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自然豊かな北海道で育った天然蝦夷鹿だけで作った、ハリネズミの隠れ家オリジナル商品『福鹿寿(ふくろくじゅ)』を、本日より当店のオンラインショップにて販売を開始いたします。福鹿寿(哺乳小動物用ごはん)ふりかけ北海道の自然で育った天然の蝦夷鹿の肉と骨で作ったごはん(ふりかけ)になります。鹿肉は高タンパク・低カロリー・豊富な栄養素と他の食材に比べると非常にヘルシーなものになっています。高タンパク・低カロリー・タンパク質は丈夫な体と筋肉をつくる役割があり、健康づくりに欠かせない大切な栄養素です。・鹿肉は
今までにも腎臓病に関する投稿を何度もアップしておりますが、動物たちの体調が悪くなってから動物病院に駆け込み、腎臓が悪くなっている診断されようやくどうしたら良いのかと悩むようになります。ハリネズミちゃんに関しては、腎臓病の症状が見られた時、ほとんどの場合が手遅れになるというのが当店のアフターケアなどからわかっております。まずは、腎臓病のステージから早期に腎臓病を疑う必要があることを覚えておくと良いかと思います。ステージ1身体的な症状は見られない。血液検査でも異常が見られない。尿検査で
よくタンパク質を摂ると太ると言われたり、タンパク質を摂った方が良いと言ったりと、タンパク質を摂る方が良いのか悪いのか、はっきりと分からないことが多いかと思います。今回はそんなタンパク質って一体どのように体に作用しているのかについて書いていきたいと思います。タンパク質は、アミノ酸が鎖状に多数連結してできた高分子化合物のことをいいます。では、体にとってどういうものになるかと言いますと、タンパク質は、筋肉、臓器、血液、皮膚、髪、歯、爪など体のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素になります。さら
生きているものすべてにおいて老化は必ず存在します。けれども、その進行速度を抑えることが出来れば家族として一緒に過ごす時間も長くなるかと思います。大切な家族と少しでも同じ時間を共有するために何ができるのか?今回は老化の進行速度を抑えることについての私見を書いていきたいと思います。老化の進行速度を抑えようと思えば、活性酸素を抑えることが必要になります。この活性酸素を抑える能力が低下する原因が老化そのものになります。つまり、歳を重ねていくうちに抗酸化作用が低下し、活性酸素を抑える能力が低下し
今回は前回の続きである自律神経からくる動物たちの症状について考えていきたいと思います。当店の観察や研究からわかったことに対する私見を書いていきたいと思います。自律神経は病気と密接な関係にあるということは前回の投稿にも書きましたが、いったいどのような症状が見られるのでしょうか?大きく分けると・元気がなくなる、食欲不振・嘔吐、下痢・脱毛や切れ毛・膀胱炎・常同行動などがあります。これらの症状はストレスからくると言われているものと似ていませんか?すなわち、ストレスと自律神経は密接な
今回は前回の続きである自律神経がなぜ乱れてしまうのか?その原因について、当店の観察や研究からわかったことについての私見を書いていきたいと思います。なぜ、自律神経が乱れるのか?自律神経に影響があることがわかっている原因についてご紹介いたします。まず、自律神経に影響がある原因は大きく2つの要素に起因しています。それは、【季節・環境に関係する要素】と【生活に関する要素】に分けられます。【季節・環境に関係する要素】には、気温、湿度、気圧、日光照射時間があります。これらは、季節の変わり目と
何となくわかっていそうでわかっていない神経。今回は病気と密接な関係にある神経についての私見を書いていきたいと思います。そもそも神経とは何でしょうか?神経は体の各部にある組織と脳を繋ぐネットワークのことを言います。神経は大きく2つに分けられ、脳や脊髄にある中枢神経と全身にある末梢神経があります。そして、末梢神経は体性神経と自律神経の2つに分けられます。さらに自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経と副交感神経はバランスをとりながら働いています。理想的なのは、交感神経と
寒くなるとペットヒーターなどの暖房器具で体を温めているかと思います。今回は体の内側から温める方法についての当店での経験などを書いていきたいと思います。体を温めるというのは代謝を上げるということと同じようなものであるため、炭水化物・タンパク質・脂質を含むごはんを食べるのが良いかと思います。また、発汗作用を引き起こすビタミンの摂取も大切になります。炭水化物は、穀類やイモ類などに多く含まれているので、グラインフリーのごはんは炭水化物が入っていない、もしくは少量になっていますので、冬場に与えるご
冬場になると外気温も下がることから体温も下がりやすくなります。動物の体が冷えるということはどのようなことになるのでしょうか?当店の観察や研究からわかったことについての私見を書いていきたいと思います。人間の場合、体温が下がると血流が悪くなることから、免疫力の低下が見られるようになります。また、体内に異物を見つけたとしても、それらを駆除してくれる白血球がすぐに集められなくなることから、ウイルスや細菌に負けてしまい病気を発症しやすくなってしまいます。白血球はウイルスや細菌といった外的からの侵入
ハリネズミちゃんに限らず、動物を家族としてお迎えされていらっしゃる方は、今の健康がずっと続けば良いなと思っておられると思います。命あるもの、必ず最期を迎えることになります。ただ、その最期をどのように迎えるのか?それは突然なのか、それとも天寿を全うするのかは誰にもわかりません。ですが、今ある身体は日々摂取しているごはんの中に含まれている栄養素で出来ておりますので、どのようなごはんを食べているかによってその運命も変わってくると思っています。添加物というのは体にとって必要な栄養素を補ってくれ
冬場に入り体重が減るハリネズミちゃんもいてるかと思います。この体重の減少が何からきているのかを考えることで体調の良し悪しを見極めることができるようになります。今回はハリネズミの体重減についての私見を書いていきたいと思います。冬場になるとなぜか体重が減少するハリネズミちゃんたちがいております。この理由は外気温の低下による代謝量の減少であることが多いです。ケージ内の温度が適温であっても何故か代謝量が減るということがあります。これはペットヒーターなどによる温める能力が、外気温の低下に追いつ
冬も本番に近づきハリネズミちゃんにとっては寒い日がやってきました。ハリネズミの飼育には欠かせないペットヒーターその使い方を間違えると、ハリネズミちゃんが怪我をするだけでなく、命の危険性もあります。今回はハリネズミちゃんに使用するペットヒーターについての私見を書いていきたいと思います。ハリネズミによく使用されるペットヒーターは①床面に敷くペットヒーター②天井や側面に吊り下げるペットヒーターの2種類があります。①床面に敷くヒーターは、大きく2つに分かれます。ケージ内に入れて敷くタイプ
動物をお迎えすると当たり前のように購入しなければならないペットフードですが、それって本当に体にとって良いのか?ということを深く考えられている方はごく少数だと思います。今回はハリネズミちゃんだけに限らず、動物に与えるペットフードについての私見を書いていきたいと思います。当店では、ハリネズミちゃんやエキゾチックアニマル用のペットフードやサプリメントを開発・販売しております。なぜ、そのようなことに至ったのか?それが、今回のテーマにも繋がってくる部分になってきますので、最後までお付き合いいただけ
日中もひんやりとした時間が増えてきました。ハリネズミちゃんは熱帯地帯から温帯地帯にかけて生息していますが、日本で飼育されているヨツユビハリネズミ(ピグミーヘッジホッグ)は、冬眠をすることがない生き物ですので熱帯地方が生息地となります。この熱帯地帯という場所は、年間の平均気温が摂氏20℃以上で、最寒月の平均気温が摂氏18℃以上の地帯のことを表しています。もともと熱帯地帯に生息するハリネズミちゃんを飼育しようと考えると、最低でもこの熱帯地帯と同じような温度管理をしなければならないことがわかるか
ふらつき症候群はハリネズミちゃん特有の病気ですが、その原因というのは未だ医学的にも解明はされておりません。今回は、当店のアフターケアなどから考えられるふらつき症候群についての私見を書いていきたいと思います。ふらつき症候群に関しましては、何度も当店のブログやInstagramにて書かせていただきましたが、最近では1歳を迎える前にふらつき症候群になるハリネズミちゃんも出始めています。他店舗でお迎えされたハリネズミちゃんからの相談で多い、若いハリネズミちゃんのふらつき症候群ですが、これは、おそら
秋になると難しいのが朝晩の温度管理になります。今回は朝晩の冷え込みによってどのような体調の変化が見られるかについての、私見を書いていきたいと思います。この時期になると体調を崩して病気になったりするハリネズミちゃんが多くなってきます。なぜ、体調を崩しやすいのか?当店で集めたデータをまとめると以下のようなケーズの場合に体調を崩したというご相談を受けることが多いです。①ケージ内の温度が25度以下になっている②日較差が8度以上あった日③ケージ内の1日の温度変化が5度以上あった日いずれの場
秋となり涼しい夜になってきました。季節の変わり目による体調変化のほかに、地肌にも変化が現れやすくなってきます。今回は、季節の変わり目による地肌の変化についての私見を書いていきたいと思います。夏の湿度により地肌がボロボロになることがあるハリネズミちゃんですが、実は秋の涼しさでも地肌がボロボロになることがあります。それは、温度変化により免疫力が低下することにより、地肌の代謝が落ちて地肌がボロボロになることがあります。地肌がボロボロになると、それを餌としたダニが増えることがあります。また、免
ハリネズミちゃんを抱っこした時に身体が冷えていることはありませんか?今回は代謝について、私見を書いていきたいと思います。何らかの理由でごはんを食べなくなると、代謝が落ちて体温が下がるといったことが見られるようになります。ペットヒーターや暖房器具を使っているにも関わらず、ハリネズミちゃんの腹部がひんやりと冷たく感じた時は、要注意と思っていただけたらと思います。冷たく感じるという目安は、人間の手のひらや指の温度よりもひんやりしていれば、体が冷えていると思っていただけたらと思います。体が冷え
動物は偏食することがあるというのが一般的な認識かと思います。また、偏食のことでたくさんのご相談を受けることがあります。今回は偏食についての私見を書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんが一見元気そうに見えるにも関わらず、ごはんを食べないといったことを経験された方は多いかと思います。このような場合、ほとんどの方が取る行動として他のフードを試してみるといった行動があります。しかし、この行動にはリスクが伴います。それは、普段食べていない食事をすることで、腸内環境が乱れやすく、下痢などの症
まだまだ日中は暑さも残っていますが、真夏の暑さも和らぎ過ごしやすい季節となってきました。この季節の変わり目に起こりやすい身体の異変があります。今回はそのことについて書いていきたいと思います。季節の変わり目になぜ、体調の変化が起こるのか?それは、当店では温度変化や気圧変化による身体へのストレス(負担)が原因だと考えています。ワンちゃんやネコちゃんたちもハリネズミちゃんと同様に体調を崩すことがあります。症状としてみられるものとして、下痢、嘔吐、食欲不振などがあります。ハリネズミの場合は、
家庭で出来る治療なのにとてもシンプルな治療があります。今回はその治療法について書いていきたいと思います。医学的に根拠はないのですが、なぜかこの方法でごはんを食べるようになったり、元気になったりすることがあります。この方法は、毎日家庭でも出来るといったことが最大のメリットになります。それに、薬などを使う必要もないため、副作用も全くありません。そんな方法にも関わらず、なぜ浸透しないのか?そもそも、その方法とは一体どういうものなのか?治療のことを別名、何と言われているのかわかりますでしょ
ハリネズミちゃんの病気で、あまり意識をされないところとして、肝臓の病気があります。今回はハリネズミちゃんの肝臓の病気について書いていきます。ハリネズミちゃんの肝臓で多い疾患は炎症や脂肪肝や腫瘍になります。炎症については、どこの部位でも同じと考えていますが、細菌やウイルス感染、そして添加物によることがその原因だと考えています。炎症が慢性化し肝炎、そして肝硬変、肝がんへと進行することがあります。脂肪肝については、食べ過ぎによる肥満が原因であることが挙げられます。こちらに腎臓と関連して肝臓
ハリネズミちゃんがごはんを食べなくなってしまった時には、シリンジやスポイトなどを使って強制給餌を行わなければならない時があります。今回は、ハリネズミちゃんの強制給餌について書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんに限らず、シリンジなどで強制給餌をする時に気をつけなければならないことが誤嚥になります。ハリネズミちゃんの場合、誤嚥してしまうと命の危険性があります。だいたい、強制給餌をしなければならない時は、病気である、弱っているなど、十分にごはんを食べるだけの体力がない場合が多いです。た
ハリネズミちゃんに限らず、爪のある動物たちは爪切りが必要になります。今回は爪切りについて書いていきます。ハリネズミちゃんの爪切りは、健康を維持していく上でも非常に大切になってきます。爪切りを放置した場合①巻き爪になり皮膚に爪が食い込む恐れがある②爪の中に排泄物が溜まり炎症を引き起こすことがある③爪真菌になる可能性がある④歩くバランスが崩れる可能性があるなどがあります①巻き爪になり皮膚に爪が食い込む恐れがあるお写真のように爪が伸びすぎると、ぐるっと一周回り、爪の先が足裏に刺さっ
ハリネズミちゃんの飼育方法が、ネットやInstagramなどのSNSで色々と投稿されるようになったことから、一時期言われていた3歳の壁というのは簡単に乗り越えられるようになってきた感じがします。今回は3歳を超えたハリネズミちゃんたちにはどのようなケアをすれば良いのかについて書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんは、3歳を超えるとシニアと呼ばれる時期に突入します。高齢のハリネズミちゃんで気をつけなければならないことが、①運動量が低下する②免疫力が低下する③与えるフードに気をつける
ハリネズミちゃんがいつもと様子が異なると思った時に動物病院に連れて行かれることがあるかと思います。病院に行くとお薬が処方されることが多いですが、お薬というのは対症療法と原因療法の2つの考えがあることをご存じでしょうか?今回はこれらについて書いていきたいと思います。人間の場合で考えると想像しやすいかと思いますが、例えば風邪を引いた時の発熱や痛みの症状を抑える治療法が、世間一般的に思われているお薬の使い方で、これを対症療法といいます。あくまで、その症状を一時的にお薬で抑えているだけのことにな
ハリネズミちゃんが背中や腹部を掻いているといったご相談も非常に多いです。今回は、ダニやフケや真菌などで皮膚トラブルが見られないのに背中や腹部を掻いている原因について書いていきます。ハリネズミちゃんが背中や腹部をしきりに掻いているとダニや真菌などの皮膚トラブルがあるのではないかと思い、動物病院で診てもらおうと考える方もいらっしゃるかと思います。そして、獣医師にダニや真菌の検査をしていただいても異常が見られず、なぜ背中や腹部を掻いているのかその原因がわからない場合があります。その原因を突き止
ハリネズミちゃんの尿に血が混ざっているというご相談も非常に多いです。女の子の血尿の場合、子宮の病気によることが多く、子宮を摘出手術をすることで治ることが多いです。今回は、男の子の血尿の場合について書いていきたいと思います。男の子の血尿の大半が膀胱炎になります。膀胱炎は、ストレスや免疫力の低下によって細菌感染し病気を発症することが多いです。また、不衛生な環境下でよく見られます。ハリネズミのストレス原因として最も多いのが、温度変化によるストレスになりますが、それ以外にも環境の変化や音などに
ハリネズミを飼育していく上で特に大切なことは、温度管理や湿度管理になります。動物たちにとって適切な環境を作ることは、命を守るということに繋がります。もともと日本に生息していなかった動物などは、本来いた場所の環境を人工的に作り上げていく必要があります。それが、愛情を持って動物たちを育てていくということだと思っています。今年の夏は例年に比べて非常に暑く湿気も高い傾向にあります。高温多湿で起こる症状として真っ先に思いつくのが、当ブログをご覧いただいている方はすぐに分かるかと思いますが、ダニや
ふらつき症候群で見られる初期症状として、脚の甲が地面に引きずって歩いているといった様子が見られることが多いのですが、それ以外にも脚が動かなくなる場合があります。今回はそのような症状についての、私見を書いていきたいと思います。ふらつき症候群については、過去の投稿もご覧いただけたらと思います。『ハリネズミちゃんのふらつき症候群(WHS)』最近では滅多に見られなくなった、ふらつき症候群ですが、致死率が高く未だ原因が特定出来ておらず治療法も確立出来ていない神経系の病気です今回は、このふらつき症候群