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皆様こんにちは、今回は下眼瞼皮膚切除のモニター様経過写真になります。57歳男性です。この方は昨年経結膜脱脂術を受けられています。その時に下眼瞼のたるみが出る可能性についてもお話ししました。『経結膜脱脂術+眼窩脂肪注入のモニター様経過写真☆34』今回のモニター様は57歳男性になります。手術内容としましては経結膜脱脂術+眼窩脂肪注入になります。まずは術前の状態から眼窩脂肪ヘルニアがあるためたるんだ印象の…ameblo.jpまずは脱脂を、ということで経結膜脱脂術をお受けになり、経過を見ていた所
上眼瞼脱脂は名前の印象ほど大きな変化が出ないことがあります。厚ぼったさの原因が脂肪だけにあるケースは少なく、皮膚の厚み、余り、奥行きなど複数の構造要素が関わるためです。上まぶたが重く見える主な要素をまとめると次の通りです。要素説明皮膚の厚み皮膚自体が厚いと脂肪を取っても変化が薄い皮膚の余りたるみがあると視覚的な重さとして残る奥行き奥目や眼窩の形によって厚みの印象が変わる脂肪以外の組織眼輪筋やROOFなど別の層が厚みを作ることがあるこうした事情から、脱脂だけ
過剰脱脂モンスタークリニックでどの位脂肪を取ったかを聞くと、5500円請求された件。下眼瞼脱脂後に、目の下が凹んでしまった美容外科医が連日取り上げられていますが、手術でどの位脂肪を取ったかを聞いたところ5500円の費用を請求されたそうです。また受付のカウンセラーに術後のトラブルをいったところ、「半年以内に絶対治る」と言われたということでした。その外科医の経歴を見た所、悪徳チェーン店出身・形成外科専門医ではない・JSAPS所属でもないといった点が指摘されていました。カウンセリング
目の下のたるみ取りやクマ治療は術式の選択や医師の診断力で結果が大きく変わります。単純に脱脂すれば良いというものではなく、凹み型膨らみ型たるみ型のどれに該当するのかを正確に判断しなければ期待された仕上がりにはなりません。また黒クマ茶クマ影クマ青クマといった種類ごとに原因と治療法が全く異なるため、クマの分類に詳しい医師を選ぶことは極めて重要です。目的傷跡強み弱み下眼瞼脱脂膨らみを減らす表に出ないシンプルで回復早い凹み型には逆効果の可能性表ハムラ法脂肪
TOBE美容外科代表院長キムドフンでございます。目の下の膨らみは若い方にもある場合があります。普通とても若い方はくま(ダークサークル)のように認識され20代になると人によっては目の下脂肪再配置等の手術や涙溝にフィラー施術を通して管理を始められます。しかし、目の下の場合は本人が外見上の不快感を感じない限りは機能上の不快感がないため特別な管理をせず過ぎていく場合が多いです。このように管理されなかった目の下の脂肪は50~60代になって皮膚のたるみが伴うと急に歳を取っ
下まぶた手術の合併症である外反や三白眼を植皮を用いて修正する手術を行っています。今回の方は20代半ばの女性で、2年前に、他院でグラマラスライン形成(たれ目形成)手術、目頭切開、目尻切開を同時に受けられています。三白眼になり過ぎてしまったので、可能な限り元に戻したいというご希望です。それほど重症とは言えませんが、三白眼は目立ちます。グラマラスライン形成後の三白眼修正には、まずはまぶたの縁を下に引き下げている縫い付けを外すことが必須です。そのうえで、下まぶたを目尻に向かって斜め上に
目の下のクマ治療は、大きく分けると膨らみ(凸)を減らす治療と凹みを埋める治療の2つです。それぞれの特徴と注意点を整理します。①凸を治す整形:下眼瞼脱脂(経結膜脱脂)上を見たり、上まぶたを軽く押すと目の下がぷっくり膨らむ膨らみの正体は「眼窩脂肪(がんかしぼう)」が前に押し出されている状態まつ毛の裏側(結膜側)から3つの脂肪コンパートメントにアプローチして、余分な脂肪を除去する手術表側に傷が残らない注意点・よくある失敗脂肪だけを取ると、クマは消えても皮膚が余ってシワっぽくなる
ミッドフェイスリフト後の「目の下の膨らみ」や「効果が分からない」という失敗例が報告されています。例えば3か月経って腫れが落ち着いてきても凹凸が目立つままというのは、単なる一時的むくみだけでは説明しにくく、いくつかの要因が考えられます。考えられる原因①脂肪の偏位(脂肪の移動や段差)ミッドフェイスリフトでは、頬脂肪(malarfatpad)を骨膜下や皮下で剥離し、吊り上げて固定します。この過程で眼窩脂肪・SOOF(suborbicularisoculifat)の境界に段差が
目の下のたるみ・クマ治療は「脂肪を取る」だけでは解決せず、むしろ悪化するケースも多いので、医師選びがすべてといってもいい領域です。ご提示いただいた条件に加えて、さらに「名医を見極める視点」を整理してみます。目の下たるみ取り・クマ治療、名医選びの基準解剖知識と術式の幅眼窩脂肪の区分(3コンパートメント)だけでなく、皮膚・眼輪筋・靭帯構造を総合的に理解しているか→下眼瞼支持組織(眼窩隔膜、眼輪筋下靭帯、マロリーノ靭帯など)まで説明できる医師は安心度が高い。切る/切らない治療(脱脂、ハ
JSASで某クマ取りの手術でハムラ法を否定している美容外科医がやり玉に挙がっていた事件が起きた様です。この美容外科医は下眼瞼脱脂のみをほぼ推奨している外科医なのです。片目はレジェンド先生、片目は研修医に手術を行わせているという実情だったわけですが、・形成外科専門医・皮膚科専門医と書いてあるのですが、名簿に見当たらないということです。果たしてどうなのか。品川あがりの美容外科医なので、そもそもこの塾には呼ばれていないそうです。🔎問題点の整理①資格詐称疑惑「形成外科専門医
「グラマラスライン形成(下眼瞼下制術)」における涙袋(涙堂)の消失リスクと、それを回避するための高度な術式まで押さえており、施術を本気で検討している人にとって重要な視点をわかりやすく整理してみたいと思います。✅なぜグラマラスライン形成で涙袋消えるのか?原因解説眼輪筋の牽引・位置変化CPF(capsulopalpebralfascia:眼瞼下制筋腱膜)を下方へ引っ張る際に、涙袋の立体構造(主に眼輪筋上部のふくらみ)を平坦化してしまうことがある筋肉の緊張バランスの崩れ涙袋は眼輪
おはようございます。新宿ラクル美容外科クリニックの山本厚志です。忙しい日が続いています。連日、沢山のご来院、大変ありがとうございます。本日もどうぞ宜しくお願いいたします。今日は、「下眼瞼下制術皮膚切開法(たれ目術・グラマラスライン形成)+目尻切開」の術後経過をご紹介いたします。症例は、30代女性です。目を大きく見せたい、とのリクエストでした。目尻切開で目の横幅を広げて、下眼瞼下制術でたれ目風にすることで、目を大きく見せて行きたいと思います。30代女性の手術前のご状態です。
ペパーズの学会論文から、「グラマラスラインの修正手術における名医の選び方」をわかりやすく整理してみました。✅グラマラスライン修正の執刀医選び|名医の証①「三白眼」「下眼瞼後退」「外反」に精通しているか下眼瞼下制術(グラマラスライン形成)は眼瞼縁の位置を下げる繊細な手術であり、術後に「三白眼」や「外反」「結膜の露出」が起こりやすい。修正ではこれらを的確に評価し、重度度合いを判断できる専門性が必要。名医の証:術後の合併症(外反・眼球露出・後退)を治す症例経験が豊富「三白眼→
切らないタレ目形成(埋没式のグラマラスライン形成/下眼瞼下制術)には以下のような明確なデメリットと注意点があります。非常に的確な観点ですので、整理しておきます。🔍切らないタレ目形成の特徴とリスク✅一見の利点(術後数か月)ダウンタイムが短く、腫れも比較的少ない糸の調整で軽度のタレ目形成が可能費用が安い傾向にある手軽な印象があり、初めての人にも選ばれやすい⚠️実際の懸念点(特に半年以降)問題点内容後戻りしやすい皮膚や組織がもとに戻ろうとする力が強く、半年〜1年で形
「目の下のクマの分類と治療法」まとめました。美容外科・形成外科の医師選びで失敗しないための注意点は非常に重要です。以下に、整形初心者から中級者までに共通する具体的で実用的なチェックポイントをまとめます。✅目の下のクマの分類と原因・治療法一覧クマの種類主な原因特徴有効な治療法手術の適応黒クマ(影クマ)眼窩脂肪の突出目の下が膨らんでその下に影ができる・下眼瞼脱脂(経結膜脱脂)・脂肪再配置(裏ハムラ)・脂肪注入◎非常に有効色クマ(青クマ・赤クマ)血流うっ滞
「目の下のたるみ取り手術(下眼瞼の脱脂or皮膚切除含む)」の料金相場と、研修医レベルの医師vs形成外科専門医での料金差・技術差を一覧表でまとめました。✅目の下のたるみ取り手術の料金相場一覧(2025年現在)手術内容相場価格(全国平均)研修医レベル(未熟医師)形成外科専門医(上手い医師)経結膜脱脂(皮膚を切らず脂肪除去)約15万〜30万円10〜20万円(モニター多数)25〜40万円(技術保証あり)経皮的脱脂+皮膚切除(下眼瞼切開)約25万〜50万円15〜3
目の下のたるみ取り、グラマラスライン形成の修正手術が増えている理由を考察していきます。とくに裏/表ハムラ法や下眼瞼下制術での過矯正の問題は非常に多いです。下眼瞼外反症の原因①加齢②顔面神経の麻痺③瘢痕性④皮膚や眼輪筋欠損などが挙げられます。🔍修正手術が増加している主な理由1.過度な矯正による機能的・審美的問題三白眼や外反(アッカンベー状態):下眼瞼下制術やグラマラスライン形成で下まぶたを過度に下げると、白目の露出が増え、不自然な印象を与えるだけでなく、ドライア
【垂れ目形成術の14日目-10ヶ月目】本日は、垂れ目形成術の経過を供覧します。色々手術方法はあるようですが、単に糸のみで短縮する方法は後戻りや逆さまつげ状態になることも多いようです。私は、結膜切開、結膜側からcapusulo-palpebralfasciaを剥離、黒目の外3分の1を下げる感じで短縮して下がった分だけ皮膚を睫毛ギリギリで切除、縫合します。この方法は、ガッツリとは下がりませんがナチュラルな感じに仕上がりやすいです。途中でギブアップとならないよう全身麻酔で眼球を保護して手
グラマラスライン形成(垂れ目形成術)で「30分で終わるクイック術式」がおすすめできない・注意が必要って言われる理由は、ちゃんと根拠があります。以下に詳しく解説します。🔍まずグラマラスライン形成って何?下まぶたの中央~目尻側を下げて、タレ目っぽく優しい印象にする手術。日本人に多いつり目をやわらかい印象に変える人気施術です。⚠️30分術式がダメと言われる理由❶皮膚固定だけで終わる簡易術式が多い時短バージョンでは「結膜側から縫って固定するだけ」の術式が多く、→筋肉や支持靭
某美容外科医が目の下のハムラ法は表でも裏でも再発する!と言っている事件をまとめてみました。ハムラ法に関する議論について、要点を以下にまとめます。1.ハムラ法とはハムラ法(Hamra法)とは、目の下のくまやたるみを改善するための手術方法の一つです。眼窩脂肪を適切に再配置し、目の下の凹凸を滑らかにすることを目的としています。2.某美容外科医の主張某美容外科医は、ハムラ法や裏ハムラ法(脂肪再配置術)について、以下のような懸念を示しています再発の可能性:手術後に再発するケース
目の下の脱脂・ハムラ法をしたのにゴルゴ欄が消えない失敗があります。目の下のハの字は単純に脂肪の取り残しだけではなくて、・目の下の靭帯が強い=目の下が凹む・色クマ・蒙古襞・たるみなどの要素で起こりえます。それぞれの対処法をわかっていなければ誤診されて下眼瞼脱脂だけをやればよいということにつながってしまいます。形成外科専門医では無い医師や直美はしばしば下眼瞼脱脂=脂肪取りしかできないので、それだけをごり押ししてくる傾向があります。それぞれの対処法ですが、・目の下の靭帯
目の下のタルミ・クマ治療のよくある失敗例まとめていきます。下眼瞼脱脂→思いっきりへこまして窪む脂肪注入→しこりPRP注射→膨らみすぎるヒアルロン酸→チンダル現象表ハムラ法→涙袋の消失、傷跡、アッカンベー裏ハムラ法→変化がない、シワの悪化下眼瞼除皺術→傷跡ミッドフェイスリフト→ほうれい線が消えない、後戻りなど余剰皮膚切開をやっている美容外科が少ないのがクマ治療です。特に40歳以上の老化(目の下のくま)では脂肪を取るだけでは皮膚余りを解消することが出来ないために、満足
経結膜脱脂法で取るクマとハムラ法で取るクマ。完成形に差があると指摘している外科医が居ます。経結膜脱脂法→目の下が窪む印象ハムラ法→涙袋からパーンと張った印象という差があります。難しいですね。表ハムラの場合には涙袋が小さくなってしまう症例もあることに起因します。中顔面が平らな感じのイメージです。眼窩脂肪のヘルニアが無ければ目の下はきれいに見えますが、ハムラ法でたるみと皺を0にすると、顔がパーンと張った仕上がりになるので、ハムラ顔になりやすいです。目の下のたるみや
目尻切開で効果・変化が出にくい人と出やすい人がいるのですが、それが結膜円蓋部がどの程度あるかによって変わります。結膜円蓋部=ポケットがある人はその分だけ伸びしろが大きくて、平均2mm、大きな変化の方で5mm程度の目尻切開でのデカ目効果を期待できます。一つの判断要素としては、以下のようなものが挙げられます↓。①目尻のポケット=結膜円蓋部の大きさが3ミリ程度はあるとよい②目尻が皮膚が覆いかぶさっていないこと*必要に応じて眉下切開を併用する③上下の目の開きがあること*必要に応じてグラマラス
グラマラスライン形成は元々、2004年に学会発表された下眼瞼拡大術(下眼瞼下制術)がオリジナルの術式です。つまり、下眼瞼拡大術(下眼瞼下制術)は改良前の術式で、瞼板筋を瞼板にタッキング+皮膚切除することで下瞼を下げる手術となります。ただし、タッキング処理では下制効果が安定しないことが指摘され始めて、名古屋にある第二赤病院の形成外科部長である並木先生によってCPFをタッキングしたほうが良いといった指摘があり、グラマラスライン形成が広まりました。タレ目形成には睫毛内反のリスクはつきもので
タレ目形成と目尻靱帯移動術の違いですが、下眼瞼のカーブを変えるのがタレ目形成(グラマラスライン形成)で目尻靱帯移動術は目尻の位置関係を上下に変える手術になります。下眼瞼のカーブをしっかりと作ってあげるのがグラマラスライン形成で、カーブの形ではなくて靱帯の固定位置を下げたりするのが目尻靱帯移動術となります。目尻靱帯移動術(目尻靭帯形成術)は、目の外側を引き上げて目を大きく見せるために行う美容整形の手術ですが、その最大の欠点にはいくつかの要素があります。術後の不自然な見た目:目尻
下眼瞼下制術=グラマラスライン形成の術後の合併症には三白眼やアッカンベー状態(下眼瞼後退)やまつ毛の内反といったものが代表に挙げられます。たれ目形成と聞くと何だかキャッチーで簡単そうなものの様に思えるのですが、一度失敗すると修正が激ムズです。今回はどういった修正の可能性が考えられるのかを考察してみます。この手術は微調整が本当に難しいために、ミリ単位で微調整を望む人にはあまり向いているないと言えます。そもそもが正常な瞼の状態をあえて白目を大きく下げることで三白眼方向に目を拡大させて
本日ご紹介する症例の患者様はツリ目を改善したい、とのご希望でした。術前の段階からいわゆる三白眼(白目が黒目の内と外、および下に見える)でしたので、下眼瞼下制により三白眼が増悪することはご説明させて頂いたうえで目尻切開、下眼瞼下制(皮膚切開)、下眼瞼脱脂術を行うこととしました。術前→術後6ヵ月です。つり目の印象は改善傾向となり、特に外側の白目部分はかなり大きくなりました。「周りの人にも自然で見違えたと言ってもらえた。メイクも盛れるようになった。」とのことで、大変ご満足頂けました