ブログ記事88件
白百合学園幼稚園では、一次試験の面接の際、待ち時間があります。だいたい5.6家族一グループとなりますが、グループ最後のご家族だと面接までの待ち時間が40分近くになります。待合のお教室では、持参された折り紙や御本を読まれても大丈夫ですが、そもそも「待つ」ことは、お子様にとって学びが必要です。時間の概念がないお子様方にとって、終わりのわからない「待つ」という行為は苦行に近いのです。上手に待つことの第一歩は時間を体感することだと思っています。例えば電車が空いている時間帯に、「
この時期、ご相談にいらっしゃる方々から、例年7月に実施されている白百合学園幼稚園の体験保育に関するご質問をいただきます。「体験保育に着ていくワンピースをオーダーメイドで作った方がいいのですか。」「まだまだしっかり座っていられないが、動き回った場合どうしたらいいでしょうか。」「名前を書いたものをつけるが、秋の考査に関係あるのですか。」「母親は、子供とお仕事を体験する時、どんな風に声を掛けたらいいのでしょうか。」「体験保育に向けて家庭でどんな取り組みをしたらいいのですか。」など、ご質問も様々です。
ここ最近、一番多い個別のご相談は、白百合学園幼稚園への御準備に関するお悩みです。二次試験の母子活動は、お教室の対策だけで網羅できているかどうかにご不安を抱いていらっしる方も多数いらっしゃいます。白百合対策コースを設けていらっしゃるお教室も多く、みなさん通われていらっしゃいますが、過去問の域を出ないことの繰り返しで、それで大丈夫であるかというのがご質問の中心です。また面接中にお子様だけが受ける個別試験も、いわゆる「知育」と、呼ばれるお試験の内容ではないこともあります。昨年はコップからコッ
お父様やお母様に対して御趣味は何ですか?と、白百合学園幼稚園を始め、附属幼稚園でご質問をされることがあります。だいたいこのご質問をされた御両親様は、志望理由にも子どもの特性にも全く関係のないこの質問をされたということは、私達家族に、先生方がご興味がないからですよね。と、大きく落胆され面接から帰っていらっしゃいます。ご興味がないから趣味を聞かれたと認識されるのは大きな間違いです。お父様、お母様の御趣味、つまり興味関心がどこにあるかを知ることは、御両親様のお人柄をお知りになりたいからこ
セミナーでは白百合学園幼稚園を第一志望とされる皆様に、正解がわからず漠然とした受験準備に翻弄することから脱却し、ご家族らしく受験までの日々を、温かな時間に変えていく確かな対策を、心を込めて丁寧にお伝え致します。現在カウンセリングがウェディング待ちのため、個別にはすぐにお目に掛かれない状況ではございますが、この一回のセミナーの中で、白百合学園への道程が、はっきりとわかるようなお導きをさせて頂き、お待ちいただいている皆様の御不安が、早い段階で、ほんの少しでも解消されることを目的とし、
色々な附属幼稚園で、御説明会、園舎見学、体験保育などが始まり、いよいよ秋の考査本番に向けて、皆様方も具体的な対策を考え始めた頃だと思います。附属幼稚園は狭き門なのか皆様とても気になるところだと思います。確かに狭き門であることは間違いありません。でもくぐれない門であるかと言えば、正しい取り組みをすれば、必ず入れる門であると断言できます。そして、やるべきことは小学校受験に比べれば圧倒的に少ないのです!!面接はアウトプットを中心にした対策をしているだけでは不十分であると思いま
最近、白百合学園幼稚園の体体験保育の参加希望でお出しする往復ハガキの書き方についてご質問を頂くことが多いです。必要事項のみ書くことでよいのか。つまり、添え文はいらないのか。父親は絶対参加する方がいいのか。このようなことがご質問の中心です。まず、必要事項を書いた上で余白などに一言書き添えるかどうかですが、書くことがいけないということではないと思っています。私がご指導させて頂いているご相談者様に対しては書くことをお勧めしています。夏休みの最中にわざわざ、1人1人がおしごとを、お教室で
私のところにご相談にこられる方の100%がすでに大手のお教室に通っていらっしゃいます。幼稚園受験や小学校受験を、お教室に通わずに挑戦なさる方はほとんどいらっしゃらないと思います。でも、お教室に通っていたとしても、残念なことにお受験の結果には、明暗が別れます。お教室では過去に出題された問題から傾向を分析して、同じような観点から出題されてもしっかりと対応できるような、カリキュラムになっているはずです。対策を充分にしていてもご縁に繋がらないのはなぜでしょうか。それがわかれば、合格
このブログを目に留めて下さり、お問い合わせやカウンセリングのご予約を頂き、誠にありがとうございます。現在ウエイティング頂いている方やお申し込み希望の方から、あとどのくらい待てばカウンセリングを受けられるのかというご質問を多く頂いております。対面で初回カウンセリングにご案内するまでに、およそ1ヶ月ほどお待ち頂いております。また継続で、面接対策のシナリオ作りや母子活動の練習をご希望される方は、一家族様あたりの月の回数を、合計3回までと誠に勝手ながら制限をさせて頂いております。最終2
昨日のゴールデンウィーク最終日は、あいにくの雨になりましたね🌂ゴールデンウィークもたくさんのご家族にお目に掛かる機会を頂きました。貴重なお休みにお越し下さりありがとうございました。そこで感じたこと。それは、幼稚園受験が生活の中心になっていることで、子育てに喜びを感じることが出来ない御家族が本当に多いということです。立ってお靴が履けないこと、オムツが秋までにとれなかったらどうしたらいいか、ご挨拶がスムーズに出来ない、落ち着いて知育に取り組めない、赤ちゃん言葉が残っていて言葉が不明瞭
皆様楽しいゴールデンウィークをお過ごしのことと思います。いよいよ附属園も御説明会が始まり、考査に向けた具体的な準備について踏み込んで考えていらっしゃるご家庭も多いと思います。白百合学園幼稚園御志望の方々からのお問い合わせをたくさん頂いておりますが、キャンセル待ちの状況でお待ち頂いておりますことを心苦しく思っております。すぐにお目に掛かれない皆様のために、白百合の考査に向けた準備について、具体的にお話ししたいと思います。白百合と言えばお行儀!!皆様このようにお考えです
先日、私が携わっているお教室の生徒様からこのようなことを言われました。この御家庭は、御関係が有利と言われている附属園に、昨年見事にフリーで入られました。「先生、ここは魔法のお教室で、皆さんが第一志望に入るとご紹介者様にお伺いして参りましたが、本当に我が家のような家庭にも奇跡を起こして下さるなんて、やっぱり魔法のお教室だと思います。」と、お伝え下さいました。いつしかお教室の卒業生やカウンセリングにこられた御父兄から、魔法のお教室と、呼んで頂けるようになりました。こちらのご家庭も、共学
お行儀が悪くて困っています。このお行儀では、とても白百合には入れないですよね😰このようにお話し下さるお母様がたくさんいらっしゃいます。お行儀がよくないということは、白百合、聖心などのカトリックの女子校や、丁寧さを重んじる学習院、規律を大切になさる暁星などを御志望校にされている御家族にとっては大問題なのです。お膝が開かないように、お家ではリボンをお膝に縛って学習をしていらしたり、お食事中立ち歩いたら、すぐに下げるなど、お行儀をお子様に意識させるような取り組みをなさっている御家庭も少
1月に入ってから、多数のカウンセリングのお申し込みを頂いておりますにも関わらず、ウェイティングでのご案内となり大変申し訳ございません。この時期、体調不良などのキャンセルもございますので、空いた枠に順次ご案内させて頂いておりますが、1〜2か月程お待ち頂いておりますことが現状でございます。お問い合わせにつきましては、必ずお返事を差し上げておりますので、今しばらくお待ち頂けますと幸いです。さて、ご相談の中で最近多いのは、〇〇幼稚園は、このようなご家庭、お子様を好まれるという話を聞くが、実際のとこ
私は20年以上幼児教育に携わってきていますが、その中でたくさんの素晴らしい御家族との出会いがありました。今でもずっと交流が続いている御家族ばかりです。受験という御家族の一大イベントに伴走する機会を頂く幸せに、心から感謝しています。「お受験」という、これまでの御両親の経験値だけでは乗り越えることが困難に思える一大事を控え、不安を抱えていらっしゃる御家族も多いと思います。そしてその不安を、本音で安心してお話しできる場所は極めて少ないと思います。よく生徒様に、「先生は子育てで苦戦したことは
お正月休みも終わり、連休明けからまた、面接対策の面談を始めております。いよいよ新しい年となり、御家族らしさは何かを丁寧に探しながら、お子様らしいエピソードを考える作業をご一緒にしております。言葉が拙いお子様の特質がわかるエピソードはこれです!!と、すぐにエピソードを決定できる御両親はほとんどいらっしゃいません😅うーん、難しいですね😫、、、毎日金魚に餌やりをしているんですけど、そんなエピソードじゃ、なんのインパクトも残せないですよね、、、最初はこんなお話しから始まります。5分から
この春、御入園、ご入学を控えていらっしゃる保護者様に向けた入学準備のための御説明会が1月になると続々と開かれ、憧れの幼稚園や小学校の一員になれた喜びを噛み締めていらっしゃる御家庭も多くいらっしゃいます。お集まりに参加された保護者様方は改めて、幼稚園や小学校の御教育方針に触れ、我が子がこの先、入学を願い続けた学舎で、たくさんの経験を積み重ねながら、どのように成長していくかに胸を膨らませていらっしゃいました。その中で私が特に感銘を受けたのは東洋英和幼稚園です。クラスみんなで一斉活動を行うので
私は大学の附属小学校に入学し、そこから一貫教育を授かりました。私の両親が私立を学舎として選んだのは、両親共に附属校の同級生同士で結婚しているため、ある種自然の流れだったのかもしれません。私は娘を授かる前から母の主催する幼児教室の手伝いをしていましたので、受験は中途半端な気持ちでは取り組めないことを最初からよくわかっていました。でも、自身の母校がとても大好きなので、同じように神様と出会う機会を娘にも与えられたらという希望は漠然と持っていました。けれども、「私立でなければ困る」というような、強
私は以前から、最初にお目に掛かった段階で、この御家庭は絶対に合格すると、言い切れる御両親様がいるとお伝えしてきました。そのせいか、先生からご覧になって我が家は合格できると思いますか。このような単刀直入なご質問を、最初の御面談の時に頂くことが多くなりました。ここで申し上げたいのは、受かる御家庭と受からない御家庭が最初から決まっているということではありません。御志望校の大切にされている価値観を丁寧に学び、それを御家族の歩みの中で実践していこうという謙虚な気持ちがあれば、スタート時の御家族
今日は慶應横浜初等部の発表がありました。これで私立小学校の発表はほぼ終わり、私が今年ご指導させて頂きました全ての皆様の進学先が決まりました。すでにご挨拶に来てくださって皆様と、受験までの道程を振り返りながら、共に喜びの涙を流す機会を頂いております。御両親様のウエイトが高い幼稚園受験であれば、このご家庭は必ずご縁を頂けるに違いないと、最初にお目に掛かった時から分かります。そしてこの直感は、合格と言う素晴らしい結果として証明されます。では、どんなご家族かというと、課題をしっかり共有して
11月に入り都内の小学校は受験が始まりました。朝、天気予報を見ながら、身体を冷やすことなくお試験会場に笑顔で向かい、「楽しかった」と、小さな受験生が帰ってこれるよう、ずっとお祈りをしておました。それと同時に10月31日、11月1日と東洋英和幼稚園、白百合学園幼稚園と合格発表が続き、この一年、不安も喜びも家族のような関わりの中で分かち合ってきたご相談者様から続々と嬉しいご報告を頂き、考査前日までお子様の心の状況を見ながら、当日どんなお声掛けをしたらいいかなどお話ししていた数日前のことを思い出し、
いよいよ始まる白百合学園幼稚園の考査について、ご相談者様から頂いた御質問を共有させて頂きます。白百合学園幼稚園の考査は、指定時刻の10分前にお越し下さいと書かれていますが、実際には何時に行くのがいいのでしょうか?という御質問です。ここ数年は、同じ集合時刻のご家族を受験番号順ではなく、幼稚園に到着した順番でご面接を行っていらっしゃいます。つまり、グループ内で1番に到着すれば、1番にご面接を受けれることになるのです。昨年は、幼稚園側が御指定下さっている10分前に行ったご家族は、ご
現在東洋英和幼稚園では、御面接が続いております。御面接に伺うと、別日に実施される母子での考査の日程をお知らせ頂けます。さて、頂くご質問の中で多いのが、考査の日にどのようなお洋服が親子共に適しているかということです。東洋英和幼稚園は御面接の最中もお子様への質問はありません。母子分離や知育を見るような場面も、考査の中でないのが東洋英和幼稚園のお試験の特色です。つまり、幼稚園受験という機会がお子様にとって、特別に準備を必要とするような負荷が掛かるものであってはならない。という、幼稚
本日白百合学園幼稚園から受験票が届いた旨、皆様から御連絡がありました。いよいよ考査が始まります!ではここから早生まれさんだとあと数日、考査までの間どのように過ごしたら良いのでしょうか。昨年と同じ流れだと、ご面接の最中に、お子様だけ個別考査を受けることになります。ここで出題されるのは、紐通しや、スプーンでお豆やビーズを移すなど、年齢相応の御成長をしていれば出来ることばかりです。難しいことへの理解をお知りになりたいのではなく、簡単なことであっても取り組みの姿勢をご覧になっていら
10月になりました。幼稚園受験の皆様も、小学校受験の皆様も、涼やかな秋の気配を感じたと思いきや、また夏のような暑さに体調管理も難しくいらっしゃると思います。さて、10月に入りご面接に向けて、暗記作業に入っている御両親様も多いことと存じます。お子様ご本人に向けて今日は何を朝、食べてきましたか?このようなご質問をされる幼稚園や小学校もあると思います。理想的な朝食は、秋の旬の食材がお味噌汁や炊き込みご飯にはいっているなど、四季を食卓から感じられるメニューだと思います。
9月も残りわずかとなり、10月の考査に向けて緊張の中お過ごしでいらっしゃることと存じます。きっと、ご自身のご面接のことや、お子様の知育、ペーパー、お行儀など、出来ていないことばかりが目につき、合格への道のりに、大きな大きなご不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。第一志望に合格しなければ、受験を始めた意味がない。みなさん、きれいごとではなく、心の中ではこのようなお気持ちでいらっしゃるのだと思います。こう思うのも当たり前です。たくさん叱って、休日まで使ってお教室にも複
この3連休に、面接の練習をなさったり、願書の最後の詰めをなさったご家庭と多くいらっしゃると思います。連休返上の作業、本当にお疲れ様です。御相談者様とお話しをしていると、白百合学園幼稚園に対して、様々なイメージを持たれていらっしゃることがわかります。厳しい。外遊びが少ない。お母様にご注意が多い。幼稚園で子どもがご注意を受けないように、家庭でもしっかりと躾をしなければならない。在園、卒園児のご父兄から伺ったと、おっしゃる方や、お教室の先生から上記の理由で、白百合が合わないと言われた
今月末までの願書提出の白百合学園幼稚園のために、願書のお問い合わせを多数頂きありがとうございます。白百合学園幼稚園を第一志望のご両親様は、願書のどこに何を書き、どんな派生に繋がっていくかを熟考されるため、まだお手元に願書があるご家庭も、多くいらっしゃると思います。それと同時に、諦めモードでご相談に来られる方も多く、*「面接中に、お子様が立ち上がってしまう。」*「面接中の個別考査の場所まで移動できない。」*「白百合の父兄になれるような立ち振る舞いが、親として出来ていない。」*「
昨日夜分にご面談をしていたお母様からこのような御質問がありました。「どうしても出来てないことばかりが目について、何とか出来るようにしなくてはと、小さなことにまで怒ってしまいます。9月にこんな状況でご縁を頂かれた御家族はいらっしゃいますか。」早生まれのお子様だと、3保受験の場合、まだしっかりご面接の約10分間も座れない方もいらっしゃるかもしれません。そもそも「お受験」をしないのであれば、座れないことはさほど気にならないはずです。受験があるからこそ、色々なことが気になるの
さて、前回は願書から御面接の流れがある程度予想できる旨をお伝えしました。では、ご面接についてどのような練習をしていけば良いのでしょうか。昨年から7月、9月と2回に渡り実施して下さる体験保育ですが、昨年からお父様にもモンテッソーリの実演を見せて下さり、モンテッソーリ教育の素晴らしさを知る機会を作って下さっています。つまり、お父様とお母様が同じ眼差しでお子様の御成長を見守って下さることが望ましいと、園長先生がお考えだからこそ、お父様にもモンテッソーリの真髄をお伝え下さっているのだと思い