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昨日5月13日の当地は朝から夜まで、今の時季には珍しい大雨が降り続きました。ブログ記事の材料がなくなり、外の景色や事物を取り上げようとしても難しいので、取りあえず昨日の午後に撮った温室内の状況を紹介することにいたします。ミヤマムギランの鉢へミズコケ補充の作業場所5月13日午後に撮影ミヤマムギランの置場と上に吊っている風蘭ミズコケ補充は鉢の80%が終了新葉で賑わうカンアオイ置場(北東隅)枯れの入った古葉は切除済み温室南側の配置状況吊り=風蘭棚上=セッコクな
ミヤマムギランの栽培は十余年になります。鉢は最初に素焼鉢、次いで軽石鉢、昨年6月にスリット鉢へ全数切り替えを行って、現在200余鉢を保有しています。この一年間の栽培成績は軽石鉢による栽培で手が掛かっていた頃と比べると、かなりよくなっていると思います。それでも鉢によってミヤマムギランの株の成長にかなり差を生じています。スリット鉢は普通株に3号、根の少ない小株に2.5号を使っています。昨年6月の切り替え時に急いだために、ミズコケの鉢への充填に格差が生じ、乾きの早い鉢と遅い鉢が出て、早い
ミヤマムギランの銀鈴の新葉も伸びてきました。
ミヤマムギランの栽培は十年余りになり、鉢は最初に素焼鉢、次いで昨年まで軽石鉢を使いました。入院手術を契機として、鉢の均一性や水持ちの良さから、スリット鉢へ昨年6月末までに約2ヶ月を掛けて全面的に切り替えを終えました。その後8ヶ月ほど経ちましたが、全体を見るとひどい葉落ちが目立つ株は少なく、ほとんどの株に新芽が多く着き、新葉が伸びてスリット鉢に馴染んでいます。それでも200余鉢の中の一部に、いじけたように生育不良の株が見られます。それらを集めて点検し、植え替えと廃棄処分を行いました
中国産のミヤマムギランを10年ほど栽培しています。昔富貴蘭の業者から「関白」の名で購入した株は、丈夫で枯らしたことはなく、近年は増殖した株を風蘭や山野草の交換会の競りに出して来ました。この株は長らく3号の素焼鉢に植えて6鉢掛けの吊り枠で栽培していましたが、潅水後の鉢の重量が大きくて、温室内に吊る作業が大変でした。一昨年の11月に3号スリット鉢に替えて軽量化し、二段12鉢掛けに出来ました。昨年12月に保有15鉢の株分けを行い、29鉢を2個の二段吊り枠で管理しています。株分けから二
寒波に閉じ込められている間に、記事の材料が枯渇してしまいました。やむなく本日は昨夜撮ったミヤマムギランの芽出しの目立つ鉢を紹介いたします。昨秋からミヤマムギランのきれいな姿をシリーズにして紹介しようと試みましたが、なかなか上手く行きません。3号のスリット鉢による栽培は、芽出しの状況から見ると数も多く出ていますが、軽石鉢で作っていた時の方が鉢の見栄えがよくて、取り上げやすかったようです。新葉がもっと大きくなればこの鉢でも充分見られると思います。紅絣(べにかすり)渡川覆輪(とがわ
私の温室は二階レベルにあって、周りに陽射しを遮るものは何もありませんので、適度な遮光をしながらいろいろな植物の育成に挑戦しています。寒中の今は低い陽射しが温室内の奥まで入って、各植物を照らしています。夏場は外棚へ出すセッコクと一部の風蘭を取り込んで、現在の温室内は植物が立体的にひしめいている状況です。今の時期は各栽培植物についてトピックスが少なく、毎日取り上げる記事の捻出に大変苦労しています。そこで寒明け前の朝日に照らされる温室内の植物の状況を出来るだけ丁寧に撮って、月替わりの2日
今は寒の最中ですが、ミヤマムギランの新芽が伸びが目立つようになってきました。遮光の隙間から射す朝陽がスポットライトとなって、ミヤマムギランの株に当たると品種それぞれの特徴を持った新芽や新葉がきれいです。日輪兄弟3株1月17日に撮影残雪兄弟2株白牡丹残雪と白牡丹は同じものと思われますが、それぞれの名で流通しています。ミヤマムギラン銘鑑では残雪の名で統一されています。ランキングに参加しています。応援をお願いします。にほんブログ村
私は多種類の園芸植物を楽しんでいますが、コンポストに土粒を使うものはカンアオイと多肉植物に限られています。風蘭を初めとしてセッコク、ミヤマムギラン、洋蘭の斑入り種などの気生蘭全てと一般に土粒が使われるクンシランにもミズコケを使っています。ミズコケはニュージーランド産とペルー産を使っていて、いずれも乾燥したものを圧縮固化したものを取扱業者から購入しています。使用する際にはブロックから必要分を取り崩し、水を含ませてコンポストにします。乾燥ミズコケをバケツに入れて水を注ぎ、数時間放置
私の3坪(10㎡)のガラス温室では、上部空間と棚上、棚下の三段のスペースを出来るだけ使っていろいろな植物を栽培しています。元々風蘭は鉢を棚上の掛け枠に載せて栽培し、上部空間は使っていませんでした。現在風蘭は全て二段の吊り枠に鉢掛けして栽培しています。今は風蘭の他にカトレア、オンシなど洋蘭の斑入り、竹葉セッコクなどにも吊り枠を使っています。吊る場所は温室の構造上から限られ、風蘭を吊り始めた時期にセットしてからずっと手を加えることもなく、現在に到っています。中国産ミヤマムギランや洋蘭の
ミヤマムギランの栽培を始めたのは2007年で、今年で十七年目に入りました。四十数年栽培している風蘭と比べると短いですが、いろいろと試行錯誤しながらこの特殊な蘭の植生をようやく把握して、自分なりの作り方が固まって来ました。プラ籠にまとめている3号スリット鉢植えの「日輪(にちりん)」最初に使った素焼鉢は、鉢数が増えて以降に目が届かなくなって水切れによる衰弱や枯れ死を多く経験しました。東日本大震災による二階レベルの温室の排水不調発生により、この水遣りの面での支障は今も続いて
昨夕、北陸地方で広域の大地震が発生しました。大きな被害にならないように祈っております。元日の朝、お屠蘇を祝う前に地元の大宮神社(市原市五井地区)に初詣して、古いお札を返却し、新しいお札を購入して家の神棚に納めました。大宮神社の拝殿と参道の様子温室内の様子風蘭、ミヤマムギランを俯瞰プラ籠に収納管理しているミヤマムギランのスリット鉢群移動可能なプラ籠に収納管理しているセッコクのスリット鉢群棚下のクンシランのスリット鉢群ランキングに参加してい
私の栽培品に元々多肉植物は多くありませんが、最近仲間が増えて来ました。これまで温室内の空いたスペースに分散して置いていましたが、冬本番を迎えて石油ストーブ「暖太郎」1台が間近にある、作棚の南西の位置にまとめました。棚の南西の隅を見下ろす12月16日に撮影上段にはミズコケ植えの七宝樹と九輪塔奥は洋蘭のパフィオペディルム水遣りは手動式の噴霧器を使い、今の時期はベタベタに濡らさないようにしています。中段のアストロフィツム兜丸とガステリア臥牛右はミヤマムギラン
私の温室は二階レベルにあって、周りに陽射しを遮るものは何もありませんので、適度な遮光をしながらいろいろな植物の育成に挑戦しています。冬至が近い今は、低い陽射しが温室内の奥まで入って各植物を照らしています。夏場は外棚へ出すセッコクと一部の風蘭を取り込んで、現在の温室内は植物が立体的にひしめいている状況です。本日は12/13の午前の陽射しに映し出された温室内南側の植物を紹介いたします。温室南側の通路と植物の配置の概況12月13日10時頃撮影面積は10㎡なので広くありませんが
朝晩の気温が大きく下がって、本格的な冬の気候になって来ました。ミヤマムギランは5月~6月に軽石鉢からスリット鉢へ替える大きな転換をしました。その後夏の猛暑の影響で葉落ちが多くなり、各鉢の葉姿が貧相になっています。今は冬の低い陽射しが温室内に入り、各植物を照らす様子がすごくきれいです。本日は温室の中央の棚を広く占めているミヤマムギランの置場を朝陽が照らす様子を紹介いたします。セッコクを背にした東端のミヤマムギラン置場12月8日に撮影以下同じこの一画には大影、青珊瑚、伊勢覆輪
10年ほど栽培している中国産ミヤマムギランの株分けについて、取り掛かりを12月2日の記事にしました。その後全数の作業が昨日5日に終わりましたので、詳しい内容を紹介いたします。中国産ミヤマムギラン「関白(かんぱく)」の吊り枠12月1日に撮影この12鉢と一緒に栽培していた別の3鉢の株分け作業を12/2に紹介しました。12鉢を鉢抜きして水洗し、葉数の多いものは分割12月4日に撮影3号スリット鉢にペルー産ミズコケを充填鉢に株を割り付け12→22鉢になりました株を固
ミヤマムギランの栽培を始めてから十数年が経ちました。四十数年栽培している風蘭と比べると短いですが、いろいろと試行錯誤しながらこの特殊な蘭の植生をようやく把握して、自分なりの作り方が固まって来ました。最初に使った素焼鉢から軽石鉢に替えて、一時は成績がよい時期もありました。鉢数が多くなってからは、軽石の粗密の栽培への影響、異質の鉢の流通の難しさ、軽石鉢の今後の入手難などが問題になり、続けるのは難しいと判断しました。試作してよかったスリット鉢への切り替えを本年5~6月に集中的に行いまし
中国産ミヤマムギランを10年ほど栽培しています。昔富貴蘭の業者から「関白」の名で購入した株は、丈夫で枯らしたことはなく、近年は増殖した株を風蘭や山野草の交換会の競りに出して来ました。この株は長らく3号の素焼鉢に植えて6鉢掛けの吊り枠で栽培していましたが、潅水後の重量が大きくて吊る作業が大変でした。昨年11月に3号スリット鉢に変更して、軽量化により12鉢掛けが出来ました。1年が経って新芽を多く抱えていることから、株分けをすることにしました。冬に入りましたが、私のところでは温室であ
ミヤマムギランの今秋の芽出しを紹介し始めてから4回目になります。本日は霜月の30日なので、このシリーズは終えてあらためて別の企画を考えます。今年は夏場に異常な猛暑が続いた上に、5~6月にミヤマムギランの生育に重要な鉢を従来の軽石鉢からスリット鉢へ替えるという冒険をしたためか、芽出しや成長がいつもの年と違っているように感じます。本日は栽培鉢数が一番多い「大影(おおかげ)」の最近の姿を紹介いたします。大影を含む東側のミヤマムギラン置場11月13日に撮影浅いプラ籠に3号スリッ
今朝の当地市原はかなり冷え込みました。昨日は法事で上京し、遅く帰宅しましたが、未だ気温は高く、今朝の予想気温も7℃ということだったので、暖房は入れずに寝てしまいました。6時過ぎに起きて温室内の温度を見ると、3℃になっていました。カトレアなど洋蘭に厳しい温度なので、直ぐに暖太郎2台を点火し、電気ヒーターも入れました。暖太郎の点火後に昇温し始めた日の出前の温室内11月29日6時20分南西の隅の暖太郎と電気ヒーター北東の隅の暖太郎少し時間が経過した後の暖太郎とミヤ
11月23日(勤労感謝の日)に千葉県富貴蘭会の今年最後の交換会が、四街道市の文化センターで開催されました。風蘭・富貴蘭の交換会ですが、参加者を増やすために従来から行っている山野草など風蘭以外の出品5点までOKが、今年から全てOK(一回り15点)となり、大勢の人が集まりました。私は風蘭の出品できるものがほとんどなかったので、ミヤマムギラン、セッコクを出したところ、かなりはけました。四街道文化センターの会場競りは午前中に全てが終わり、昼食後に精算して解散しました。即売品
ミヤマムギランの今秋の芽出しを紹介し始めてから本日で3回目になります。私の栽培歴や今年行った鉢替えについては前2回の記事に触れましたので、本日はそれらを省略して本題に進むことにいたします。「白牡丹(はくぼたん)」兄弟株の4鉢11月13日に撮影新芽は純白に出て、成長とともに白い葉に緑が載って来ますが、葉の先端には白色が残るのが特徴です。同じ芸をする異名同種品に「残雪(ざんせつ)」があり、京都ミヤマムギラン会の銘鑑にはこちらの名が載り、白牡丹の名称は見られ
ミヤマムギランの栽培を始めて10年以上になります。40年以上栽培している風蘭と比べると、最初は作り方がよく分からず、初期にかなり枯らしました。素焼鉢から軽石鉢に替えて生育がよい時もありましたが、栽培鉢数が多くなって軽石の粗密の栽培への影響、異質の鉢の流通の難しさ、軽石鉢の入手難などが問題になって来て、本年5~6月にスリット鉢への切り替えを集中的に行いました。その後の異常な猛暑で古葉がかなり落ちましたが、枯れた株はほとんどなく、秋になって新芽が出始め、各品種独特の葉芸が楽しめる
ミヤマムギランの栽培を始めて10年以上になります。40年以上栽培している風蘭と比べると、最初は作り方がよく分からず、初期にかなり枯らしました。素焼鉢から軽石鉢に替えて生育がよい時もありましたが、栽培鉢数が多くなって軽石の粗密の栽培への影響、異質の鉢の流通の難しさ、軽石鉢の入手難などが問題になり、本年5~6月にスリット鉢への切り替えを集中的に行いました。その後の異常な猛暑で古葉がかなり落ちましたが、枯れた株はほとんどなく、この秋から来春にかけて回復して来ると予想しています。現
10月に入って朝晩の気温が下がって一気に秋が来ました。今朝の6時前に温室内に朝陽が射し入って、室内外が独特の雰囲気になりました。記事の材料がないので、今日は朝の温室内外の様子を紹介します。温室内外の6画像10月7日6時頃に撮影入口から温室内の東南方向を見る西側から見た吊り枠の風蘭と下のミヤマムギラン置場南西の角から見た吊り枠の風蘭と下のセッコク置場(雨天、冬期用)外棚のセッコクと洋蘭の斑入り種の置場東北の隅のカンアオイ置場北側から覗いた棚下のクンシラン置場手
朝晩の気温が大きく下がって、急に秋の気候になって来ました。今年は夏の猛暑が9月も衰えずに月末まで続いたために、温室内の植物が苦しみ、水遣りの管理に大変苦労しました。ミヤマムギランは5月~6月に、軽石鉢からスリット鉢へ替える大きな転換を行いましたので、猛暑の影響を受け、9月に入ってから葉落ちが多くなっています。10/3にミヤマムギラン全鉢への水遣りと細部の確認を行った際に、一部の鉢の配置替えを行いました。水遣り作業中のミヤマムギラン置場10月3日朝に撮影低濃度の液肥を含む水
以前風蘭の交換会で何回か会ったことのある東京のМさんから、ミヤマムギランが欲しいと8月31日に電話が来ました。猛暑の中を来るのは大変だろうから、涼しくなってからにしたらと話しましたが、最近ミヤマムギランに興味を持ち、いろいろと調べていて、早く欲しいとのことで、あまりの熱心さに9月1日の来宅に応じました。軽石鉢からスリット鉢へ切り替えて約3ヶ月が経ち、これまでの経過観察を元にしっかりした株を選んで渡せば問題はないと判断して応ずることにしたのです。先方の希望は覆輪品種で、枯らしてしまう
9月に入っても猛暑が続いて辛いですね。温室の管理も相変わらず苦労しています。それでも朝夕の気温が下がり、朝は25℃位になってしのぎやすくなりました。今朝の5時半頃、温室内に朝の光が入っていつもと違った雰囲気になりました。現在記事の材料がないので、今朝の温室内外の様子を載せることにしました。画像にゴーストが出ていますが、ご寛容ください。温室内の温度計9月2日5時半頃に撮影上が室内、下が室外温まもなく朝日が射し込み始めました外棚の様子上段のセッコク下段
ミヤマムギランの栽培は十余年になり、鉢は最初に素焼鉢、次いで最近まで軽石鉢を使いました。入院手術を契機として、鉢の均一性や水持ちのよさから、スリット鉢へ6月末までに全面的に切り替え終えました。不要になった大量の軽石鉢については、私自身が再利用する用途がないので、それらを洗浄して山野草の交換会の競りへ出すことにしました。使用済みの軽石鉢と洗浄の準備8月26日に撮影大中小の使用済みの軽石鉢が200個ほど出て、各種植物の搬送に使っている折り畳み式の籠5個に収納しています。外してか
ミヤマムギランの栽培は十余年になり、使用する鉢については最初に素焼鉢、次いで最近まで軽石鉢を採用していました。今夏の入院手術を契機として、鉢の均一性や水持ちのよさなどから、スリット鉢へ全面的に切り替えることにして、5月下旬から始めて6月末に終了しました。その後2ヶ月ほど経ちましたが、酷暑が続いているにも関わらず、ひどい葉落ちや枯れ込みはなく、それぞれの株がスリット鉢に馴染んだように見えます。軽石鉢で約200鉢を保有していましたが、切り替え時の株分けによりスリット鉢では250鉢ほどに