シベリウスの交響曲第6番は、最後の交響曲となった第7番と並行して書き進められ、第7番とはまた違う、作曲者独特な交響曲の到達点だと私は思います。この曲は好き嫌いで言えば、むしろ嫌いな方の曲でした。なぜなら、第1楽章の唐突な終わりといい、何かとりとめのないような感じが、次の第7番に手を伸ばしていました。ところが、残雪が残る冬の冷たい空気の中で(私、新潟市に住んでいます)この曲を聴いた時に、北欧の澄み切った風と景色が思い浮かび、それ以来聴くようになりました。特に、第4楽章は素晴らしい!宗教的な響きを感