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下関・広島地区のJR山陽本線で長年主力だった115系近郊形電車は、かつて多くのバリエーションが見られました。0・1000・2000の各番台で組まれたC-14編成も特徴的で、張り上げ屋根+原形窓だったクハ115-219が注目されました。2011年秋、下関の留置線で休むクハ115-219。張り上げ屋根ながら前面と側面の窓がノーマルな異端車でした。左は当時下関に配置されていた117系C-104編成のクハ116-302クハ115-219は1969年に登場し東北本線などを走った後、
定期運用を持たないJR西日本下関総合車両所運用検修センターのEF65形1000番台(PF形)。事業用列車の合間に単機で走る姿も見かけますが、まちなかを走る姿は単調さをかき消します。JR下関駅前で撮影してみました。運用検修センターを出庫し、下関漁港前の高架を通過するEF651126。自動車を絡めると乗り物としての対比が出て面白く感じます下関総合車両所運用検修センターを出庫したEF65PF形は、下関駅の側線でしばらく発車待ちをします。この時間を利用すれば2カ所で撮影できます
JR山陽本線で活躍するEF65形1000番台(PF形)などが配置されている下関総合車両所運用検修センター。大型連休中に周辺を訪れてみると、トワイライトエクスプレス色のEF651124などが休んでいるシーンが見られました。洗浄線で休むトワイライト色のEF651124。保安装置ATS-P装備のため関西圏への「出張」が多い印象の同機ですが、個人的には最近よく下関で見かけます。奥はDE101076別の日にはEF651131がいました。全検から4年がたち、塗装が少しずつ色あせて
JR西日本下関総合車両所運用検修センターに10両が配置されている電気機関車EF65形1000番台(PF形)。下関地区では乗務員訓練で走る時もあります。4月中旬に充当された1134号機を見てみました。乗務員訓練で新下関—幡生間を走るEF651134。全般検査から約3年、前面窓上などの塗装が少し薄くなってきたように感じます乗務員訓練は運転士の習熟などのために行われるもので、下関地区では小野田と新山口までをそれぞれ1往復する運用が中心です。のんびりと単機で走る姿は、
3月17、18の両日に一挙4編成が回送されたJR西日本岡山地区の113系電車。下関総合車両所運用検診センター(下関市大和町)には、B-07、B-09、B-13の3編成が留置されています。4月6日に現地の様子を見てみました。留置線で並ぶ113系B-09編成のクハ111ー2038(左)とB-13編成のクハ111ー2014(敷地外から撮影、以下の写真も)下関総合車両所岡山電車支所の113系は、後継の227系500番台「Urara」の増備により運用離脱の動きが見られます。今年
JR西日本に10両在籍する電気機関車EF65形1000番台(PF形)。所属先の下関総合車両所運用検診センターでは普段、そのうちの半数程度が見られます。夜間にねぐらで休んでいる姿を見ようと訪れてみると、洗浄線に1135号機の姿がありました。下関総合車両所運用検診センターの洗浄線で休むEF651135。山陽本線と彦島に渡る関彦橋に挟まれたこの場所は歩道から電気機関車を間近で見られる唯一の場所で、写真奥にも他のPF形やディーゼル機の姿が確認できます1135号機を正面から。撮影はい
JR山陽、山陰本線などを走る電車、気動車の運用拠点となっている下関総合車両所運用検修センター。夜間は115系やキハ40系といった国鉄形車両が静かに待機する光景が広がります。瀬戸内色が入庫した日に、久しぶりに訪れてみました。この日お目当ての115系瀬戸内色N-04編成(左)は、歩道近くに入庫していました(知人が瀬戸内色の運行情報は公開されないと話していてうのみにしていましたが、JRおでかけネットに載っていました…)。隣は通常塗色のN-02編成下関総合車両所運用検修センタ
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF65PF形。現在配置されている10両の中で、国鉄時代から異動がない下関生え抜き機3両のうち、トワイライトエクスプレス色の1124号機と2カ月前に全般検査を受けた1126号機が10月26日、同センター内の洗浄線付近で並んでいました。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線と折り返し線で並ぶEF651124(右)と同1126。「トワ釜」は14日の徳山駅での展示後も下関に残っているようです下関のEF65PF形には、①1
JR貨物の小型入換用ディーゼル機関車で、下関貨物駅に常駐するDB500-1。10月初旬、山陽本線を挟んで隣接するJR西日本下関総合車両所運用検修センターに入庫しているのを見かけました。検修庫内ではトワイライトエクスプレス色の電気機関車、EF651124号機と並びました。下関総合車両所運用検修センターで並ぶDB500-1(右)とEF651124下関のEF65PF形の中でも保安装置ATS-Pを搭載し、関西圏に「出張」していることが多い「トワ釜」1124号機と、本州末端の貨
JR西日本下関総合車両所運用検修センターの電気機関車EF651000番台(PF形)10両のうち、貫通扉上部の塗り分けを唯一保っていた1135号機が、10月初めまでに他の下関のPF形と同じクリーム1色に変わりました。「特別なトワイライトエクスプレス」で活躍していたころのEF651135。当時は貫通扉の塗り分け維持はもちろん、テールライトもLED化されておらず、ブルートレイン時代と変わらぬ姿でした=2015年よく見ないと気づかないEF65PF形の貫通扉の塗り分けですが、一
JR西日本の懐鉄企画で「瀬戸内色」が復活した115系3000番台N-04編成。10月11日に下関総合車両所本所(幡生)を出場し、所属先の運用検修センターに戻りました。国鉄形が集う夜の車両基地周辺を訪れてみると、かつての下関運転所時代の雰囲気が感じらました。県道沿いから眺めた夜の下関総合車両所運用検修センター。(左から)キハ40系、EF65PF形、クモヤ145形、瀬戸内色の115系3000番台N-04編成。このエリアはまるで国鉄〜JR初期の下関運転所時代の再来を思わせますN-0
JR宇部線などで運用される下関総合車両所運用検修センターの105系。現在は2両編成9本が在籍しています。冷房装置は全ての車両が分散式のWAU102形ですが、形状が異なる2種類があり混載している車両も見られます。2023年9月に9編成18両の搭載状況をチェックしました。分散式の冷房装置WAU102形を搭載した現在の105系。メーカー別に2種類があります。写真はU05編成のクモハ105-15で、左端と中央の2基で形状が異なっているのが分かります=6月WAU102形は、JR西日
JR山陽本線新山口ー下関間で運用される下関総合車両所運用検修センターの115系T編成。クモハ114形のタイフォンカバーが順次スリットタイプに切り替えられていますが、最後のT-14編成のクモハ114-1627も変更されました。新山口の車庫で休む115系T-14編成のクモハ114-1627(右)。よく見ると、隣のT-13編成のクモハ114-1625と同じスリットタイプのタイフォンカバーに変わっていました=10月2日9月23日に公開した当ブログ記事の執筆時点では、T-14編
JR山陽本線新山口—下関間で運行される下関総合車両所運用検修センターの115系T編成。ともに先頭車化改造車のクモハ115形+クモハ114形の2両編成4本が在籍しています。個性派として注目されるT-11〜T-14編成ですが、クモハ114形のタイフォンカバーが今年5月以降、スリットタイプに変更され話題となっています。タイフォンカバーがスリットタイプに変わったT-11編成のクモハ114-1106。同車はT編成唯一のパンタグラフ2基搭載で、風貌がますます武骨になりました。また、編成番号表記が他
今年7月にJR西日本岡山地区で定期運行を終えた117系。最後まで残っていたE-05編成も廃車回送されました。9月17日に下関総合車両所運用検修センター(下関市大和町)に入っているところを見てみました。小野田線のクモハ123-3(右)と並ぶ117系E-05編成のクハ117-17。普段は見られないツーショットです上り方先頭車のクハ117-17。種別幕は「回送」のままのようですクハ117-17を横から。左端は115系T-14編成のクモハ114-1627モハ1
JR山陽本線の西端に位置する下関総合車両所運用検修センター。かつてブルートレインが走っていた時代には、けん引する直流電気機関車の西の拠点でした。現在もEF65PF形が配置されていますが、敷地内の一角に洗車を行う洗浄線があります。先日1126号機が入っていたところを見てみました。歩道から眺めた下関総合車両所運用検修センターの洗浄線。最近はEF651126号機が留置されていました洗浄線は運用検修センターの南端、九州方面に向かう山陽本線の高架付近にあります。運用を終えた機
JR宇部線や山陽本線で活躍する105系通勤形電車。このうち2022年春ごろに運用離脱し、下関総合車両所運用検修センターに留置されていた増結用のクモハ105-23と24が5月23日、事業用車クモヤ145ー1103のけん引で移動しました。クモヤ145-1103(左)が連結されたクモハ105-24。23はその後ろにつながっていますクモヤ145-1103は昨年検査を受けたようで、まだきれいな状態でしたクモハ105-23と24は1両で1編成として扱われ、それぞ
直流電気機関車の西の拠点・JR西日本下関総合車両所運用検修センター(山口県下関市)。かつては下関運転所の名称で、多数のブルートレインけん引機が出入りしていました。EF65PF形のほか、ディーゼル機関車DD51形、DE10形が集う同センターの機関車線周辺を散策してみました。ブルトレで活躍したEF65PF形。下関には10両が残っていて、並んでいる姿が見られるときもあります。写真は1130号機(左)と1131号機JR下関駅西口から彦島方面に向かう県道を徒歩で約10分、路線バスで
かつてブルートレインでも活躍した電気機関車EF65形1000番台(PF形)。JR西日本下関総合車両所運用検修センターには10両が残り、現在は山陽本線の工臨などで使われています。その中で1126号機は前回の全般検査から5年以上がたち、車体が白っぽく見えるなど色あせが目立っています。今年に入って下関ー新山口間の乗務員訓練でよく走っているEF651126。全体的に色あせが進んでいて、側面は一部パッチワークのようになっています。下関のEF65PF形は全て1979(昭和54)年製の最終増備グル
JR西日本で活躍を続ける元ブルートレインけん引機のEF65形1000番台(PF形)。保安装置ATS-Pを搭載しない1130号機は最近、山陽本線での乗務員訓練でよく走っていますが、先日は寝ぐらの下関総合車両所運用検修センターでも見かけました。運用検修センターの奥に止まっていた1130号機。運行を終えて帰区したところか、構内運転中だったのでしょうか。手前のパンタグラフを畳みテールライトも片側のみの点灯でしたこの日はクルマで付近を通っていたときに遭遇。長年見ているEF65PF形
JR山陽本線の末端にあたる下関駅から関門トンネルまでの区間は、車窓に下関総合車両所運用検修センター(旧下関運転所)が広がります。14日に小倉発下関行きの列車内から眺めてみました。国鉄時代以来の総合車両基地で、かつてはブルートレイン「あさかぜ」の拠点でもあった下関総合車両所運用検修センター。車体表記の「広セキ」は多くの鉄道ファン親しまれていると思います。この日はよく見える手前側に、電車の回送などで活躍する事業用車クモ145ー1103がいました。奥の林兼産業のビル看板は、かつてはクジラだっ
2022年にデビュー40周年を迎えたJR西日本の115系3000番台。国鉄形車両ながら、山陽本線岩国ー下関間のローカル輸送では依然主力として活躍しています。117系に似た転換クロスシートが並ぶ同番台。今回は乗り鉄視点で見てみました。※参考として取り上げた列車の運転時刻は、25年3月ダイヤ改正に対応しています※115系配置区所の表記は24年6月以降の「下関総合車両所下関支所」にしています※23年10月14日から営業運転を始めたリバイバル瀬戸内色編成は末尾に追記しました■山口県内
京阪神を結ぶ看板列車「新快速」向けに旧国鉄が投入した117系。1980年代にはハイグレードな近郊形電車として注目の存在でした。86年には改良型の100番台も増備され、一段下降窓のスマートな外観で国鉄鋼製車の最後を飾りました。その後は新快速を外れて周辺地域に移りましたが、2005年から10年間は下関地区の山陽本線でも活躍しました。新山口ー下関間で運行された117系100番台(左)と300番台=2011年山陽本線の新山口ー下関間は、国鉄時代から九州の交直流近郊形電車が乗り入れ
下関総合車両所運用検修センター(広セキ)に所属し、115系G03編成の上り方先頭車として活躍するクハ111-91。主幹制御器を抑速ブレーキ対応に交換し、クハ115になりきっているが、1965(昭和40)年製造、いま現役の113系としては最古参の車両とされている。デカ目ヘッドライトは土台を残してシールドビーム化され、テールライトもクリアレンズとなったクハ111-91。このG-03は特徴のある編成で、下り方先頭車はサハ115改造のAU13E冷房車、クハ115-607となっている最近
クハ115-601~606は国鉄時代の1983(昭和58)年度に、クハ111から改造・編入した車両。現在は下関総合車両所運用検修センターに2両が残り、山陽線で活躍している。クハ115-605はG01編成の下関方に連結され、異彩を放っている。下関駅南の電留線で休むクハ115-605。115系としては最後まで残ったデカ目車両だったが、現在はその土台を残したままシールドビーム化され、ユーモラスな顔になった。タイフォンカバーもお椀形?のものに変更されているJR後にWAU102形による冷房改造
クハ115-607は国鉄時代の1983(昭和58)年、サハ115-5を先頭車化改造した車両。最大の特徴は冷房装置。国鉄近郊形電車は集中形クーラーを基本とするが、同車は普通車で初めて分散形のAU13Eを採用。通常6基搭載のところ4基しかない異端車で、当時から「簡易冷房車」扱いされていた。下関総合車両所運用検修センターG03編成の下関方に連結されるクハ115-607。ドアは懐かしい鋼製のまま。天井のベンチレーターは2個あったが、撤去されたようだ広島運転所の113系F16編成(左)と並ぶク
山陽線広島・下関地区の115系は昭和50年代に新製された2000・3000番台が主力だが、改造車も数多く存在する。下関総合車両所運用検修センター所属のG02編成、クハ115ー622も、元113系の異端車として熱い視線?を浴びている。下関に入庫中のクハ115ー622。1967(昭和42)年にクハ111ー456として登場。91年に110キロ運転対応となりクハ111ー5456に改番。94年に115系に編入された。その後延命工事を受けて張り上げ屋根化。さらに濃黄色に変更されたJR西日本の更新