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自宅から少し離れているいつもの散歩道。エゴノキの花が満開です。こういう少し地味でも美しい花は良いです。今日までがなんとなくGWモードだったような気がします。明日からは通常モードで、そのまま平日休みがない6月に突入。疲れたら休みますけど、連日雨の6月が良いのか、雨の少ない暑い6月が良いのか?やはり6月は雨、ですね。外国語学習と読書は、月曜から「フランスもの」に戻ります。フランス語はさしあたって全く実用の予定がないから、学ぶのは気楽です。まずはバルザックを数編呼んで、飽きたら作家の
前々からトルストイを取り上げたいとは思っていた。しかも長編代表作の一つでもある、『復活』を。だが幾分、長い。論点も多すぎる。そこで今回はシリーズのナンバリングタイトルとしては扱わず、何度か読み返した現時点での感想文的な何かを書いてみる。底本として用いたのは、岩波文庫版(藤沼貴訳)だ。復活上(岩波文庫)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}復活下(岩波文庫)A
☆ドストエフスキー『悪霊』を読んで(3)備忘録3☆小説『悪霊』は,主人公ニコライ・スタヴローギンの母親であるワルワーラ夫人とピョートル・ヴェルホヴェンスキーの父親ステパン・ヴェルホヴェンスキーとの友情物語として始まっていきます。物語の舞台は,モスクワから北西に150キロほど離れたところにある小都市である。ワルワーラ夫人は,未亡人で地元の大地主の貴族。男勝りで高圧的な話し方をする。気位の高い女性である。一方のステパン・ヴェルホヴェンスキーは元大学教授である。パリで教
ロシア文学が描いてきた「逞しい女性たち」の系譜ロシア文学者の沼野恭子氏インタビューロシア文学が描いてきた「逞しい女性たち」の系譜ロシア文学に描かれてきた「逞しい女たち」。toyokeizai.netロシアで「声を上げる女」が生まれた歴史的背景ジャーナリストの林克明氏に話を聞いたロシアで「声を上げる女」が生まれた歴史的背景チェチェン戦争を振り返る。toyokeizai.netプーチン猛批判「ナワリヌイ妻」への意外な評価ネットで積極発信、欧米メディアは絶賛するが…プーチン猛批判「ナワ
☆以下感想文というより「備忘録」といっていい文章です。小説の内容についての「ネタバレ」も出てしまうと思うので注意してください。☆自分の先入観としてドストエフスキーは、イデオロギーとして長きにわたって社会主義に賛同していたのではないか思っていた。実はそうではなかったようです。ドストエフスキーはずっと社会主義者であったのではないかと誤解してしまう原因となったペトラシェフスキー事件について書いておきます。ウィキペディアからの引用【引用開始】ミハイル・ペトラシェフスキー
☆ドストエフスキーの5つの長編小説の中でまだ読んだことのなかった『悪霊』をやっと読み終えることができた。この『悪霊』は、死ぬまでに読んでおきたい本の一冊でした。他に死ぬまでに読んでおきたい本の一冊にプルーストの「失われた時を求めて」がある。☆だいぶ昔であるが、大学生のときに『悪霊』を読もうと思い文庫本を買った。しかし、何十年も『悪霊』は書棚に置かれたままだった。☆2011年に光文社古典新訳文庫から亀山郁夫訳の『悪霊』が刊行された。昨年、思い切って亀山郁夫訳の
⠀⠀「悪霊」ドストエフスキーステパン・その息子ピョートル、ワルワーラ・その息子ニコライ・養女ダーリヤ、ドロズドワ・その娘リザヴェータ、作家カルマジーノフ、知事レンプケ・その妻ユリヤ…とにかくあちこちで大勢の登場人物が揉める。人物メモを作成し、何度も名前の追加や確認をしつつ、物語が動き出すのを期待しつつ、上巻終了。覚悟はしていたがとてもサクサクは読めない。春休み中に上下巻を読むつもりだったのに、読んでは戻り、戻ったところからまた更に戻ったり、の繰り返し。悪霊はまだ出てこないのかと思い
15年くらい前から本を読めなくなりました文字が目を滑るというか読んでいても違うことを考えていたり内容が頭に残らなかったりでもここ数年でようやく回復してきて一冊読み切った時には感動しましたそれからというもの喉の乾きを癒やすかのように軽い小説やミステリーなどから読み始めました週末にお片付けをしていて目に止まったアンナ・カレーニナもうカバーもない裏表紙に1994.12.9とメモが30年前に買ったのか…!あの頃は海外文学を゙読み漁っていたなあ海外に住むからと色々
忍耐は仕事を支える資本の一つであるオノレ・ド・バルザック(1799年-1850年)オノレ・ド・バルザック(フランス語:HonorédeBalzac発音例,1799年5月20日-1850年8月18日)は、19世紀のフランスを代表する小説家。ド・バルザックの「ド」は、貴族を気取った自称である。イギリスの作家サマセット・モームは、『世界の十大小説』のなかで、バルザックを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と述べている。バルザックは90篇の長編・短編からなる小説
⠀⠀「大尉の娘」プーシキン坂庭淳史訳1836年発表。ロシア帝国時代に起きたプガチョフの乱を題材にした貴族の青年将校ピョートル・グリニョフの物語である。ロシア文学特有の人名の複雑さ、目まぐるしく入れ替わる敵と味方、持って回った人物仄めかし、馴染みのない戦争用語…等々覚悟しつつ用心しつつ、終盤の大物登場のおおっ、まで集中して読めた。「~なんだ」という口調は新訳ならではで、詩人でもあるプーシキンの散文調の雰囲気が伝わってくるようだった。タイトルが「大尉の娘」なのに、肝心の「娘」の魅力が
結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだオノレ・ド・バルザック(1799年-1850年)オノレ・ド・バルザック(フランス語:HonorédeBalzac発音例,1799年5月20日-1850年8月18日)は、19世紀のフランスを代表する小説家。ド・バルザックの「ド」は、貴族を気取った自称である。イギリスの作家サマセット・モームは、『世界の十大小説』のなかで、バルザックを「確実に天才とよぶにふさ
ペンギンと暮らしている男の話ということでファンタジー的な要素が強いのかなと思っていたら、そのペンギンと暮らすことになった経緯はやけに現実的だし、売れない物書きという現実的な設定のわりに受ける仕事はまだ死んでいない人の追悼文とか現実味がないし、病気のペンギンに人間の子どもの心臓を移植するというわけのわからない場面でも、移植する経緯は現実世界にある臓器移植のような現実的な手順を踏んでいたり、ファンタジー的な要素と現実的な要素がいろんな場面でごっちゃになっていて、読んでいてとても落ち着かない気持ち
ドストエフスキー、工藤精一郎訳『死の家の記録』(新潮社)その1となります。ドストエフスキー、工藤精一郎/訳『死の家の記録』(新潮社)ドストエフスキー、工藤精一郎/訳『死の家の記録』|新潮社ドストエフスキー、工藤精一郎/訳『死の家の記録』|新潮社思想犯として逮捕され、死刑を宣告されながら、刑の執行直前に恩赦によりシベリア流刑に処せられた著者の、四年間にわたる貴重な獄中の体験と見聞の記録。地獄さながらの獄内の生活、悽惨目を覆う笞刑、野獣的な状態に陥った犯罪者の心
今日は休みだけど月曜だからゴミの日。部屋の掃除をザっと済ませ、やることやったら束の間の読書タイム。今はトルストイの「戦争と平和」を読んでいる。先日、②巻も注文したから今日には届くはず。つい夢中になって読んでるうちに9:30になっていて慌てて買い物に出かけた。買い物から戻ると、もう②巻が届いていた!お天気も良くなってきたし、三日前に整骨院で治療してもらったところだし、今のうちに体の芯まで温めようと、また近所の温泉に行くことにした。男三人(夫、長男、次男)に昼ご飯を食べさせ
金曜日。今日は良い天気。でも風は冷たいのです。まだ街のあちらこちらに残っている雪が、街の空気を冷やしているのではないかと思います。昨日、練馬駅に向かう道で、北風を正面から浴びましたが、雪が残った路を抜けて冷気を運んでくる風が冷たい。早く溶けてくれないかな雪。「読書」の話。若い頃(学生の頃)。「この本は歳とってから読もう」って思った本があります。中学・高校の時に読み損なった「世界の名作文学」作品群がそれ。ドストエーフスキーとかのロシア作品やカフカ、ヘッセ、トマス・マン
カラマーゾフの兄弟マンガ版で読んでみたが確かにストーリー性物語の内容は実にわかりやすいそのあたりはマンガ家さんの才能が凄いとは思うが文体の美学といふものはない‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥つまり詩集をマンガ版にすることは絶対に不可能といふこと文体の美学に文豪の才能が宿る🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔マンガ版から入るのもいいしっかり書けてる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥だがマンガ版でロシア文学の憂愁はわからんしっかり書けてるマンガ版だと思います♪~(´ε`)
偉大な意志の力なしに、偉大な才能などというものはないオノレ・ド・バルザック(1799年-1850年)オノレ・ド・バルザック(フランス語:HonorédeBalzac発音例,1799年5月20日-1850年8月18日)は、19世紀のフランスを代表する小説家。ド・バルザックの「ド」は、貴族を気取った自称である。イギリスの作家サマセット・モームは、『世界の十大小説』のなかで、バルザックを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と述べている。バルザックは90篇の長
『『アンナ・カレーニナ』トルストイ』家庭生活で何か新しいことを始めるためには、夫婦が完全に反目しあっているか、それともぴったりと和合しているか、いずれかの状況が必須である。夫婦の間がはっきりせ…ameblo.jp先日『アンナ・カレーニナ』を読んだので、記憶が新しいうちに、ウラジーミル・ナボコフの文学講義を読んで復習してみた。『アンナ・カレーニナ』については下巻に収録されているので、その部分だけ読んだ。"復讐するは我にあり、我これを報いん"と、『アンナ・カレ
家庭生活で何か新しいことを始めるためには、夫婦が完全に反目しあっているか、それともぴったりと和合しているか、いずれかの状況が必須である。夫婦の間がはっきりせず、反目とも和合ともつかない状態のときには、何事も始められない。多くの家族が、夫婦ともにうんざりしている古い習慣から何年も抜け出せずにいるのは、ひとえに完全な反目も完全な和合も得られないせいなのだ。(第7部23章)読もうと思っていながらなかなか読めなかったトルストイの名作をようやく読了した!今年は、これまで手をつけなかった長編を
https://ameblo.jp/0358-1208/他人様のブログを並べるだけ(汗)ドライバーさんのブログです。最近の記事は「”【逃し屋本舗】「正義と引き換えに出世」畝本剛、畝本直美(次期総長有力)→自民党裏金事件で不起訴」です。ameblo.jpロシア文学狼の群れ-Google検索結果:https://www.google.co.jp/search?q=ロシア文学+狼の群れ&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja-jp皆さまも、お大事に。
『社会に“不寛容さ”が広がっている今こそ』生誕200年今こそ読みたいドストエフスキー|NHK『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』などで知られるロシアの文豪・ドストエフスキー。ことし生誕200年を迎え…ameblo.jpドストエフスキーの「未成年」と「貧しき人びと」も読み終えました。「未成年」の感想は「長かった~」だけど、意外におもしろかったです。賛否両論あるそうですが私は再度読み直してみたいと思っています。「貧しき人びと」の感想は「なんじゃこりゃ」でした。若
昭和20年代~50年代に多く刊行された各社の「日本文学全集」類で、批評家で1巻を占めているのは小林秀雄(1902~1983)だけです。48歳の昭和26年(1951年)には最初の『小林秀雄全集』により日本芸術院賞受賞を受賞し、昭和34年(1959年)には57歳にして日本芸術院会員となった小林は、アルチュール・ランボーやポール・ヴァレリー、アンドレ・ジッドの本格的な紹介者として、また富永太郎や中原中也、三好達治ら詩人たちとの交友も伝説的で、同人誌時代から芥川龍之介に注目され、昭和4年(1929年)
SNSでおうちに読書室を設けてブックカフェごっこをしているという投稿があって素敵だなあと思いました。これもいいなあ…お気に入りの本に囲まれて。「おうちブックカフェ」気分を味わうインテリアアイディア集|キナリノたくさんの本に囲まれて、ゆったりとした時間をすごすブックカフェ。近くにブックカフェがない、忙しくてなかなか行けない、自宅でもブックカフェ気分を味わいたい!そんな方におすすめのインテリアをご紹介します。丁寧に淹れたコーヒーを飲みながら、好きな本の世界にひたったり、心穏やかになれ
『「新潮世界文学」の偏向』『大全集「新潮世界文学」全49巻(昭和43年~昭和47年)』昭和30年代(1955年~)から昭和40年代(1965年~)にはさまざまな文学全集が大手文芸書出…ameblo.jp昭和43年(1968年)から昭和47年(1972年)にかけて新潮社から刊行された全49巻の文学全集「新潮世界文学」は、四六判8ポイント2段組で800ページ~1200ページもの大冊で、1巻当り単行本(文庫本)4冊~6冊分を収録、しかも全49巻で選出された作家は24人という極端な全集で、包括的に
『大全集「新潮世界文学」全49巻(昭和43年~昭和47年)』昭和30年代(1955年~)から昭和40年代(1965年~)にはさまざまな文学全集が大手文芸書出版社の筑摩書房、角川書店、河出書房新社、中央公論社、新潮社、…ameblo.jp今回も昭和43年(1968年)から刊行され、昭和47年(1972年)に完結した新潮社の四六判8ポイント2段組・1冊当り800~1200ページもの大冊から成る世界文学全集「新潮世界文学」を見ていきます。この大全集は全49巻に24作家と、極端に西洋の「文豪」のみ
ドストエフスキー(1821~1881)農奴制度崩壊から資本主義へと向かう時代の過渡期における人間の内面的、心理的矛盾を追究した。人道主義を基調とした『貧しき人々』(1846)で一躍文壇に名を広める。政治犯としてシベリア獄中生活を経験後『罪と罰』(1866)、『悪霊』(1871)、『カラマーゾフの兄弟』(1879~1880)などを執筆。ロシアのリアリズム文学を代表する巨匠である。浜島書房『新編常用国語便覧』さて、『罪と罰』を読み始めたので、内容を整理していきます。でないと忘れてしま
秀逸な・・・バブル時代到来直前っ!中産階級が日本に存在した頃のCM2:20からゆうさん、こう言うんが好こ❤️そこはかとなく高尚っぽく・理屈っぽくてさま学無いんだけどね💦wwwゆうさん、飲み過ぎだなヽ(´▽`)/でも「ロシア・フォルマリズム」についてググりたくなるでしょー?
ロシアではアーバン・ファンタジーが好きな人たちの間ではかなり人気がある作家ですが、私はこの作家のファンではありません。彼の小説に興味はないのですが、この作家の本は私の父がとても好きなので、新刊の発売を追いかけなければなりません。そしてこれが新小説「黒い犬の日」です。本の説明です。『白髪の佯狂者がモスクワを徘徊し、誰も聞きたくないスピーチで金持ちの居住者を困らせる。カーシェアの車のブーツからコウモリの群れが飛び出し、誰も見たくないものを見せる。冷酷な連続殺人犯が手の込んだ犯罪のビデオをウ
生と死を感ずる蠍座の季節には、魅力がありますね。タブーに通ずる蠍座の真実蠍座のドストエフスキーのバースチャートについて語ってみました。https://anchor.fm/lariabylily/episodes/ep-e2b9sgbプロフィールからリンクトゥリーへどうぞ😉#ドストエフスキー#ロシア文学#小説#文学#占星術#蠍座#罪と罰#origanumaromatherapysalon#安曇野#自分磨き#自分探し#アラフィフ#アラフ
リディヤ・チャールスカヤはロシアの作家です。彼女の創作活動は1901年から1918年にかけて。リディアは10歳で詩を書き始め、15歳で日記を書き、パブロフスク貴族の乙女のための学院での生活の印象を記録しました。この日記は部分的に保存され、その抜粋が作家の最初の著書「学院ノート」として出版されました。基本的に彼女の本は10代の少女向けに作られています。チャールスカヤの物語は、感傷的で、親切で、少し世間知らずです。そして、小説の登場人物に何が起こらなかったか、それらの終わりには、必ずしもハッピー