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ジュリアン・バーンズ『(それぞれの)旅立ち』(JulianBarnes,Departure(s))には、注意すべて英語表現がふんだんに出てくる。先日もこんな表現があった。Hepromisestotakethegirlwherevershewishes:theBaltic,thePacific,Java,Norway...Thishighromanticism,ortravelporn,iscutbythemaiden’srep
現在、こちらの本のゲラ校正中だ。ロブ・シェフィールド『テイラー・スウィフト――なぜ彼女は、全世界を魅了し続けるのか』(作品社)https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12948464051.html?frm=themeむずかしい表現もたくさん出てくるので、ゲラ校正も苦戦している。たとえば、この表現があった。Fearlesswasn’tabetterversionofherdebut.Itwasn’tanewandimprov
makesenseは「意味をなす/理にかなう/筋が通る」という慣用表現。したがって、makenosenseは、「筋が通らない、理にかなわない、説明がつかない」と言った意味になる。今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。○PracticalExampleThatmakesnosense.「それは理にかなわない」「それ、筋が通らないよ」Itmakesnosensetoquitnow.「いま辞めるなんて理にかなわない」●ExtraPoint
morethaneverは、「これまで以上に」「かつてなく」「今まででいちばん」比較対象は明示されないが、過去のすべての時期と比べてという含みがある。今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。○PracticalExampleImisshermorethanever.「彼女がこれまで以上に恋しい」Weneedhonestjournalismmorethanever.「いまほど誠実なジャーナリズムが必要とされている時代はない」●Extra
JulianBarnes,Departure(s)には、注意すべて会話表現がふんだんに出てくる。語り手のバーンズと友人のStephenとの以下のやりとりがある。‘Perhapsshe’llstartsleepingaround.’‘That’saseriousthingtosay’‘That’saseriousthingtosay.’は直訳すると、「それは重大なことを言っている」であるが、ここで語り手がは事実の評価をしているわけではなく、友人の発言を聞
muttondressedaslambは、年配の人(特に女性)が、若者向けの服装や振る舞いをしていることを皮肉っぽく言う英語表現。mutton=成羊(年を取った羊)lamb=子羊(若い羊)→「年配なのに若作り」というイメージだ。研究社の『リーダーズ英和辞典』には、「よく見せようと無理をしたもの,《特に》(いやに)若作りした年配の女」とある。やや失礼・批判的なニュアンスがあるので、使い方にはくれぐれも注意すること。○PracticalExampleShe’stryin
現在翻訳中のジュリアン・バーンズ『(それぞれの)旅立ち』(JulianBarnes,Departure(s))に、こんな一節が出てくる。‘That’squitesweet,isn’tit?’‘Eithersweetorautistic,takeyourpick.’大学時代の友人ふたり(StephenとJean)が結婚し、ふたりは決してうまくいっていないというわけではないが、語り手のバーンズのところに来て、おたがいのことを話す。ここではジーンがバーンズ
notleastbecause...は辞書に定義されていないことが多いが、「何より~だから」「とりわけ~という理由もある」「理由はいくつかあるが、その中でも重要なのが...」の意味で使われる。Cambridgeには、forthisimportantreason,althoughtherearealsootherreasons:と定義されている。https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/not-le
tipthebalanceは、「天秤を傾ける」だが、「結果を左右する、決め手になる」の意味で使われる。研究社の『リーダーズ英和辞典』に、「事態を左右[決定]する,結果に決定的な影響を与える.」と定義されている。今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。○PracticalExampleHisinjurytippedthebalanceinthefinalmatch.「彼のけがが決勝の結果を左右した」Onephonecalltippedthe
現在翻訳中のジュリアン・バーンズ『(それぞれの)旅立ち』(JulianBarnes,Departure(s))に、こんな一文が出てくる。Itoldmyselfnottoinvestanythinginwhatmighthappen.ここでのinvestはお金や時間を投資するのでない。英語では感情・期待・思い入れを「投資する」という比喩がごく普通に使われる。これは日本の辞書には明確に定義されていないようだが、Collinsにも、investemo
昨日の続きだが、https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12956249245.html昨日紹介した研究社の『コンパスローズ英和辞典』の例文IsawBobenterthebuilding.〚V+O+C(原形)〛ボブがその建物に入るのが見えた.には、以下の語法解説がついている。---------------------------------語法(1)上の文を受身の文にすると原形の代わりに次のようにto不定詞を用いる.●Bo
知覚動詞+目的語(O)+原形不定詞(V)(1)4月から都内の英語学習に大変力を入れている大学で、実践翻訳を通じて英語と異文化コミュニケーションを論じる予定だが、大教室での一般教養講座のようなので、基本的な英文法・語法については常にわかりやすく解説できたらと思っている。たとえば今訳しているジュリアン・バーンズの『(それぞれの)旅立ち』(JulianBarnes,Departure(s))は実に面白いと同時に、以下のような英語の教科書のような文章も出てくるHedidn’
当面は翻訳の仕事を中心にこなしていくしかないが、https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12954498570.html編集の仕事も並行して続けている。https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12939605744.html現在、TOEICL&Rをおそらく世界で最高回数受けて、満点も最高回数取っていると思われる著者のPart5の問題集の編集を請け負っているが、これがかなり面白い。TOEICL&Rには以下のような問
なかなかきびしいスケジュールだが、https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12954498570.html?frm=themeロブ・シェフィールド『テイラー・スウィフトーーどうして彼女は、全世界を魅了し続けるか』(RobSheffield,HeartbreakistheNationalAnthem:HowTaylorSwiftReinventedPopMusic)のゲラ校正がはじまった。さて、本日のGetUpEnglishは「ゲラ
benignは、「優しい、好意的な、悪意のない」。benignlyは、「優しく、穏やかに、意的に」。/bɪnáɪn/,/bɪnáɪli/と発音する。今日のGetUpEnglishはこのふたつの語を学習する。反対語は、malignant(悪意のある、敵意のある)。malignantly(悪意を持って)。○PracticalExampleTheteacherspokeinabenigntone.「先生は穏やかな口調で話した」Shesmiledbenig
cuttothechaseは、「前置きや遠回しをやめて、本題に入る」。映画の初期にあった「追跡シーン(chase)に早く行け」という業界表現が由来。昔の映画(特に無声映画)では観客が一番ワクワクするのは追跡シーン(chasescene)だった。でも映画の最初には長い説明シーンがあるので、映画関係者が言った、Cuttothechase!”(追跡シーンまでカットして早く行け!)が、「余計な前置きは要らない、面白いところに早く行こう」の意味で使われるようになり、日常的には、「
英語のuniqueは辞書的には「唯一の、他にない」だが、実際の英文ではそこまで強い意味で使われていないことが多い。たとえば、Itisauniquekindofscenario.という英文に先日ぶつかった。直訳すれば、これは「唯一の状況だ」ということになるが、やや大げさな感じがする。。ここで言いたいのは「ちょっと特別な感じの状況だ」程度だと思う。だから日本語では、これは少し特別な状況だ。くらいに訳せばよい。なぜこうなるのか。英語のuniqueは日
ロバート・J・コプラン『ひとりで過ごす喜び』(仮題、RobertJCoplan,TheJoyofSolitude:HowtoReconnectwithYourselfinanOverconnectedWorld)https://www.simonandschuster.com/books/The-Joy-of-Solitude/Robert-J-Coplan/9781797196480に、以下の表現があった。Intermsofanoverarching
昨日のGetUpEnglishで、----------------このように、英語のbutは「しかし」だけではなく、同時に成立する対照・意外性・補足を表すことが非常に多く、日本語では「訳さない」、あるいは「別の形にする」ほうが自然になることがよくある。-------------------https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12955732871.htmlとした。今日のGetUpEnglishはこのbutの例を挙げる。○PracticalE
昨年11月下旬から本格的に取り組んだこの本もロバート・J・コプラン『ひとりで過ごす喜び』(仮題、RobertJCoplan,TheJoyofSolitude:HowtoReconnectwithYourselfinanOverconnectedWorld)どうにか来週訳了予定。インサイト・エディションズ『映画「ハリー・ポッター」シリーズ公式絵コンテ集』(仮題、InsightEditions,HarryPotter:TheStoryboards)と
cognitive(頭で考える・情報を処理する)を昨日学習したが、今日はこの副詞cognitivelyを学習する。https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12955293207.htmlcognitivelyは「頭の働きとして、思考面での処理として」何かの行動や作業を強調する」。感情的・身体的ではなく、「頭を使うかどうか」という側面に焦点を当てる。例を挙げる。○PracticalExampleThistaskiscognitivel
cognitiveはラテン語cognoscere(知る・理解する)に由来し、「知覚し、理解し、判断し、考える働きに関わる」ことを意味する。辞書には学術的に「認知の」「認識の」と定義されているが、本質は「頭の中で情報を処理すること」と考えればよい。cognitiveはどうしてもむずかしく見えるが、日常の状況ではむずかしく考えず、「頭を使う」「考える力を使う」「脳に負担がかかる」といった意味で使われると覚えておこう。次のような言い方をよくする。○PracticalExamplec
Itshowsasinceredesiretoconnectandbuildapositiverelationship.東田直樹さんの言葉が大好きで、毎日東田さんのXをチェックしている。https://x.com/higashida_naoki昨日はこんなことを書かれていた。「自閉症でよかったことは何ですか?」と質問されることがあります。僕はその質問に対して、嫌な気持ちは抱きません。誰でも、相手のいいところに目を向けようとしているときは、仲良くなりたいと考えてくれて
現在、横尾忠則さんの本の出版のお手伝いをしている。横尾さんのXと『週刊読書人』の「日常の向こう側ぼくの内側」をチェックするのが楽しみだ。https://x.com/tadanoriyokoohttps://dokushojin.net/2026年1月6日午後6:22のXのつぶやきにこうあった。https://x.com/tadanoriyokoo/status/2008469284205601264計画も目的も何もない。運命には逆らわない、運命に従うだけ。それを9
RAMIFICATION(2)現在、JulianBarnesのDeparture(s)(ジュリアン・バーンズ『(それぞれの)旅立ち』を訳している。散歩をする時はAudibleで聴いているが、ジュリアン・バーンズ自身が朗読しているので引き込まれてしまって、本日も随分歩いてしまった。今日はこの『(それぞれの)旅立ち』にある、フレーズが印象に残った。And,withoutyetknowingitsramifications,orthenatureofitsen
ramificationは「(ある出来事から)枝分かれして生じる結果・影響・波及」を表す名詞。語源はラテン語ramus(枝)。つまり、「1本の出来事から、枝のように広がっていく影響」というイメージだ。核となる意味は、「直接ではなく、あとから次々に現れる影響・含意」。単なる「結果(result)」より複雑・長期的。theramificationsof~~の波及的影響/含意theramificationsofadecision決断がもたらす波及的影響といった使
AliveandTranslating(訳しながら、生きている)――永遠の英語学習者の2026年刊行予定現在、2026年の春から秋にかけて刊行予定の書籍を中心に、以下の翻訳とゲラ校正を並行して進めている。★★★1.ロブ・シェフィールド『テイラー・スウィフトはどうして世界を魅了しつづけるか』(仮題、RobSheffield,HeartbreakistheNationalAnthem:HowTaylorSwiftReinventedPop
動詞alignはすでにGetUpEnglishで学習したが、https://ameblo.jp/getupenglish/entry-12912658631.html今日は用例を変えて再学習する。alignの基本イメージは、「ズレていたものが、同じ方向・同じ位置関係にそろう」というものだ。「完全に一致する」のではなく、「整列・調整される」。○PracticalExamplePleasealignthetexttotheleft.「文字を左揃えにしてください」The
『MarvelStudiosCross-Sectionsマーベル・スタジオクロス・セクションマーベル・シネマティック・ユニバースの内部に潜入!断面図から仕組みまでを徹底解析』(LizMarsham,MarvelStudiosCross-Sections)をどうにか訳了した。マーベル・スタジオの映像資料と制作背景をもとに、MCUに登場する乗り物や建物の構造を映画のストーリーと映画制作の両面から解説した本書は、MCUファン垂涎の1冊になるだろう。こちらはすでに告知に
diabolicalはもともと「悪魔(devil)に由来する」形容詞で、現代英語では「極めて悪質な」「たちが悪い」「陰険で破壊的な」「(人や行為が)害を及ぼすことがわかっていて容赦がない」といった意味で使われる。badやterribleよりも、「性質が悪く、結果として人を傷つける」というニュアンスが強い。今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。○PracticalExampleThedictatordevisedadiabolicalplantosil