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百味の御食――三界万霊に捧げる、感謝の御食「百味の御食(ひゃくみのおんじき)」とは、季節のさまざまな御食を調え、仏前にお供えして、食の恵みに感謝するとともに、広く三界万霊にその功徳を回向する行事です。回向(えこう)は馴染みがない言葉かもしれませんが、「御食をお供えすることで、いただいた恵みへの感謝を、自分ひとりのものにせず、すべてのいのちへと分かち向ける」と表現しましょうか。その形式として三光院では、御食を仏さまにお供えし、その功徳を三界万霊へと振り向けます。「百味」とは、文字どお
先週の三連休の中日7月19日(日)は幸田町深溝へ。本光寺で赤堂を見た後深溝を散歩します。高台を歩きます。石像が並びます。泉流山三光院山門(赤門)赤門が多い地区ですね。緑豊かな境内本堂浄土宗の寺院本尊は阿弥陀如来深溝城主・松平忠定の妻によって建立されたと伝えられています。青々とした稲田んぼに癒されます。鳥居が見えます。深溝
三光院の信仰の背景にあるのは比丘尼御所になります。比丘尼御所(びくにごしょ)において「仏様・神様・皇室を等しくお祀りする文化」があること、そしてそれが一般的な「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」とはどのように異なるのかについて、歴史的な背景(エビデンス)を交えて分かりやすく整理します。簡潔に言うと、最大の違いは「融合させて一体にするか(神仏習合)」、それとも「それぞれの尊厳を保ったまま並立させて重んじるか(比丘尼御所の文化)」という、お祀りのアプローチの差にあります。1.神仏
毎月、第三土曜日、三光院では禅と精進料理教室です(今年の八月はお盆行事と重なるのでお休み)星野香栄御住職が始められた一日御修行体験で、禅と精進料理を同時に学べるのが特徴になります香栄御住職は、精進料理を始められる前に、線香一本分の禅の時間を設けていました大体は坐禅でしたが、その他にも、立禅、歩行禅などを選ばれる時もありました一日御修行では、まず「香の字」を預かることから始まりますこちらは宗教的な意味合いというよりは、禅寺的愛称を形式として体感してもらう感じになります星野香
三光院の禅語勉強会三光院は、禅宗の、尼寺です。禅にも色々な形式があり、取り組み方があります。中でも三光院がより重要視しているのが、食禅であり、作務禅になります。形式や絶対解が存在しないのを前提とします。坐禅、立禅、歩行禅、寝禅、代表的な形式禅に加えて、マインドフルネスという概念と合わせるような形で椅子禅など、実に様々な禅の姿勢がございます。三光院でも毎月、定期作務禅会、座禅会を実施しておりますが、思索がなければ単なる時間潰しになりかねません。思考や思索を手放す
三光院の七夕の節供、流しおぞろ七夕といえば短冊に願い事を書く姿がおなじみですが、三光院では少し様子が違います。近所の幼稚園や小学校の子供たちが七夕飾りに竹を切り出しに来る時期でも、三光院の境内に短冊は見当たりません。なぜなら、比丘尼御所文化における七夕は「願い」を飾るのではなく、神仏へ捧げる「祈り」の場と捉えるからです。ちょっと分かりずらいですかね?そんな七夕の日に、三光院で何をしているかといえば、「流しおぞろ(素麺流し)」になります。境内の竹を切り出し、皆で流し台を組み、器を
6月24日(水)友だちと武蔵小金井にある「三光院」で精進料理を食べに行きました✌駅から歩いて15分位のところに閑静な「三光院」がありました。掃除が行き届いた敷地内には人もいなくてひっそりしていました。奥まで行くと精進料理の建物が見えてきました。昔幼稚園の講堂だったところで時間通りに始まりました。出汁は使わず食材を時間をかけて調理することでとても美味しく仕上がっています✨もなかから始まってお茶、煮物、煮梅、インドのウサギ=豆富、こうえい豆富(写真なし)、
三光院に行きました(愛知県常滑市)●山門知多四国霊場第67番札所になっています小倉山蓮台寺十七坊の一院として創建されました蓮台寺の鬼門除けの役割を担い、阿弥陀如来・聖観音・不動明王を安置した事により、三光院と称した徳川三代将軍・家光の母である「お江」に関係する史跡を有します慶長5年(1600年)、九鬼水軍の侵攻により焼失平成24年2月本堂老朽化で親寺蓮台寺に移転●灯籠●佐治宗
第二十一章三光院の三本柱現在の三光院を理解する上で、三つの柱を明確にしておく必要がある。第一は、比丘尼御所由来の行事と祈りである。三光院は、一般的な檀家寺とは異なる性格を持つ尼寺である。神様、仏様、皇室を等しくお祀りし、年中行事と祈りの日々を大切にしてきた。そこには、曇華院・比丘尼御所文化に連なる独自の寺風がある。第二は、日本唯一とも言うべき御所流精進料理である。三光院の精進料理は、単なる野菜料理ではない。観光向けの食事でもない。米田祖栄和尚様が曇華院から伝え、星野香栄御
第十六章西井香春先生と御所流精進料理の継承三光院の御所流精進料理を現在に伝える中心的存在が、西井香春先生である。西井香春先生は、十六歳でフランスに渡り、西洋料理という言葉しか一般的でなかった時代から、日本国内においてフランス料理の普及に尽力した料理研究家であった。フランス家庭料理の専門家・西井郁として、各種メディアでも活躍されていた。その西井郁氏が、星野香栄御住職との出会いを機に、三光院の精進料理へと深く関わるようになる。平成6年(1994)、西井郁氏は星野香栄御住職か
第十一章三光院幼稚園昭和33年(1958)、北多摩郡小金井町は小金井市となった。人口増加を見越し、初代鈴木誠一市長から三光院に対して幼稚園開園の要望がなされた。これを受けて、昭和37年(1962)、三光院幼稚園が開園した。小金井市となって初めて開園した幼稚園が、三光院幼稚園であったと伝えられている。開園に際しては、曇華院から保育園勤務経験者が三光院へ移り住み、星野香栄御住職となる前の星野喜久子が初代園長を務めた。三光院幼稚園の教育方針は、非常に独自であった。「子どもには最高の体験教育
三光院には、守り継がれるべき三つの光があります。西野奈良江御開基の志を受けた、女性が日本文化を学び体験する場としての寺子屋三光院。京都・曇華院との深い縁に連なる、尼門跡寺院の比丘尼御所文化。そして、国内外に広く知られた、三光院を起源とする竹之御所流精進料理。この三つの光を、いま西井香春先生が受け継ぎ、守り、次の世代へ伝えています。※三光院の名称は「三光国師」からの三光院です。以下は前回からの続き。支援者の僧正がまとめてくれたものになります。歴史を知れば守るべきものが見えてくる。
相変わらず三光院危機は深刻化を続けている日々ですが、結局どんな世界でもそうでしょうが、歴史や背景への敬意がないと、それまでの世界は崩されてしまいます。どこの国でも、その国の文化を尊重してくれない人が増えれば、なくなっていってしまいます。応援していただいている方も、無関係なのに批判してこられる方にも、三光院が三光院になってきた歴史は知っていただきたい。以下は僧侶でもある支援者さんが簡潔版としてまとめてくれたもの。現在、三光院の歴史については、地域メディアの方が考証などの補強も更に
比丘尼御所の伝統を受け継ぐ、厄除けの宮中菓子「嘉通(かづう)」を作る人気の大津香雪講師!誰かの思惑通りで?😭otonamiさんルート消えたらまだ空きがあります!参加希望はメールください。◆「16」に込められた、1200年前の「豊後国の白亀」と厄除けの伝承すべての始まりは平安時代の848年。当時、平安京では大火事(大極殿の焼失)や深刻な疫病が流行し、人々は苦しんでいました。その最中、豊後国(現在の大分県)から朝廷へ、大変珍しい「白い亀(白亀)」が献上されます。当時の国史『続日本後紀
いよいよ上半期の集大成「ズレコンin下北文化会館」が近づいて、身が引き締まる思いです。ぜひ、6月5日は下北文化会館第ホールでお会いしましょう。みんな来てくれるのかなぁ?ドキドキ…。その前に5月22日は名古屋に行ってきまーーす。6月13日には、秋田県美郷町で開催されるラベンダーまつりに初参戦!こーたとおじさんと一緒です。そして下半期も力一杯働くために、いろんなイベントを企画しています。日程が決まっているイベントをお知らせします。7月12日(日)ズ
今月は二つの大学が日本文化体験として三光院の精進料理と作務禅を体験しに来てくれます。そのうちの一つの大学はもう今回で三回目もう一つの大学は留学生が半分で今回が初めてとなります名称を控えるのは小泉倖祥住職からクレームが入るからです。今月、日本文化体験プラットフォームotonamiから三光院関連記事が全て削除となりました。西井香春(三光院・竹之御所流精進料理)onInstagram:"こちらからもリンクが貼られていた「日本文化体験プラットフォームotonami」から、2024
昨日は武蔵小金井の尼寺「三光院」にて、一日修行体験に行ってきました✨香の字がついた弟子名をいただき、まずは西井香春先生のナビで境内食材調達。お茶の木です。柿の木です。柿の花を見たのは人生初かも✨春の筍からもうすぐ梅や茗荷、びわ、秋は柿がとれ、畑もある豊かな境内です✨「災害時には強いわよ。食べられるものたくさんあるから」みんなで腰に蚊取り線香をぶら下げて境内散策💖ヨモギの新芽を積んで・・・ヨモギ餅を作ると言われたら,俄然やる気が出て来ましたwどくだみはお茶用に。えんど
数あるブログの中からお越し頂きありがとうございます。クリスタルボウル・OSHO禅タロットで東京・埼玉を中心に活動をしています。玲陽(れいよう)です。大事なものが消えかかって西井香春先生のお料理は、感動の極みです。そして、日本古来の伝統文化を守り抜く高い視座には、忘れてはならない日本人の精神性が沢山込められています。心が痛み入ります。自分には、なにができるかと考えます。こうして、守り、伝えることをどんどん捨ててしまう日本人は、どこに行くのでしょうか。歴史を忘れる国は、滅
久しぶりに小金井の三光院さんで毎月第一土曜日にやっている作務禅に行ってきました。今年の11月28日(土)には、再びこちらの十月堂で「Anotherズレコンin三光院」を開催します。下ネタやコミカルを排除した、ピアノとボーカルで贈る静かなライブです。年に1度だけ心の底にある感情を歌うコンサートにぜひお越しくださいネ。今の季節は、境内に色とりどりの花が咲いていて、とても綺麗です。アヤメを見るのも何年振りでしょう…。また精進料理をいただきに来なくちゃだワァ。
端午の節句は、三光院ではお守りの日です。賽銭箱、御朱印に次いで聞かれるのがお守りです。前者の二つはありませんが、最後のお守りは、あります。しかし販売しているお守りはありません。お守りは購入するものではなく、誰かを想って縫い上げるもの。本来のお守りの形がそうだと考えているからです。三光院には寄贈された「想い送りの袋」が常時、置いてあります。これは現時点では、お守りを作る必要がない善意の方々が、誰かの想い送りの後押しにと袋状にまで縫い上げた布を寄付してくれたもの
【無料招待】お子様にこそ「本物」の和楽器の音色を|寺子屋三光院親が子供に与えられる最高のギフトの一つは、「本物に触れる機会」ではないでしょうか。武蔵野の静寂に包まれた三光院では、未来を担うお子様たちへ、日本文化の玄関口を広く開けています。お子様限定:和楽器コンサート無料招待のご案内尺八、お琴、三味線。教科書や画面越しではない、空気を震わせて届く「生」の音を、お子様に聴かせてあげませんか?「子供が興味を持ったら、やらせてあげよう」「興味ないものを無理矢理やらせるのは親のエゴだ」
本日は「春羅漢」にて、羅漢膳を供します。羅漢とは、仏様のお弟子の中で最高の悟りに到達された方々の階級名であり、供物を受ける資格がある方々を指します。しかし、それは豪華な食事を意味するものではありません。生きていくために最低限必要なものだけで、十分に満足し、満たされる境地を指します。その「最低限」を体現したものが、お米・お水・お塩のみで構成される羅漢膳です。■御修行としての食禅三光院でも日々消費されているこれら三つの食材のみで作る羅漢膳は、本来、基本的には内弟子の御修行です。今
【満席御礼】四月の三光院年間行事一覧と精進料理体験会の報告東京・小金井の三光院より、四月の行事予定と活動についてお知らせいたします。二〇二六年四月一日は、月一恒例の「精進料理を作ってみる会」を執り行いました。三光院で最も門戸を広げた初心者向けの会ですが、お遊びの中にも深い学びがある場となっております。本年は第二水曜日がお釈迦様の誕生日である「灌仏会(はなまつり)」にあたるため、日程を第一水曜日に移しての開催となりました。四月卯月の年間行事一覧・四月八日:灌仏会「筍料理」【満
三光院の雛飾りの傍らには、静かに佇む「竹人形」がございます。なぜ上巳の節句に、華やかな雛人形とともに簡素な竹の人形を並べるのか。そこには、平安の世から続く「身代わり」の理(ことわり)が刻まれています。※お雛様については、また別の項で。災厄を吸い込む「撫物(なでもの)」上巳の節句の原点は、自らの穢れを形代(かたしろ)に移して流す「撫物」という習俗です。竹は中が空洞であり、天に向かって真っ直ぐに伸びる最も清浄な器とされてきました。その空っぽの空間に、目に見えない日々の淀みを吸い込み、自
耳香をご存知でしょうか?三光院で続くお遊び文化は、遊びを通して知識を深めるものと、五感を通して感性を育む合わせ行事が多くございます。耳香は聴覚を使ったお遊びになります。こちらを上巳の節句に行います。この耳香が世間一般に初めて公開されたのは99年のテレビ番組において。星野香栄御住職様が実質のプロデューサー兼ディレクターとなって尼門跡寺院の文化を紹介させました。遊びとしては簡単です。箱の中に入った小豆の数を、耳元で振って鳴らしながら当てる。ただそれだけのお遊びに
先日、作務禅(さむぜん)に参加された皆様の手によって、鈴なりだった柚子が一気に収穫されました。収穫の喜びの後は、冬の恵みを無駄なくいただくための大切な「下処理」が始まります。皮は細かく削り、果汁は丁寧に絞り出す。そして、通常なら捨ててしまう「皮の端材」も、三光院では決して無駄にしません。当院の「端材の女王」こと蓮見香淳さんが、見事な柚子ピールへと仕上げてくれました。開山忌やお茶の時間でも「どこのお洒落なお土産かと思った」と驚かれるほどの出来栄えです。※画像や動画は他のsnsでご覧
【実施報告】開山忌:米田祖栄和尚様から受け継ぐ、御所流精進料理の真髄三光院でございます。昨日、当院にとって最も大切な行事である「開山忌」を無事に執り行いました。開山・米田祖栄和尚様の志を仰ぎ、その尊いレシピを再現したお料理を「お昼」と「お夜」の両座で皆様にお愉しみいただきました。特に西井香春先生のお昼の小箱の押し寿司は絶品です!(写真はここでは貼れないので、参加者さんのsnsなどでご覧ください)■門跡寺院の気品を纏う「御所流」の矜持三光院が守り続けているのは、一般的な精進料理のイ
【開催報告】涅槃会茶礼:六大茶類を飲み比べる、命の変容の物語本日二月十五日、お釈迦様のご入滅を偲ぶ「涅槃会」にあわせ、三光院にて特別な茶礼が執り行われました。今回、皆様と共に向き合ったのは、単なるお茶の試飲ではありません。緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶。一枚の同じ茶葉が、発酵という過程を経て、これほどまでに異なる色、香り、味わいへと姿を変える。その「六大茶類」の変容を、田島庸喜茶師の先導により深く掘り下げていきました。樹齢800年の一本木から収穫された貴重な白茶。
修三会(しゅさんえ)を迎える頃、三光院(さんこういん)の井戸のこと三箇月悔過(さんかげつけか)の締めくくりとして迎える修三会は、気持ちの節目を作る行事です。三月一日を境に、これまでの時間を静かに納めて、季節とともに気持ちを切り替えていく。悔過、と表現するのは大袈裟かもしれませんが、年度の締めに向けて、自省の時間も持つ。そんな流れの中に、三光院の修三会茶礼(しゅさんえされい)はあります。三光院では毎年「三光院旅行」を行っています。各地の寺院や行事に触れながら、日本仏教の文化
三光院では涅槃会(2月15日)に涅槃会茶礼を行います。茶礼に特別な決まりはありませんが、煎茶を楽しむ形式で行います。三光院にとって煎茶といえばコウブンさん。御健在の時は、毎月一回、曇華院より三光院留香閣にて煎茶お稽古にいらしておりました。売茶竹延流が根幹にはあったと思われますが、そこは比丘尼御所文化、お遊びを取り入れるのは当然の楽しみ方になります。数々のエピソードが伝わっておりますが、今年は六茶の飲み比べと愛決まりました。涅槃とは、釈尊が到達された覚りの境地を指す言葉で