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その店は、熱海銀座通りから少し路地に入ったところにあった。ひっそりとした佇まいで、レトロな感じ。店の前で写メしていると、一人の老紳士が、入られますか?と。慌ててはい、入りますとドアを開けた。ボンネット前にて店内は、午後1時半過ぎなのにほぼ満席だ。三島由紀夫が注文したと言うハンバーガーセットとミックスサンドイッチ、コーヒーを頼む。ハンバーガーセットほどなく、サイフォン入りのコーヒーが小さめの白いカップに注がれた。ワクワクしながらひと口飲む。香ばしい香りが漂い熱々。私好みの
ちぇるしいですお越しいただきありがとうございますこのブログは私のひとり行動のアレコレを綴っておりますよろしかったらお付き合いくださいませそもそも人の興味のスイッチが入るのはほんとにふとしたきっかけからなのではないだろうか先日私はタレントの清水ミチコさんとコラムニストの酒井順子さんの往復書簡「芸と能」を読んでいたところその中で紹介されていた酒井順子さんの著作である「金閣寺の燃やし方」になんだか感じるものがあった三島由紀夫と水上勉。「金閣寺焼失事件」に心を奪われた2人の
熊野(ゆや)の住む豪勢なアパートの一室。客席にむかう第4の壁に大いなる硝子扉と露台のある心持。上手にベッド。ベッドの枕許に電話。正面の窓はビルの中庭に面し、むこう側のフラットの窓ゆるのみです。中央に椅子テーブル。下手にドア。三面鏡などあり。大いなるトランク一個、ベッドのかたわらに置かれ、部屋はすべて片附いていて、旅へ立つ前の空気。春。桜のさかりのころの、うららかな日曜日の午前。ユヤは旅行服のままベッドカヴァーの上に横たわり、下手の安楽椅子には上着を脱いだ宗盛が葉巻を吹かして
こんにちはこれから三茶に向かいます林遣都さん出演の三島由紀夫熱帯樹@シアタートラム先日も書きましたがちゃんとした演劇を劇場で観るのは初めてです今回の熱帯樹は三島由紀夫の戯曲が原作三島の肉欲にまで高まった兄妹愛に最も甘美なモノを感じる…という内容です20年ぶり位?に三島由紀夫の文体を読んで中々馴染めなかった正直…でも読み進めていくごとに最初は抵抗があった近親相姦というテーマも徐々にファンタジーの世界の中では甘く頽廃的で美しいものに思えてくるから私にはやはり根
滝沢歌舞伎ZERO千秋楽での日帰り京都遠征の疲れがどういうわけか←ほとんどなくてあらま!わたしってばまだまだ若いじゃん😎✨なんてヘラヘラしてたら←あ、念のため言っておきますが←たぶん←いつもはそんなにヘラヘラしてない・・はず今朝になって謎の太もも筋肉痛が発生!!(゜ロ゜;なんでここ??南座の前の横断歩道を疾走したから?京都駅の階段を駆け登ったから?まったくもって謎であります┐(´~`;)┌さてさてそんなわたしですが昨日は京都遠征の疲れが出てい
次の日『神保町』で降りたココロは目的地へと向かう途中で出会った石碑【明治大学】【夏目漱石の碑】現在この場所は千代田区立お茶の水小学校が建っている。旧校名は「錦華小学校」。夏目漱石もここに通っていたという。我輩は猫である名前はまだない『我輩は猫である』『こころ』『坊っちゃん』などの名作を残した、夏目漱石ゆかりの地だ。【マンホール】これ何のデザインかな調べてない(笑)で、ぼちぼち歩いて到着したのは………【山の上ホテル】東京都千代田区神田駿河台1-1ホテルは昭和29
すっかりのめりこんでいた三島由紀夫の金閣寺。根つめて読んでたもんで、すっかり読み終わりましたー。そんなに長い小説じゃないんだけどね。でもエンディングがちょっと拍子抜け。え、そうなの?って感じです。これのアンサーブック、水上勉の「五番町夕霧楼」と「金閣炎上」も読みたいと思います。五番町夕霧楼はむかーし、テレビで見た記憶があるけど、ストーリー、まったく覚えてませんわ。なんかすっかり読書にはまり込む私です、秋でもないのに(笑)
ちなみにこの中でタイ人以外は進入禁止という仏殿があって観光客の皆さん外から眺められてたんですけどね。まあダメ元で止められたら謝ろうと思ったら・・・やっぱり僕普通に入れた。そんなこんなで500バーツ分元取るつもりで歩き回りましたがそれほどの価値があるんでしょうか・・・何気に狛犬がグロい。そしてそのまま15分ほど歩いて。これまた観光客でいっぱいのワットポーへ。ここがまた参拝料100バーツも取るんですよね・・・って思ったら200バーツに値上がりしとるやないか~い!去年の冬のデータで1
東京交響楽団のシロフォンの演奏にやたらくぎづけなひらりでした宮本亜門さんの演出の舞台金閣寺を見てきました三島由紀夫さんの金閣寺黛敏郎さんの脚本東京交響楽団の演奏二期会合唱団の合唱ドイツ語のオペラに日本語と英語の字幕あり右手に生涯のある主人公…視覚障害者が見るにはハードル高かったね音声ガイドがあればいいのになっなんて…
オイラの辛気臭いネタをご覧いただき、ありがとうございます。さて、本日は「2月26日」。天候は暖かく、雪が降る気配はありません。>二・二六事件二・二六事件(ににろくじけん、にいにいろくじけん)は、1936年(昭和11年)2月26日から2月29日にかけて、皇道派の影響を受けた陸軍青年将校らが1,483名の下士官兵を率いて起こした日本のクーデター未遂事件である。この事件の結果岡田内閣が総辞職し、後継の廣田内閣が思想犯保護観察法を成立させた。
久し振りに「本を読んだ!」って感じでした平野啓一郎さんの日蝕そして一月物語確かに現代では使わない漢字で書かれていたり使わない言葉であったり中世ヨーロッパという想像しかできない世界であったり神話の世界であったり大変だったかもしれないけれどでも読んでよかったと思う正直、1回で理解できる内容ではない笑少し経ってからまた読んでみようと思う漢字の読み云々じゃなくてこれからまたたくさんの本に出会っていろんな作品を読んで比べて知識が増えた
三島由紀夫と大江健三郎…相対する作家、という印象を持ちました。作家の評価は作品で、そう思います。日本文学史-近代・現代篇一(中公文庫)967円Amazon
【2月25日】昨日はオペラ「金閣寺」一言…いや〜最高でした。作品は勿論、演出、音楽、映像、ステージの使い方…全部が素晴らしかった。シンプルに感動。ボクはプロフェッショナルとは「圧倒的」だと思う。まさにそんな作品で、単純に想像を超えたモノ。めちゃくちゃ高揚しました。良い作品は自分の人生にとって「出会い」だと感じるモノですよね。そういったモノ沢山作りたい。写真家のKAORIHIDAKAさんとの毎月1枚+1曲という企画が春から始まるんだけどその1発目の曲が個人的に好きな曲が出
24日に96歳で亡くなられました。2011年には日本国籍を取得されたことでニュースにもなり、最近まで、元気に活躍されてましたが、心からお悔やみ申し上げたいです。日本文化を心から愛し、三島由紀夫との親交も深かったので、三島の本読んだりしていると、よくキーンさんの話も出て来て、また、キーンさんの話から、三島の事も聞けました。三島亡きあとは、三輪明弘などとともに、貴重な生前の話などに耳傾けたものでした。こうして、ひとりまたひとりと亡くなられて、昭和は遠くなって行きます。キーンさん
愛する兄弟・姉妹のみなさまこんにちは愛しあってますか昨日は友人が出演している熱帯樹という舞台を観てきました。三島由紀夫が書いた戯曲なのですがミシマこそ昭和のアーティストなんだな、と気がつきました。その言葉の使い方、妄想的に美しい描写によって日本語の面白さを堪能できるのですが同時に題材が歪んだ性愛なのでこれはほんとうに役者さんに力量が
黛敏郎作曲オペラ「金閣寺」を東京文化会館にて(24日)。指揮:マキシム・パスカル演出:宮本亜門装置:ボリス・クドルチカ衣裳:カスパー・グラーナー照明:フェリーチェ・ロス映像:バルテック・マシス合唱指揮:大島義彰舞台監督:村田健輔公演監督:大島幾雄溝口:宮本益光鶴川:加耒徹柏木:樋口達哉父:星野淳母:腰越満美道詮和尚:志村文彦有為子:冨平安希子若い男:高田正人女:嘉目真木子娼婦:郷家暁子ヤング溝口(
黒猫物語・長の器8、7時半頃に一度投稿となりました。大慌てで下書きに戻しましたが、15のアクセスをいただきました。申し訳ありません。書きかけの草稿です。操作した自覚がまるでなく、いきなり入力完了画面となったかと思うと、〝投稿した記事を確認する?〟と液晶画面に浮かぶ質問。投稿してねーし失礼。謎の自動投稿。以前に完成した回ではなく、途中で一度保存したものが投稿されたことがありましたが、似たような不具合かと思います。書き上げて投稿してからご挨拶と思いましたが、時間が
ドナルド・キーン氏といえば「ドナルド・キーン氏宛の97通」『三島由紀夫未発表書簡』です。三島由紀夫氏のユーモアやおちゃめさ、イキイキキラキラした青年を感じ大好きな本です。二人の出会いは1954年11月、三島氏に29歳、キーン氏32歳の時。この書簡は1956年から始まる。翌年昭和32年には、「怒鳴土起韻様」とユーモアの呼称で。時には「黄殷先生」であったり、「奇院先生玉案下」そして「三島雪翁」などと。「奇因先生」「鬼韻先生侍史」「幽鬼亭」の時もあり。昭和37年の書簡には『黒蜥蜴』
日本と日本文学を愛し、東日本大震災後の日本を憂いで帰化された、文化勲章受章者で米コロンビア大名誉教授ドナルド・キーンさん(96)が永眠。谷崎潤一郎や川端康成、三島由紀夫ら多くの文学者らとも交流を持ち、ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーへ、日本文学に対する助言をされた方でした日本文学の系譜が日記文学にある事を看破した「百代の過客」では、「読売文学賞」「日本文学大賞」(1985年)力作「明治天皇」にて、毎日出版文化賞(2002年)を受賞し、その他多数の論考を遺
ドナルド・キーンさん死去96歳日本文学研究者、翻訳で国際化に貢献毎日新聞ドナルド・キーンさん=東京都北区で2014年10月21日、宮間俊樹撮影日本文学の国際化に貢献した文化勲章受章者で米コロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさんが24日、心不全のため東京都内の病院で死去したことが分かった。96歳。通夜・葬儀の日程は未定。お別れの会を後日開く。喪主は養子のキーン誠己(せいき)さん。1922年、米ニューヨークで貿易商の家庭に生まれた。コロンビア大の学生だった18歳の時、英訳された「
●「春の雪」観劇関西タレント事務所森中純子です。先日は、このふたりを連れて観劇するため阪大豊中キャンパスに行ってきました。阪大に入ったよ~なんて、変なところに感動しながら(笑)瀧沢修が、大学生に混じってひとりダンディな魅力をふりまいておりました^^三島由紀夫作品を、素敵な空気間で表現されてましたよ。レッスンを続けていると、表現を見る目も培われますね~なんて語りながら帰ってきました。タレントと一緒に、場所や時間を共有することもとても大事ですね。お互いの感性を確認し合える、よい時
日本を愛した、日本文学研究家のドナルド・キーン氏が亡くなりました。96歳でした。キーン氏はコロンビア大学に在学中、日米が開戦。米海軍の日本語学校に入り、ハワイや沖縄で軍捕虜の取り調べや日本兵の日記の解読などに携わりました。この経験と、18歳の時呼んだ「源氏物語」(英訳)に魅了され、日本文学の研究者となったのです。戦後はコロンビア大学に戻り、松尾芭蕉や井原西鶴など日本文学を学び、イギリスのケンブリッジ大学へも留学します。1953年には、日本の生活を学びたいと京都大学に留学しています。
ドナルド・キーンさんが亡くなりました。96歳。日本国籍もとり、日本人の養子さんもいらして、良い晩年であられたのではないでしょうか?三島や安部公房関係の著書、よく読みました。その生涯もまあ面白い。こちらでどうぞ。今日はこれを読みます。結婚する時、実家から連れてきた本です。これを読んで近辺にでかけたいと思っていながら、結構忙しいOLだったのでままならず、そうだ、これから出かけようと思います。徳岡孝夫さん、あの自決の朝、最後の原稿を渡された人です。彼よりキーンさんの方が三島ファンの私は好
いい天気ですな今朝は、神田松之丞や宝塚のチケット発売でしたが、人間には取ることが出来ません・・・・最近、杏里ライブ抽選にも外れたし、いいこと無いな。読み終えた「金閣寺」の次は、もう少し読み易そうな太宰治にしたこないだのオペラ「金閣寺」を観て改めて思ったけど、現代、特に戦後のクラシック音楽はたいがい好きになれない。古いものは、評価されて生き残ったものだけしか接しないから、いいに決まっているかも知れないけど。いつも思うけど、美しい(と私が思う)ものがなかなか生まれないのは、過去の作品と
【2月24日】昨日は夏にやる舞台の打ち合わせ。今回はactriumさんと共同企画。少〜しだけど、はじめて音楽以外の部分も言葉にしてるから田上さんがどんな風に作品にしてくれるか楽しみ。出演してもらうやんやんも別の仕事終わりに来てくれて感謝。来月のシェイクスピアといい、CD絵本といい、最近色々お世話になっています。ありがとう。昨日は他の曲も仕上がったし、おかげで今日は罪悪感なくオペラ「金閣寺」を観に行ける。作品自体、考えさせられるモノが多くおもしろかったし、宮本亜門さんの演出もフラン
2019/2/17~3/8シアタートラム作:三島由紀夫演出:小川絵梨子美術:香坂奈奈林遣都君が舞台をやるというのでチケットを取ってみました。舞台でははじめてかなあ。話はあらすじしか知らずに原作未読なんとも濃密で美しくも息苦しくなるような空間でした舞台は暗い部屋の中ベッドが一つ枕元に水とランプ?と思ったら鳥かごにレースがかかっています山のようにみえる背景のセットは家を表しているのか、この事件の元になったフランスのシャトゥでもあるのか・・はたまた家に生い茂ってしまった熱帯