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※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいユノと話す事はなかったけど、ワークショップは興味深くて僕は真剣に香水作りに挑んだ「香が選べた人から俺の所に持ってきてくれるかな」ユノがそう言うと皆がユノの所に香を書いた紙を持って行った僕は最後まで迷っていて柑橘系やウッド系、なんだか滅茶苦茶になってしまってユノの所に持って行くの躊躇う他の皆はいい香りを選んでるねとか言われてるの
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいなんだかんだあった俺達が、付き合うようになって1ヶ月が経った。営業課では俺達は相変わらずライバル同士で、相変わらず仲が悪いと思われている。「おはよう。」チャンミンはやっぱり俺より早く出勤をし、オフィスのブラインドを開け、エアコンを付け、ポットの水を入れ替えスイッチを入れる。それには適わないが、それでも2本早
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください僕は、ワークショップの朝、髪を整え、気に入ってる服を選び準備を整える何となくお洒落に気を遣うのは、今日は他にも生徒さんもいるからだどんな人達が来るのかもわからないから、少し緊張をしていた顔が浮腫んでいないか、肌の調子はどうかを鏡に向かって顔をあっちこっち捻りながらチェックも怠たらないユノはそういう所で僕の体の調
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺はチャンミンがあの時の奴だって知って驚いた。先ず見た目が全く違う事。それにあの後。学校内のどこを探してもチャンミンは見つからなくて。俺はもしかして幻でも見たんだろうかとさえ思っていた。でもチャンミンは確かに存在したんだ。チャンミンとして俺の前に再び現れてたって事だ。「どうして?俺だって知っててお前は何も言わなかったんだよ……。」
当サイト「降ってきた話」掲載小説(掲載予定含む)のご紹介です。随時更新しています。(前回の目次更新時以降に公開したものには、NEW!と記載しています)なお、2024年2月にテーマ構成を一部変更しました。◾️「14時。ばら屋敷」【完:全25話】(第一話通常公開)新人ヘルパーのオニュが担当することになった「ばら屋敷」には、ユンホさん、チャンミンさんという二人の男性が住んでいた。チャンミンさん以外と意思の疎通が難しいユンホさんと、そのユンホさんを過剰なまでに守ろうとするチャンミン
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください「あの…………。辞めた方がいいですよ。」俺の背中から聞こえた声は酷く落ち着いていた。誰?俺は校舎の屋上で柵を乗り越えた幅の狭い際に立ってその声のする後方を振り返る。そこに立っていたのは俺と同じ学生。襟のピンバッチには「I」の文字が見えた。一年生か。俺は後輩のその男を確認だけして又視線を戻す。下から風が吹
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいユノは店の入り口にある緑の植物に水をあげながら僕の顔を見て来る「前とは少し眠れてるのかな?顔色が良い様に思うよ」「はい、お陰様でユノの言う通りにしたら不思議と疲れが溜まらなくなって」「そうなんだ!良かった、今日はいいお天気だしね、気分も上がるね」「本当、温かいですね」「さぁ、入って」そんな他愛のない会話を少しした後店内に案内される
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください「あなたは昔から努力家でしたよね。」チャンミンは懐かしそうに目を細め言った。そんな顔をするって。俺の何を知ってるって言うんだ?どうして知ってる?「サッカー部でもそうやってチームを引っ張り、キャプテンとして活躍してた。」「……お前…………。」俺は俺が高校でサッカー部のキャプテンをしていた事を知ってるチャンミンを怪訝な顔で眺めた。「僕、あなたと同じ高校だったんですよ。」「は
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいチャンミンは驚いていた。俺がチャンミンを好きだって言った事。俺だって驚いているくらいだ。「ユノ、本当に?本当ですか?」そうだよな。本当に?って疑うよな。俺も自分が信じられない。今すごくドキドキしてる事だって異常だって思っている。「僕はあなたに優しくなんかなかったですし、好かれる要素があったとは思いません。」
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください結局、最後は健人に起こされるくらい僕は爆睡してしまったみたいで、施術の90分はあっという間に終わってしまった「オイルは自然と体に馴染んで行きますが、もし気持ち悪い所がありましたらこちらで体を拭いて下さい。どうぞ。あちらでお待ちしております。ゆっくり着替えて下さい」そう言って僕にホッとタオルを渡すと、カーテンを閉め、出て行った健人僕はゆっ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺はチャンミンに抱き締められながら、なんだろう、こんな事がとても当たり前の様に感じた。強引に抱き締められているのに。チャンミンだって男なのに。こうする事でとても安心できたんだ。さっき、あの男にされた時はとても嫌だった。男の事は突き飛ばしたのに、チャンミンの事はそうしようとは思わなかった。それどころか震える体は更に安心を求め
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください近頃疲れきっていた僕はキュヒョンの提案で癒しサロンに行くことにした駅から程近いアロママッサージ店は小さな入り口で、階段を下りた地下一階にあった広くはない店内は間接照明で落ち着く雰囲気で悪くないそしてなんだろうアロマの香りか。入店と共にとてもいい匂いが漂って来た「いらっしゃいませ。ご予約のシム様ですね?」「はい」「お待ちしておりま
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください兎に角直ぐに相手先に向かい頭を下げた。俺達の誠意は届いたんだろう。クレームは大事には至らず処理が出来た。久し振りにしたチャンミンとの仕事。やっぱりチャンミンは仕事も早ければ完璧なクレーム対応だった。正直チャンミンが自分一人でいいと言った通り、俺なんか必要なかったんじゃないかと思ったくらいだった。そう思うと情けなくなってくるけど……。
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください最近は特に疲れていた仕事の事、プライベートの事、恋愛、人間関係、悩んでも仕方がないのは知っている種は尽きないものだと言う事もだから悩みしはない嫌な事ははっきり主張するし気持ちの切り替えも早い好奇心も旺盛だから多く趣味を持ち、とにかく行動するそれが僕そうやって自由奔放で気の向くままに行動してきた僕は人に対しても自己
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください給湯室でコーヒーを淹れて飲んでいるとチャンミンが給湯室に入ってきた。チャンミンは抑揚もなく「お疲れ様です。」と言ってバリスタに紙コップをセットしてエスプレッソのボタンを押す。いつもエスプレッソを選ぶチャンミン。俺は苦くて絶対選ばないコーヒーがチャンミンは好きな様だった。ウィーンと機械音が響いてコーヒーが抽出される。いい香りが辺りに充満すると癒される筈の空間なのに、チャンミンの存在でど
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください結局彼女の事は謎で、チャンミンとも気不味いままではあったけど、困難と言われた契約を無事取る事が出来た。相手の社長は傲慢な所もあって一旦納めた提案書を突き返してきたし、何度もクレームもあって、兎に角大変だった。認める。チャンミンとだったからこの契約は取れたんだ。俺一人では無理だった。チャンミンの細か過ぎるくらいの分析のお陰で乗り切った所もある
※BL表現がある為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいYいきなりチャンミンの会社の人達に恋人だと紹介されたのは本当に驚いた俺達は男同士なのに、時代なのかそれで何か言われる事もなくえらく祝福されていた様に思うまぁ酒の席だったし、あの人達がどこまで素面だったかは謎だけどそれでも変に言われるよりは良かったのかなって思うどこかチャンミンも嬉しそうだったそして社会人としてあーや
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺は電車に揺られなから、でもずっとチャンミンから来たLINEを見ては閉じ。又見ては閉じを繰り返してしていた。見たくないのに。意味がわからなくて、信じられなくて。見てしまう。そんな感じ。俺はIDカードを機械に通して足早にエントランスを抜けた。エレベーターに乗ってる間、移動する階数を知らせる電光の数字を睨みながら考えるのはチャンミンの事ばかりだった。当て付け?男が恋愛対象だって言っ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください気のせいだった。チャンミンが好きだなんて。付き合ってもいいなんて思ったのは間違いだった。チャンミンとだけは有り得ない。男だし。年下だし。そうだあんな可愛くない後輩元々嫌いだったんだ。好きだから虐めるとかガキだし。いっつも怒ってばっかで。ちょっと優しくされたから。ちょっと褒められたから。ちょっと……。居心地が
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください又冷たくなってしまったチャンミン。以前の様に一緒に仕事こそすれど、どこか遠くに感じる。話し掛けても無言だったり喋っても仕事の事を最低限話すだけだ。時には怒られるし。時には睨まれる。でも、やっぱりチャンミンとの仕事は息が合い、誰とよりやりやすかった。俺はショックを受けいていた。チャンミンがよそよそしいのが。又俺に冷たいのが。あぁそうだ。寂しいんだ。「どうしたユノ。」声をかけ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいチャンミンからの突然の告白はあったけれど、2人で力を合わせるようになって仕事は格段に進んだ。難しい事も2人ならお互い助け合いながら進められるのは強みだ。その相手がチャンミンだからなのかな?痒いとこに手が届く様に俺のフォローをしてくれる。思う所が同じだからか意見が合う。こんなに一緒に仕事をしてストレスを感じない相手は過去にいた事がなかった。「これはよし。後は……。」「ユノ、そっちの
こんばんは。みちです。2023年4月19日深夜に開設した当ブログ「降ってきた話」も、ありがたいことに昨日で1年が過ぎました。アメンバーの皆さま、お読み頂きました皆さまにお礼申し上げます。ミンホのお二人の話を降り続くがままに書き留め、12ヶ月が経ちました。おっかなびっくりで「14時。ばら屋敷」を始めた4月。「僕とあなた」を朝な夕なに配信し続けた5月。少し挑戦だった「私にはこの顔を撫でてくれる手がない」を公開した6月。6月の反動か、ライトな「Hot
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください嘘だろ?チャンミンが俺を好き?いじわるな事を言うのは好きだからだって?!チャンミンが小学生みたいなことを言うから俺はその意外さにも驚いたし、何より俺を好きって事が驚きだった。「何か?」「い……いや。」「可笑しいですか?」「そうじゃなくて……、じゃあ俺らってそんなに啀み合う必要は無いんじゃないのか?お互いが頑張るより2人で力を合わせた方が絶対いい結果が出るだろ?」「それはそうで
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいすっかり日が沈んで暗くなったオフィスで自分の一角だけの電気を付けて俺は1人で残業をしていた。出張では、変な夢は見たけど、チャンミンとの仕事は意外に上手くいったし、チャンミンと少し打ち解けられたんじゃないかも思えた。兎に角迷惑をかけない様に俺はいつになく頑張ろうって思って残業もしてた。「まだ居たんですか?」突然声をかけられて俺は顔を上げる。
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください朝起きると信じられない程の頭痛で俺は嫌でも昨夜の事を思い出してしまう。チャンミンに進められるまま飲んだのは俺のくだらないプライドのせいだった。余計だったと本当に思う。でもそのお陰で見た夢はなんだか甘くて。前髪に絡めた指とか「好きです」と言ったチャンミンがやけにリアルに俺の脳内に残っていた。「だからなんだって言うんだその夢……。」
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいこんな辺鄙な場所にある焼肉屋なのに、一体どこから人が集まってるんだ?と言うくらい店内は賑わっていた。奥のテーブル席に案内されて、適当に肉と飲み物を頼んだ。烏龍茶を頼んだ俺に飲まないんですか?と聞いてくるチャンミン。「もしかしてお酒弱いんですか?そう言えば昨日も課長に勧められてもあまり飲んでいませんでしたよね?」チャンミンにそう
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください昨日は散々だった。課長をタクシーに載せるまでは地獄で、無茶に飲ませたチャンミンを本気で恨んだ。そしてさっさと帰ってしまったチャンミンに俺は文句の一つでも言ってやろうと、今日も2本早い電車に乗り込む。だって意味の分からない気持ちになったし、本当に訳わかんなくて、兎に角チャンミンに文句のひとつでも言わなきゃ気が収まらないと思った。チャンミ
※BL表現がある為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいC翌朝の頭の痛さは本当に頭って割れるんじゃないかって思ったくらいだった胸はむかむかして水も受けつけないくらいだったもう二度と酒は飲まないと誓った頭は痛いし気分は最悪だし、いい事なんか一個もないでも仕事の付き合いで飲む機会が多くなって僕はその度、酒に強くなって行ったただユノにはあれから何度も一緒に住もうと言ってる
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください「お前達二人は仕事ができるんだから、二人で手を組んだら最強だろ!」課長はどこか虚ろな目でそう言った。「無理です。」チャンミンが速攻答える。「この人と一緒になんて無理ですから。」「は?お、俺だってっ!」「一人の方がいいです。」「俺だって!!」「あ~~~いい!いい!お前達の意見はどうでもいい。兎に角あれはお前達に任す!!」
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺と課長は不機嫌そうなチャンミンを見上げて一瞬固まった。チャンミンは何か怒ってるのか?テーブルに置いた瓶ビールを掴んだチャンミンは無言で課長にビールを差し出す。課長は驚きながらも俺から離れ、グラスを持つとチャンミンはそのグラスに上手に泡を作りながらビールを注いだ。「おぉ、悪いな。」「僕がお相手します。」チャンミ