。魂レベルが上がった。三島由紀夫の仮面の告白も読んだし。美の追求をしなければならない話も聞いた。よし頑張る!
「仮面の告白」を読みました一言でいうとマイノリティにとっての世界と自分?とかでしょーか😁途中までは屁理屈捏ねすぎて、何書いてあるのかわからないよ!中二病か!って思いましたそのせいで今まで何度か読もうとして、挫折してきたんですけど、中盤くらいから何か理解出来るように複雑な主人公が抱えている人生は、屁理屈に聞こえてしまうような複雑な真実なんだと思うようになりました。ここから細かく書きますあまり抜粋はしてない僕がおもったザックリ感想です興味ない方はスルーして下さい彼が抱え
アニメ化して欲しい文学作品→三島由紀夫「仮面の告白」ドラマ化して欲しい文学作品→遠藤周作「スキャンダル」
1949年、三島24歳時に刊行した出世作。自伝として、幼少期からの自らの性的志向の告白小説。病弱で、小柄で、蒼白で、気の弱い幼年~少年期、既に志向は人とは異なっていた。●ジャンヌ・ダルクが女だと知り、落胆した●軍隊の汗の匂いに酔いしれた●神輿の担ぎ手に魅せられた●体躯のいい同級生に恋する●「弓を引くヘラクレス」裸像に反応するその他、多数。これらは、「男性」に官能的な感覚をそそられるものであるが、一方で、並行して、血を流して死んでいく男達・・・兵士、反社会的勢力・・
NHK「読むらじる」に、『三島由紀夫の絶望名言』が掲載されました!三島由紀夫の「絶望名言」前編|読むらじる。|NHKラジオらじる★らじる2025/02/24「ラジオ深夜便」www.nhk.or.jp三島由紀夫の「絶望名言」後編|読むらじる。|NHKラジオらじる★らじる2025/02/24「ラジオ深夜便」www.nhk.or.jp本日のデイリーランキングで2位と3位に入り、ありがたいことです!『山田太一の絶望名言』も、「読むらじる」の「人気の定番記事」に入り
かって高島俊男氏(中国文学•漢字の研究者)の本を読んでいて、”知ること“のおもしろさを感じた。それは、彼(高島俊男氏)のたったのニ文字「仮」と「暇」についての説明でした。以下、彼の説明の要約です。①戦後の当用漢字略字体はとりかえしのつかない愚挙であった。いま、やむなくしたがっているが、承服できないいくつかの字はしたがわない。「假定」の「假」もその一つである。②「反」という字形を含む字は、板、坂、版、反など一グループをなしていて、みな“ハン”という音を持っている。いっぽう「假」
三島由紀夫先生は男の中の男なのか、男の中に男なのか
2月1日に出掛けた(日本近代文学館を会場とする)『三島由紀夫生誕百年祭』というイベント。2月8日までが会期なので、もう一度、行こうかとも思ったが…。(今にも雪が降りそうな寒さだし、またどちらにしても何を展示してあるのか、前回見て知っているので)結局、行くのを『やめ』にした。ただし、昨日(6日)、図書館から借りて来て『読みかけ』だった、『仮面の告白』を読み終えた。考えてみると、私は、『三島由紀夫』のことを何度か、とりあげてきたが、彼の小説で読み通したものはそれほどない。(ただ、私
三島由紀夫の『仮面の告白』を再読しました🎭『『仮面の告白』三島由紀夫』今年は三島由紀夫の生誕100周年…ということで、自伝的な作品で有名な『仮面の告白』、三島版「ヰタ・セクスアリス」を読みました!私が初めて読んだ三島作品がこの『…ameblo.jp記事にまとめておくと記憶に留まるので、作中のヰタ・セクスアリス(vitasexuallis)変遷をまとめてみました~。自分のための記録なので、好きなだけ書いちゃいます。『仮面の告白』は前半・後半と分けられるように思いま
下記の文章に訂正があります。映画版「金閣寺」と表記しましたが,正確なタイトルは「炎上」です。タイトルに「金閣」という名称を使わないようにという、要請があったそうです。今回の本文はここからです。小説「金閣寺」は,生きようと思った。という有名なことばで終わります。このことばの前には,次の文章があります。(溝口は,燃える金閣から拒まれているという意識が生まれ,金閣裏の左大文字山に駆け上がります)ポケットをさぐると,小刀と手巾に包んだカルモチンの瓶とが出て来た。そ
小説「金閣寺」には,実際の事件と異なる,創作された場面が多くあります。実際の放火事件を題材にとってはいますが,フィクションと言ってもよい作品です。そういう物語のなかにあって,犯人林養賢がとった行動と同じことを,主人公溝口がする場面があります。放火の前に,五番町の遊郭に行って,女性と関係を持つのです。三島にとって,女性とは「やっかいな存在」だったのではないでしょうか。特に,性的関係を持つということについて,コンプレックスというか,一大事というか,超えるに超えられない,そんな人
今年は三島由紀夫の生誕100周年…ということで、自伝的な作品で有名な『仮面の告白』、三島版「ヰタ・セクスアリス」を読みました!私が初めて読んだ三島作品がこの『仮面の告白』なので、今回は再読となります。とはいえ初読時の私は高校生であり、なにこのヘンな人…💧という印象で終わってしまったのです。まず、自分の生まれたときの光景を自分で見たのだと意地でも言い張っているし、糞尿汲み取り男に魅かれてひそかに興奮する姿とかが描かれているので、三島や性についてまだよく知らない"無垢な"女子高生からし
NHKのカルチャーラジオで私の興味をさそうテーマが始まった。一つは文学の世界で、今年生誕百年になる「三島由紀夫」である。そう言えば1月14日は彼の誕生日である。演者は三島文芸館の館長佐藤秀明さんである第一回は「生誕地そこで見たもの」で、三島の生まれたところが私の新宿の実家から10分ほどの近くであることを知って、がぜん興味が湧いた。長い間その場所は分からなかったそうだ。住所は東京市四役永住町(ナガズミチョウ)2番、現在の新宿区四谷4丁目あたりになる。大正時代の住所名の範囲が広く
今年は三島由紀夫生誕100年だそうだ。ということで三島由紀夫行きました。彼の文章は登場人物の心の動きを美しい日本語で的確に表現している。だからいつ読んでも共感し、思い到ってなかったことまで自覚させられる。だから読むたびに惹かれ、心動かされる。三島の代表作の言われる処女長編「仮面の告白」。同級生に興味を持ち戸惑う「私」。戦時下にあって女性にも関心を持ち級友の妹に愛され、愛らしきものを感じて唇を重ねたが、そこで全てを理解した。「お前は人間ではないのだ…お前は人間ならぬ何か奇妙に悲しい生き物だ」
#緊張しないコツ・・・って何ですかね~私はほんとに人前で話すのが嫌で、高校時代十二指腸潰瘍になったぐらいです。昨日の新・BS日本のうたに出演した華MEN組の勝村友紀さんが「純烈さんが僕たちの緊張を解してくださった」とポストしてましたね。昔から若い子の緊張を解す役割は純烈さん!2018年の紅白の時も初出演の色んな若い子の緊張解してました。自分たちも初出演なのにね。場数踏んで人生経験豊かな、それがオジサン力!刀剣男士たちも解して貰っていましたね。
三島由紀夫生年月日:1925年1月14日亥刻1.命式年甲子月丁丑日戊戌時癸亥空亡:戌亥、辰巳大運8戊寅、18己卯、28庚辰、38辛巳、48壬午、58癸未、68甲申、78乙酉、88丙戌、98丁亥2.格局比土3点、印火2点、財水4点、官木2点格局:内格身強なら喜神は金、水内格身弱なら喜神は火、土・運が良い大運は庚、辰で金と湿土・運が悪い大運は寅で木→内格身強だと一部辻褄が合う。ただ、湿った土は吉ですが、乾燥した土の時期(己運)は吉凶入り混じっているよ
今日のことば三島由紀夫さんの言葉昔の人は本の中を自分の足で歩いたのです。(小説家・政治活動家・劇作家)