ブログ記事697件
今回も相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。視点としては後手目線で、先手陣の攻略を目指していきます。今回も前回の第二図(△42飛まで)からの分岐を考えていきます。(5)第二図から▲26銀(2-B)の▲33角成△同桂▲77角のような局面になった時の△25桂を消しています。また、次に▲35銀や▲37桂のような手が可能です。後手がそれを嫌うなら、すぐに△45歩と仕掛けるところです。▲同歩は△同銀▲同銀△77角成▲同桂△55角がありま
今回も相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。視点としては後手目線で、先手陣の攻略を目指していきます。前回の第二図(△42飛まで)を再掲します。今回もこの第二図からの分岐を見ていきます。(4)第二図から▲39玉47に金が上がっても△46歩が当たりになる事もあり、負担になる事もあったので、玉を引いて後手の飛車の縦利きから逃れました。例えば、△45歩▲同歩に△77角成▲同桂△33桂▲66角(下図)に△45桂が利かないのが前回と
今回も相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。視点としては後手目線で、先手陣の攻略を目指していきます。今回は▲65歩を早めに突くケースについて考えます。この「早めに」を具体的に言うと、後手が33に桂を跳ねるか角を上がるかする前にという意味です。目安としては、先手の角道が開いている時は△33角、閉じている時は△33桂を跳ねた方がいい傾向があるようです。また、先手の左銀の配置によっても変わってきます。前回の先手は▲65歩を保留していたので、後手
今回も相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。前回の第一図(△43銀まで)を再掲します。前回も少し見てきましたが、第一図で先手には色々な指し方があります。すぐに▲65歩を突くのかどうか。銀は▲56銀と出るのか▲65歩を突いた後に▲66銀と出るのか、はたまた▲58銀と引くのか。玉はどの位置に置くか。47に金を上がるとして「左」の金矢倉が普通ですが「右」で土居矢倉風に指すのもあり得ます。細かいところで言えば、角を77に上がるかどうかとかもあります。
今回から、相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。視点としては後手目線で、先手陣の攻略を目指していきます。このブログを書いているといつも想定局面が難しく、相振りは特にそうなのですが、今回もなかなか悩ましいところがありました。矢倉と一言で言っても指し方は色々あるわけで、ぶっちゃけ検討すればするほどわからない部分が出てくる始末でしたが、できるだけコンパクトにまとめていきたいと思います。では、愚痴はここまでとしてw局面の検討に移ります。基本図は下図
こんばんは!!将棋界の神童、将棋界のナチュラルボーンクラッシャーのYUUKIです。SSKAS棋聖級タイトルマッチの戦型が決まったよ!!28手まで進んで、SSKAS棋聖級タイトルマッチは、YUUKIの三間飛車になったよ!!この局面で定跡手が終わって、本格的な戦いに入ったよ!!この局面で定跡手が終わって、本格的な戦いに入ったよ!!自分の勝利に繋ぐ将棋を全うして、SSKAS棋聖級王者の将棋を殲滅して、絶対に勝ってSSKAS棋聖級新王者になって、SSKA17階級制覇達成、SSKA全階級制覇達成して、S
こんばんは!!将棋界の神童、将棋界のナチュラルボーンクラッシャーのYUUKIです。S-ONES棋聖級タイトルマッチの戦型が決まったよ!!28手まで進んで、S-ONES棋聖級タイトルマッチは、YUUKIの三間飛車になったよ!!この局面で定跡手が終わって、本格的な戦いに入ったよ!!自分の勝利に繋ぐ将棋を全うして、S-ONES棋聖級王者の将棋を殲滅して、絶対に勝ってS-ONES棋聖級新王者になって、S-ONE17階級制覇達成、S-ONE全階級制覇達成して、S-ONE十七冠王者、S-ONE全冠王者にな
将棋って面白いですよね!勝てれば嬉しいし、負ければ悔しいけれど。上手く自分の思い通りに進み、勝てたり、負けていたけれど逆転して勝ったときなんか特に嬉しかったりします。好みの戦法、「三間飛車」にはまり、極めていきたいと思います。三間飛車のポイントすぐ覚えてすぐ勝てる14の戦型(マイナビ将棋BOOKS)Amazon(アマゾン)ひと目の三間飛車(マイナビ将棋文庫)Amazon(アマゾン)1手ずつ解説する三間飛車(マイナビ将棋BOOKS)Am
読者の皆様こんにちは。雁木師でございます。まずは本題に入る前に、昨日の記事に関してですが、現在もアンケートは継続しています。『アンケートご協力のお願い』読者の皆様こんばんは。雁木師でございます。今日はアンケートご協力のお願いをすべく記事を更新させていただきます。今回のアンケートのテーマはこちらです。本日開催…ameblo.jpぜひ、今回の福間香奈女流五冠の「不戦敗問題」について、皆様が感じていることなどもあわせて教えていただけると幸いです。詳細は上記リンクからです。改めて、投票と拡
今年8月からK五段格の発案で、将棋のVS研究会を開催することになりました。令和6年9月16日に開催した研究会を簡単に振り返ります。K五段格とO四段に参加していただきました。持ち時間は15分、切れたら1手30秒に設定しました。※O氏はアマ免状四持ちなのでO四段と呼び、K氏はネット将棋で五段なので、K五段格と呼ぶことにします。1局目O四段との対局O四段とは数年ぶりに対局しました。お互い振り飛車党で、先手の私が向かい飛車、後手のO四段が三間飛車を採用し、相振り飛車となりまし
後手番の時は早石田系の採用が多い私。今夜はこんな定番の形になりました。ここでは先手48銀が多いかなぁ…それが☗24歩⛉同歩☗同飛で早々開戦です。この形。年間数局体験します。後手(私)はどう指すでしょうか?⛉34歩でした。このまま33に歩を成らせる訳にはいきませんから相手は☗同歩で下の局面次の私の一手は分かりますか?⛉88角成と角交換です。先手は?☗同銀で駒損を解消します。さてお膳が整いました。次の一手は…?ヒントは…アマチュア棋士の好物です
こんばんは!!将棋界の神童、将棋界のナチュラルボーンクラッシャーのYUUKIです。王位戦七番勝負第4局の戦型が決まったよ!!32手まで進んで、王位戦七番勝負第4局はYUUKIの三間飛車に対して、挑戦者の左美濃になったよ!!この局面で定跡手が終わって、本格的な戦いに入ったよ!!自分の勝利に繋ぐ将棋を全うして、挑戦者の将棋を殲滅して、絶対に勝って王位9連覇達成できるように頑張ります!!
今日も午前中から翔風館へ行くためお弁当作りからです。雑穀米入りご飯、ブロッコリー、生姜の甘酢漬け、ピクルス、豚肉と青梗菜とキャベツのオイスターソース炒め、ミニトマト、スパサラです。昼前に到着、銀行業務とか買い物とか色々済ませて水曜教室です。写真を見返して思うのですがまだまだ暑さが厳しいなぁと気づかされるのが「裸足率の高さ」ですね。(弊館は靴を脱いで入室していただきますが靴下着用の強要などはしておりません)もときくん先日のαρχηクラスで頑張っていたので9級を認定。今日も良い感じで頑
今日は水曜教室を開講いたしましたよしたかくんに完敗。以前は玉をしっかり囲う手厚さがありながら攻撃への転換が遅れてしまう所が見受けられたのですが攻めのスピードが上がってきましたね!ゆいくんとは平手でお手合わせ。三間飛車に急戦を仕掛けましたが角打ち→覗きの筋を見落としていて必敗形に。但し決めに来た時に渡した駒の組み合わせが良くありませんでしたね。そうたくんは「5五歩」に対する対応で飛車が窮屈になってしまったのが失敗、りゅういちくんは「継ぎ歩」のタイミングを逃してしまったのが惜しかったです
今日は火曜教室を開講いたしました。おためしの生徒さんがいらっしゃいました。しっかり考えることが出来ますね、もしご縁がありましたらよろしくお願い申し上げます。けんごくんはまつざわコーチに快勝。終盤の「寄せの考え方」を鍛えるとすぐ有段者になると思います。そうしくんは鋭い金捨てが出て見事勝利でしたね!ゆいくんとの一戦は三間飛車に急戦を採用。ちょっと「軽い」仕掛けでしたが左銀が5三に上がっていなかった分「当たりの強さ」がなかったのが皮肉な結果になってしまいましたね。今日もまた皆大変良
三間飛車対エルモ囲いの仕掛けの考察初手からの指し手▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲4八銀△3二飛▲6八玉△4二銀▲7八玉△6二玉▲9六歩△9四歩▲5六歩△7二銀▲6八銀△7一玉▲3六歩△8二玉▲7九金△5二金左▲5七銀右△5四歩(第1
「一直線銀冠」の続きです。今回は▲79角に対して△84飛と指した場合について見ていきます。一直線銀冠の思想的には自然な形でしょうか。この局面を第三図とします。第三図以下、▲56歩△32金▲77桂△22玉に▲46角と出ると、次に▲74歩が厳しいので△64歩が普通です。その進行は前回の局面と合流してきます。今回考えるべきは、▲56歩に△54歩と反応したケースでしょうか。前回の「▲55歩」の構想を防いだ手ですが、銀冠の完成は一手遅れます。▲77桂△32金▲46角△64歩
今回は「一直線銀冠」を相手取ってみます。基本図は下図(△33角まで)です。「一直線銀冠」は△62銀型で一直線に銀冠を目指す指し方です。石田流としても仕掛けの接点を作りづらく、いつものような攻め筋は使えなくなります。例えば基本図の局面で▲74歩△同歩▲同飛は△62銀型のため▲71飛成の先手にならないので△86歩でダメです。▲77角△24歩に▲74歩△同歩▲同飛も△54歩(下図。▲同飛は△76歩でしびれ)くらいで▲34飛を防がれてダメです。居飛車は△73歩を打つ必要がないので、
引き続き、居飛車が△72飛型を早めに決めた場合について、第三図(▲67銀まで)からの変化を見ていきます。前回は△54銀型の天守閣美濃を調べたので、今回はまず△54歩型の天守閣美濃を見ていきます。(1)第三図から△24歩▲56銀△23玉▲26歩△54歩△54歩型の天守閣美濃です。次に△55歩と突かれて▲67銀と戻るのでは失敗なので、石田流はこの瞬間に仕掛けを狙います。▲65歩から仕掛けてもそこそこ行けますが、△62飛と受けられると厳密には紛れます。この場合は▲86飛
前回は、居飛車が△72飛型を早めに決める指し方について駒組の初期段階から検討し、下図に辿り着きました。前回の呼び方を引き継ぎ、第三図(▲67銀まで)と呼ぶ事にします。今回から、第三図からの分岐を考えていきます。(1)△24歩▲56銀△23銀平凡に銀冠を目指した手です。△32金まで間に合うとしっかりしてしまうので、これには▲65歩と仕掛けたいところ。▲28玉を保留していたからこそできる動きです。▲65歩以下の変化を見ていきます。(1-A)△77角成▲同桂
今回から、居飛車が早々に袖飛車(△72飛型)にして待機する指し方を見ていきます。具体的な検討を始める前に、前提となる条件を確認しておきます。まず、今回の石田流は先手という設定なので、当たり前の話ですが、何らかの有効な仕掛けを見出す義務があります。となった時、石田流は本組を目指すのか▲77角型を目指すのかをまずは決めたいところです。そして結論から言えば、(少なくとも現時点での自分の判断としては)▲77角型を採用したいという事になるのですが、なぜ本組ではダメなのかを少し考えた
前回は△22玉型の左美濃の形を見てきましたが、今回は△31玉型の左美濃の変化を調べます。今回も基本図は下図(▲67銀まで)です。ここからの分岐ごとを見ていきます。(1)△72飛▲56銀△44歩居飛車が袖飛車に構え、角道を止めたケースです。これには▲65歩△同歩▲同銀△64歩▲56銀と進め、▲66歩を切っておきます。これにより、▲66角+▲77桂型に組んで▲86歩△同歩▲同飛の仕掛けを行う準備ができました。それを許したくない居飛車は、このタイミングで△74歩▲同歩△
前回は△54歩+△22玉型の左美濃に対する「宮本流」の指し方を見てきましたが、今回は他のバージョンの△22玉型の形を調べます。基本図は下図(▲67銀まで)です。ここからの分岐ごとに仕掛けの方法を見ていきますが、前回の記事よりは広く浅くやっていきます。(1)△22玉▲56銀△24歩▲26歩△54銀△54銀に代えて△54歩なら前回の形と合流し、「宮本流」が発動するところでしたが、この変化では▲45銀が封じられている事もあり無理筋。ただ逆に、74の守りは手薄になったので、▲74歩
今回から、石田流の対抗形における左美濃対策を考えていきます。今回はサブタイトルにもあるように、「宮本流」と呼ばれる仕掛けについて見ていきます。基本図は下図(△54歩まで)です。次に居飛車は△55歩を狙っています。これを突かれると忙しくなるので、石田流はこの局面で仕掛けたいところです。しかし、▲28玉型での▲65歩からの仕掛けは、▲65歩に△同歩や△84飛(第60期王将戦の豊島先生の新手)が攻略できず、▲77角型の石田流は苦境に立っていました。そんな中で登場したのが「宮
先手番で石田流を目指す場合、初形から▲76歩△34歩▲75歩と突きますが、その石田流対策の1つに、4手目に△54歩と突く手があります。この△54歩には、先手が▲78飛と振って後手が△88角成~△45角と打った時に、定番の▲76角が切り返しの手にならないようにした意味があります。よって、△54歩に▲66歩で角道を止めておくのが無難な対応になります。つまり、先手に角道を止めさせるのが、後手の真の狙いだったわけです。石田流プレイヤーの自分としてはそれが気に食わなかったので、△
今回は石田流で△84飛+△14歩型の一直線穴熊を攻略していきます。今回の基本図は下図(△84飛まで)です。この時点では、まだ居飛車の囲いが決まってないです。石田流としても形を決めたくないところですので、今回は▲39玉まで美濃に入っています。もはや「藤井システム」とは呼んではいけないかもしれませんが、今回だけご了承いただければと思います。基本図から▲68銀に△12香と上がったところで、居飛車が穴熊を目指す事がわかりました。一直線穴熊に対しては速攻を仕掛けたいので、▲77
今回は端歩を受けた場合の一直線穴熊に速攻を仕掛けたいと思います。今回の基本図は下図(△11玉まで)です。今回の居飛車は飛車先の歩を突く事なく一直線に穴熊に潜りましたが、1筋の端歩の交換は入っているという状況です。この基本図で▲17桂は跳ねたいですが、端歩の交換が入っていて▲13桂成と飛び込む手がないため、▲74歩から仕掛けます。▲74歩に△同歩▲同飛△22銀は▲34飛と捌いて石田流十分。歩を手持ちにすれば、▲17桂から端攻めを狙えます。よって▲74歩は手抜いて△
基本図は前回と同じく下図(△33角まで)です。前回は△82飛型でしたが、今回は▲74歩のケアのために△84飛と浮いておきます。基本図から、▲16歩△85歩▲76飛△84飛▲58金左△22玉▲15歩△12香▲77角△11玉▲17桂と進めた下図を第一図とします。この第一図から今回も分岐を見ていきます。(1)△15角▲25桂(A)△51角▲65歩△22銀▲74歩△同歩に▲13桂成と飛び込みます。△同香▲同香成△同桂▲14歩△12歩に▲16飛と回れる
今回は石田流で一直線穴熊に速攻を仕掛けたいと思います。下図(△33角まで)を基本図とします。「一直線穴熊」はこのブログでは△62銀型と定義しているのですが、居飛車の飛車先の歩の位置や端を受ける受けないで、振り飛車の指し方が変わる部分もあるので、結構めんどくさいんですよねwとりあえず今回は△84歩+△13歩型の変化を見ていきます。「一直線」には何らかの速攻を仕掛けるのが礼儀でしょう。この形には端桂を跳んで速攻をかけます。仕掛けの構造としては藤井システムに近いので、