ブログ記事2,161件
箱を立てて「ハコダテ」箱を横にして「ハコネ」キンゴロー柳家金語楼が、幼い井上ひさしの町に疎開してきた。日曜になると彼の仮住まいの庭先に弁当持参で出かけ芸を見せるまで動かなかった。彼はいつも不機嫌で、芸を見せる代わりに水を浴びせてきたりした。一度だけ見せて呉れたのが、冒頭の芸。その数日後、疎開先を引き払い東京に引き揚げた。
2025年12月11日公演@紀伊國屋サザンシアター知り合いが出演しているので楽しみにしていました。サザンシアターの行き方はだいぶ迷わなくなってきたけど、アフターを予約した店に迷いたくなかったので、シアター行く前に帰りの道順確かめた。ロケハン体質の私。そもそも、駅ナカと駅ソトに同じ「NEWoMan」という名前の商業施設が…しかも外には複数…ある新宿南口。私は新宿駅を数十年うろうろしてるので、東口&西口、南改札と新南改札なんかの立体構造も頭に入ってるが、来ることの少ないひとにはそりゃわからない
紀伊國屋サザンシアター「弱虫泣き虫石川啄木」若い頃啄木の伝記や歌集を読んだが大人になってからはとんとご無沙汰している。こまつ座の芝居はよく見るし馴染みがある。今回は三列目でよく聞こえよく見えた。啄木が貧困で借金も多く、生活に困窮していたことは知っていたが、演劇でリアルに突きつけられると切ない。特に酒浸りのどーしようもない父親役の山西惇さんは上手いなあと感心したし、母親役の人も上手くて、2人の丁々発止のやりとりは迫力があり、ユーモアがあり見事だった。貧困の中でただ一人親友
こまつ座の舞台(井上ひさし氏関連作品のみ上演する制作集団)に生徒さんが出演されているので観劇へ。最近観る作品はパンチのある脚本が多めだったので、久しぶりの正統派?のお芝居。『泣き虫なまいき石川啄木』作井上ひさし演出鵜山仁井上ひさしさんの創造も入っているのか、そのままなのか、今度ゆっくり伺ってみたいと思いましたそれにしても、、横を向いても後ろを向いても寝転がっても安定した生徒さんの声は嬉しすぎ発声が安定すると表現も豊かになるので、声だけでなく
☆2025年12月12日(金)マチネ紀伊國屋サザンシアター「頭痛肩こり樋口一葉」など、井上作品の評伝なので、見てみたくて行ってきました。キャストは石川一=啄木(西川大貴)・石川節子(北川理恵)・石川一偵=啄木の父(山西惇)・石川カツ=啄木の母(那須佐代子)・石川光子=啄木の姉(深沢)樹)・金田一京助(眞島秀和)。節子が亡き啄木の日記を読み始めるところから劇は始まり、啄木の晩年2年間の出来事が再現されていきます。仕事が長続きしない啄木、両親は別居し、母(姑)は同居
亀のような歩みで進行中の井上ひさし全芝居舞台上演制覇プロジェクト。今年もここへ来て『泣き虫なまいき石川啄木』を初めて見ることができて、一歩前進しました。芝居は石川啄木の晩年の3年間の東京生活を描いたもので、登場人物は家族5人(本人、その妻、本人の父・母・妹)と金田一京助の6人。晩年といっても、啄木は1912年に26歳で結核で亡くなっています。26歳なんて、まだ人生始まったばかりなのに。芝居の中で起きる様々ないざこざ・事件は、そのほとんどが貧困により引き起こされるものです。啄木は、「自分は
『朝日ジャーナル』に隔週15回も掲載された高額な意見広告の資金源を追及しない言論界への厳しい批判と、井上ひさし・大江健三郎両氏の対談に見られた歪んだ歴史認識への決別を記す。朝日新聞を購読していたがゆえに抱いていた敬意が、事実確認を経て深い軽蔑へと反転した過程と、言論人・文化人・学者の責任を鋭く問う論考。朝日を購読していたばかりに敬意を持っていた無念さと同じだけの深い軽蔑である。2016-01-20それにしても、『朝日ジャーナル』(朝日新聞社刊)に隔週で15回にわたって意見広告を掲載する
井上ひさし宮城谷昌光漢文調は、高島俊男さんがおっしゃることばを借りると、「漢文一律荘重体」といいまして、漢文を書き下す(読み下す)とだれがやっても同じになる文体です。なので、わたしはそこにオリジナリティを感じませんが、しようと思えば、中国の古典や歴史に造詣の深い作家さんなら正直だれでも書けるものの、書かないだけだと思います。・・・ただ、実際に漢文の白文の歴史書を読みなれてくると、書き下すのが手間なので、ほとんどの中国歴史作家は白文をそのまま訳していると思います。それを参考に、自分の小
こんばんは。昨日は東京に観劇に出かけてきました。紀伊國屋サザンシアターでこまつ座公演「泣き虫なまいき石川啄木」を鑑賞してきました。こまつ座は井上ひさしを座付き作者とする劇団です。井上ひさしの死後も作品の上演を続けています。私は長きにわたりこまつ座の公演を観てきましたがこの作品は未見で、今回チケットを取ってみました。26歳で亡くなった啄木の短い生涯。その最後の二年間を描いた作品です。啄木の、というより家族の物語ですね。妻、両親、妹、それぞれの激しい
私の初プロデュース公演朗読劇『父と暮せば』チケット発売、開始しました!!そして、そして、本チラシが出来上がりました✨️✨️YUMEさんの描いて下さった、父・竹造と幼い頃の娘・美津江。温かいです😢このチラシが皆さんのお手元に届くといいな。チケット発売中ですので、ご予定がつく方はお早めにゲットして下さると、私のやる気が倍増します☆公演日程2026年3月19日(木)14時/19時3月20日(金・祝)14時3月21日(土)13時/18時3月22日(日)13時*受付開始・当日
昨日は、朗読ユニットmillefoglie(ミッレフォッリエ)の記念すべき第1回公演。おかげさまで、無事終了しました!沢山のお客さまにお越しいただき、楽しんでいただけたようです。よかった、よかった。リハーサル中にメンバーで記念撮影。いちばん左は、私たちの朗読にライアーの演奏をつけてくださった、はせがわともみさん。その隣から、酒本美枝さん、青木邦枝さん、ワタクシ、根本佐知子さん。みんな、いい顔。お店の前に貼り出したチラシ。
オーブの千秋楽で芳雄さん自らトート役の勇退を発表されたようですね「もしまた出て来たら市村正親と呼んでください」(笑)市村さんはミスサイゴンなどで辞めるやめる詐欺(笑)芳雄さんもトートだけではなくヴォルフもまだまだ見たかったでも・・後進に道を譲る潔い決断をされました芳雄さんで観たい作品はこまつ座に客演した「組曲虐殺」小林多喜二の悲劇を井上ひさし氏がユーモア感覚で描いた優れた作品です芳雄さんの
映画解説・あらすじ「ひょっこりひょうたん島」の名コンビ、井上ひさしと山元護久が共同で脚本を担当した長編まんが。アンデルセン靴店の息子ハンスと、仲良しのマッチ売りの少女エリサの住む街に、ある日、眠りの精のオーレおじさんが現われる。彼は、世界中の子供に夢を配って歩くのが仕事だ。教会の鐘楼に住みはじめたオーレおじさんは、たちまち街の子供たちの部屋をバラ色にする。ところが働きすぎて靴の踵を折り、仕事ができなくなってしまって…。童話作家になるのが夢のハンス少年のもとに、眠りの精オーレおじさん(Ole
豊嶋真千子プロデュース公演朗読劇『父と暮せば』詳細決定致しました!!朗読劇『父と暮せば』作:井上ひさし演出:野坂実<出演>辻親八豊嶋真千子あべ敬子<日程>2026年3月19日(木)14時/19時20日(金)14時21日(土)13時/18時22日(日)13時<会場>TACCS1179<チケット販売>2025年11月30日(日)10:00発売!◎こりっち予約(当日精算/会場受付受取)こりっちチケット予約はコチラ◎カンフェティ(事前決済/コンビニ発券)☎
◆ネルソンさんの本について(2018年4月8日ブログ)ネルソンさんは言います――「戦争の本質は、今も昔も変わらない」。わたしもそう思います。「戦争」という漢字2字で語られるものの実体は…「無差別の、連続通り魔的な殺戮」なのです。アレン・ネルソンさんは、1996年の沖縄での米兵によるレイプ事件で、12歳の女の子が性的暴行の被害者であったことに驚き、…それと前後して、日本国憲法の英語版を知り合いから渡されるのです。そして、その第9条を読んで、ネルソンさんはイスから
難しいことを優しく、優しいことを深く、深いことを面白く、面白いことを真面目に、真面目なことを愉快に、愉快なことはあくまでも愉快に。井上ひさし
『父と暮せば』映画トーキー100分カラー公開日2004年7月31日制作国日本配給パル企画原作井上ひさし脚本黒木和雄池田眞也音楽松村偵三撮影監督鈴木達夫美術監督木村威夫出演宮沢りえ(福吉美津江)原田芳雄(福吉竹造)浅野忠信(木下)監督黒木和雄☆2005年9月10日アバンティ・ホールにて鑑賞画像はインターネットより拝借引用した。☆昭和23年(1948年)
ブログスタンプ全獲得おめでとう!▼10月のあなたはスペシャルランクでした◆ありがとうございます◆今回も無事にスペシャル捕れましたーホント来てくれる皆様のおかげです。●こんばんよう~週末恒例の深夜の更新です。今日は11月16日。今月も中盤です。●最新作「ヤマトよ永遠にREBEL3199」に登場する宇宙戦艦ヤマトの玩具「輝艦大全宇宙戦艦ヤマト3199(第3次改装型)」内臓LEDで発光する、4月に発売、価格は9900円。●<機動戦士GundamGQuu
11月13日新入荷情報につき、現在の状況についてはこちらをご参照ください。⇒https://t.co/0w2iJ5yYS1?amp=1または、お電話にて御確認いただければ確実です。お手数をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。エレジー父の夢は舞う清水邦夫初版カヴァシミ強汚れ本体少シミヤケ少傷み¥700マリリン・モンロー11刷少傷み少ヤケ¥800デラックスカラーシネアルバム32ダイアン・レイン責任編集=梶原和男少ヤケ少傷み¥1,0
🐾UVER+world🎶onInstagram:"スナフキンの歌(おさびし山の歌)詞:井上ひさし曲:宇野誠一郎歌:西本裕行スナフキンの正体は‥実はスナフキンはリトルミイの弟です。父親が違うので、異父姉弟ということになります。【歌詞】1)雨に濡れ立つおさびし山よわれに語れ君の涙のその訳を2)雪降り積むおさびし山よわれに語れ君の強さのその訳を3)夕日に浮かぶおさびし山よわれに語れ君の笑顔のその訳を"11likes,0comments-yagichan0524onNovem
スタジオジブリ内で、前代未聞の騒動が巻き起こりました。きっかけは、高畑勲監督の新作『平成狸合戦ぽんぽこ』の企画でした。この企画に、宮崎駿監督が猛烈に反対したのです。まず宮崎監督が噛みついたのは、テレビ局の要望で決まったという長いタイトルでした。彼は「ふざけたタイトルだ」と憤慨し、作家の井上ひさしとの対談でも「あのタイトルはダメだ」と語るほど、その名前を嫌いました。しかし、彼の怒りはそれだけではありませんでした。宮崎監督は、自身が『紅の豚』を1年という短い期間で必死に作り上げたのに対し、
市川市行徳文化ホールリニューアルオープン記念こまつ座第155回公演きらめく星座2025-08-03市川市文化会館開館40周年記念映画長崎追想父・井上ひさしへの旅名作に描かれた長崎の真実井上ひさし氏三女井上麻矢さんトークショーでチケットを購入2025-08-21読了真夜中の電話父・井上ひさし最後の言葉井上麻矢著永井荷風氏が好きで市川に引っ越した井上ひさしさん作の音楽劇1985年に初演太平洋戦争開戦前夜昭和16年12月7日
父と暮せば作家・劇作家井上ひさしさんが書かれた二人芝居の戯曲作品の前口上で「おそらく私の一生はヒロシマとナガサキを書き終えたときに終わるだろう」と書かれたように10年以上もかけヒロシマを訪れ史実を学び被爆者の声を聴き体験記や手記を隅から隅まで読み尽くし書き上げた第一作である昭和23年原子爆弾が投下された3年後のヒロシマ「うちはしあわせになってはいけんのんじゃ」愛する人達を原爆で失った美津江は一人だけ生き残った
1最近までぜんぜん知らなかったのだけど、ずいぶん前から、次の言説がいくつかのメディアで取り上げられ、流布している、という。「『ひょっこりひょうたん島』のこどもたちとサンデー先生は、第一回放送のひょうたん火山爆発で一度死に、それ以降の話は死後の世界を描いたもの」「へーえ、この話、いつの間にか、世の中に広まっていたんだ」と私は驚いた。実は、この話、かなり以前、メディアとは関係ないルートで聞いていたから。調べてみると、なるほど、結構出てくる。初出はどうやら、読売新聞が井上ひさ
芝居が終わったからそっちにもこっちにも行ける。昨夜は下北沢WAVERにてTri-Uncleライブ。何がすごいって、タツヤくんの激しく叩きまくるドラム。バスドラから風圧がきた。と、他の二人のおじさんたちも引っ張られて、結構アグレッシブになってた。面白いなあ。おつかれさまでした(^_^)そして今日午後は中野富士見町のニュー・サンアイでタニマサ「音楽劇藪原検校後編」見た。大谷亮介さんの一人芝居に吉本匡孝さんのギター生演奏。講談を立体的にし、ミュージカル仕立てにしたカンジだが楽しめた。やるなあ。
こんにちは、吉江勝です。昨日のメルマガにもたくさんのご感想を有難うございました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【フィーリンググッドでいることが大切な学術的な理由】https://ameblo.jp/yoshiemasaru/entry-12941938552.htmlーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー少しだけご紹介しますね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●吉江さんこんにちは。量子物理学的な観点ですがおそらく科学で説明できないお話で
秋が深まり、軽井沢は寒さが厳しくなってきました。けさの最低気温は3度。紅葉が一段と進み、見ごろを迎えつつあります。ここに載せる軽井沢高原文庫前庭で撮影した赤い実は、イチゴではありません。マムシグサの実です。サトイモ科テンナンショウ属の植物。マムシグサの実には毒性があり、食べられません。さて、3日前、10月25日、軽井沢高原文庫主催の最後のイベント「晩秋の信濃追分を歩く~追分ゆかりの文学者たちの足跡を歩く~」が開かれました。片山廣子を研究している東京都在住の女性や、8年前から軽井沢に移住
おはようございまちゅ薄曇りのラブママ地方でちゅ今日は休み明けにしてはすこぶる調子がいいとママが言ってまちゅ昨日は茂木町で行われた一人芝居井上ひさし原作「父と暮らせば」を観にママと行って来まちた何年経っても原爆のことは忘れてはいけないと思い直す一日でちたとママがいってまちたさて今日は、テディベアズ・デイでちゅテディベアの名前の由来となったセオドア・ルーズベルト米大統領の誕生日にちなんで制定されまちたたくさんのテディベアと一緒に仲良くお写真撮りま
11月29日の、朗読ユニットmillefoglie(ミッレフォッリエ)の公演台本を製本しました!手作り感満々でございますが…(笑)こうして台本にしてみると、気持ちが引き締まります。ちなみに、左の緑の表紙が井上ひさし作『鬼五加(おにうこぎ)の章おこう』右の赤の表紙が東野圭吾作『サンタのおばさん』。これを手に、本番に臨みます。たくさんついている付箋は、これからさらに深めたいと思う箇所。頑張らなくては!
2016年01月20日それにしても、…『朝日ジャーナル』(朝日新聞社刊)に隔週で15回にわたって意見広告を掲載。…するためには、大概ではない資金を要したはずである。日本で、言論で飯を食って来た人間たちは、この資金が、どのようにして、どこから提供されたものかを、きちんと調べて、日本国と日本国民に知らせない限り、言論人でございます。いわゆる文化人でございます。学者でございますなどとは、二度と言えない事を、知らなければならない。週刊朝日を長い間購読していた時、井上ひさしが存命中に大江健三郎との