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シューベルトの「交響曲第1番」の第3楽章の続きです。
シューベルトの「交響曲第1番ニ長調D82」の第3楽章の木管八重奏用の編曲です。
ロシアの作曲家の交響曲紹介を続けましょう。ラフマニノフの次の話題はスクリャービンにしました。アレクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャービンは、1872年に生まれて1915年に没したロシアの作曲家です。近年の状況としては、ほぼ同世代のラフマニノフに比べると、作品の演奏頻度にはやや物足りないところもありますが、もっともっと認知されてレパートリーとして取り上げられて良い作曲家ではないでしょうか。ピアノ曲はそこそこ演奏されていますが、実は、スクリャービンはシンフォニストとして非常に重
シューベルトの「交響曲第1番」の第2楽章の続きです。
昨日の記事で予告をしていたラフマニノフの交響曲の話題です。セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフは、1873年生まれで没年は1943年の、ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者です。<交響曲第1番ニ短調>は、1985年に完成されましたが、1987年の初演が大失敗となり酷評を浴びせられ、生前の間は再演されることはありませんでした。しかし、最近は演奏も聴かれるようになりました。聴いてみると、若書きの粗削りな面があるとはいえ、活気に溢れた作品として評価できると思います。第1楽章は、
ラフマニノフの交響曲というと、ピアノ協奏曲程には有名ではないかもしれません。しかし、なかなか素晴らしい音楽です。セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフは、1873年生まれで没年は1943年の、ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者です。交響曲第1番は、1985年に完成されましたが、1987年の初演が大失敗となり酷評を浴びせられ、生前の間は再演されることはありませんでした。しかし、最近は演奏も聴かれるようになりました。聴いてみると、若書きの粗削りな面があるとはいえ、活気に溢れた
今日は小澤征爾さんがベルリン・フィルを指揮したブルックナー交響曲第1番を聴きました。2009年1月に収録された録音だそうです。小澤さんとしては珍しいレパートリーかも知れません。大分前、FMでウイーン・フィルを指揮したブルックナー第9番を聴いたことがありましたし、YouTubeではベルリン・フィルとの第7番も聴いたことがあります。何方もとても良い演奏だと思ったのですが、それでもどうも小澤さんとブルックナー、と言うのはイメージが合わないような気がしていました。(たぶん、私の偏見、です。小澤さんに
アルバム「奇蹟のニューヨーク・ライヴブラームス:交響曲第1番」、こちらのリンクから全曲お聴きになれます。Brahms:SymphonyNo.1inCminor,Op.68-1.UnPocoSostenuto-Allegro(LiveAtCarnegie...ProvidedtoYouTubebyUniversalMusicGroupBrahms:SymphonyNo.1inCminor,Op.68-1.UnPoco
昨日19時過ぎ、日本が誇る世界的な指揮者、小澤征爾さんが亡くなったことを知り、本当に力が抜ける思いでした。享年88歳。今朝は、小澤さんの指揮した(1)ベルリオーズ「レクイエム」、(2)ブラームス「交響曲第1番」を聴いています。外は本当によい天気で、それでどうにか気持ちが救われるようです。僕は、これまで一度も、生(ライブ)のコンサート会場で、小澤さんにお目にかかることはなく、本当にじかに演奏を観たいと思ったころには、小澤さんが指揮をなさることがなくなっておりました。特にコロナ禍で、
シューベルトの「交響曲第1番ニ長調D82」の第2楽章の木管八重奏用の編曲です。
チャイコフスキーの初めての交響曲は1866年に作曲されました。演奏時間は約45分に及ぶ堂々たる風格を備えた雄大な作品となっています。第4番~第6番の三大交響曲には旋律の印象で一歩を譲りますが、なかなか素晴らしい交響曲です。第1楽章に「冬の日の幻想」という副題が付されているのでしばしば交響曲第1番「冬の日の幻想」と呼ばれますが、正式には単純に交響曲第1番で良いようです。1866年と67年に行われた部分的な初演は不評だったらしいですが、1868年に行われた全曲初演は大成功を収めたそう
前半、最後は『スラブ行進曲』。これは12月の記事にも書いたので、簡略に書くが、ロシア国歌『神よ皇帝を護り給え』が繰り返しテーマ〈主題〉として現れる曲である。作曲者のチャイコフスキーは生前、「作風が西欧的過ぎる」と批判・非難されたが、今や『ロシアの魂』と呼ばれている。それはそれは、『ロシア五人組』のボロディン、キュイ、バラキレフ、リムスキー=コルサコフ、ムソルグスキーに較べたら、チャイコフスキーは西欧文化の影響を受けて音楽も西欧的な側面はあるが、現在の評価、特にロシアのオーケストラかロシ
シューベルトの「交響曲第1番」の第1楽章の続きです。
昨日の記事で、19世紀末から20世紀初頭に活躍したロシアの作曲家に思いを馳せましたが、その中からボロディンの交響曲に焦点を当ててみましょう。今日と明日の記事で、二つの交響曲を紹介します。ボロディンは、1833年生まれで1887年没ですから、あの有名なチャイコフスキーよりもむしろ先輩格にあたります。しかし、これらの交響曲を聴くと、モダニズムの時代(機会文明の到来)を予感させる新古典主義的なロマン派後期の作風とは一線を画すような新鮮な息吹を感じることができます。日本ではあまり演奏
ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな出来の良い4兄弟といった趣です。昨日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、今度は、各曲の魅力について、私なりの寸評を披露したいと思います。今日の記事はまず<交響曲第1番ハ短調>。私の愛聴盤は、ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団盤(RCA/BVCC-37252)です。あまりにも偉大なベートーヴェンの9曲の交響曲という巨峰群を意識するあまり、交響曲の作曲には特に慎重な態度で望んでいたヨハネス・ブラームス(1833-1
何故かふと・・・『ブラームスはお好き』と言う一文が頭に浮かぶ1959年に発表されたフランソワーズ・サガンの小説青年が独身女性を誘う手紙の中で「ブラームスはお好きですか?」とさりげなく問いかけるって読んでませんが(苦笑)で、自分自身はブラームスが好きだったようですしかも交響曲第1番限定?若かりし頃の自分に問いたい「君はブラームスが、なぜそんなに気に入った?」(ちなみに、一部は最近買ったものです)#Brahms#ブラームス#交響曲第1番
音楽家・作曲家への道のりは長く厳しいものですが、その第一歩は、音楽通・音楽愛好家になることです。好きで好きでたまらない音楽を聴き抜いて、調べ抜いて、楽しみ尽くす心をなくして、プロにはなれません。私は、折りに触れて、現代音楽の作曲家の仲間や知人と、一献ご一緒することがあります。時間が許して興が乗ると、様々な話題を深く深く語り合う傾向が、私たち作曲家には強いように思います。時には、古今東西の作曲家の書いた「交響曲第1番」の中で、最高傑作はどれだろうか・・・といった話題で、何時
交響曲第1番ハ短調Op.68:I.Unpocosostenuto-AllegroProvidedtoYouTubebyNAXOSofAmerica交響曲第1番ハ短調Op.68:I.Unpocosostenuto-Allegro·Nhk交響楽団·ウィルヘルム・シュヒターブラームス:交響曲第1番℗2012NaxosJapanReleasedon:...www.youtube.com昨日に続き、ヴィルヘルム・シュヒター指揮NHK
1月13日(土)、午前中病院へ寄ってから、神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第391回を聴きに横浜みなとみらいホールへ。みなとみらいシリーズ定期演奏会第391回-神奈川フィルハーモニー管弦楽団2024年1月13日、横浜みなとみらいホールで行われる神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演情報です。www.kanaphil.or.jp来年1月のみなとみらい定期は、金川真弓さんをお迎えし、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、そして特別客演指揮者Mo.小泉和裕によるチャイコフスキーの交響曲第1番
読売日本交響楽団第669回名曲シリーズを聴いてきました。第669回名曲シリーズ|コンサート|読売日本交響楽団読売日本交響楽団の公式サイト。公演プログラム、指揮者・楽団員リスト、マエストロからのメッセージ、会員募集、当日券情報などyomikyo.or.jp2024年1月10日(水)19時開演サントリーホール【指揮】セバスティアン・ヴァイグレSebastianWeigle【ピアノ】藤田真央ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83【ソリスト・アンコール】ブ
若い皆さん、オーケストラを聴きましょう。今夜から、20世紀前半の代表的なシンフォニスト、北欧の巨匠=シベリウスの交響曲を探訪しましょう。ジャン・シベリウス(1865~1957)は、北欧のフィンランドが生んだ偉大な作曲家です。2015が生誕150年にあたりました。特に、交響曲と交響詩の分野で偉大な功績を残しています。ベートーヴェン以降の交響曲作曲家=シンフォニストの中で、"その全曲が今日のレパートリーとして確固たる地位を築いている"となると、その存在は限られてきます。シュー
シューベルトの「交響曲第1番ニ長調D82」の第1楽章の木管八重奏用の編曲です。
2023年は今日でお終い。大晦日に聴いているのは、エル1。一年の終わりを静かに見送るのにぴったり。特に第3楽章アダージョ。エルガーは来年没後90年。今年はそれを先取りするように、エルガーを聴く機会が多かった。交1は2回聴きました(6/29山田CBSO、7/2尾高PPT)。交2も2回(1/29大友東響、5/29尾高都響)。5/29の尾高都響のエル2は、今年のベスト10入り。この他に、《エニグマ》(4/21大野都響)、