シンガーソングライターの加藤登紀子が、名曲『ひとり寝の子守唄』誕生の原点となった東大紛争での体験を語った。加藤は安田講堂前で歴史的な衝突の瞬間を見届けていた。目の前では、学生が機動隊に殴られる緊迫した光景が広がっていた。しかし加藤の胸に湧き上がったのは、怒りや敵意ではなく「そんなことで人が分断されてはいけない」という強い思いだったという。「分断を超えていく歌を歌うのが歌手なんだと思ったんです」と語り、その決意のもとに生まれたのが『ひとり寝の子守唄』だった。加藤は「この歌を、機動隊の人にも聞いてほ